パソコンといえば最近はノートパソコンが主流ですが、「大きなディスプレイ画面で作業をしたい」「動画編集やゲームを快適に行いたい」など、用途によってはデスクトップパソコンのほうが便利に使える場合があります。外出先ではモバイルノートやタブレット、家ではデスクトップパソコンと使い分けるのもいいでしょう。
本特集では、デスクトップパソコンのおすすめモデルとしてWindowsとMacの計12機種をご紹介します! 価格.comで人気の高コストパフォーマンスモデルを厳選しました。
Windowsは省スペース型、タワー型、ミニPC、一体型に分けて高コスパモデルを厳選。Macの最新機種も取り上げます"
なお、本記事ではコスパ重視で安価なデスクトップパソコンを紹介しています。ゲームを快適に楽しめる高性能パソコンを探している人は、「ゲーミングPC」のおすすめ記事をチェックしてみてください。
※記事中に表示する価格.com最安価格と人気売れ筋ランキングは、2025年7月15日時点での情報を参考にしています。
デスクトップパソコンとは、CPUやメモリーなどを搭載した筐体にディスプレイやキーボード、マウスなどを接続して使用するタイプのパソコンのこと(※パソコン本体とディスプレイが一体になった一体型もあります)。持ち運ぶことを前提としたノートパソコンとは異なり、パソコン本体を机の上や下に据え置いて使用できます。
デスクトップパソコンを選ぶメリットは大きく以下の2点です。
・スペックが高い
・拡張性にすぐれる
最大のメリットは、何といってもスペックが高いことです。モデルにもよりますが、動画編集を快適に行える高性能なCPUやグラフィックボードを搭載するモデルがいくつも用意されています。
さらに、タワー型などモデルによっては、購入後にユーザーがメモリーやSSD、HDDなどのパーツを交換・追加できるのも特徴。パーツ交換・追加はメーカー保証外となるため、上級者向けではありますが、購入後にパワーアップしやすいのはデスクトップパソコンの大きな魅力ですね。
デスクトップパソコン向けのCPUは、モバイル向け(ノートパソコン向け)のCPUよりも処理性能は高め。インテル「Core i」シリーズの「Core i5」や「Core i7」を搭載するモデルが多く用意されています。なお、コンパクトな省スペース型や一体型のなかには、消費電力の少ないモバイル向けのCPUを採用しているモデルもあります
最近はAMDの「Ryzen」を搭載したモデルが増えていて、人気も高まっています。高性能でありながら、価格が手ごろなのが人気の理由です
また、好みのディスプレイを使えるのもデスクトップパソコンのいいところ。複数のウィンドウを開いて作業するのに適した大画面&高解像度なディスプレイを組み合わせれば、作業効率が高まります。
最近は手ごろな価格の大型液晶ディスプレイが増えていて、価格.comでは1万円台でフルHD解像度の24型液晶ディスプレイを購入できます。3万円も出せば4K解像度のモデルすら選べます。複数台の液晶ディスプレイを使ってマルチディスプレイ環境を構築しても面白いかもしれませんね。
IODATAの27型液晶ディスプレイ「DI-A271DB」。1万円台で購入できるお買い得なフルHDディスプレイです。価格.comならこうしたコスパにすぐれたディスプレイを見つけられます
デスクトップパソコンにはさまざまな種類がありますが、代表的なものとしては以下の4つがあります。
省スペース型は、本体がコンパクトで、文字どおり設置スペースを取らないのが特徴。液晶ディスプレイの横に設置してもじゃまにならないくらいのサイズ感です。
ただし、本体がコンパクトな分、内部のスペースが狭く、拡張スロットを備えていないモデルが多い点には注意です。拡張スロットがあっても、基本的にロープロファイルのグラフィックボードしか搭載(追加)できないことも覚えておいてください。
省スペース型は、コンパクトで設置性が高いのが特徴
タワー型は、省スペース型よりもケースが大きく、CPUなど高性能なパーツを搭載しているモデルが多いのが特徴。ケース内のスペースに余裕があるため、拡張性にすぐれ、比較的簡単にパーツを交換できるのも魅力です。
フルサイズのグラフィックボードを追加したい人など、パソコンを積極的にカスタマイズしたい人に向いています。設置場所を取るのが難点ですが、スペックや拡張性を重視するならタワー型を選ぶといいでしょう。
タワー型は、拡張スロットが用意されており、グラフィックボードや外部インターフェイスなどを追加できます
ミニPCは、省スペース型よりもさらにコンパクトな、手のひらサイズのケースを採用しています。ケースは小さいですが、モバイル向けの高性能なCPUを搭載し、メインマシンとしても十分に活用できるモデルも用意されています。
VESAマウント対応モデルなら、ディスプレイの背面に取り付けられるのも特徴です。省スペース型と比べると拡張性は劣りますが、設置性を最も重視する場合に選択したいパソコンといえるでしょう。
コンパクトながら映像出力端子を複数備え、マルチディスプレイに対応できるモデルが用意されているミニPC
一体型はパソコン本体とディスプレイが一体になったモデルです。ディスプレイを用意したり、接続したりする手間がなく、スマートに設置できるのが特徴です。画質や音質にこだわったモデルが多いのも見逃せません。
一体型の魅力はディスプレイ周りをすっきりとできること。デザイン性にこだわったモデルも多いです
価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーでの、デスクトップパソコンの種類のシェア率を示すグラフ(2025年7月15日時点)。ミニタワー型/タワー型が人気を集めています
