省エネ性能、心地いい風、デザイン……何を優先して選ぶ?

《2017年》今、人気の扇風機はこれだ! 定番から話題の高級機種まで

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暑い夏。涼を取るのに欠かせない家電のひとつが扇風機です。近年は1〜2万円クラスの高級扇風機が人気となっていますが、これまでの扇風機に選ぶ価値がないわけではありません。使い方や好みの涼み方を考慮して、値段にとらわれずに選ぶことが“本当の快適”を手に入れる近道です。そこで、今流行りのDCモーター搭載機から、昔ながらのACモーター搭載機まで、タイプ別に注目の13モデルを厳選しました。

目次
選び方の基本が知りたい人はこちらをチェック
・高級扇風機ってどんなもの?
・DCモーター搭載扇風機は従来機(ACモーター)とどう違う?
・はたして高級扇風機を選ぶべきか?
タイプ別で選ぶ扇風機カタログ
1【DCモーター搭載機】最高の省エネ、快適モデルがずらり
2【羽根なしモデル】インテリア性にもこだわりたい
3【ACモーター搭載機】コスパ重視の技ありモデルを厳選

高級扇風機ってどんなもの?

一般的には数千円で購入できる扇風市場に数万円もする高級モデルが登場し始めたのは、2010年のこと。その先駆けとなったのは、バルミューダ「GreenFan」です。速度の異なる風を同時に作り出す二重構造の羽根を採用することで、従来の扇風機のような断片的な風ではなくムラのないスムーズな風を実現。さらに、従来のACモーターから、回転数を細かく制御できるDCモーターに変更し、そよ風のような微風を放出できるようにしたのも特徴です。その微風(最小風量時)の消費電力は初代モデルで4W(最新モデルでは1.5W)、最大風量時でも20W。従来の扇風機は30〜50W程度なので、その差は歴然でした。この省エネ性能によって、当時の節電意識の高まりの後押しもあり、GreenFanは3万円を超える価格ながら大ヒット。これ以降、他メーカーも続々とDCモーター搭載モデルをリリースしていき、現在、高級扇風機というと、省エネ性能にすぐれ、ムラのない“やさしい風”を放出できる「DCモーター搭載機」を指すのが一般的です。

「GreenFan」の登場をきっかけに、DCモーター搭載の高級扇風機が続々と発売されるようになりました。写真は2014年に発売された「GreenFan Japan」ですが、初代「GreenFan」と見た目にはほとんど変わりません

DCモーター搭載扇風機は従来機(ACモーター)とどう違う?

従来の扇風機(ACモーター)とDCモーター搭載機の大きな違いは2つ。ひとつは、風です。DCモーターは超低速回転でも安定して送風できるため、机の上に置いた紙が吹き飛ばないほどの微風を作り出せるのが特徴。羽根の形状や枚数も工夫されており、従来の、羽根によって空気を切りさいていくような風ではなく、自然のそよ風のような断続的なやわらかい風を送り出せます。さらに、ACモーター搭載機は「弱」「中」「強」というように3段階で風量調節するのが一般的でしたが、DCモーター搭載機では〜無段階で調節できるものも多く、“自分に快適”な風量に設定しやすいのもポイント。正直、DCモーター搭載機の微風を体験すると、ACモーター搭載機の「弱」はかなり強風に感じます。また、モーターの特性上、運転音も非常に静か。バルミューダ「GreenFan」の最小風量時の運転音がわずか13dBということからも、ほとんど運転音は聞こえないレベルであることがわかります。

33段階で風量を変えられるモデルもDCモーター搭載機にはあります

33段階で風量を変えられるモデルもDCモーター搭載機にはあります

そして、大きな相違点の2つめは消費電力。おおざっぱに言ってしまうと、DCモーター搭載機は従来の半分程度の消費電力で済みます。もともと扇風機の消費電力はそれほど大きくないので、たとえばACモーター搭載機(40W)を1日8時間で1か月(30日)使っても電気代は約260円ですが、1年間同じように使ったとすると、DCモーター搭載機とACモーター搭載機では約1,500円強の電気代の差が出ます。ささいな差ですが、使用時間が長くなると電気代の差額も大きくなるので、設計寿命の10年(主に国内メーカーの場合)で本体価格の差額のモトも取れてしまうかもしれません。

はたして高級扇風機を選ぶべきか?

