10年前と比べると家庭への普及が大きく進んだロボット掃除機ですが、実際に使ったことのない人だと、どれぐらい便利か、というところはなかなかわかりにくいでしょう。
と言うのも、家電としてのジャンルがまだ新しいため、ほぼ毎月のように新機種が投入されている状態。当然それに合わせて機能も進化しているので、最新のロボット掃除機がどこまで掃除ができるのか? を把握するのが難しくなっているんです。
この特集では、まず現時点でロボット掃除機にマストな機能と選び方を解説していますので、導入を迷っている方はそちらからご覧ください。
さらに後半では、現在発売されているロボット掃除機を「ワンルーム〜単身世帯向けモデル」「1LDK〜2人世帯向けモデル」「ファミリー(3〜5人世帯)向けモデル」「ハイエンドモデル」と、掃除する部屋の広さに合わせて分類して紹介。そして最後にはコードレス掃除機(スティック/ハンディ掃除機)としても使える「3-in-1」モデルのおすすめも紹介します。
本記事にはロボット掃除機のプロが「とりあえずこれなら間違いなし」と太鼓判を押す製品が揃っていますので、いきなりそちらを見ていただいても大丈夫です。
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ロボット掃除機を導入する最大のメリットは、日常的な家事としての掃除をロボ任せにできる、ということ。
一昔前のロボット掃除機はただランダムに走り回って行き当たりばったりに掃除するものでしたが、昨今はきちんと部屋の間取りをマップ化して把握し、隅々まで効率的に掃除をしてくれるようになっています。もはや、人の手よりもしっかり掃除ができるぐらい。
もちろん、機種によっては掃き残しや拭き残し、ロボット自体のメンテナンスで人間のフォローが必要なこともありますが、それでもかかる労力は大幅減。高性能な機種であれば掃除は完全にお任せできて、メンテナンスすら数か月に一度ぐらいで済みます。
特に下記に当てはまる方なら、ロボット掃除機によって生活がグッと快適になりそうです。
帰宅時間が遅いと、周囲を気にして掃除機がかけづらいものです。かといって、週末にまとめて掃除するのも、せっかくの休みがもったいないし。
であれば、平日の昼間にロボット掃除機に働いてもらうのが最適解でしょう。
仕事で疲れて帰宅したときに、床が水拭きされてサラッサラだと、それだけでかなり癒された気分になるはず。
ポイントは、室内に設置しても邪魔にならないコンパクトなものを選ぶこと。全自動ドック付きの機種も場所を取らないコンパクト設計のものが増えています。
育児で時間が取られると、どうしても家の掃除は後回しになってしまいます。とはいえ、お子さんは床に直接座ったり寝転んだりするので、汚いままにしておくのもよくありません。
これこそまさに、掃除を完全に丸投げできるロボット掃除機の真価が発揮されるケースと言えそうです。
お子さんと一緒に外に出るタイミングで起動すれば、帰る頃には家の中はピカピカです。アレルギーの元になりうる細かなハウスダストもこまめに拭き取られて安心感アップ。
より快適さを求めるなら、水拭きの効率と清潔さを前面に押し出した機種を選ぶとよいでしょう。
室内を犬や猫などのペットが自由に動き回る環境では、ホコリが舞って部屋が汚れがち。さらに抜け毛の季節には、毎日部屋の隅々まで掃除機をかけないと大変なことになってしまいます。
しかしこういった手のかかる掃除も、ロボット掃除機が得意とするところ。全部ロボに任せてしまうべきです。
ドライフードの食べこぼしやトイレ砂、大量の抜け毛といったペット特有のゴミをしっかり掃除するためには、吸引力の強さを目安に選ぶのがよいでしょう。ブラシに抜け毛がからむのを防ぐ機構が付いているものは、メンテナンスの手もかからず便利です。
また、掃除中にペットと出くわした際は驚かさないようモーターの回転を落としつつ回避するなど、ペットフレンドリーな機能を持った機種もおすすめです。