デスクトップパソコンを選ぶ際は、CPUやメモリーなどの基本スペックをしっかり確認しておきましょう。快適な動作のために最低限クリアしておきたい必須スペックは以下のとおりです。
第13世代の「Core i5」以上、7xxx/5xxx番台の「Ryzen 5」以上
最低8GB、快適さ重視なら16GB
256GB以上
デスクトップパソコン選びのポイントとして知っておいてほしいのが「メモリー容量」です。容量が多いほうが快適に動作しますので、最低でも8GB、できれば16GBは確保しておきましょう。画像編集アプリなど重いアプリを複数同時に使用することが多いのなら32GBまで視野に入れておきましょう。
ただ、価格.comで調査してみると、32GBメモリーを搭載すると値段が高くなる傾向があります。省スペース型やタワー型のデスクトップパソコンの場合、比較的容易にメモリーを増設・交換できるので、ひとまず8GBや16GBのメモリーを搭載するモデルを購入しておいて、動作が重いと感じたら後からメモリーを増設・交換するのもいいでしょう。
価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーでは、CPUに「Core i5」や「Ryzen 7」を採用するモデルが特に人気を集めています(画像は、2025年7月15日時点での価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーにおける売れ筋製品のCPUシェア率を示すグラフ)
購入後のメモリー増設・交換を視野に入れて、拡張性のある省スペース型やタワー型を選ぶのも賢い買い物といえるでしょう。価格.comならメモリーも安く手に入りますので、デスクトップパソコン選びの際はあわせてチェックしてみてください
デスクトップパソコンは国内外いくつかのメーカーが製品を取り扱っていて、それぞれに特徴や強みが異なっています。以下に、価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーでのシェア率の高い主要メーカーの特徴をまとめます。
レノボ(Lenovo)
世界有数のパソコンメーカーで、高コスパなビジネス用から高性能なゲーミングPCまで充実のラインアップを誇ります。HPと並んで、人気売れ筋ランキングの常連メーカーです。
HP
世界有数のパソコンメーカーで、デスクトップパソコンでも高いシェアを誇っています。ジャンルを問わずコストパフォーマンスの高い製品を数多く揃えています。一部のモデルについては、品質を確保するため日本国内で生産しているのも特徴です。
デル(Dell)
米国に本社を構える、世界有数のパソコンメーカーです。コストパフォーマンスを追求した製品が多いですが、そのいっぽうで、高性能なゲーミングPCも用意しています。
マウスコンピューター
高品質なPCを手掛ける国内メーカーです。個性的なスペックのモデルやゲーミングPCを多くラインアップしています。ハイスペックなものを求める場合にチェックしておきたいメーカーです。
ドスパラ
ゲーミングPCを中心にBTOパソコンをラインアップする老舗PCショップ。シンプルな構成のハイスペックマシンを安く販売しているのも特徴です。
iiyama
パソコン工房が手がけるPCブランドです。BTOパソコン、特にゲーミングPCに力を入れているブランドです。PC用モニターで40年の歴史を持つ「iiyama」から受け継いだ高い品質管理・生産技術をウリにしています。
デル「Dell スリム デスクトップ Core i5 14400モデル」
最新の第14世代「Core i5 14400」と16GBメモリーを搭載する省スペース型としてクラス最安価格(10万円台)を実現したモデル。
外部インターフェイスも充実しており、DisplayPort端子や無線LAN、SDカードスロットなどを装備しています。写真・動画編集などにも活用できるスペックを持つ1台と言えるでしょう。
●主なスペック
・CPU:第14世代Core i5 14440
・メモリー:16GB(16GB×1)
・ストレージ:512GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB2.0 Type-A×2
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB2.0 Type-A×2
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:○
・その他インターフェイス:SDカードスロット×1
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):PCIe x16(ロープロファイル)×1、PCIe x1(ロープロファイル)×2
・サイズ(WxHxD):95×303.5×293mm
・重量:3.49kg(最小構成時)
NEC「LAVIE Direct DT Slim 価格.com限定モデル」
NECの省スペースPC「LAVIE Direct DT Slim」シリーズの価格.com限定モデル。ホワイトカラーが特徴的な容量約1リットルのコンパクトな筐体に、第14世代の「Core i5 14500T」や16GBメモリーを搭載しています。
USB端子が計7系統と充実しているほか、最新のオフィスソフト「Office Home and Business 2024」が付属するのもポイントです。NECの高品質な省スペースPCを12万円台で手に入れられるのはお買い得と言えるでしょう。
●主なスペック
・CPU:第14世代Core i5 14500T
・メモリー:16GB(16GB×1、空きスロット1、最大32GB)
・ストレージ:512GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB2.0 Type-A×1
