モノ系ライターのナックル末吉です。皆さんはどんなスマホケースを使用しているでしょうか? 筆者の場合は、ケースのラインアップが豊富にあるiPhoneなので選ぶに事欠かないのですが、毎回シンプルなケースを使用しております。
スマホケースには樹脂製、プラ製、革製などさまざまな素材があり、本体の保護だけではなく好みにあわせてドレスアップする意味合いもあります。筆者はなるべく本体デザインを損ねたくないので、透明の樹脂かプラ製を選ぶことが多いです。
そんな筆者が今回、ちょっと気になったiPhoneケースを見つけたので試してみました。
耐衝撃ケースの代名詞、URBAN ARMOR GEAR(UAG)というブランドのTROOPERというシリーズなのですが、その異様なゴツさのおかげで、まるで自分のiPhoneが別のスマホに思えてしまうレベルの逸品です。
まずは製品を見ていきましょう。
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開梱してみました。見てください! まるで軍隊が持ち歩く装備のような武骨さと分厚さ! |
それもそのはずで、米軍採用品の選定に用いられるアメリカ国防総省が定めた試験法規格「MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」をクリアしているんです。異なる素材を4層にも重ねることで作り上げられた外装は、落下高さ122cm、落下方向26方向(8角、12稜、6面)の製品落下試験に耐えたほどの圧倒的スペック。そりゃ武骨にもなりますよね。
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iPhoneを収納する内面は蜂の巣状の模様であるハニカムパターンが採用され、脱落防止効果があります。素材は硬質な樹脂を採用しています |
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iPhone 6s Plusに装着してみました。薄型のiPhoneがまるで重装甲をまとったかのようです! |
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ケースは約85g。手に持つと、ズシリとした安定感と剛性感を感じ取れます。iPhoneとは思えない重厚さ! |
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カメラレンズの開口部は広めに設計されているので、iPhone 7 Plusにも対応しています |
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電源ボタン部分。ケースで覆われていますが、違和感なくプッシュできます |
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ボリュームボタンもケースで保護。しかし、この分厚さといったら |
ご覧のとおり、重厚な耐衝撃素材を採用しているため、落下や衝撃などiPhoneを保護し擦りキズにも高耐久な防御力を発揮してくれそうなケースですが、もうひとつ特徴があります。
それは、背面がパカッと開いてカードが収納できる点です。収納部は最大で4枚のカードが収納できる仕様になっており、SuicaやnanacoなどのICカードを入れておくと便利です。
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Suicaを入れてみました。秘密道具のようで男子の遊び心をくすぐります! |
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nanacoとSuicaを重ねてみたこの状態(Suicaが上、nanacoが下)でフタを閉め、タッチで電子決済を試してみましたが、残念ながらSuicaは認識したもののnanacoは認識されませんでした |
さて、このUAGのiPhoneケースですが、筆者的な感想としては、その武骨さゆえにiPhoneらしくなさを演出できると感じております。iPhoneは繊細なデザインが持ち味ですが、アウトドアシーンに持ち出すには少々華奢であり、防御力に懸念があります。その点、本モデルであれば、多少の衝撃からも保護してくれますし、デザイン的にも大自然がマッチしそうです。
カード収納機能は、普段から高頻度でタッチ決済するSuicaなどを1枚だけ入れて、あとは財布を忘れた際などの緊急時用に、クレジットカードや1000円札を入れておくという使い方がベストな気がします。