近年、扇風機はエアコンと併用して使うようになってきているので、室内の空気を循環させるなら弱い風量で十分、その分、消費電力を抑えて静かであってほしいというニーズからDCモーター搭載機の人気が高まっているのは事実です。各社からDCモーター搭載機の初代モデルが続々と登場した2011年頃は、「従来の扇風機(ACモーター)より消費電力は1/10だけれど、本体価格は10倍」と言われていたほど高価でしたが、現在は1万円前後から手に入れられるようになり、手ごろさも出てきました。大手家電メーカーの上位モデルは今でも3万円を超えますが、型落ちやエントリーモデルであれば1万円代で購入可能。扇風機の場合、型落ちでも性能はそれほど変わらないので、最新モデルを狙わなくても問題ありません。ただし、注意したいのは新モデルなのに“安すぎる”製品。省エネ、微風といったDCモーターならではの特性は備えているものの部品のかみ合わせが甘く、低速回転している時に羽根がグラつき「カタカタ」と音がすることも。筆者の所感では、最低でも1万円前後の製品を選ぶほうが安心だと思います。自分が求める快適さや性能と本体価格を天秤にかけて、高級扇風機を選ぶかを考えてください。「風はたっぷり浴びたい」「運転音も気にならない」という人であれば、従来どおりのACモーター搭載機でかまわないでしょう。

DCモーター搭載機でも、組み立てる部品のかみあわせ具合がいまいちなモデルもあるので要注意

DCモーター搭載機でも、組み立てる部品のかみあわせ具合がいまいちなモデルもあるので要注意

1.やっぱりDCモーター搭載扇風機が欲しい!

せっかくDCモーター搭載機を導入するなら、とことん心地よさと省エネにこだわったモデルでこれまでの扇風機とはまったく異なる快適さを手に入れましょう。ハイポジションのリビングファンを中心に、小さめの部屋で使いやすいコンパクトタイプ、置き場を圧迫しないタワーファンから合計9製品を厳選しました。

1-1.シャープ「PJ-G3DG/PJ-G3DS」

扇風機の風を浴びて涼みたいけれど、だるくなるのがネックという人にうってつけなのが、シャープのDCモーター搭載リビングファン「PJ-G3DG/PJ-G3DS」。アサギマダラ蝶の羽根形状を模したファン「ネイチャーウイング」で生み出されるムラのない風に、肌表面の水分蒸発を抑えるプラズマクラスターイオンを乗せることにより、長時間風に当たっていてもだるさ感が軽減されるそう。もちろん、プラズマクラスターイオンはニオイにも効果あり! 扇風機で涼みながら衣類やソファに染み付いたタバコ臭・汗臭、料理の臭いなどを消臭してくれます。さらに、寝具や衣類に向けて風を送れば、30〜40代特有の体臭「ミドル臭」を取り除くことも可能。最上位機「PJ-G3DG」は、よりなめらかな風が放出できるようにアサギマダラ蝶に加えアゲハ蝶の羽根形状を応用した「ハイブリッド・ネイチャーウイング」が採用されているほか、熱中症の危険を知らせてくれる「みはり」機能が装備されているので、高齢のご両親へのプレゼントにも最適です。

最上位機「PJ-G3DG」(左)、中位機「PJ-G3DS」(右)

最上位機「PJ-G3DG」(左)、中位機「PJ-G3DS」(右)

●スペック
・サイズ:370(幅)×820〜1,110(高さ)×370(奥行)mm
・羽根径:32cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):4.1W /26W
・風量切替:33段階
・首振り:【左右】約50°・70°・90°
・角度調節(上下):(上)約50°、(下)約21°
・タイマー(入/切):1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

