コンセントにつなぐだけで、高速のインターネット環境を実現できるホームルーター。検証によってわかったホームルーターとの強みと弱点、失敗しない選び方をズバリ解説します。あわせて、価格.comオリジナル特典を用意した割安なサービスを紹介!
監修担当:佐野正弘さん
福島県出身。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。

工事不要で場所を選ばず、買ってすぐ利用できるのがホームルーターの魅力。料金も光回線と大きく変わらないので、SNSや動画視聴などがメインなら十分役立つでしょう。
コンセントにつなぐだけで簡単にインターネット回線を実現できるのがホームルーターの最大の特徴です。スマートフォンと同じ4Gや5Gのモバイル回線を使ってインターネットに接続できるため、通信速度もヘビーな使い方でない限り十分。月々の料金も、光回線やポケット型Wi-Fiと大きく変わりません。
ホームルーターに必要なのは電源コンセントだけ。オンラインで契約すれば最短で翌日にはルーターが到着し、すぐにインターネットが使えます。店頭の手続きなら契約したその日に使い始めることもできるでしょう。ユーザーが設定するのもWi-Fi接続だけなので、箱から取り出してほんの数分で使えるのが大きな魅力です。
マンションなどの集合住宅や賃貸物件では、光回線に必要な工事ができない場合があります。その点、ホームルーターは工事不要。契約して工事の日程を決めて……などのややこしい手続きは一切必要ありません。
今住んでいる場所からほかの場所に引っ越す際も、ホームルーターは住所を再登録するだけ。それさえ済めば、ふたたびインターネットが使えます。光回線の場合は、そもそも利用中のサービスが引っ越し先でも提供されていないとほかのサービスを新規で契約しなければいけなかったり、回線の工事が必要だったりと、かなり面倒。そのための準備も引っ越しのかなり前には始めなければいけません。こういった面倒なことを考えなくていいのもホームルーターのメリットです。
ホームルーターの通信速度がいくら速いとはいえ、スマートフォンと大きくは変わりません。そのため、スマートフォンやパソコン、テレビなど複数のデバイスをインターネットにつなげる人、家族など複数人が同時にインターネットを利用する人などは注意が必要です。
実際に主要4事業者のホームルーターで通信速度を測定した検証では、平均的な4Gの場合、YouTubeでフルHDの動画視聴を同時に4台行うと、時間帯によって読み込みが途中で止まるといったことが目立ちました。ただし、5Gに対応しているエリアであれば、4K動画を4台同時に再生しても快適に視聴できる場合もありました。
自分の居住エリアが4Gしか対応しておらず、かつ、接続機器の数や、同時に利用する人数が多い人は、ホームルーターを避けるべきでしょう。
ホームルーターはいくら5Gエリアでも通信の安定性や遅延において光回線に劣ります。そのため、オンラインゲームを遊ぶ人は注意が必要です。特に、アクションゲーム、FPS、格闘ゲームなど、遅延が大きな影響を与えるオンラインゲームを遊ぶ人は、ホームルーターを避けたほうがいいでしょう。
光回線とホームルーターではアップロードの速度が違います。光回線なら、ダウンロードと同水準、100Mbps以上の速度が期待できます。しかし、ホームルーターは光回線に比べるとアップロード速度が非常に遅いです。
今回行った検証でも、ホームルーターのアップロート速度は5Gエリアで10Mbpsなら上等、4Gエリアだと5Mbps前後でした。動画配信やデータの納品のような、仕事目的なら光回線を選びましょう。
これまで解説してきた特徴を理解して、ホームルーターの導入を決めたら、次は実際のサービス選びに取りかかりましょう。
ホームルーターは、使用するネットワークによってNTTドコモの「Home 5G」、KDDIとその系列企業、UQ コミュニケーションズの「UQ WiMAX」、ソフトバンクの「SoftBank Air」、楽天モバイルの「Rakuten Turbo 5G」の4種類があります。なお、「UQ WiMAX」と「SoftBank Air」は、直営以外に他社による割安なサービスがあります。
これら4サービスの特徴や違いはあるのでしょうか? さらに比較したのが以下の表です。
