人気の定番品や、お買い得な格安モデル、仕事用に使えるモデルなど幅広いタイプのタブレットをまとめました
スマートフォンとパソコンの利点を兼ね備えたタブレットは、ネットショッピングや電子書籍、動画視聴、ゲーム、イラスト作成、映像編集など、使い道が広い製品です。スマートフォンと比べて画面が大きいので文字や写真も見やすく、アプリやサービスも基本的にそのまま使えます 。そのいっぽうで、多彩な製品が販売されており、製品を選ぶのは少し骨が折れます。
本特集では、コストパフォーマンスにすぐれた、選りすぐりの タブレットを紹介します。
※記事中に表示する価格.com最安価格と人気売れ筋ランキングは、断り書きのない場合、2025年7月29日時点での情報を参考にしています。
タブレットには、搭載するOS(基本ソフト)によって、「iPad」「Androidタブレット」「Windowsタブレット」の3種類があります。技術が進んだ現在は、OSの違いを意識する機会は減りました。ただし、端末の価格帯や強みには今でも違いがあります。その前提で各種類を解説していきましょう。
タブレットはiPad、Androidタブレット、Windowsタブレットに分けられます
世界的に見てもアップル製品の人気が高い日本市場。そんな日本では「iPad」がタブレットの定番です。「iPad」は完成度が高く操作も快適ですが、安価なものでも4万円台、5万円台と比較的高価。そのため、価格最優先で選びたい場合には、不向きかもしれません。
「iPad」は「iPhone」と同様に「Apple ID」を使ってデータの共有や連携が行えます。そのため、「iPhone」を使っている人には特になじみやすいと言えるでしょう。
性能、機能、デザインのすべてが洗練された「iPad」。高性能なペンを使ってクリエイティブな使い方ができるのも魅力です
スマートフォンでもおなじみの「Android OS」(Googleが開発)を搭載するタブレット。近ごろの進化は著しく、操作性やアプリの充実度は「iPad」に迫るものがあります。「Androidタブレット」は多くのメーカーが製品を販売していますが、強いのは安価な製品です。1万円以下の製品もありますし、2万円台なら有名メーカーの製品が豊富です。いっぽう、周辺機器やクリエイター向けアプリの充実度では「iPad」にはまだ及ばないところがあります。
なお、Androidスマートフォンと同じくGoogleアカウントで情報を管理しています。「Gmail」や、「Google Play」で購入したアプリやコンテンツも基本的にそのまま利用できます。
価格、性能・機能、サイズ・デザインなど個性豊かな製品を選べるのがAndroidタブレットの魅力
マイクロソフトのOS「Windows」を搭載するタブレット。基本的にタブレットのようにタッチ操作できるパソコンという扱いで「Microsoft Office」などのWindowsアプリがそのまま使えるのが特徴です。キーボードやマウスと組み合わせてノートパソコンとしても使える2in1モデルが多く、仕事用や学習用としておすすめ。なお、端末の相場もパソコンに近く、10万円以上の製品が豊富です。
Windowsタブレットは別売りのキーボードを組み合わせることでノートパソコンとして使えます(※キーボードが標準で付属するものもあります)。仕事用として使いやすいタブレットです
使用するOSを選んだら、具体的な製品選びに移ります。
その際の基準は
・価格帯(性能)
・画面サイズ
この2つの組み合わせで、製品を絞り込みます。
タブレットは、価格と性能が基本的に比例しています(価格の割に高性能な製品ももちろんあります)。価格が上がることで、コンピューターとしての基本性能が向上し、より高度な用途にも適応します。価格帯とできることの大まかなイメージを以下にまとめました。
1万〜3万円台:
2D表示のゲームや動画・電子書籍の表示などインターネット用端末として使う
4万〜9万円台:
最新ではない定番の3Dゲーム、オンライン会議、ノートパソコンの代わり
10万円以上:
最新ゲームや動画・写真の編集を存分に行う
高価な製品は性能を持て余してしまうため、インターネット用端末として使うなら、安価な製品で十分です。逆に、最新ゲームや映像の編集が目的なら、高性能=高価な製品が必要になります。
タブレットの画面サイズはおおむね以下の3クラスに分類できます。
・片手で持てる8インチ前後
・両手持ち向きの10インチ前後
・置いて使う12インチ以上
製品数が多いのが10インチ前後。持ち続けても苦にならず、画面サイズも大きいので、最初に選ぶタブレットなら10インチサイズをおすすめします。なお、8インチ前後の製品は片手持ちできる特大のスマートフォンというイメージ。12インチクラスは、机やスタンドに設置するのが現実的です。
画面サイズと価格はそれほど比例しません。高価な8インチクラスや、逆に12インチクラスでも安価なものも展開されています。
左が片手で持てる8インチクラス、中央は両手で持てる10インチクラス、右は机の上などに置いて使うのに向いた12インチクラス。画面の大きさで利用スタイルが変わる
価格帯と画面サイズで製品を絞り込んだ後は、使い勝手に大きな影響を与える「メモリー」と「ストレージ」の容量を必ず確認しましょう。
タブレットの「メモリー」は、おおむね3〜12GBの容量が搭載されています。メモリーはアプリを動かす作業空間の広さとイメージするとよいでしょう。作業空間が広ければアプリを快適に動かせます。Androidタブレットでは最低4GBの容量があると安心。動画再生やゲームを快適に楽しみたいなら8GB以上はほしいところです。なお、iPadは搭載するメモリー容量を公表していません。また、Windowsタブレットは、パソコンと同じなので、最低でも8GB、理想的には16GB以上を基準に選びましょう。