1-2.パナソニック「F-CP339」

風の強弱や風量が変わるリズムに信州の蓼科高原に吹く風を再現した「1/fゆらぎ」を採用。一定風量の風を連続で浴び続けるよりも体温低下が緩和されるため、長時間風に当たっていても疲れずに済むといいます。さらに温度センサーをオンにすれば、室温をこまめに感知して風量を調節したり、運転を停止・再開してくれるので、いちいち風量を変える手間も軽減。「おやすみモード」では室温測定も就寝を妨げないよう30分ごとと間隔が長くなるなど、細かく配慮されています。また、首振りは左右だけでなく上下にも20°自動で動かせるようになっているので、部屋の空気をかくはんさせるのもバッチリ!

パナソニック「F-CP338」

パナソニック「F-CP338」

●スペック
・サイズ:370(幅)×905〜1,100(高さ)×370(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):2W/22W
・風量切替:8段階
・首振り:【上下】(上)約15°、(下)約5° 【左右】約60°・75°・90°
・角度調節(上下):(上)約21°、(下)約14°
・タイマー(入/切):4・6・8時間/1・2・4時間
・リモコン:あり

1-3.日立「HEF-DC5000」

温度センサーを駆使し、室温にあわせた風量に自動で切り替えたり、風の強弱をランダムに変えながら運転する機能をはじめ、日立「HEF-DC5000」は細かい気配りを感じる数々の機構が魅力。風量がリズミカルに変化する「リズム運転」では強弱が極端に切り替わらない「やわらかモード」が用意され、就寝中に風量が徐々に弱くなっていく「おやすみ運転」では自動停止する時間が2時間と10時間から選べるようになっています。また、リモコンのボタンを押せば自分のいるほうに風向を変えられる「こっちむいてボタン」は、“今すぐ風に当たりたい”という要望に応えてくれる便利機能。なにより、日立「HEF-DC5000」は組み立てられた状態で梱包されるため、組み立てによるガタつきなどもなく、箱から出してすぐに使用可能。これだけで、購入の決め手になる人もいるのではないかと思うほどのナイスアイデアです。また、ヘッドを真上に向けて送風もできるので、天井付近の空気のかくはんにも役立つでしょう。

日立「HEF-DC5000」

日立「HEF-DC5000」

●スペック
・サイズ:371(幅)×810〜1,100(高さ)×360(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):2W/21W
・風量切替:8段階
・首振り:【左右】約45°・70°・90°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約10°
・タイマー(入/切): 1・2・3・4・5・6・7・8・9時間/1・2・3・4・5・6・7・8・9時間
・リモコン:あり

1-4.バルミューダ「The GreenFan EGF-1600」

DCモーター搭載扇風機の先駆者、バルミューダも選択肢からは外せません。最新の2017年モデルはこれまでと構造や機能に変更点はないものの、名称が「GreenFan」から「The GreenFan」に変更となり、新色「ダークグレー×ブラック」が追加となりました。ここまで紹介してきた扇風機に比べると「The GreenFan」は、実にシンプル。温度センサーやリズム風も非搭載で、風量調節は4段階、タイマーは運転を停止する時間を設定する「切タイマー」のみです。首振り角度も左右約75°となっており、動きの自由度が足りないな……と思いきや、なんと30〜150°の範囲で任意に首振り角度を設定可能。しかも、手でヘッドを動かした範囲が始点と終点となるのがユニーク。ほかにも、中間ポールを取り外せば卓上スタイルに変身、別売のバッテリー(EGF-P100)を用意しておけば電源が取れない場所や停電時にも使えるようになるなど、多機能を追求するのではなく、独自機能で“選ぶ価値”を見い出させてくれます。

バルミューダ「The GreenFan EGF-1600」

バルミューダ「The GreenFan EGF-1600」

●スペック
・サイズ:330(幅)×871/497(高さ)×320(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):1.5W/20W
・風量切替:4段階
・首振り:【左右】約75°
・角度調節(上下):(上)約19°、(下)約11°
・タイマー(切): 1・2・3・4時間
・リモコン:あり

