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ダイソンのドライヤー「Dyson Supersonic」が日本人向けにアップデート

2017年5月9日、ダイソンは、2016年に発売した「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」の新モデルを発表した。新しい「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」は、よりヘアスタイリングがしやすく改良を加えられた製品だという。日本人のトップヘアスタイリストとの共同開発により、風温や風量を変更した日本人のためのアップデートだ。2017年5月10日より、ダイソンの公式オンラインストア、ダイソン直営店、百貨店で発売され、家電量販店での取り扱い開始は5月25日を予定している。価格は従来モデルと同価格の45,000円(税別)となる。

新しい「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」のプレゼンテーションに登壇したダイソン パーソナルケア グローバル カテゴリー ディレクターのトム・クロフォード氏。カラーバリエーションには、日本人の好みを反映したという「アイアン/ブルー」と「インペリアル パープル」が追加される。「インペリアル パープル」は本革レザーボックス入りで、ダイソンの公式オンラインストア、ダイソン直営店、百貨店のみの限定色。価格は55,000円(税別)となる

本体サイズは、78(幅)×245(高さ)×97(奥行)mm、重量は630g(20g弱重くなった)で、従来モデルとほぼ同じ。最大消費電力も1,200Wと、従来モデル同様

2.4m3/分の大風量と風温管理機能がすごい!「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」

2016年5月に発売された従来モデルは、ハンドル部にモーターを内蔵し、一般的なドライヤーとはかけ離れた「形状」、2.4m3/分という「大風量」、ドライヤーで5万円弱という「価格」で大いに話題を呼んだのが記憶に新しい。まずは、従来モデルから踏襲されている「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」のスゴさをおさらいしよう。

<従来モデルのくわしいレビューはこちら!>
コレが本当の大風量! ダイソンのドライヤーを1か月使ってみて感じたこと

「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」には、「ダイソン最小・最軽量」ながら、毎分最大約110,000回という高速回転の「デジタルモーター V9」を内蔵したほか、同社の代名詞でもある「羽根のない扇風機」で特許を取得した「エアマルチプライアー」の技術を採用。モーター部が取り込んだ空気を約3倍にも増幅させ、高速で高圧な気流を生み出す。また、ヘッドに内蔵されたセンサーが風の温度を毎秒20回も測定することで、髪を傷めない温度に保つ「インテリジェント・ヒートコントロール」機能も搭載している。これらによって、髪をいたわりながらすばやく乾かせる点が特徴だ。

モーター部が取り込んだ空気を約3倍にも増幅させ、高速で高圧な気流にする「エアマルチプライアー」の技術を採用

ヘッドに内蔵されたセンサーが風の温度を毎秒20回測定し、髪を傷めない風温をキープ

ヘッドに内蔵されたセンサーが風の温度を毎秒20回測定し、髪を傷めない風温をキープ

一般的なドライヤーと比べて音がうるさくないのも特徴。発表会当日はタッチ&トライスペースで10台以上の「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」が稼動していたが、会話にも支障がなかった

最高温度引き上げと風量軽減でよりスタイリングしやすくなった

ここからは、新しい「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」からの変更点をチェックしよう。風温を4段階から選べ、風量を「弱風」「中風」「強風」の3段階で調整できる点は従来モデルと同様だが、新しい「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」では、その温度と量に改良が加えられている。

ダイソンによると、150℃以上の過度な熱は髪にダメージを与えるものの、うねりやくせを伸ばしたり、スタイリングをするためにはある程度の高温が必要だという。そこで「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」では、最高温度を従来モデルの78℃から、100℃(風の場合)にアップ。100℃は髪が過度な熱で傷みにくい範囲を守った温度なので、髪を傷めずによりスタイリングしやすくなるという。また、「弱風」「中風」の風量を弱くしたことによって、前髪や顔周りなどのスタイリングをしやすくした。髪質にも気を使い、スタイリングにもこだわる日本人に向けたアップデートだ。

温度は「速乾(100℃)/標準(62℃)/低温(45℃)/冷風」の4段階、風量は「スピード(強風)/レギュラー(中風)/スタイリング(弱風)」の3段階で調節可能

なお、付属するアタッチメントについては、髪をやさしく乾かしながら整える「スムージングノズル」、ブローしたい所だけに風を的確に当てる「スタイリングコンセントレーター」、風を均一に分散させて、カールやウェーブを崩さず、やさしい風でブローする「ディフューザー」の3つで、従来モデルと同様のラインアップ。

アタッチメントは従来モデルと同様。すべてマグネット式で着脱が簡単なのに加え、アタッチメントの表面が熱くならない仕様なので安全に使用できる

「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」なら “カフカストレート”も簡単!?

発表会には、ストレートのロングヘアがトレードマークの女優・シシド・カフカさんと、雑誌や広告で活躍中のヘアメイクアーティスト・小田切ヒロ氏が登場。「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」を使用して、小田切氏がシシドさんのウェーブにセットされた髪をただの「ストレート」ならぬ、“スーパーストレート”にブローするというデモンストレーションが披露された。

アタッチメントを使い分けながら、瞬く間にストレートを作り上げていく

アタッチメントを使い分けながら、瞬く間にストレートを作り上げていく

10分ほどで美しいストレートヘアが完成。シシドさんは、「指どおりもやわらかくてつや感もありますね。これは紛れもなく“カフカストレート”です」と感激の様子

ここまでの美しい仕上がりはプロの成せる技かもしれないが、アイロンを使用せずにドライヤーと手ぐしだけで髪を美しくスタイリングできるのは、ロングヘアの女性にとっては朗報だ。「乾かすのがめんどうで髪を短くしてしまった」という女性も多いが、髪にやさしく、早く美しく乾かしてくれる「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」は、ヘアスタイルの選択肢を広げてくれそうだ。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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