OSやアプリ、ダウンロードしたデータを保存する場所が「ストレージ」。ダウンロードを最低限に抑えた場合でも容量64GBは必要、128GB以上がほしいところです。ストレージの空きがなくなると、動作が極端に不安定になり、実質的に端末の寿命につながります。なお、ストレージ容量の少ない製品を選ぶ場合、メモリーカードスロットがあれば、電子書籍や写真などのデータをメモリーカードに移動できます。iPadはメモリーカードスロットを備えていないので、ダウンロードの機会が多いならより大きなストレージ容量を選ぶほうが無難です。
メモリーカードスロットが用意されていると、データをメモリーカードに移動してストレージの容量を空けられます
子どもにタブレットを使わせる機会が多い家庭もあるでしょう。子ども専用設計のタブレットも展開されていますが、通常のタブレットをいわゆる「キッズモード」に切り替えて使う方法もあります。
「iPad」シリーズでは、「ファミリー共有」のメンバーである子どもにスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」を使ってアクセスできるコンテンツやアプリに制限をかけることが可能です。また、Androidの場合、Googleが用意する「Google キッズスペース」や「ファミリーリンク」で、機能の制御が行えます。このほかに、メーカーが独自の「キッズモード」を用意している場合もあります。
Windowsにも「ファミリー セーフティ」という「キッズモード」に相当する機能が標準搭載されています。本記事では紹介する各機種の冒頭に、利用できるキッズモードを掲載しているので、そちらもチェックしてください。
通常のタブレットでも、iPadの「ファミリー共有」やGoogleの「Google キッズスペース」を使うことで、子ども向けの「キッズモード」を利用できます
アップル
定番のタブレット「iPad」のメーカー。標準の「iPad」、薄型の「iPad Air」、小型の「iPad mini」、クリエイター向けの「iPad Pro」など幅広いシリーズ展開を誇り、いずれも高品質な製品です。高品質なだけに高価でもあり、円安の影響もあって新製品は値上がりする傾向が目立ちます。
サムスン
Androidでは世界一のシェアを誇る韓国の巨大メーカーで、タブレットには古くから力を入れています。近ごろは、貴重な高性能タブレットである「Galaxy Tab S」シリーズを定期的に投入しています。また、サムスン独自のペン入力デバイスである「Sペン」は書き味や整備されたソフトウェアによる使いやすさが魅力です。
マイクロソフト
Windowsタブレットの「Surface(サーフェス)」を製造しています。「Surface」は、「Surface ペン」を使ったペン入力や、明るく軽快なデザインが特徴です。また、周辺機器も豊富なのでシステム強化がしやすいのも魅力です。
NEC(NECパーソナルコンピュータ)
源流は日本メーカーのNEC。現在はパソコン事業を分社化した「NECパーソナルコンピュータ」として、NECグループの一員ながら中国企業のレノボグループ傘下となっています。レノボグループの強みを生かして、コストパフォーマンスのよい製品やユニークな製品を手掛けており、近ごろ注目されています。
レノボ
上記の「NECパーソナルコンピュータ」の親会社。レノボもNECとは別に「Lenovo Tab」シリーズを中心に展開しています。こちらもコスパにすぐれた製品が豊富です。また、通信事業者向けモデルを積極的に取り扱っています。
シャオミ
中国の家電メーカーであるシャオミ。圧倒的なコスパと、製品の完成度が魅力です。タブレットでは安価な「Redmi Tab」シリーズと、上級シリーズ「Xiaomi Tab」、さらなるコスパを追求した「POCO」の3シリーズを展開しています。
アマゾン
大手ECサイトのアマゾンは、自社のコンテンツを閲覧するためのタブレット「Fire」シリーズを展開しています。「Fire」シリーズは、電子書籍の「Kindle」や動画配信サービスの「Amazon Primeビデオ」を閲覧できます。ただ、Android OSをベースにしていますが、通常Google Playに対応していないので、一般的なAndroidタブレットとは使えるアプリが異なります。
片手でも持てる8インチサイズのタブレットは携帯性にすぐれ、持ち運ぶのに便利です。ここでは、良品をご紹介します。
ディスプレイ:8.3インチ(2266×1488)
ペン入力対応:ペン入力対応:Apple Pencil Pro/Apple Pencil (USB-C)※いずれも別売り
キッズモード:ファミリー共有(スクリーンタイム)
前モデルからボディやディスプレイの仕様はほとんど変わっていません
3年ぶりに登場した第7世代の「iPad mini」です。第6世代と見た目の違いはほとんどありませんが、SoCに「A17 Pro」を搭載したことで基本性能が向上し、2025年に日本語版が登場するAI機能「Apple Intelligence」に対応する予定です。最安モデルでも128GBのストレージ容量を備えているのも心強いところ。新世代の「Apple Pencil Pro」と「Apple Pencil (USB-C)」に対応します。
●基本スペック
・OS:iPadOS 18
・ディスプレイ:8.3インチ(2266×1488)