ロボット掃除機は価格帯によって機能や性能が大きく変わりますが、そのなかでも選ぶときに必ずチェックしておきたいポイントがあります。それは以下の5つ。
(1) 吸引力(清掃パワー)
(2)水拭きのタイプ
(3)本体とドックのサイズ
(4)メンテナンスのしやすさ
(5)センサーの種類
ほとんどのロボット掃除機でまず目に付くスペックが、吸引力でしょう。基本的には「Pa(パスカル)」という単位で表記されています。
もちろん数字が大きい(=パワーが強い)ほど安心ですが、ホコリなどのハウスダストを吸引する場合は、7,000〜8,000Paあればおよそ問題なく掃除ができている印象です。
ただしカーペットの清掃効率は吸引力の大きさでかなり変わってくるため、カーペット敷きの間取りが多いご家庭の場合は、吸引力強めを選ぶほうがよいでしょう。ペットの抜け毛なども吸引力が重要です。
吸引力に加えてもうひとつ、「伸縮式サイドブラシ」は壁際清掃に高い効果を発揮するという点で、おすすめ機能のひとつです。
吸引力は「Pa(パスカル)」という単位で表されます。高級機では10,000を超える数値も珍しくありません
数年前までは、低価格機種は吸引のみ、中上位機種は吸引+水拭き、と分かれていましたが、近ごろはほとんどの機種に水拭き機能が付属しています。
水拭きのタイプは大きく「パッド」「回転モップ」「ローラーモップ」の3種類に分かれます。
「パッド」は本体底面のモップパッドを床に押し当てて拭き掃除を行うもので、構造がシンプルな分コスパにすぐれています。ただ、部屋の四隅まで拭くのが難しい、汚れたモップは人の手で洗う必要がある、というデメリットも。
安価な製品に採用例の多いシンプルな「パッド」タイプの例。写真はXiaomiの「S40C」
「回転モップ」は2枚の円盤型モップを回転させて拭き取るもので、現時点では最も普及しているタイプと言えます。ドックでモップの洗浄・乾燥までできるものや、モップの回転軸を伸ばして部屋の隅まで拭けるものも増えています。
ミドルクラス以上のモデルに多いのが「回転モップ」タイプ。写真の「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」のようにモップを伸ばして清掃性を高めるモデルもあります
「ローラーモップ」は上位機種での搭載が増えている最新タイプです。文字どおりローラー型の内蔵モップで床を拭くのですが、床拭きと同時にモップ自体の洗浄も本体内で行えるため、清潔さという点ではダントツの優秀さと言えるでしょう。
高級な上位モデルに搭載されることが増えているのが「ローラーモップ」。モップの洗浄を同時に行えるため、汚れを伸ばしてしまうことを防げる設計だと言えます
ロボット掃除機は、本体+充電ドックで動作するタイプと、本体のメンテナンス(充電・ゴミ収集・モップの洗浄/乾燥など)を行う全自動ドックタイプがあります。
手がかからないという点では圧倒的に全自動ドックが勝りますが、多機能な分だけ全自動ドックはサイズが大きく、室内の面積・間取りによっては置き場所に悩むことも。対して充電のみのタイプは非常にコンパクトで、気軽に設置できるのがポイントです。
また、ロボット掃除機本体のサイズも意外と重要で、特に本体高が低いとソファやベッドの下まで入り込んでの掃除ができるというメリットがあります。
ゴミ収集機能のほか、モップ洗浄や乾燥、給水/排水などさまざまな自動メンテナンス機能を備えたドックが付属する「DEEBOT T50 OMNI」。ドックは35×47.7×53.3cmとそれなりのサイズです。いっぽうで本体の高さが8.1cmに抑えられているのがポイント。ベッド下なども難なく清掃できます
前項でも説明したとおり、全自動ドックタイプはロボット掃除機本体に溜まったゴミをまとめて回収したり、汚れたモップを洗浄して乾かしたりといった作業を行ってくれるため、とにかくラク。置き場所と予算に余裕があるなら、できるだけ全自動ドックタイプを選ぶことをおすすめします。
