近年、インスタグラムなどSNSで、お手製の料理を公開する人が増えてきました。SNSで公開するとなると、料理はもちろん、一緒に写る食器や調理家電にもこだわりたいもの。そこで注目していただきたい調理家電ブランドが、おしゃれで機能的な製品に定評のあるウィナーズの「レコルト」です。
2017年4月25日、そんな「レコルト」がメディア向けの試食体験会を開催。今回発表されたのは、自宅でカフェ気分が味わえる小型ブレンダーや、ホットプレート「ホームバーベキュー」ユーザー待望のオプション「たこやきプレート」、コンパクトな「アイスクリームメーカー」です。ここでは、試食体験会の様子をレポートします。
写真右から、「ソロブレンダーソラン」、「アイスクリームメーカー」、「ホームバーベキュー」の「たこ焼きプレート」
今でこそ、さまざまなメーカーから発売されている、「作ったらそのまま飲む」というスタイルのブレンダーですが、その第1号は、レコルトが2010年に発売した「ソロブレンダー」なのだそう(メーカー談)。そんな「ソロブレンダー」の第3モデルとなるのが、2017年5月1日発売予定の「ソロブレンダーソラン」です。
丈夫なトライタン製のボトルのほかに、カフェで使用するようなおしゃれなガラス製のドリンキングジャーが付属するため、自宅でカフェ気分が味わえます。おしゃれなデザインながら、160Wで20,000回転/分のパワフルなモーターとステンレスカッターを装備しており、家庭で作った氷や凍らせた果物なども砕いて液体と一緒にかくはんできるなど、パワーは必要十分。市場想定価格は4,000円(税別)です。
カラーは、左からレッド、オレンジ、グリーンの3色を用意。製品名の「ソラン」(デンマーク語で「太陽」)にちなみ、元気が出るようなビタミンカラーをそろえたそう
ドリンキングジャーは作りたてのドリンクをそのままおしゃれに飲めるほか、ガラス製で使用後のニオイ移りも少ないため、油やにんにくを使用したスープやドレッシングも気がねなく作れるというメリットも。トライタン製ボトルは、食事の代わりのスムージーやたっぷりな量のスープ作り向け。キャップ付きで、持ち運びや冷蔵庫での保存にも便利です。
ガラスジャー(右)は容量300mlの飲みきりサイズ。トライタン製ボトル(右)は容量400ml。 ともに食洗機で洗えます
運転の定格時間は1分。刃はボタンを押している間だけ回転します
カッターには、切れ味のよいステンレスを採用。パッキンの部分(グレーの輪)は簡単に着脱して洗えるので衛生面も◎
下の動画で、「ソロブレンダーソラン」の、コンパクトながらパワフルな性能がおわかりいただけるでしょうか。運転を止めてもしばらく水の渦が消えません。
2016年10月に発売された「ホームバーベキュー」は、700℃まで温度が上昇するヒーターを採用し、強い火力を保つことで分厚いステーキ肉もジューシーに焼き上げるなど、室内でもバーベキュー気分を味わえるホットプレート。本体のデザインも、アウトドアで使用するバーベキューセットがイメージされています。
今回お披露目されたのは、購入者からの要望が多かったというオプションの「たこ焼きプレート」。発売は5月中旬予定。市場想定価格は2,000円(税別)となります。
「ホームバーベキュー」の本体価格は9,720円(税込、2017年4月25日現在価格.comの最安価格)。煮込みや蒸し調理に使用できるセラミックスチーム深鍋(右後、3,000円)や、丸い焼き型6個分を1度に焼けるバラエティプレート(中央後、2,500円)がオプションとしてすでに発売中です
本体に付属する「バーベキュープレート」(奥)と「平面プレート」(手前)
スリットが入った「バーベキュープレート」を使用することで、余分な肉の脂を落としておいしそうな焼き目が付きます。プレートの下に水を入れておく仕様なので、煙の量も抑えられます
ヒーター部分は簡単に外せるので、そのほかの部分は丸洗い可能!