1-5.三菱電機「R30J-DU」

中間ポールを外すと卓上扇風機になるバルミューダ「The GreenFan」のスタイルは魅力だけれど、一般的なリビングファンのような高さのあるものが欲しいなら三菱電機「R30J-DU」がうってうけ。「R30J-DU」も2Way仕様ですが、リビング使用のスタイルは「The GreenFan」よりも15cmほど高くなっています。最大風量時の消費電力はここまで紹介した扇風機の中でもっとも少ない15Wながら、10m先まで送風できるのもポイント(バルミューダ「The GreenFan」は15m先まで送風可能)。また、首振りは左右180°、上下100°と幅広く、真上までカバーしてくれます。上下左右を組み合わせた立体的な送風ができるので、室内の空気のかくはんも、部屋干しした洗濯物の乾燥にも絶大な効果を発揮してくれるでしょう。

三菱電機「R30J-DU」

三菱電機「R30J-DU」

●スペック
・サイズ:370(幅)×580/1,020(高さ)×370(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最大時): 15W
・風量切替:8段階
・首振り:【上下】(上)約90°、(下)約10°/(上)約40°、(下)約10° 【左右】約50°・90°・180°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約10°
・タイマー(入/切): 2・4・6時間/ 1・2・4・6時間
・リモコン:あり

1-6.シャープ「PJ-G2DBG」

上記、三菱電機「R30J-DU」のようにヘッドが真上までカバーして首振りできる扇風機を、もう1製品ピックアップ。シャープ「PJ-G2DBG」は左右の首振り角度こそ90°に限られますが、真上から下向き10°までぐるりと首振りしてくれます。羽根径18cmのコンパクトタイプですが、ヘッドが多方向に大きく動くため、部屋の空気を効率よく循環可能。また、「PJ-G2DBG」にはバッテリーが搭載されているのでコードレスでも使用できます。「1-1」で紹介した同社リビングファン同様に、プラズマクラスターイオンによる消臭や熱中症予防のお知らせ機能なども完備。

シャープ「PJ-G2DBG」

シャープ「PJ-G2DBG」

●スペック
・サイズ:270(幅)×550〜670(高さ)×270(奥行)mm
・羽根径:18cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):2.2W/14.5W
・風量切替:8段階
・首振り:【上下】(上)約90°、(下)約10°/(上)約40°、(下)約10° 【左右】約90°
・角度調節(上下):(上)約90°、(下)約10°
・タイマー(入/切):1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

<関連記事>シャープ「PJ-G2DBG」のヘッドの動きは発表会記事でチェック!

1-7.siroca「DCサーキュレーター扇風機 SCS-401」

発売されたのは2016年ですが、真下に送風できるモデルはめずらしいので紹介しておきましょう。一般的な扇風機は前方にしか送風できませんが、「SCS-401」は羽根を逆回転させることにより反対側(後方)への送風を実現。ヘッドを真上に向けて逆回転で運転すれば、床に向けて風が放出されます。その風が床にぶつかることで床沿いに広がるため、よりやさしい風となって人に到達。また、暖房運転時にもこの真下への送風は非常に有効で、天井付近に溜まった暖気を足元に送ってくれます。風量を切り替えながら送風する「リズムモード」や、30分ごとに風量を下げ、最終的には最小風量で運転する「おやすみモード」といった運転モードも搭載。

siroca「DCサーキュレーター扇風機 SCS-401」

siroca「DCサーキュレーター扇風機 SCS-401」

●スペック
・サイズ:288(幅)×569〜679(高さ)×280(奥行)mm
・羽根径:22.5cm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):2W/24W
・風量切替:8段階
・首振り:【左右】約60°
・角度調節(上下):約100°
・タイマー(入/切): 1・2・4・6時間/1・2・4・6時間
・リモコン:あり

<関連記事>siroca「DCサーキュレーター扇風機 SCS-401」を自宅で使ってみた!

