ノートパソコンを長く快適に使いたいのなら、メモリー容量16GBのモデルを選ぼう! 価格.comの膨大な製品データを使って、10万円未満(8万〜9万円台)の価格ながら16GBメモリーを搭載するモデルを徹底調査し、特にコストパフォーマンスの高い6機種を厳選しました。
※本記事に掲載する価格は、2026年4月2日時点の価格.com最安価格を参考にしています。すべて税込です。
16GBメモリーを搭載するお買い得な6機種をピックアップしました
メモリーの容量は、パソコンをスムーズに動作させるための重要なスペック。ひと昔前は容量8GBのメモリーを搭載していれば十分と言われていましたが、今は16GBが求められています。その理由をまとめます。
最新パソコンは基本システム(OS)にWindows 11を採用していますが、Windows 11は多機能になったこともあって使用するメモリー量が従来バージョンよりも増えています。OSが起動しているだけで大体3〜4GBのメモリーを消費します。ブラウザーで数十個のタブを開いたり、動画を流しながら作業したりすると、8GBメモリーではすぐに「作業スペース」が足りなくなり、動作がカクつく原因になります。
Windows 11の「スタート」ボタンをクリックした際の画面。Windows 11は従来バージョンよりも使用するメモリーの容量が増えています
最近はオンラインでの会議・講義が一般化していて、ZoomやTeamsで画面を共有しながら、ブラウザーで調べ物をしたり資料を作成したりする機会が増えています。こうした複数のタスクを同時に行う作業はメモリーを多く消費します。8GBメモリーでは心許なく、16GBあると安心できます。
Windows 11に標準で搭載された「Copilot in Windows」などの生成AI機能もメモリーを消費します。上記のような複数のタスクをこなしながら、さらにAIも活用するとなると、メモリー容量は多いにこしたことはありません。
Windows 11にはマイクロソフトの生成AI機能「Copilot in Windows」が用意されています。10万円を切る価格の格安モデルでも、「Copilot in Windows」を即座に呼び出せる専用キー(Copilotキー)を搭載する製品が増えてきました
| 製品 価格.com最安価格 | 画像 | 詳細を見る | 画面サイズ | 解像度 | 重量 | CPU | メモリー容量 | ストレージ容量 |
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詳細を見る価格.comへ | 15.6インチ | フルHD(1920×1080) | 1.63kg | Ryzen 5 7530U | 16GB | 512GB |
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詳細を見る価格.comへ | 15.6インチ | フルHD(1920×1080) | 1.63kg | Ryzen 7 7730U | 16GB | 512GB |
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詳細を見る価格.comへ | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | 1.54kg | Core 5 120U | 16GB | 512GB |
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詳細を見る価格.comへ | 15.6インチ | フルHD(1920×1080) | 1.58kg | Ryzen 5 7520U | 16GB | 512GB |
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詳細を見る価格.comへ | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | 1.54kg | Ryzen 7 250 | 16GB | 512GB |
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詳細を見る価格.comへ | 16インチ | WUXGA(1920×1200) | 1.82kg | Core i5 1334U | 16GB | 512GB |
デル「Dell 15 Ryzen 5 7530U」
コストパフォーマンスの高さで人気の15.6インチモデル。この価格でSDメモリーカードスロットが付いているのがうれしいです。約1時間で約80%まで充電できる急速充電機能も利用可能。USB Type-C端子が充電に対応していないなど、コストカットされている点もありますが、非常にお買い得な製品です。大学生用として選びやすい4年保証付きのモデルも用意されています。
デル「Dell 15 Ryzen 7 7730U」
ワンランク上の処理性能を持つCPU「Ryzen 7 7730U」を搭載した上位モデル。先に紹介した「Dell 15 Ryzen 5 7530U」のCPUは6コアですが、本機はさらに強力な8コア仕様。画面を分割して資料を閲覧する、オンライン会議で画面を共有しながらチャットを行うといったような、複数のアプリを同時に開くマルチタスク時により快適な動作が可能です。
デル「Dell 14 Core 5 120U」
インテルのCPU「Core 5 120U」を搭載した14インチのコンパクトなモデル。ここまでのデルの2モデルはメモリーがDDR4規格ですが、本機はデータ転送速度がより速いDDR5メモリーを採用しています(※理論上は約1.6倍高速)。さらに、ディスプレイが少し縦に長い16:10比なのもポイント。16:9比と比べて視認性が高く、資料閲覧や文書作成に向いていると言えます。
レノボ「IdeaPad Slim 170 AMD Ryzen 5 7520U」
厚さ17.9mmのスリムボディを採用した15.6インチモデル。デスクに置いた際の圧迫感が少ないのが特徴です。スペック面では、メモリーに省電力性と高速性を両立したLPDDR5規格を採用するほか、指紋認証や急速充電もしっかりと装備。デザインと機能のバランスにすぐれた良品です。
デル「Dell 14 Ryzen 7 250」
14インチのコンパクトな筐体に高性能なCPU「Ryzen 7 250」を搭載。10万円未満の条件では現状クラス最高の処理能力を持つCPUです。機能も充実していて、USB端子を3系統備えるほか、SDメモリーカードスロットも搭載。サイズを抑えつつもより使いやすいパソコンが欲しい人にフィットする1台です。
エイサー「Aspire Lite AL16-52P-F56Y」
今回唯一となる16インチ(16:10比)の大きなディスプレイが特徴のモデル。事務作業がしやすいというだけでなく、YouTubeなどの動画コンテンツをより迫力ある映像で楽しめます。CPUはインテルの「Core i5 1334U」で、メモリーは高速なDDR5規格。大きな筐体を生かし、USB Type-C端子を含む合計4つのUSBポートを備え、拡張性にすぐれているのもポイントです。
価格.comには膨大な数のノートパソコン製品が登録されています。その中には、今回紹介した16GBメモリー機よりもさらに安い、8GBメモリー機もあり、16GBメモリー機と比べて1〜2万円程度安く販売されています。
価格の安さから「簡単な文書作成など事務作業用なのでメモリー容量は8GBで十分」と考える人もいるかと思いますが、今8GBメモリー機を選ぶのは少々リスクがあります。
まず、最新のノートパソコンは容量16GB以上のメモリーを搭載するのが標準化しており、8GBメモリー機は、2023年〜2024年発売の旧モデルがほとんどです。こうした旧モデルは、CPUの世代がひと世代以上古く、USBなど外部インターフェイスの規格も最新ではありません。最新の16GBメモリー機と比べると、メモリー容量以外のところでも性能や使い勝手で差があるのです。
1〜2万円程度の差で快適さを手放してしまうのはあまりに惜しい選択。後で「やっぱり16GBにすればよかった」と後悔する前に、最初から余裕のある一台を選んでおく。それが、結果的に満足度の高い、賢い買い物になることでしょう。