・SoC:Apple A17 Proチップ
・メモリー:非公表 ・ストレージ:128GB・256GB・512GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:10時間(ビデオ再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):134.8×195.4×6.3mm
・重量:293g(Wi-Fiモデル)
ディスプレイ:8.7インチ(1340×800)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
繊維加工が施された背面のデザインが特徴です
背面にカシミアを意識したやわらかい繊維加工が施されています。最新世代のAndroid 14をインストールしつつ、Android 15のバージョンアップも予告。加えて、セキュリティアップデートは2026年12月まで年4回の頻度で更新されるなど、エントリーモデルながらソフトウェアの手厚いサポートを用意しています。フリップケースを同梱しながらこの価格は魅力です。
●基本スペック
・OS: Android 14
・ディスプレイ:8.79インチ(1340×800)
・SoC:MediaTeK Helio G80
・メモリー:4GB ・ストレージ:64GB
・メモリーカードスロット:microSDXC(最大1TBまで)
・バッテリー駆動時間:約10時間(ストリーミング再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):211.8 x 125.5 x 8.35mm
・重量:330g
ディスプレイ:9インチ(1340×800)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
安価な製品ですがメタルボディを採用しています
9インチのディスプレイに、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを組み合わせた動画視聴に適した製品です。OSのバージョンはAndroid 12とやや古めですが、発売後3年のセキュリティアップデートが予定されており、2027年の春ごろまで最新のセキュリティ環境を維持可能。専用のオプションとしてフリップカバーとディスプレイ保護フィルムのセットが用意されています。
●基本スペック
・OS:Android 12
・ディスプレイ:9インチ(1340×800)
・SoC:MediaTek Helio G80
・メモリー:4GB ・ストレージ:64GB
・メモリーカードスロット:microSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:13時間(動画再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):215.43×136.76×7.99mm
・重量:344g
ディスプレイ:8.7インチ(1340×800)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
セルラーモデルとWi-Fiモデルが用意されています
コスパの高さで注目を集める小型タブレット。Wi-Fiモデルに加えて、4G対応のセルラーモデルも用意されています。ステレオスピーカーやDolby Atmos対応で機能性も良好。また、セルラーモデルはGPSを搭載しており、ナビ用途としても適しています。
●基本スペック
・OS:Xiaomi Hyper OS(Android 14)
・ディスプレイ:8.7インチ(1380×800)
・SoC:MediaTek Helio G85
・メモリー:4GB、6GB・ストレージ:64GB、128GB
・メモリーカードスロット:microSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:−
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):125.48×211.58×8.8mm
・重量:373g(Wi-Fiモデル)
ディスプレイ:8.8インチ(2560×1600)
ペン入力対応:Lenovo Tab Pen Plus(別売)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
165Hz駆動ディスプレイを備えるなどゲームを想定した高性能タブレットです
レノボのゲーミングブランド「Legion」シリーズの8インチタブレット。大型のベイパーチャンバーを組み合わせたハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 3」や、2個のUSB Type-Cポートを備えるなどゲームアプリを長時間快適に行える性能を備えています。高い処理性能はゲームに限らず映像の編集などクリエイティブ用途でも魅力です。最高レベルの処理性能・グラフィック性能を備えていることを考慮すればきわめてコスパの高い製品です。
●基本スペック
・OS:Android 14
・ディスプレイ:8.8インチ(2560×1600)
・SoC:Snapdragon 8 Gen 3
・メモリー:12GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:約15時間
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):208.5×129.5×7.8mm