機種によってはドック自体のメンテナンス(モップ洗浄トレーの自動洗浄など)まで自動化されているものがあり、より便利になっています。
また、ロボット掃除機本体のブラシに毛などがからみつくのを防ぐ機能も、メンテナンスの手間を軽減する意味ではかなり効果的です。
ロボット掃除機が室内を掃除する際には、各種センサーによって家具や段差などを認識しています。
なかでも今や必須と言えるのが「LiDAR(ライダー)センサー」。レーザー光によって室内の間取りまで認識して詳細なマップを作成し、それを元に効率的な清掃ルートを算出できます。
また、専用アプリから「リビングだけ掃除して」「全部屋を回って、ただし和室は水拭き無し」といった指示も出せるため、「LiDARセンサー」のあるなしは非常に重要。昨今はコスパ重視の低価格機にも導入されることが増えたため、できるだけ「LiDARセンサー」搭載機を選ぶのがよいでしょう。
メーカーによっては「LiDAR」とは違う名称を用いている場合もありますが、センサー部に「レーザー○○」などと表記されていれば、同等の機能があると考えて大丈夫です。
部屋の障害物を避けるために使われるのが「LiDARセンサー」と呼ばれるレーザー技術。この技術を使った製品ならば、部屋の様子や間取りを認識したうえで清掃を行えます
まずはワンルームにお住まいの方や単身世帯にぴったりの比較的コンパクトなモデルを紹介します。価格も抑えられたものが多いゾーンですが、水拭き機能も備えたモデルもしっかり選べます。ワンルームでなくとも、どうしてもスペースが限られている場合にもチェックしてみるとよいでしょう。
エコバックス「DEEBOT mini DJX11」 ●本体サイズ:28.6(幅)×28.6(奥行)×9.98(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:40(幅)×32(奥行)×38(高さ)cm
回転モップによる水拭き+8,000Paの吸引力、ブラシへの毛がらみ防止機能、ゴミ収集・モップ洗浄/乾燥・ベースのセルフ洗浄を備えた全自動ドック、LiDARによる高精度のマッピングと、現時点で必要なものがほぼ揃った超・高コスパモデルです。
何よりエコバックス史上で最もコンパクトなドックと本体は、ワンルームでも設置しやすく、単身世帯のロボット掃除機としておすすめできます。
部屋のカラーや好みに合わせて6色の多色展開タンクを選べます
清掃能力やセンサー類も1〜2年前の上位モデル並と、文句のつけどころなし。
全自動ステーションも普段のメンテナンスがほぼお任せできるレベルの多機能ぶりなので、ただ導入するだけで日常のお掃除業務をロボットに丸投げできるようになっています。
これまで意外となかったポイントが、ドック上部のタンクカラーが全6色から選べること。室内をカラーコーディネートしているこだわり派ユーザーにも導入しやすいのはうれしいところでしょう。
Dreame「D20 Pro」 ●本体サイズ:35 (幅)×35 (奥行)×9.69(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:13(幅)×12(奥行)×9.3(高さ)cm
Dreame「D20 Pro」は5万円を切る価格ながら13,000Paというハイパワーの吸引力で、食べこぼしなどの粒の大きなゴミから微細なホコリまでしっかり吸い込む清掃力の高さが魅力です。
メインの高密度&ゴムのデュオブラシはカーペットからフローリングまで幅広く掃き取り性能を発揮するほか、毛がらみ防止機能もしっかり備えています。
加えて部屋の四隅を認識してサイドブラシを伸縮させるサイドリーチ機構で、コーナーに溜まったゴミも逃さずキャッチ(コーナーカバー率は99%以上)。
この価格帯では珍しい伸縮式サイドブラシを搭載。ゴミの掃き残しが少なく、満足感の高い掃除をこなしてくれます