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6E)
・Bluetooth:○
・その他インターフェイス:−
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):34.5×179×182.9mm(スタンドを含まず)
・重量:1.2kg
ドスパラ「Magnate IM 16GBメモリ 価格.com限定モデル」
コストパフォーマンスにすぐれるミニタワー型PC。価格.com人気売れ筋ランキングで上位に位置する人気モデル。
CPUは第12世代の「Core i5 12400」ですが、16GBメモリーと500GB SSDを搭載しながら6万円台で購入できるのは魅力。DisplayPort端子とHDMI端子も搭載しています。なお、標準では無線LANとBluetoothが付いていませんが、有料オプション(+8,000円)で無線LAN・Bluetoothアダプターを追加できます。
●主なスペック
・CPU:第14世代Core i5 12400
・メモリー:16GB(8GB×2)
・ストレージ:500GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB2.0 Type-A×2
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB2.0 Type-A×4
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1、VGA×1
・有線LAN:○
・無線LAN:−
・Bluetooth:−
・その他インターフェイス:−
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):PCIe 4.0 x16×1、PCIe 3.0×1
・サイズ(WxHxD):160×350×324mm
・重量:7kg
レノボ「IdeaCentre Tower 14IRR9」
CPUに第14世代の「Core i5 14400」を採用したモデルです。16GBメモリー、512GB SSD、DVDドライブを搭載しながら高いコストパフォーマンスを実現しているのが魅力。CPU性能にこだわりつつ価格も抑えたい人におすすめの製品です。
インターフェイスも充実しており、前面にUSB 3.2 Gen1 Type-C を含めた3つのUSB端子を搭載。Wi-Fi 6準拠の無線LANやBluetoothも備わっています。
●主なスペック
・CPU:第14世代Core i5 14400
・メモリー:16GB(8GB×2、空きスロット0、最大32GB)
・ストレージ:512GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2
・USB端子(背面): USB2.0 Type-A×4
・映像出力:HDMI×1、VGA×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:〇
・その他インターフェイス:−
・光学ドライブ:DVDドライブ
・拡張スロット(空き):PCIe x16×1、PCIe x1×1
・サイズ(WxHxD):145×288×340mm
・重量:5.4kg
ゲームを快適に楽しめる高性能なタワー型を探している人は、「ゲーミングPC」のおすすめ記事をご覧ください。
HP「Elite Mini 805 G8 Ryzen 5 5600GE 価格.com限定モデル」
A4用紙よりもコンパクトな筐体に、「Ryzen 5 5600GE」や16GBメモリー、512GB SSDを搭載する人気モデル。十分な性能を誇りながら6万円台で購入できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
USB端子が充実しているのも特徴で、USB Type-C端子を1基搭載するほか、USB Type-A端子を6系統用意(いずれもUSB 3.2 Gen2対応)。HP独自の耐久テストと米国国防総省の調達基準「MIL-STD 810H」をクリアした、堅牢性の高さもポイントです。
●主なスペック
・CPU:Ryzen 5 5600GE
・メモリー:16GB(16GB×1、空きスロット1、最大64GB)
・ストレージ:512GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2
・USB端子(背面): USB 3.2 Gen2 Type-A×4
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1
・有線LAN:○(1G)
・無線LAN:○(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:○(5.3)
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):177×34.2×175mm
・重量:1.45kg
レノボ「ThinkCentre M75q Tiny Gen2 価格.com限定モデル」
価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングで上位に位置するミニPCです。
人気の理由は、「Ryzen 5 PRO 5650GE」や16GBメモリー、DisplayPort端子など充実した性能を搭載しながら6万円台の低価格を実現していること。Wi-FiとBluetoothは非搭載ですが、この価格は魅力的です。
●主なスペック
・CPU:Ryzen 5 PRO 5650GE
・メモリー:16GB(16GB×1、空きスロット1、最大64GB)
