11月にはメキシコとカンボジアで端末の販売開始

FREETEL、約4万円のハイスペックスマホ「SAMURAI極」を11月発売! 8コアCPU、6型WQHD液晶、2100万画素カメラ搭載

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「FREETEL Made by JAPAN」ブランドを展開するプラスワン・マーケティングは2015年10月27日、都内で新製品発表会を開催し、11月に発売するスマートフォンの新製品「SAMURAI 極(KIWAMI)」「Priori 3 LTE」や、外国人観光客向けのプリペイドSIMを発表した。

SAMURAI 極(KIWAMI)、右は受注生産モデルの「和柄」

SAMURAI 極(KIWAMI)。右は受注生産モデルの「和柄」

「端末、通信、店舗」を強化する「SIMフリーキャリア」

2012年創業の同社は、今年7月に新ブランドのFREETEL Made by JAPANを発表し、大手携帯電話キャリアと同じように、SIMフリーの端末、通信(SIMカード)、店舗の3つを提供する「SIMフリーキャリア」として、単なるMVNOやSIMフリー端末メーカーには留まらない独自のビジネスモデルを展開してきた。発表会に登壇した同社代表取締役の増田薫氏も「端末、通信、店舗の3つがそろってSIMフリーキャリアとして活動してきた」と語り、それぞれの最新状況を説明した。

通信に関しては、今年10月に「FREETEL SIM」にiPhone専用のプランを追加。「App Store」でのアプリのダウンロード時に発生するパケット料が無料になるのが特徴で、「多くのお客様から反響をいただいている」(増田氏)という。MVNO間でのシェアについては、「IIJとOCNを猛追している最中」(同氏)で、順調に契約者数を伸ばしているという。契約者数の増加に応じてネットワークの帯域も拡大しており、11月には9月の3倍の帯域を確保する予定であることも明かした。店舗は、10月2日にヨドバシカメラ マルチメディア AKIBA(東京・千代田区)にFREETELコーナーをオープン。10月29日にはヨドバシカメラマルチメディア名古屋松坂屋店(愛知・名古屋市)にもFREETELコーナーをオープンする予定だ。

SAMURAI 極(KIWAMI)を持つ増田氏(左)と同社のプロダクト部 執行役員の佐々木隆文氏(右)。佐々木氏はソニー、電子機器受託生産 (EMS) 世界最大手のFoxconnを経て、役員として同社に加わった

店舗の拡充にも力を入れる。ヨドバシカメラ マルチメディア AKIBAでは、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクと同じ規模の専門コーナーを設けた

フラッグシップの「SAMURAI極(KIWAMI)」、コスパの「Priori 3 LTE」

新製品としては、SAMURAI極(KIWAMI)とPriori 3の2機種を発表した。両モデルともスペックなどの一部情報は公開されていたが、今回、細かなスペックや発売日が明らかになった。SAMURAI極(KIWAMI)は、「FREETEL史上最高のフラッグシップ」(増田氏)。大型の6型(1440×2560)IPS液晶を採用し、2.0GHzのオクタコアCPU、3GBのメモリー、32GBのストレージを搭載する。カメラは背面が2100万画素、前面が800画素。背面カメラには、ソニー製のセンサーと6枚のレンズを備える。バッテリー容量は3400mAhと、フラッグシップモデルらしいハイスペックなモデルに仕上がっている。価格は39,800円(税別)で11月16日に予約受付を開始し、11月20日から順次発売する。

OSは「Android 5.1」。2つのSIMカードスロットを搭載する「デュアルSIM」モデルで、microSIMカードとnanoSIMカードに対応。FDD-LTEはバンド1/3/7/8/19をサポートする。このほか、NFCや指紋認証センサーなども搭載する。カラーは黒と白の2色。

さらに、受注生産モデルの「和柄」もラインアップ。漆塗りのような光沢のあるボディに金箔のような模様をあしらったスペシャルモデルだ。実際の漆塗りや金箔ではないが、「特別な製法を用いているため、仕上げるのに苦労した」(説明員)という。価格は通常モデルより2万円ほど高い59,800円(税別)。

スマートフォンとしては大型の6型IPS液晶を採用するSAMURAI極(KIWAMI)。本体サイズは82.9(幅)×159.5(高さ)×8.9(厚さ)mm、重量は約182g

サイドの縁は、コンピューター制御による加工で丁寧に作り込まれている

サイドの縁は、コンピューター制御による加工で丁寧に作り込まれている

2100万画素の背面カメラは、ソニー製のセンサーと6枚のレンズを搭載。指紋認証センサーやNFCなども備える

2100万画素の背面カメラは、ソニー製のセンサーと6枚のレンズを搭載。指紋認証センサーやNFCなども備える

受注生産の和柄。金色の部分はザラザラした手触りで、下地の黒色も塗装を何度も重ねて、漆塗りのような独特な輝きを再現した

左が和柄、右が通常モデル

左が和柄、右が通常モデル

パッケージもデザインにこだわっている

パッケージもデザインにこだわっている

いっぽうのPriori 3 LTEは、2014年12月に発売した「Priori 2」の後継モデル。通信が3GからLTEに、カメラが500万画素から800万画素に、OSが「Android 4.4」から「Android 5.1」へ着実に進化している。4.5型(480×854)の液晶ディスプレイを搭載。CPUは1.0GHZのクアッドコアで、バッテリー容量は2100mAh。価格は12,800円(税別)。増田氏は、「Prioriシリーズで我々のブランドを知ったというお客様も多い、ロングセラーの端末の最新機種。世界最高クラスのコストパフォーマンスを実現した」と語り、新モデルを紹介した。11月16日に予約受付を開始し、順次発売する。

Priori 2と同じく、SIMカードスロットを2つ搭載しており、海外で現地のSIMカードと日本のSIMカードを差し込むと、日本と現地の電話を同時に待ち受けできるという。FDD-LTEはバンド1/3/8/18に対応。同社によると、NTTドコモとソフトバンクのプラチナバンドをサポートするという。SIMカードスロットの形状はmicroSIMカード。カラーはパールホワイト、マットブラック、ルビーレッド、ヌーディーベージュ、ビビットオレンジ、ミントブルーの6色を用意する。

4.5型液晶を搭載するPriori 3 LTE

4.5型液晶を搭載するPriori 3 LTE

ミントブルーモデル。バックカバーと電池パックは交換できる仕様だ

ミントブルーモデル。バックカバーと電池パックは交換できる仕様だ

メキシコとカンボジアでFREETEL端末を11月に発売

新しいSIMカードは、外国人観光客をターゲットにしたプリペイドSIM。「WeChat」「Kakao Talk」「Facebook」「WhatsApp」といった、海外で利用者の多いメッセージ・通話サービスのアプリ通信料金が無料なのが特徴だ。2020年の東京オリンピックや2019年のラグビーワールドカップに向けて増え続ける外国人観光客に売り込む。

海外販売もスタートする。2015年11月にメキシコとカンボジアで、現地の通信キャリアや販売店と提携してFREETEL端末の販売を開始する。海外展開の指揮をとるのは、元モトローラ副社長で同社の取締役であるIan Chapman-Banks氏。具体的には、メキシコでは「SAMURAI雅(MIYABI)」とPriori 3 LTEを、カンボジアでは「Priori 2 LTE」を販売する。

同社の世界戦略を指揮するのは、ゼロックス、アップル、マイクロソフト、モトローラ、デルを経て今年9月に同社に加わったIan Chapman-Banks氏

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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2017.3.22 更新
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