ヒーターは矢印の部分が押されている間以外は通電しないという安全設計
油が飛んでも、ボディは丸洗いできるので、脂の多い肉も気兼ねなく焼けます
「ホームバーベキュー」で焼いた豚バラ肉をサムギョプサル風にして試食。ジューシーなのに油っぽくないのは、余分な油がきちんと落ちているから
今回新たに発売となる「たこ焼きプレート」は、穴を一般的なたこ焼き機よりも大きめの4.5cmに設定。これによって、具のたっぷり入ったたこ焼きをきれいに焼き上げられるだけでなく、たこ焼き以外の料理も作りやすいそうです。
大きめのたこ焼きが15個作れるプレート。鉄板の穴と穴の間にガイドとなるラインが入っているため、溝をなぞれば誰でも簡単に均一な大きさのたこ焼きが焼けるそう
たこ焼きをきれいに焼くコツは、一気にひっくり返さず、先に3分の1程度返してプレートの底に生地を行き渡らせ、その後に返すとよいとのこと
たこ焼き作りに慣れていない人が返した分も含め、すべてきれいな球体に焼き上がりました
試食してみると、外はかりっと、中はとろりとやわらかで理想的な焼き上がり
穴のサイズが大きいので、たこ焼き以外の料理にも使いやすいです。写真は焼きおにぎりとオムレツ。なんともフォトジェニック
見た目もかわいく、普通のおにぎりよりも崩れにくいのでお弁当にもぴったり! 大きめサイズで満足感もあります
これからの季節、食べたくなるものといえばアイスクリーム。食べ過ぎは気になるけれど、牛乳を豆乳に変えてヘルシーにアレンジしたり、フルーツたっぷりで保存料不使用の手作りアイスクリームなら、ちょっとは罪悪感も軽くなりますね。
そこでこの夏に活躍しそうなのがこちら。「アイスクリームメーカー」は、凍らせた冷却ポットに好みの材料を入れるだけで、カップ2個分ほどのアイスクリームやシャーベットを簡単に作ることができます。2017年5月1日発売予定で、市場想定価格は4,000円(税別)。
調理中、本体が冷たくなっても支えやすいようハンドルが付いていたり、ハンドル部分に付属のスプーンを入れておけるなど、行き届いた工夫がうれしいですね。カラーはピンク(左)とグリーン(右)が用意されます
一般的なアイスクリームメーカーは冷却ポットがボウルのような口の広い形状をしていることが多いため、冷凍庫に入れる際に斜めになってしまうことが多いそう。実はそうなると、冷却容器の側面に入っている冷却剤に偏りが生じるため、アイスクリームの材料を均等に冷やすことができず、失敗につながってしまうのだそう。その点、この「アイスクリームメーカー」は形状がスリムなため、冷凍庫にまっすぐの状態で入れやすく、前述したような失敗が起こりにくいというメリットがあります。
冷却ポットは単体でも販売(税別1,400円)しているため、複数個用意すればいろいろな味を楽しむことができます
使い方は、冷やした冷却容器に材料を入れるだけ。「電動」で、本体のスイッチを押せば、本体についたパドルが回転して自動で中身をかくはんしてくれる方法だけでなく、付属のスプーンで中身をかき混ぜる「手動」での調理も楽しめます。
電動で使用する場合は、材料を注いでパドルの付いた本体をかぶせ、スイッチを押すだけ
手動の場合は、材料を入れて、固まったところからこそいでいきます。ちょっと面倒だけれど、固まっていく様子を見るのは楽しいかも
電動、手動ともに15分ほどで完成します
ビスケットやチョコチップなど、好みのトッピングを混ぜて試食。口当たり滑らかに仕上がっていました
パドルは取り外して洗うことができるので衛生的です