センサーはLDSナビゲーション(レーザーによるスキャン)+3Dイメージングシステム(レーザーで得た情報を3Dデータ化する機能)を搭載し、床のケーブルや子どものおもちゃといったレーザーだけではとらえづらい障害物も個別に認識。それらをスムーズに回避して、床にモノを置きがちな部屋でも効率よく掃除を行えます。
パッド式の水拭きと充電のみのドックはやや物足りない感もありますが、本体内蔵の水タンク/ダストボックスはそれぞれかなり大容量なので、さほどメンテナンスの手間はかからなそう。
とにかく低価格で吸引清掃に強いロボット掃除機ということなら、まず選択肢に入れるべきでしょう。
Xiaomi「ロボット掃除機 S40C」 ●本体サイズ:34 (幅)×34(奥行)×9.7(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:13(幅)×12.1(奥行)×9.5(高さ)cm
Xiaomi「ロボット掃除機 S40C」は税込で2万円ちょっとという低価格エントリーモデルとしては性能のバランスがよく、必要な機能をきちんと備えています。
吸引能力は最大5,000Paと、数字の上ではやや物足りなさを感じるかもしれませんが、よほど毛足の長いカーペットでもない限りはこれでも必要十分。フローリングやクッションフロア主体の部屋であれば意外としっかりと吸引してくれます。
モップパッド式の水拭きは、床材に合わせて自動で水量を調整して行うため、サッパリとした仕上がりに。吸引では取りきれない微細なチリ(花粉など)や皮脂汚れもきれいに拭き上げます。
レーザースキャンによって家具の配置や部屋のつながりまで把握して、むだなく効率的な清掃が可能に
なにより重要なのが、この価格でLDS(レーザーセンサー)を搭載していること。
レーザーで360°の全周スキャンを行うことで室内マップを作成して効率的な清掃ルートを作成するのに加えて、障害物の回避にも役立つため、昨今のロボット掃除機には必須の機能ですが……しかし2万円ちょっとという低価格機での搭載はかなりレア。これだけでも選ぶ価値はありそうです。
ゴミの回収などを行うベースは付属していません(充電ベースのみ)が、その代わりに大型のダストカップ&ウォータータンクを採用しているため、メンテナンスの手間がちょっと省けるのも助かります。
ANKER「Eufy Robot Vacuum Omni C20」●本体サイズ:約32.8(幅)×33.4(奥行)×8.5(高さ)cm●「全自動クリーニングステーション」のサイズ:33(幅)×28.9(奥行)×46(高さ)cm
全体的にコンパクトでありながら、かつ7,000Paの安定した吸引力と水拭きのデュアルモップ、そして全自動ステーションまで備えた全部入りモデルです。
日常の掃除をまるっと任せられる高性能ながら、7万円を切る価格も文句なし。水拭き時にモップを加圧し、人の手による拭き掃除のように「ギュッと押しながら拭く」ことができる機能などもしっかりと搭載しており、コスパの点でも満足できるはず。
人の手だと棚を移動させないと掃除できないような場所でも、写真のとおり、潜り込んできれいにしてくれます
本体は全高約8.5cmと非常にスリム。掃除しにくいベッドや棚の下といった場所にもスルッと潜り込んで掃除してくれるのはありがたいところでしょう。
加えて、ゴミ収集やモップの洗浄・乾燥までこなす全自動ステーションもコンパクトサイズ。たとえば、狭い部屋の中に家具がゴチャゴチャ……という住環境にもフィットするなど、置き場所を選ばないモデルです。また、クリアな給水タンクが外からよく見えるため、水の残量が常に視認できるのも地味に便利。
次に紹介するのは、1LDKにお住まいの方や2人世帯にぴったりのモデル。ワンルーム〜単身世帯向けモデルより少し価格は上がりますが、それだけ機能も充実した製品が揃います。