・重量:約350g(Wi-Fiモデル)
10インチタブレットは、自宅で電子書籍や動画、ゲームなどをオールマイティーに楽しめる“ちょうどいい”サイズです。このサイズは最近、Androidタブレットの人気が高まっていて製品が増えており、iPadのように使える高性能なものも選べます。
ディスプレイ:11インチ(2360×1640)
ペン入力対応:Apple Pencil(USB-C)/第1世代Apple Pencil※いずれも別売り
キッズモード:ファミリー共有(スクリーンタイム)
「A16チップ」を搭載した改良モデル。カラーはシルバー、ブルー、ピンク、イエローの4色です
2025年3月に登場した新しい「iPad」です。SoCに「A16チップ」を搭載することで、前モデルと比較して全体的なパフォーマンスが50%向上しています。また、ストレージの構成が128GB、256GB、512GBとなり、64GBモデルがなくなっています。値上がりの続くアップル製品ですが、128GBモデルは5万円台半ばという、お値打ちな1台となっています。
●基本スペック
・OS:iPadOS 18
・ディスプレイ:11インチ(2360×1640)
・SoC:Apple A16チップ
・メモリー:非公表 ・ストレージ:128GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:10時間(ビデオ再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):179.5×248.6×7.0 mm
・重量:477g
ディスプレイ:11インチ(2360×1640)
ペン入力対応: Apple Pencil Pro/Apple Pencil(USB-C)※いずれも別売り
キッズモード:ファミリー共有
左が11インチモデル、右が13インチモデル。カラーバリエーションはパープル、スペースグレイ、ブルー、スターライトの4色です
2025年3月に新しい「iPad Air(M3)」が登場したことで、1世代前の「iPad Air(M2)」の値下がりが進んでいます。特に注目したいのはこちらの128GBストレージを搭載する11インチWi-Fiモデル。2025年6月末時点の価格は7円台前半で6万円台も見えてきました。「iPad Air(M3)」との価格差は約1万円ですが、両機の大きな違いはSoCだけ。ボディやディスプレイなどハードウェアは共通の、お値打ちな製品となっています。
●基本スペック
・OS:iPadOS 17
・ディスプレイ:11インチ(2360×1640)
・SoC:Apple M2チップ
・メモリー:8GB ・ストレージ:128GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:10時間(ビデオ再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):178.5×247.6×6.1mm
・重量:462g
ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
キックスタンドを備えるクリアケースを同梱、立てかけた設置が簡単です
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーやWUXGA対応のディスプレイ、かさばるデータの保存に役立つmicroSDXCメモリーカードスロットを備えるなど、動画や電子書籍の閲覧に適した性能を備えています。また、エントリークラスとしては珍しく2回のOSバージョンアップを予告しており、Android 16世代まで最新のソフトウェア環境を維持できます。
●基本スペック
・OS:Android 14
・ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)
・SoC:MediaTek Helio G85
・メモリー:4GB ・ストレージ64GB
・メモリーカードスロット:microSDXC(最大1TBまで)
・バッテリー駆動時間:9.5時間(ストリーミング動画再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):154.5×235.7×7.5mm
・重量:425g
ディスプレイ:11インチ(2560×1600)
ペン入力対応: Redmi Smart Pen※別売り
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
処理性能やディスプレイなど十分なスペックを持つ人気モデル「Redmi Pad SE」の後継機です
10インチクラスのエントリー向けタブレットの新モデルです。前モデル「Redmi Pad SE」のコンセプトを受け継ぎつつ、2.5K解像度/約10億色表示に対応するディスプレイや、新世代のSoC「MediaTek Helio G100-Ultra」を搭載するなど、全般的な性能アップを果たしています。また、Wi-Fiモデルに加えて、4Gのデータ通信に対応した「Redmi Pad 2 4G」がラインアップに加わり、用途に応じて選びやすくなっています。
●基本スペック
・OS:Xiaomi HyperOS(Androidベース)
・ディスプレイ:11インチ(2560×1600)
・SoC:MediaTek Helio G100-Ultra
・メモリー&ストレージ:4GB+128GB、6GB+128GB、8GB+256GB ※Redmi Pad 2 4Gは4GB+128GBモデルのみ
