実際に電源ユニットとマザーボードを取り付けてみた。PCパーツを組み込む前に、マザーボードを取り付けるベース部、ドライブケージ、120mm冷却ファンをすべて本体から外す必要がある。
ディラックのSFX電源ユニット「SX550」を設置してみたところ。内蔵ファンが隠れているが若干隙間があいているため、問題はないそうだ
マザーボードを取り付けて船体部に装着。内部スペースの余裕はないが、きれいに収まっている。搭載できるCPUクーラーの高さは60mm。たとえば、CRYORIGの「C7」やThermalright「AXP-100」が装着できる
マザーボードの下にグラフィックボードを配置する特殊な構造を採用することで、長さ300mmまでの大型グラフィックボードに対応した
ビデオカードなどの拡張カードを使うときは、付属のPCI Express用の延長ケーブルが必要だ。高品質設計となっており、ケーブルの信号線を太くしているほか、シールド性能も強化することで、通信時の安定性を上げている。ちなみに、Lian Liの社内にはこの1m版の試作品があるそうで、それでも問題なく動くくらいの品質なのだとか。
延長ケーブルはマザーボードに取り付けられている
電源スイッチは、HDD用LED(赤色)と電源LED(青色)も兼ねている
デジタルノギスで板厚を計測したところ2mm前後だった。これより若干薄いところや、厚いところもあるが、全体的にしっかりした作りだ
船首にはイカリが装備されるなど、細部まで再現されている
操舵輪が付いたコントロールデッキ(?)風のパーツ
傾斜が付いた専用の台座を同梱。部屋のインテリアとしても活躍できる
付属品は、ビープ用ブザーや結束バンド(左)のほか、ドライブ固定用ネジ(中央)、LEDテープ(右)など