4回線とも通信容量は使い放題ですが、短期間に使いすぎると一時的な速度制限が発生する場合があります。使い勝手の違いは提供エリアの広さで、NTTドコモとUQ WiMAX(別料金の「プラスエリアモード」加入時)はスマートフォンとほぼ同じ。SoftBank Airと楽天モバイルは、スマートフォンより電波が届きにくく提供エリアが狭くなります。
ホームルーターを選ぶ場合「どこが速く快適なのか?」が気になるところです。今回は、首都圏4か所で、NTTドコモ、UQ WiMAX、SoftBank Air、楽天モバイル各社のホームルーターを使い比べて、特徴や傾向などに迫りました。
計測は、お昼休みや通勤時間帯、夜8時〜12時の混雑する時間帯を外した平日の日中に行っています。複数回計測し、いちばん良好な結果だったものをピックアップしています。表中の赤い文字の速度は、今回行った検証において一番速かったものを表しています。いっぽう青い文字の速度は一番速度がでなかったものです。同じサービスでもエリアが違えば何十倍もの速度差が現れました。
通信速度は設置するエリア次第で、高速5Gエリア内なら光回線に迫る速度も期待できます。速度が出ないと感じたら、家の中でより電波環境のいい場所に移動してみるのもおすすめです。
・利用エリアの相性がとても大きい
・5Gエリアは速い
・常時30Mbpsの速度があれば動画視聴の不満は少ない
今回は4か所で検証しましたが、提供エリア内でも各サービスで通信速度にばらつきが見られました。たとえば、NTTドコモ「Home 5G」は川崎市で400Mbps以上の超高速を記録。しかし、渋谷区では10Mbpsとかなり低速で、フルHDの動画再生も、あまり快適ではありませんでした。
いっぽうで、ネットワークの品質が不利と言われている楽天モバイル「Rakuten Turbo 5G」でも、渋谷区なら160Mbps以上のスピードでした。なお、検証を通じてフルHDの動画が快適に再生できるには常時30Mbpsの速度が維持されていることがポイントでした。
そのため、この4社の回線のうち相性のいいものを選ぶことが重要です。その基準のひとつに、5Gエリアがあります。今回行った検証で、5Gエリアなら上記の30Mbpsの速度を超えやすくかなり快適で、わかりやすい基準になりそうです。
ただし、5Gは本来の性能を持つものと4Gと変わらないものが混ざっていることがあります。ちょっと難しい話ですが、そんな違いも各社のエリアマップを見ると両者を見分けることが可能です。たとえば、UQ WiMAX系と、SofoBankAir系は4Gと変わらない速度の5Gエリアが多く含まれています。
各社の高速5Gのエリアはこちらのページで確認できます。
エリアマップの濃いピンク色の部分「5Gエリア(4.5GHz、3.7GHz)」が高速5Gエリア
エリアマップの濃いピンク色で示された「5G Sub 6」が高速5Gエリア
エリアマップの濃いピンクで塗られた「SoftBank 5G<3.7GHz>」が高速5Gエリア
エリアマップの緑色で塗られた「楽天回線 5G Sub 6」が高速5Gエリア
ホームルーターをお得に使う・選ぶポイントを紹介します。
価格.comには、独自のキャッシュバックや割引きなどで数万円規模の特典が受けられるプランがあります。通信品質やルーターなどは公式のプランと変わらないので、各社のサービスと直接契約するよりも価格.comを経由したほうがお得です。
UQ WiMAXは、契約前に無料で15日間のお試しができます。どこを選べばわからない、ホームルーターの使い勝手を知りたいなら、まずこのサービスを試すのがよいでしょう。
ホームルーターの価格競争は特典の数と質で行われます。ただし、そうした特典の多くは契約後2年か3年のタイミングで終了します。サービスの乗り換えをするならそのタイミングがよいでしょう。そのタイミングなら5Gエリアの拡張やルーターの性能向上にも期待できます。
<基準1>NTTドコモ、UQ WiMAX系、SoftBank Air系、Rakuten Turbo、各回線の代表的なサービス
<基準2>上記4回線のうち複数の事業者を選べるものは、価格.comで最も人気の高い(特典が手厚い)サービス
これらの選び方をふまえて、特典が強力でお得なホームルーターのサービス・プラン6種類を紹介します。
※ 掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
※ 掲載している商品やサービス等の情報は、価格.comにて掲載されている2025年12月1日時点の情報をもとに作成したものです。