・メモリーカードスロット:microSD(最大2TBのSDXCに対応)
・バッテリー駆動時間:17時間(動画再生)※Redmi Pad 2 4Gは19時間(動画再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):166.04×254.58×7.36mm
・重量:510g ※Redmi Pad 2 4Gは519g
ディスプレイ:10.3インチ(モノクロ:2480×1860、カラー:1240×930)
ペン入力対応:製品パッケージに同梱
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
カラーのEInkディスプレイを採用、各社の電子書籍アプリをインストール可能です
カラーのEInkディスプレイを採用したユニークなタブレット。紙と同じく反射光を使って表示するため、活字はもちろんカラーのコミックの表示も印刷物に近く、太陽光下でも視認性が高いです。アプリを追加できる点が専用の電子書籍リーダーと比較した優位点。いっぽうタブレットしてみると、カメラを搭載していないことと、ディスプレイの性質上、動画の視聴にやや不向きな点は注意です。
●基本スペック
・OS:Android 15
・ディスプレイ:10.9インチ(2304×1440)
・SoC:Exynos 1580
・メモリー:8GB ・ストレージ:128GB
・メモリーカードスロット:micsoSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:約20時間(動画再生時)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):約254.3×165.8× 6.0mm
・重量:約497g
ディスプレイ:11.2インチ(3200×2136)
ペン入力対応:Xiaomi フォーカスペン※別売
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
カラーバリエーションは、グレー、ブルー、グリーンの3色
高機能と価格を両立した「Xiaomi Pad 6」の後継モデル。ボディサイズはほぼ変わりませんが、ディスプレイが11インチから11.2インチに大型化しています。搭載されるSoCはミドルハイクラスの「Snapdragon 7+ Gen 3」で、一般流通モデルは256GBのストレージを搭載しており、基本性能に余裕があります。
ペン操作が可能なのもポイントで、できることはiPadとそう変わりません。前モデル同様にiPadの代わりとして選べるAndroidタブレットでしょう。
●基本スペック
・OS:Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)
・ディスプレイ:11.2インチ(3200×2136)
・SoC:Snapdragon 7+ Gen 3
・メモリー:8GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:−
・バッテリー駆動時間:20.4時間(動画再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):173.4×251.2×6.18mm
・重量:500g
12インチ程度のディスプレイを採用するタブレットは、画面の大きさを生かし、動画やゲームを迫力ある映像で楽しめるのが魅力です。画面が大きい分、価格も少し高くなりますが、それに見合う価値のある製品ばかりです。
ディスプレイ:13インチ(2752×2064)
ペン入力対応:Apple Pencil Pro(別売)
キッズモード:ファミリー共有(スクリーンタイム)
写真のキーボード付きカバー「Magic Keyboard」は別売りです
2024年5月に登場した「iPad Pro」の最新モデル。「M4」チップを搭載したことでさらに性能を高め、業務効率の向上を望むプロユーザーにとって待望の1台です。有機ELパネルを重ねた「タンデムOLED」構造のディスプレイは、基本性能と画質の両面が大幅に進化。また、本機に対応する新しいペン入力機器「Apple Pencil Pro」は新操作「スクイーズ」に対応するほか、書き味を振動で伝える「触覚フィードバック」機能を備え、さらに自然な使用感を実現しています。
●基本スペック
・OS:iPadOS 17
・ディスプレイ:13インチ(2752×2064)
・SoC:Apple M4
・メモリー:非公表 ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:10時間(ビデオ再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):215.5×281.6×5.1 mm
・重量:579g
ディスプレイ:12.1インチ(2560×1600)
ペン入力対応:Redmi スマートペン(別売)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
写真のRedmiスマートペンとキーボード付きフリップカバーは別売
12インチAndroidタブレットでは群を抜く高コスパに注目の集まる1台。最新世代のミドルレンジSoC「Snapdragon 7s Gen 2」に120Hz駆動の液晶ディスプレイ、33Wの急速充電など性能も十分以上。さらに、専用のキーボード付きカバーやデジタルペンなど周辺機器を組み合わせれば、多様なスタイルで利用できます