1-8.日立「HSF-DC920」

設置場所を取りたくない人は、タワーファンを選ぶのも手です。タワーファンは本体もしくは内部がスイングする仕様となっているため、動作中もスマート。また、吹出口は縦長なので、ソファなどに座った時に全身に風を浴びたい人にもスリムファンがうってつけでしょう。この「HSF-DC920」には、他の日立製リビングファン同様、温度センサーを利用し、室温にあわせた風量に調節する機能が搭載されています。しかも、切り替える風量の大きさを「強め、弱め」で設定できるようになっているので、自分の好みに近い“おまかせ”運転が望めそう。風量がリズミカルに変化する「リズム運転」や、少しずつ風量が下がり2時間もしくは10時間で運転が停止する「おやすみ運転」も搭載。

日立「HSF-DC920」

日立「HSF-DC920」

●スペック
・サイズ:280(直径)×940(高さ)mm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):5.5W/18W
・風量切替:6段階
・内部スイング:【左右】約55°
・タイマー(入/切):1・2・3・4・5・6・7・8・9時間/1・2・3・4・5・6・7・8・9時間
・リモコン:あり

1-9.コイズミ「KTF-0570」

一定の場所だけでなく、リビングとキッチンといったように複数の場所で使うのに最適なスリムファンもあります。コイズミ「KTF-0570」はバッテリーを搭載しており、コードレスでも使用可能(風量「8」で約5〜6時間の連続運転ができます)。電源コードに差した状態で使用しながら充電もできるようになっているため、充電中でもちゃんと涼めます。なお、本体はやや大きめですが、キャスターが装備されているので移動もラクラク。ワンボタンで最大風量を放出する機能も搭載されており、すぐ強い風が欲しい時に重宝します。

コイズミ「KTF-0570」

コイズミ「KTF-0570」

●スペック
・サイズ:325(直径)×1,005(高さ)mm
・消費電力:46W
・風量切替:16段階
・首振り:【左右】約45°・90°・180°(コードレス時は使用不可)
・タイマー(切):1・2・3・4・5・6・7・8時間
・リモコン:あり

2.スタイリッシュなデザインの羽根なし扇風機

2009年に発表され、大きな注目を集めたダイソンの“羽根のない扇風機”「エアマルチプライヤー」。これ以降、羽根のないモデルといえば「エアマルチプライヤー」一択でしたが、2015年にパナソニックからも羽根のない「創風機 Q」が誕生しました。羽根を回転させて送風するのではなく、気圧を利用し、吸い込んだ空気の何倍もの風を生み出すといった原理は同じです(そのための仕組みは各社で異なります)。羽根がないから子どもが指を巻き込まれる心配もありませんし、掃除がしやすいのも魅力。

2-1.ダイソン「Pure Cool Link」

誕生から7年が過ぎたダイソンの羽根のない扇風機は、さらなる快適を目指して多様なモデルがラインアップされています。そのひとつが、空気清浄機と扇風機が合体した「Pure Cool」シリーズ。PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%キャッチできる「グラスHEPAフィルター」と、従来よりも活性炭を3倍に増やした「活性炭フィルター」が搭載されており、花粉やウイルス、ホルムアルデヒドをはじめとする有害ガスなどを取り除き、キレイな空気にして送風してくれます。送風の仕組みは従来どおりで、ムラのない風は心地よさバツグン。さらに、2017年に登場した「Pure Cool Link」シリーズでは、スマートフォンのアプリと連動して室内の空気の状態をチェックしたり、外から本体を操作をすることができます。

ダイソン「Pure Cool Link タワーファン」

ダイソン「Pure Cool Link タワーファン」

●スペック
・サイズ:196(幅)×1,022(高さ)×196(奥行)mm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):3W/56W
・風量切替:10段階
・首振り:【左右】約70
・タイマー(切):15・30・45分・1・2・3・4・5・6・7・8・9時間
・リモコン:あり

