スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースをまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。ソフトバンクの「SoftBank 光 Netflixパック」や、Android 12と13に備わる緊急発信機能の不具合など3つの話題をお届けする。
※本記事中の価格は税込みで統一している。
ソフトバンクは、Netflixとの協業による新たなパッケージサービス「SoftBank 光 Netflixパック」を、2023年1月18日に開始する。これは、ソフトバンクの固定回線サービス「SoftBank 光」あるいは「SoftBank 光・10ギガ」と「Netflix」の両方を契約している場合に、月額110円の割引を受けられるというもの。「Netflix」の「プレミアム」、「スタンダード」、「ベーシック」の3プランのいずれでも適用可能だ。なお、“ソフトバンク”ブランドの「おうち割 光セット」や、“ワイモバイル”ブランドの「おうち割 光セット(A)」といった固定回線のセット割引とも併用できる。
また、「SoftBank 光 Netflixパック」の提供開始に合わせて、「はじめようSoftBank 光 Netflixパックキャンペーン」を1月18日から実施する。このキャンペーンは、「Netflix」の「プレミアム」、「スタンダード」、「ベーシック」の3プランにおける、契約初月の月額料金相当の割引を行うほか、契約2か月目と3か月目についても、「プレミアム」プランなら月額990円、「スタンダード」プランでは月額500円の割引を実施する。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各社は、2023年1月6日、Android 12以降のOSを搭載するスマートフォンを使用しているユーザーに向けた告知を行った。
この告知によると、Android 12以降のOSを搭載するスマートフォンに備わる緊急発信機能(電源ボタンを立て続けに5回押すことで110番に緊急発信する)に欠陥があり、意図せずに110番に発信する場合があるとのこと。対策として、この機能をオフにする方法が案内されている。
緊急発信機能をオフにするには、設定画面から「緊急情報と緊急通報」→「緊急SOS」と進み、「緊急SOSの使用」のトグルをオフにすればよい。
「緊急SOS」の設定画面。スマートフォンによっては名称や設定のある階層が異なる場合が想定される。その場合、「緊急SOS」や「緊急通報」といったキーワードで設定画面を検索するとよいだろう
NTTドコモとKDDIは、2023年2月14日に実施する「DAZN」の料金改定を受けて、「DAZN」をバンドルした料金プランの内容変更を発表した。先に発表されたNTTドコモの「dアニメストア」の料金改定と合わせて解説しよう。
NTTドコモの「DAZN for docomo」は、2023年2月14日以降に契約したユーザーの月額料金を現状の3,000円から3,700円に改定する。なお、既存の契約ユーザーについては料金を据え置く。
KDDIは「DAZN」のアカウントをバンドルした”au”ブランド料金プラン「使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」と「使い放題MAX 5G ALL STARパック」の改定を2023年3月1日より実施する。これにより「使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」は、現状の8,338円から9,768円へ、「使い放題MAX 5G ALL STARパック」は、現状の9,988円から10,428円へそれぞれ値上げされる。
なお、両プランともに既存の契約ユーザーについても3月の利用分から新料金が適用される。
KDDIのオンライン専用ブランド”povo2.0”のトッピングとして用意される「DAZN使い放題パック(7日間)」を、3月1日より現状の760円から925円に改定、165円の値上げを実施する。
NTTドコモは、アニメのサブスクリプションサービス「dアニメストア」の月額料金を、2023年3月1日より現状の440円から550円に値上げすると発表している。
FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。