●基本スペック
・OS:Android 14(Xiaomi HyperOS)
・ディスプレイ:12.1インチ(2560×1600)
・SoC:Snapdragon 7s Gen 2
・メモリー:6GB ・ストレージ:128GB
・メモリーカードスロット:micsoSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:12.1時間(動画再生)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):181.85×280×7.52mm
・重量:571g
ディスプレイ:12.7インチ(2944×1840)
ペン入力対応:Lenovo Tab Pen Plus(同梱)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
4個のスピーカーを備えた迫力のサウンドも魅力です
手書きメモやドローイング、イラスト作成などに役立つ、アナログ入力対応の「Lenovo Tab Pen Plus」が同梱。搭載される4個のスピーカーはバーチャルサラウンドのDolby Atmosに対応し、大画面と組み合わせて迫力のある映像体験が可能です。GPSやDPオルタネートモードの映像出力に対応するUSB Type-Cポートを備えるなど、機能性も良好。別売りのカバーを組み合わせればさらに快適に使えそうです。
●基本スペック
・OS:Android 14
・ディスプレイ:12.7インチ(2944×1840)
・SoC:MediaTek Dimensity 8300
・メモリー:8GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:micsoSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:約11時間(標準使用時)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):約291.8×189.1×6.9mm
・重量:約620g
ディスプレイ:12.7インチ(2944×1840)
ペン入力対応:Lenovo Tab Pen Pro(別売)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
「Snapdragon 8 Gen 3」や16GBメモリーを備えた高性能タブレットです
ハイエンド向けSoC「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載する高性能の12インチタブレット。キーボードを組み合わせてノートPCの代替や映像の編集、ゲームなど多目的に利用できます。また、ビジネスの効率化に役立つレノボ独自のAIアシスタント「Lenovo AI Now」の日本語版に対応する予定です。
●基本スペック
・OS:Android 14
・ディスプレイ:12.7インチ(2944×1840)
・SoC:Snapdragon 8 Gen 3
・メモリー:16GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:―
・バッテリー駆動時間:約12時間
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):約291.0×188.3×6.7mm
・重量:約640g
ディスプレイ:12.4インチ(2800×1752)
ペン入力対応:Sペン(付属)
キッズモード:Google キッズスペース+ファミリーリンク
Sペンを同梱。周辺機器も豊富です
有機ELディスプレイを備えたハイエンドタブレット。生成AI機能を強化しており、ラフスケッチからイラストを生成、録音データの文字起こしを行ったうえで要旨をまとめる、翻訳など高度な処理が行えます。ハイエンドタブレットらしく周辺機器も豊富で、アナログ入力対応の「Sペン」を同梱、キーボード付きカバーも2種類を用意するなどシステム強化の幅も広くとられています。
●基本スペック
・OS:Android 14
・ディスプレイ:12.4インチ(2800×1752、有機EL)
・SoC:MediaTek Dimensity 9300+
・メモリー:12GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:micsoSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:16時間(動画再生時)
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):285.4×185.4×5.6mm
・重量:約571g
Windowsタブレットは、ノートパソコンで標準のOS「Windows」を採用しているので、仕事用や学習用として使いやすいのが特徴。ここでは、仕事用として活用できる高性能モデルや、子どもの学習用として選びやすい低価格モデルを3つ厳選しました。
ディスプレイ:13インチ(2880×1920)
ペン入力対応:Surfaceスリムペン2(別売)
キッズモード:ファミリー セーフティ
別売オプションとして「Surfaceスリムペン2」を含め多彩なアクセサリーが用意されています。本体のカラーバリエーションはグラファイト、サファイア、フォレスト、プラチナの4色 ※画像の各種アクセサリーは別売