Xiaomi「ロボット掃除機 5」 ●本体サイズ:35 (幅)×35 (奥行)×8.8(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:37(幅)×41.5(奥行)×43.4(高さ)cm
低い隙間を検知すると自動で本体内へ収納されるdToFスマート格納式レーダーのおかげで、高さ9.5cmの隙間にも入り込んで清掃が可能。スティック掃除機ではまずヘッドが届かないベッドやソファの下の奥まで確実に掃除してくれるので、満足度はかなり高いでしょう。
清掃性能自体も、最大20,000Paの強力な吸引力と、部屋の隅まで手が伸びる伸縮サイドブラシ+壁際に密着する伸縮回転モップによって、掃き残しはほとんど発生しません。実際に性能面で言えば一世代前のハイエンド機クラスに近く、日ごろの掃除で不満を感じることはまずないはず。
2枚の隠し刃で毛髪をカットするメインブラシ(左)と、遠心力で毛がらみを防ぐサイドブラシ(右)を搭載
メンテナンス面でも、毛がらみを99%まで解消できるメイン&サイドブラシのおかげで掃除機本体のケアはほぼ不要なぐらい。
ゴミを収集するベースステーションもセルフクリーニング性能が高く、モップを高温(80℃)洗浄する際には洗浄ベース内に残った汚れを二重回転スクレーパーでかき出す機構を搭載。ここはステーションで最も汚れやすい場所だけに、人の手によるメンテナンスを省けるのは地味にありがたいんです。
飛び抜けてユニークな機能はありませんが、全体的に配慮が行き届いた高アベレージ機という印象です。
iRobot「ルンバ Max 705 Vac ロボット+AutoEmpty充電ステーション」●本体サイズ:35(幅)×35.5(奥行)×10.4(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:21.3(幅)×17.1(奥行)×28.1(高さ)cm
「カーペットや畳の部屋が多いから水拭きは不要! それよりは吸引掃除を重視したい」という要望にベストマッチするのが本モデル。吸引特化タイプで、75日分のゴミ回収と充電を担うステーションを組み合わせています。
水拭き機能を排した代わりに、吸引能力はなんと同社の従来モデル(「ルンバ 600」シリーズ)より最大180倍にアップ。吸引特化タイプらしく、「ルンバ」史上最高の清掃能力を誇るモデルです。
パワフルな吸引力と組み合わさることで、高い清掃能力を発揮するゴムブラシ。現行シリーズでは「705」シリーズだけがデュアル(2本)仕様なのもポイント
ハイパワーな吸引力に加え、床への密着度が高く、毛がらみしにくい高性能ゴム製デュアルブラシを搭載しているため、微細なゴミも確実にキャッチ。さらに、カーペットを認識して自動で吸引パワーをアップさせる機能「カーペットブースト」により、カーペットの底に沈んだホコリや毛髪、ペットの毛を確実に掃き出して吸引してくれます。
センサー類もハイクラスな「ClearView Pro LiDAR」と前面カメラを搭載。汚れを見つけると自律的に走行回数を増やして入念な掃除を行うなど、ゴミ残りを徹底的に許さない仕様です。
エコバックス「DEEBOT N30 PLUS」 ●本体サイズ:35.3 (幅)×35 (奥行)×10.4(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ35.8(幅)×45.1(奥行)×38.8(高さ)cm
最大10,000Paの吸引力は昨今の高級機(20,000Pa〜)と比較すると数値的に低く見えますが、実際に使ってみると、さほど物足りなさは感じないと思います。毛足の長いカーペットの奥にからまったゴミなどは吸いきれない可能性がありますが、フローリング中心の部屋ならまず問題はないはず。
何よりエコバックス独自の3層V字型メインブラシは、ゴミを集める力がかなり優秀。また、からみ付いた毛を効率よく中央に集めてコームで解きほぐすことで毛がらみを解消する能力にもすぐれています。ペットの抜け毛など大量の毛ゴミでも吸引力が持続するのがポイント。