・ストレージ:512GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1
・有線LAN:○
・無線LAN:−
・Bluetooth:−
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):36.5×179×182.9mm
・重量:1.25kg
レノボ「ThinkCentre M75q Tiny Gen 5価格.com限定モデル」
高性能CPU「Ryzen 7 PRO 8700GE」を搭載する上位モデル。メモリーは32GB、ストレージは1TB SSDで、ミニPCとしてはハイスペックな製品です。
さらに、計4つのUSB 3.2 Gen2端子のほか、有線LAN、無線LAN、Bluetoothも完備。ここまで充実したスペックで約12万円というのはコストパフォーマンスが高いです。
●主なスペック
・CPU:Ryzen 7 PRO 8700GE
・メモリー:32GB(16GB×2、空きスロット0、最大64GB)
・ストレージ:1TB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×3
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×1
・有線LAN:○
・無線LAN:〇(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:〇
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):36.5×179×182.9mm
・重量:1.25kg
ASUS「ExpertCenter PN64 PN64-S7303AD」
第13世代の「Core i7 13700H」を搭載する高性能なミニPCです。130(幅)× 58(高さ)×120(奥行)mmのコンパクトなケースに、2系統のHDMI端子など豊富な外部インターフェイスを搭載し、4つのディスプレイ出力に対応しています。
メモリー容量は16GBで、ストレージは256GB SSD。Wi-Fi 6準拠の無線LANと有線LAN端子も備わっています。
●主なスペック
・CPU:第13世代Core i7 13700H
・メモリー:16GB
・ストレージ:256GB SSD
・USB端子(前面):USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2
・USB端子(背面):USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1
・映像出力:DisplayPort×1、HDMI×2
・有線LAN:○(2.5G)
・無線LAN:○(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:○(5.2)
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):130×58×120mm
・重量:0.9kg
デル「Dell 24 オールインワン Core i5 1334Uモデル」
sRGBカバー率99%の23.8型液晶ディスプレイや、Dolby Atmos対応スピーカーなど充実した機能を搭載するモデル。ディスプレイの下にキーボード全体を収納できるトライアングルスタンドを採用するのも特徴で、PC周りをすっきり整理できます。
基本性能はCPUが「Core i5 1334U」で、メモリー容量が16GB、SSD容量が512GB。USB 3.2 Gen2 Type-Cを含む5系統のUSB端子を備えるほか、Wi-Fi 6Eにも対応しています。これだけの充実したスペックで価格は10万円台。コストパフォーマンスの高さが光る製品です。
●主なスペック
・CPU: Core i5 1334U
・メモリー:16GB
・ストレージ:512GB SSD
・ディスプレイ:23.8型液晶(1920×1080)
・USB端子:USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×3
・映像端子: HDMI入力×1、HDMI出力×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6E)
・Bluetooth:○
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):542.70×358.54×40.20mm(スタンドなし)
・重量:5.17〜5.32kg(スタンドなし)
レノボ「IdeaCentre AIO 24IRH9」
ナローベゼル(狭額縁)のシンプルな筐体に、第13世代「Core i7 13620H」を採用。一体型としては高性能なCPUを採用しながら12万円台で購入できるのはお買い得です。より高い処理性能を求める場合に選びたい1台と言えます。
機能面では、臨場感のあるサウンドを楽しめるHARMANステレオスピーカーを装備するのがポイント。背面には、USB 3.2 Gen2 Type-C端子やHDMI入力/出力端子を装備しています。オフィスソフト「Office Home and Business 2024」も付属します。
●主なスペック
・CPU:第13世代Core i7 13620H
・メモリー:16GB(8GB×2、空きスロット0、最大16GB)
・ストレージ:512GB SSD
・ディスプレイ:23.8型液晶(1920×1080)
・USB端子:USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×2