Windowsタブレットの超定番モデルで、13インチの高精細ディスプレイ(2880×1920)や第12世代の「Core i5 1235U」など充実したスペックを搭載。オフィスソフト「Office Home and Business 2021」が付属するので、購入してすぐに仕事に使えます。
本体重量が879gと軽量で、バッテリー駆動時間も最大15.5時間と十分な長さなので、外に持ち出しても問題なく使用できます。
●基本スペック
・OS:Windows 11 Home
・ディスプレイ:13インチ(2880×1920)
・SoC:Core i5 1235U
・メモリー:8GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:−
・バッテリー駆動時間:15.5時間
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):209×287×9.3mm
・重量:879g
ディスプレイ:10.1インチ(1280×800)
ペン入力対応:充電式アクティブ静電ペン(別売)
キッズモード:ファミリー セーフティ
ボディカラーはブラック&ベージュ
10.1インチディスプレイを採用する小型で低価格なWindowsタブレット。5万円台の価格ながらペン入力にも対応しています。
エントリー用のCPUを採用しているので処理性能は決して高くありませんが、8GBのメモリー容量と256GBのストレージを確保しており、子どもの学習用としては十分でしょう。また、耐衝撃性能などタフネス性能も備えているのも魅力です。
●基本スペック
・OS: Windows 11 Pro
・ディスプレイ:10.1インチ(1280×800)
・SoC:Celeron N4500
・メモリー:8GB ・ストレージ:256GB
・メモリーカードスロット:microSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:16時間
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):185.5×248.5×23.3mm
・重量:590g(キーボードを含まない)
ディスプレイ:10.5インチ(1920×1280)
ペン入力対応:Surfaceペン(別売)
キッズモード:ファミリー セーフティ
バッテリー持ちが向上し、軽量化されさらに機動力を増しています
携帯性を重視した2in1タブレット「Surface Go」シリーズの最新モデル。「XGT-00017」はシリーズの中でエントリーモデルにあたり、「Windows 11 Pro」をインストールしながら、ストレージを64GBに抑えることで価格を抑えています。なお、プリインストールされるOfficeソフトを継続して使用する場合、ライセンス認証またはアクティベーションなど有償の手続きが必要です。
●基本スペック
・OS:Windows 11 Pro
・ディスプレイ:10.5インチ(1920×1080)
・SoC:Intel プロセッサ N200
・メモリー:8GB ・ストレージ:64GB
・メモリーカードスロット:microSD(SDXC対応)
・バッテリー駆動時間:12.5時間
・本体サイズ(幅×高さ×厚さ):175×245×8.3mm
・重量:544g
価格.comの「タブレット」カテゴリーには、今人気のタブレット製品がひと目でわかる「人気売れ筋ランキング」が用意されています。人気製品に加えて、価格の変動した製品が上位に並んでおり、お買い得情報として役に立ちます。
ランキング1位の「iPad 11インチ(A16)」の価格下落が収まっていません。瞬間的ですがついに4万円台に突入、現在も5万円台前半で推移中です。128GBのストレージを備えていることを考えると、近ごろのiPadシリーズではコスパは圧倒的。また、2位の「iPad Air 11インチ(M3)」もカラーバリエーションによっては、ついに7万円台に突入しました。アップル公式価格が99,800円であることを踏まえれば、こちらも相当のお値打ち価格。アップルのようなアメリカメーカーの製品はトランプ政権の相互関税がどう影響するのかわからない状況です。しかし、直近の価格.comにおけるiPadの値動きについては、最新機種を含む幅広い製品で値下がりが続いています。
メーカー別シェアを示す円グラフ(上)を見ると、アップルが5割弱高いシェア率を維持しています。iPadの値下がりが続くいっぽうアメリカの相互関税の影響がわかりにくく、今が買い時と判断する人が多いのかもしれません。下の価格帯別棒グラフは、40,001円〜60,000円、60,001円〜100,000円の割合が高くなっています。これらも、iPadシリーズの人気モデルの価格帯と対応していると見ることができます。
タブレットを購入した際にあわせて手に入れたいのが「ケース」や「カバー」です。ケース・カバーは、タブレット本体をキズから守るのに役立ちますし、タブレットをドレスアップするのにももってこいです。
価格.comには「タブレットケース・カバー」カテゴリーが用意されていて、キーボードが一体型のものやスタンドが付いたものなど、さまざまな機能を持つケース・カバーを探せて便利です。ぜひ製品選びの参考にご活用ください。
価格.comならタブレットのケース・カバーもカラーやスペックで検索できます
タブレットケース・カバーの選び方で注意したいのは、専用品と汎用品に分かれていること。専用品のほうが細かいところまで作り込まれているので安心して選べます。汎用品は価格が安く、カラーなど個性的なものを選べるのが魅力です。