サイクロン方式のゴミ収集は、排気のきれいさと低ランニングコストがうれしいところ
特徴的なのは、ゴミ収集ステーションにメイン+ミニサイクロン14個の2段階分離型サイクロン方式を採用していること。容量は約45日分と少なめですが、空気とホコリを最大95%まで分離することで詰まりを防ぎながら効率的にゴミを回収します。
さらに4層のフィルターで微細な粉じんを捕捉。ステーションでのゴミ収集時に感じるモワッとした臭いもカットしてくれます。もちろん消耗品であるダストパックも使いませんから、ランニングコストも削減。ダストボックスを取り外してゴミ箱の上でボタンワンプッシュすればゴミ捨て完了です。
ANKER「Eufy Robot Vacuum Omni C28」 ●本体サイズ:32.7 (幅)×35 (奥行)×11.1(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ35.3(幅)×43.7(奥行)×43(高さ)cm
高価格帯ロボット掃除機のトレンドである常時洗浄式ローラーモップがこの価格で手に入る! というのが何よりの魅力。常に本体内で洗浄され続けるローラーで水拭きを行うので、清潔さはもちろんのこと、床にこぼした飲み物や調味料などの液体汚れに抜群の効果を発揮します。
汚れが即時洗い流されるので、二次汚染(モップ面に付着した汚れを別の場所に塗り広げてしまう)の心配がないのも常時洗浄式のメリット。水拭きに関しては、これが今の時点で最も清掃能力の高い方式だと思います。
比較的低価格ながら、分割式メインブラシやローラーモップといったハイスペックな機構を多く採用しており、お買い得感はかなり高め
吸引力も15,000Paと必要十分以上のパワー。メインブラシは左右分割の「DuoSpiralブラシ」で、毛がからむ前に中央の隙間へ集めて吸い取ります。これにより、毛がらみを大きく軽減しています。
全自動ステーションもゴミ収集・給排水・モップの温水洗浄・温風乾燥と基本的なところはこなしてくれて不満はありません。
“ 床洗浄”レベルの清潔な水拭きは、終わった後の床のサラサラ感が別物。花粉を含む微粒子ゴミもきれいに拭い去ってくれるので、アレルギー対策としても効果を発揮してくれそう。水拭きを重視したい方には特におすすめです。
エコバックス「DEEBOT T50 OMNI」●本体サイズ:35.27(幅)×35.16(奥行)×8.1(高さ)cm●「ステーション」のサイズ:35(幅)×47.7(奥行)×53.3(高さ)cm
まず、この価格帯としてはトップクラスの最大15,000Paという吸引力が光ります。
ロボット掃除機としては、基本的に8,000Paあれば吸引性能は及第点をあげられるため、フルパワーの半分ほどの力でそれが発揮できる、つまりモーターなどの駆動音が静か、ということ。子どもやペットのいる家庭では、この静音性は大きなメリットと言えそう。
水拭きに関しては、壁際まで1mm以内まで近づける伸縮式モップによって、高い清掃カバー率を誇ります。
超薄型ボディだから、ホコリが溜まりがちなベッド下の掃除も任せられます
本体高8.1cmは、レーザーセンサー搭載機としては現時点で最薄クラス。人の手でもなかなか掃除が行き届かない家具の下へも潜り込んで清掃してくれます。スリムボディの価値はスペックだけではわかりにくい部分ですが、ロボットに掃除を任せるうえでは意外と大事なポイントです。
また、全自動ステーションでは、ロボット掃除機のモップ洗浄と合わせて、ステーションの洗浄用ベースも自動クリーニングしてくれる機能や、本体ブラシの毛がらみを最小限に抑える機能など、メンテナンスが楽なのも魅力です。
ここから紹介するのは、ある程度広い設置スペースも取れると想定されるファミリー(3〜5人世帯)向けのモデル。ゴミ収集ドックが付属することはもちろん、モップ洗浄機能など非常に便利な機能が揃う製品たちです。