※ キャンペーン・特典は、予告なく変更、終了、または期間が延長される場合があります。
※ 各種割引や特典は事業者より提供されます。お申し込みの際は事業者による注意事項や規約等をよくご確認の上お手続きください。
| プラン | 事業者ロゴ | 月額料金 | 詳細を見る | 特典の総額 | 最低契約期間 | 使用する回線 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カシモWiMAX 5Gギガ放題縛りなしSA端末プラン 契約期間なし | ![]() |
1,408円(契約初月) 4,818円 |
詳細を見る価格.comへ | 68,348円相当 ※2年間で適用となる特典の総額です |
なし | UQ WiMAX回線 |
| モバレコAir 5G対応 契約期間なし | ![]() |
5,368円 | 詳細を見る価格.comへ | 165,008円相当 ※4年間で適用となる特典の総額です | なし | SoftBank Air回線 |
| Rakuten Turbo 5G | ![]() |
4,840円 | 詳細を見る価格.comへ | 61,616円相当 ※4年間で適用となる特典の総額です | なし | Rakuten Turbo回線 |
| UQ WiMAX WiMAX +5G ギガ放題プラスS 契約期間なし | ![]() |
5,280円 | 詳細を見る価格.comへ | 30,646円相当 ※3年間で適用となる特典の総額です | なし | UQ WiMAX回線 |
| SoftBank Air 5G対応 契約期間なし | ![]() |
5,368円 | 詳細を見る価格.comへ | 126,707円相当 ※4年間で適用となる特典の総額です | なし | SoftBank Air回線 |
| NTTドコモ Home 5G | ![]() |
5,280円 | 73,260円(月々サポート使用時) ※2年で適用となる特典の総額です | 2年(月々サポート使用時) | NTTドコモ回線 |
月額4,818円(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず)
価格.com特典:68,348円相当(2年間で適用となる特典の総額)
月額料金の目安4,818円(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず)
提供エリア、全国
契約期間:制限無し
支払方法:クレジットカード
特典の詳細
・Amazonギフト券総額28,000円分プレゼント[2025/03/01〜]
・初月利用料金無料
・事務手数料無料
・端末分割払いサポート
適用条件や注意事項を価格.comで確認
UQ WiMAXのネットワークを使ったサービスで、エリアはUQ WiMAXと同じ4Gと5Gを使用します。月額料金は4,818円で、ホームルーター代は特典で実質無料。価格.com限定の特典も手厚く、総額28,000円相当のAmazonギフト券の進呈や、初月費用や事務手数料の無料など、合計で68,348円相当の特典を受けられます。
本サービスが対応している「5G SA」は、スマートフォンで一般的に使われる「5G NSA」より遅延が少ないのが特徴。ゲームでは威力を発揮するでしょう。なお、「5G SA」対応のエリアは、現在拡大を進めている最中です。
auの「auスマートバリュー」とUQ mobileの「自宅セット割」の対象にもなっているので、これらのスマホをと契約してる場合永年の割引きが受けられます。
月額料金(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず):5,368円
価格.com特典:165,008円相当(3年間で適用となる特典の総額)
提供エリア、全国
契約期間:制限無し
支払方法:クレジットカード、口座振替
特典の詳細
・36,000円キャッシュバック[2025/09/01〜]※価格.com特典
・ベリーハッピーキャンペーン[2025/08/28〜]※公式特典
・月額料1〜36か月目まで1,980円割引(月月割)※公式特典
適用条件や注意事項を価格.comで確認
SoftBank Air回線を使ったものとしては、価格.comで一番の人気プラン。価格.com限定の36,000円のキャッシュバックや、公式特典「ベリーハッピーキャンペーン」も魅力ですが、月額1,980円の割引きが36か月も継続するのは見逃せません。これらの合算で3年間165,008円の特典を受けることができます。