・映像端子:HDMI入力×1、HDMI出力×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6)
・Bluetooth:○
・光学ドライブ:−
・拡張スロット(空き):−
・サイズ(WxHxD):540×431×192mm
・重量:6.0kg
「M4チップ」搭載の「Mac mini」。従来モデルと比べてひとまわりコンパクトになりました
シンプルでコンパクトな筐体を採用する「Mac mini」シリーズの最新モデル。高性能な「M4チップ(10コア)」を搭載しつつ約9万円の低価格を実現しているのが魅力です。
その性能は、「M1チップ」搭載モデルと比べてCPUは最大1.8倍、GPUは最大2.2倍に向上。メモリー容量も従来の8GBから16GBに増えています。日常使いはもちろん、写真・動画の編集からゲームまで快適に楽しめる性能です。2025年以降に日本語でも提供される予定のAI機能「Apple Intelligence」にも対応しています。
ディスプレイなど周辺機器を用意する必要はありますが、「初めてのMac」としておすすめできます。
●主なスペック
・CPU:M4チップ(10コア)
・GPU:M4チップ(10コア)
・メモリー:16GB
・ストレージ:256GB SSD
・インターフェイス:Thunderbolt 4×3、USB-C×2、HDMI×1
・有線LAN:○
・無線LAN:○(Wi-Fi 6E)
・Bluetooth:○(5.3)
・光学ドライブ:−
・サイズ(WxHxD):127×50×127mm
・重量:0.67kg
なお、「もっと安いMacが欲しい!」のなら、「M2チップ」と8GBメモリーを搭載する旧型の「Mac mini」を選択してもいいでしょう。さすがに最新モデルほどのスペックではありませんが、動画編集やゲームもこなせる性能です。こちらは7万円台で購入できますよ。
「M4チップ」搭載の「iMac」。グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、 パープル、ブルー、 シルバーのカラーバリエーションが用意されています
24型4.5K Retinaディスプレイ(4480×2520)を採用する一体型「iMacシリーズ」の2024年モデルです。最新の「M4チップ(8コア)」と16GBメモリーを搭載しており、動画編集やゲームを快適にこなせるのが魅力。AI機能「Apple Intelligence」(2025年以降提供予定)にも対応しています。
これだけ充実したスペックを持ちながら約20万円という価格は非常にお買い得。前世代の「M3チップ」を搭載する旧モデルのほうが1万円ほど安く手に入りますが、性能を考慮すると2024年モデルを選ぶことをおすすめします。
●主なスペック
・CPU:M4チップ(8コア)
・GPU:M4チップ(8コア)
・メモリー:16GB
・ストレージ:256GB SSD
・ディスプレイ:24型Retina(4480×2520)
・インターフェイス:Thunderbolt 4×2
・有線LAN:−
・無線LAN:○(Wi-Fi 6E)
・Bluetooth:○(5.3)
・光学ドライブ:−
・サイズ(WxHxD):547×461×147mm
・重量:4.44kg
価格.comは、製品カテゴリーごとに、最新の人気製品がわかる「人気売れ筋ランキング」を掲載しています。ここでは、「デスクトップパソコン」カテゴリーの「人気売れ筋ランキング」の内容から、今どういった製品が人気を集めているのかをレポートします。
価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーの「人気売れ筋ランキング」。多彩なジャンルの製品がランクインしています
2025年7月15日時点での、価格.com「デスクトップパソコン」カテゴリーの「人気売れ筋ランキング」を見ると、実に多彩なモデルがラインアップしています。本特集で紹介した省スペース型、タワー型、ミニPC、一体型のほかに、ゲーミングPCも数多くランキングに入っている状況。6〜10万円程度の価格の安いモデルだけでなく、20万円を超えるような高価格なゲーミングPCもトップ20に食い込んでいます。
ここからは、メインマシンやセカンドマシン、ゲーム用など、デスクトップパソコンに求めるニーズが多様化していることが読み取れます。それぞれ求められるスペックは異なりますが、売れている製品のCPUを見ると、第13世代の「Core i5/i7」を搭載するものが多い状況。ゲーミングPCについては第14世代の「Core i5/i7」や「Ryzen 7」を搭載する高性能モデルが増えてきました。
価格.comには、製品の発売時点から大きく価格が下落した製品がひと目でわかる「デスクトップパソコン 大幅値下げランキング」も用意されています。このランキングでは、直近1年/6か月/3か月の期間で絞り込んで下落率の高い製品を確認できます。
「デスクトップパソコン 大幅値下げランキング」では発売から大幅に価格が下がった格安品がわかります
もっと安いデスクトップパソコンが欲しい! という人に注目してほしいのが、価格.comの「中古パソコン」カテゴリーです。価格.comには新品だけでなく中古品に関する製品情報も数多く掲載されています。
価格.comなら新品だけでなく中古パソコンも探せます。商品状態やOSやCPUなどから商品を検索できます
価格.com「中古パソコン」カテゴリーは、商品ごとに状態やスペックがまとめられているほか、OSやCPU、ストレージ、メモリーなどからお目当ての商品を探せるのが便利。ぜひ活用してみてください。
ただし、パソコンの中古品は基本的にショップのサポートがない点には注意。何かトラブルが発生した場合に対処できる知識がない限りは、新品を選ぶのが無難です。