iRobot「ルンバ Plus 505 Combo ロボット+AutoWash充電ステーション」●本体サイズ:35.1(幅)×35.7(奥行)×10.6(高さ)cm●「AutoWash 充電ステーション」のサイズ:31.5(幅)×45(奥行)×47(高さ)cm
広い部屋でも隅々までしっかりと掃除がしたいなら、シリーズ初となる回転式デュアル水拭きモップと、従来モデル(「ルンバ 600」シリーズ)の70倍という強力吸引性能を兼ね備えた本モデルがおすすめ。
高性能なセンサー「ClearView Pro LiDAR」による精度の高いマッピングと、前面カメラによる障害物検知で清掃効率は大幅に向上しています。床にこぼしたコーヒーや、こびりついて固まった調味料などの汚れも素早く見つけて徹底的に除去してくれます。
壁面ギリギリまで寄れる伸縮式モップは、高い拭き取り能力を発揮
何より特徴的なのが、こちらもシリーズ初となるモップ伸縮機能「DualClean モップパッド with PerfectEdge」。家具や部屋の隅ギリギリまでモップを伸ばしつつ、前後に動く「スマートスクラブ」によって従来比2倍の拭き取り性能を発揮するため、微細なホコリや花粉といった隅に溜まりやすい汚れもスッキリと拭き取ります。
吸引機能、水拭き機能、センサーが高いレベルで整っており、床掃除はこれ一台にお任せできる、と言ってもいいでしょう。
エコバックス「DEEBOT T90 Omni」 ●本体サイズ:35.3 (幅)×35.1 (奥行)×9.5(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ33.8(幅)×46(奥行)×50(高さ)cm
「DEEBOT」ブランドの中ではミドルクラスに位置しながら、業界最強(2026年3月時点)の30,000Pa というとんでもない吸引力を備えたハイパワーぶりが目立つモデル。
さらにはロボット掃除機の最新トレンドであるローラータイプの水拭きモップ、AIとカメラによる障害物認識、最大4cmの段差踏破機能、排気を抑えた静音設計といったハイエンド級の機能も多く備え、価格/性能比で考えると驚くほどの高コスパ。まさに“最強のミドルクラスモデル”といった印象です。
横向きサイクロン気流でメインブラシにからみかけた毛髪などをダイレクトに吸引し、毛がらみを抑える「Zero Tangle 4.0」機構
メンテナンス面の機能も充実しています。メインブラシの周囲に横向きのサイクロン気流を発生させて、毛髪などをブラシにからむ前に吸引する新発想の毛がらみ防止機能「Zero Tangle 4.0」が非常にユニーク。一般的なクシ刃でからんだ毛をカットする機構よりも効率的です。
また、ローラーモップの水拭きで汚れが溜まりがちな本体内の汚水タンクも、ステーションに戻った時点で自動洗浄してくれるため、異臭や二次汚染の心配もありません。
なお、オフライン専売の類似モデル「T90 PRO OMNI」は定価で1万円ほど高くなりますが、3分で10%まで充電可能な窒化ガリウム充電器や、ステーションでの洗浄液自動投入、AI アシスタント「YIKO」などが追加で搭載されています。
ANKER「Eufy Robot Vacuum Omni E25」 ●本体サイズ:32.7(幅)×34.6(奥行)×11.1(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ37(幅)×46.2(奥行)×43.7(高さ)cm
「水拭きを超えた“床洗浄”」を謳う、拭き上げ性能の高さがポイント。約29cmという幅広の常時洗浄ローラーモップを業界最高峰レベルの約1.5kg圧でグイグイと押して拭くことで、床にこびりついたしつこい汚れも徹底的に拭き取って落とします。
モップを清潔に保つ「HydroJetシステム」は、本体内でモップに浄水を吹きつけつつ、専用のスクレーパーで汚れをかき出すというもの。床だけでなく、モップ自体の清潔さも効率的に保つ機構です。