近ごろ、ルーターが「SoftBank Air」と同じ最新型のWi-Fi 7対応のルーター「Airターミナル 6」にアップデートされたのもうれしいところ。
ソフトバンクとワイモバイルのセット割引き「おうち割」の対象になっています。ソフトバンク系回線を使っているならさらにお得です。
月額料金(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず):4,840円
価格.com特典:61,616円相当(4年間で適用となる特典の総額)
契約期間:制限無し
提供エリア:全国
支払方法:クレジットカード、口座振替
特典の詳細
Rakuten Turboお申し込みで20,000ポイントプレゼントキャンペーン[2025/04/01 10:00〜]※価格.com特典
Rakuten Turbo 5G 製品代金実質0円キャンペーン[2025/03/04 09:00〜]※公式特典
適用条件や注意事項を価格.comで確認
楽天モバイルの4Gと5Gを使っています。楽天モバイルはネットワーク品質が課題ですが、今回の検証で、5Gエリアなら他社と比べても見劣りしない品質とわかりました。設置場所が5Gエリア内なら、魅力は一気に高まります。いっぽう4Gエリアは、パートナー回線エリアを使用しないため、スマートフォンよりもエリアは狭くなります。
楽天グループとの連携も魅力。楽天市場のポイント還元率がプラス2パーセント向上するほか、楽天モバイルのスマートフォンと契約すると永年で毎月1,000ポイントが還元される特典も用意されているなど、楽天ポイントのポイ活に効果的です。
料金や特典を見ると、代理店やMVNOはないので、選択肢は直営の1社のみ。ただし、価格.comを経由した契約では、ルーター代相当の月額867円を48か月割引きする「Rakuten Turbo 5G 製品代金実質0円キャンペーン」に加えて、契約2か月目に20,000ポイントの楽天ポイントを進呈するキャンペーンが加わり、よりお得な契約になります。
月額料金(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず):4,950円
価格.com特典:30,646円相当(3年間で適用となる特典の総額)
提供エリア、全国(UQ WiMAX)
契約期間:制限無し
支払方法:クレジットカード、口座振替
特典の詳細
・WiMAX +5G割[2023/06/01〜]※公式特典
・UQ WiMAXおトク割[2025/03/27 10:00〜]※公式特典
適用条件や注意事項を価格.comで確認
WiMAX純正サービスとなる「UQ WiMAX」の基本となるプランです。純正サービスであるメリットは、支払方法に口座振替が選べることと、auショップやUQスポットといった店舗のサポートが受けられる点です。
また、15日間無料でレンタルできるお試しサービスがユニーク。これを使えば、契約前に設置場所の通信状況が確認できます(手続きにクレジットカードが必要)。なお、契約はレンタルとは別に行い、レンタル用のルーターをいったん返却し、別途送られる新品のルーターを使用します。
使用できる割引特典は、契約後13か月間、月額682円を割引きする「WiMAX +5G割」と、ホームルーターの購入と新規の回線契約を同時に行った場合に21,780円を割引きする「UQ WiMAXおトク割」を用意。また、「auスマートバリュー」やUQ mobileの「自宅セット割」が利用できます。
月額料金(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず):5,368円
価格.com特典:126,707円相当(4年間で適用となる特典の総額)
提供エリア、全国
契約期間:制限無し
支払方法:クレジットカード、口座振替
特典の詳細
・ACE大感謝キャッシュバックキャンペーン(7,000円キャッシュバック)[2025/07/01〜]※価格.com特典
・SoftBank Air めちゃトク割[2025/08/01〜] ※公式特典
・月月割[2024/11/20〜]※公式特典
・Airターミナル6 最大2年サポートキャンペーン[2025/08/01〜]※公式特典
適用条件詳細を価格.comで確認