2-2.パナソニック「創風機 Q F-BP25T」

球形ボディに複数の穴が開いた「創風機 Q」ですが、風が出るのは真ん中にある穴のみ。背面にある吸気口から空気を吸い込み、ファンで高圧化して送風すると、側面に設けられた6つの穴から空気が誘引されます。その結果、吸い込まれた空気の約7倍まで増幅した空気が放出できるというのが「Q」が風を生み出す仕組み。非常になめらかな風に加え、自然界に吹くような風を再現した「1/fゆらぎ」も搭載されているので、長時間風に当たっていてもストレスを感じにくいのが特徴です。なお、「Q」自体には首振り機能がないので、60°/90°/120°/180°/360°で首振りするスタンドがセットになった「F-BP25T」を購入するほうが快適度はグンと高まるはず。2015年に誕生した時と構造は変わっていませんが、2017年モデルでは青とオレンジの光を放つLEDが装備されました。

首振りスタンドがセットになった「F-BP25T」。LED非搭載の「F-BM25T」もラインアップされています

首振りスタンドがセットになった「F-BP25T」。LED非搭載の「F-BM25T」もラインアップされています

●スペック
・サイズ:325(直径)×1,005(高さ)mm
・消費電力(風量最小時/風量最大時):4.1W/21.5W
・風量切替:5段階
・首振り:本体には非搭載
・タイマー(切):1・3時間
・リモコン:なし

<関連記事>送風の仕組みは同じ! 初代モデルのレビューをチェック!!

3.高コスパなACモーター搭載機の技ありモデル

これまでの扇風機で不満はない。微風ではなくガンガン風に当たりたい! という人は、価格の安いACモーター搭載機でOK。しかし、その中にも送風具合を工夫したり、センサーを駆使するなどして快適さを追求しているモデルがあります。そうしたプラスアルファのある人気モデルを紹介!

3-1.パナソニック「F-CP325」

同社DCモーター搭載リビングファンにも搭載されていた「1/fゆらぎ」の風が、ACモーター搭載機でも体感できます。さらに温度センサーも装備されており、室温にあわせて風量をコントロール。エアコン併用時で室温が低くなりすぎた時には自動で運転が停止するほか、運転の切り替えや停止の目安となる室温を任意で3段階から選べるようになっているなど、ACモーター搭載機ながらさまざまな気配りがなされています。

パナソニック「F-CP325」

パナソニック「F-CP325」

●スペック
・サイズ:367(幅)×715〜960(高さ)×350(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最大時):43W(60Hz)
・風量切替:3段階
・首振り:【左右】約90°
・角度調節(上下):(上)約12°、(下)約18°
・タイマー(切): 1・2・4時間
・リモコン:あり

3-2.日立「HEF-120R」

8枚の羽根で切れ目のないやさしい風を目指し、うちわであおいだような微風をACモーター搭載モデルでも実現。DCモーター搭載機にも内蔵されていた、風量を切り替えながら送風する「リズム運転」や就寝時の快適さを考慮した「おやすみ運転」も備えられている多機能モデルです。なお、その年、ユーザーにもっとも支持された製品を選出する「価格.comプロダクトアワード2016」の空調家電部門内「扇風機・サーキュレーター」カテゴリーにおいて、金賞、銀賞、銅賞いずれも日立の扇風機が獲得しました。その内、金賞と銀賞にはACモーター搭載機が輝いたことからもわかるように、ユーザーから高い評価を集めています。

日立「HEF-120R」

日立「HEF-120R」。同じ仕様で、リモコンが付属しない「HEF-120M」もラインアップされています

●スペック
・サイズ:371(幅)×735〜950(高さ)×370(奥行)mm
・羽根径:30cm
・消費電力(風量最大時):43W(60Hz)
・風量切替:4段階
・首振り:【左右】約45°・70°・90°
・角度調節(上下):(上)約20°、(下)約10°
・タイマー(切): 1・2・4・6時間
・リモコン:あり

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<関連記事>どれ買う? 「高級扇風機」の選び方&カタログ

価格.comマガジン編集部

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2017.9.22 更新
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