代理店を通じた契約ですが、サービスや料金はSoftBank Airの純正のものです。純正サービスならではのサポートが魅力で、SoftBankショップでの対面サポートが受けられます。また、支払方法に口座振替を選べるためクレジットカードがなくても契約が可能です。もちろん、ソフトバンクやワイモバイルの「おうち割」の対象です。
ネットワークはソフトバンクの4Gと5Gを使用しますが、4Gの電波にプラチナバンドが含まれていません。そのため、ソフトバンクのスマートフォンよりも設置場所は限定されます。なお、使用するルーター「SoftBank Air Airターミナル6」は、2024年に登場した最新型で、Wi-Fi7に対応。Wi-Fi7は速度だけでなく、新機能の「MLO」は複数の電波を組み合わせて、安定した接続を実現しているのも魅力です。
月額料金(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料含まず):5,280円
価格.com特典:なし
提供エリア、全国
契約期間:2年(月々サポート使用時)
支払方法:クレジットカード、口座振替
特典の詳細
・月々サポート(2年縛りでルーター代の73,260円割引き)
NTTドコモのホームルーター「Home 5G」は、スマートフォンと同じ電波を使うことで広いエリアを実現しています。ドコモのネットワークは近ごろ都市部の混雑が目立ちますが、5Gエリアは郊外にも着実に広がっています。
NTTドコモのスマートフォンを使っている場合「home 5G セット割」による割引きが適用されます。スマートフォンでドコモ回線を契約しているならお得感が増すでしょう。
NTTドコモ公式の販売が基本なので大きな割引きやキャッシュバックはありません。ただし、2年縛りの「月々サポート」を使えば、ルーターの料金に相当する73,260円の割引きが行われ、月々の通信料金5,280円だけで使うことができます。このほか、他社のホームルーターから乗り換える場合に、残債の補てんを想定した最大22,000ポイントのドコモポイント(期間・用途限定)を進呈する「『home 5G』乗り換え特典」が用意されています。
A.導入したホームルーターの通信がスムーズでないと感じるなら、インターネット検索でヒットするいずれかの「スピードテスト」を選び、時間帯を変えて何回か計測します。下りの速度が30Mbps未満が多いなら対策を考えてもよいでしょう。
ルーターを以下のように、電波をつかみやすい場所へ移動させると、速度が改善することがあります。
・見通しのよい窓の近くに設置する
・床より高い位置に置く
・金属製の家具から出す・離れる
設置場所を変えても効果がかんばしくないなら、解約を検討します。なお、契約から8日以内であれば、違約金不要で解約できる「初期契約解除」や、条件により端末も含めて違約金不要で解約できる「確認措置」といった、国が定めた制度を使っての解約が可能です。これらの適用方法や細かい条件は各社で少しずつ異なりますので、早い決断と行動がおすすめです。
A.ホームルーターは、あらかじめ登録した住所だけで使う規制があり、自由に移動させることはできません。ただし、サービス各社に新しい住所を再登録すれば、使い続けることができます。なお、再登録は”一定期間に何回まで”という条件がある場合があり、注意が必要です。
ここで取り上げたホームルーターはすべて有線LANのポートも設けられています。この有線LANを使ったインターネット接続が可能です。なお、有線LANのもうひとつの使い方として、より高性能なWi-Fiルーターをつなげる方法もあります。たとえばメッシュWi-FiやWi-Fi 7などこだわったWi-Fiを使いたい場合、有線LANポートにこれらの機能に対応したルーターを接続すれば使うことができるのです。
A.通信速度を低下させる理由はさまざまです。たとえば接続したサービスそのものが遅い場合、ネットワーク構成の点でサーバーが遠方にある場合、どれだけ良好なエリアのホームルーターや光回線でも速度向上は難しくなるでしょう。そうした場合、接続する時間帯を変えるなどの対策が必要です。
A.ホームルーターを選ぶなら、今後のエリア展開は非常に気になります。ひとつ言えることは、まだ都市部に集中している高速5Gエリアは今後、郊外エリアでも徐々に広がる可能性が高いということです。いっぽう4Gエリアがこれ以上広がることは考えにくく、4Gから5Gへの転換が進むと考えられます。