分離形状の「DuoSpiralブラシ」は、円錐形状によって毛髪を左右から中央に集めて吸引します
吸引清掃は最大20,000Paのハイパワー+伸縮式のサイドブラシが壁際までフォローし、部屋の四隅にもゴミを残しません。
メインの 「DuoSpiralブラシ」は中央から分離した特殊形状で、からみ付いた毛髪などをまとめて吸引口からスムーズに吸引してしまうため、メンテナンスの手間も減らせます。
清掃性能の高さに加えて、スマートホームの共通規格である「Matter」にも「Eufy(ユーフィー)」ブランドとして初めて対応するなど細かな使い勝手もよく、それでいて価格は控えめ。非常にお買い得感のあるモデルと言えるでしょう。
エコバックス「DEEBOT X8 PRO OMNI」●本体サイズ:35.3(幅)×35.1(奥行)×9.8(高さ)cm●「ステーション」のサイズ:35(幅)×47.7(奥行)×53.3(高さ)cm
エコバックス「DEEBOT」の最上級モデル。
拭き取り能力の高いローラーモップは、清掃中に本体内で常時洗浄を行うことで、常に清潔さをキープ。床に汚れを広げる二次汚染の心配がなく、クリーンな水拭きを行います。しかも、壁面に近づくとローラーモップがスライドして本体から飛び出し、壁際ギリギリまでリーチ。従来のローラー式モップが弱点としていたエッジやコーナーも拭き上げられるようになりました。
加えて、人工知能が床面の汚れの強さを分析し、最適な拭き上げ方法を自動選択する機能「AIインスタントリモップ」により、こびりついた汚れも残しません。
ボディから突き出すように伸びるローラーモップ。壁際や家具のフチまで拭き上げます
もちろん、吸引清掃も強力。最大18,000Paの吸引力と、伸縮式サイドブラシにより、部屋の死角も余さずフォローすることで、清掃カバー率は極めて高くなっています。
また、「カーペットファースト」機能によって、カーペットの種類・形状を識別し、最適な清掃モードをシームレスに切り替えるといった器用さも、選ぶ際のポイントになりそう。
全自動ステーションにおいても、ローラーモップの汚れ具合を判断して洗浄温度を制御する、といった“頭のよさ”が光ります。
ここから紹介するのは、各メーカーの技術の粋が結集したハイエンド(最高級)モデル。非常に高価ですが、清掃性能やメンテナンス性にすぐれた業界をリードするモデルたちです。
iRobot「ルンバ Max 705 Combo+AutoWash充電ステーション」●本体サイズ:36.6(幅)×37.2(奥行)×10.5(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ:43(幅)×45.6(奥行)×43.2(高さ)cm
シリーズ最新フラグシップとして登場した本モデルは、強力な吸引力&清潔さをキープできる水拭き機能を備えた、現時点で「ルンバ」史上最高の清掃力を誇るモデル。
まず注目すべきは、やはり水拭きの実力です。常時温水を供給して床を拭くローラーモップは、掃除中も本体内でモップを洗浄。常に清潔なモップ面で床を拭き上げられます。加えて、ローラーモップが壁際で伸張することで、壁際ギリギリまで拭き残しのない清掃が可能になりました。
カーペットに乗り上げると自動で展開する、業界初のモップカバー機構
さらに、カーペットを検知すると、モップをリフトしてカバーを展開する機構を搭載。これならモップの水分でカーペットを濡らす心配はまずなさそう。
吸引力は、従来モデルの175倍というハイパワーに加え、エッジブラシも左右のデュアルタイプを採用。広範囲にゴミを掃き集めて確実に吸い込みます。
ハイスペックなセンサー「ClearView Pro LiDAR」と、カメラによるAI画像認識で、マッピングと物体回避も高精度でこなし、全方位で文句の付けようがない性能に仕上がっています。
ちなみに、間取りに和室やカーペット敷きが多い家庭なら、水拭き機能がない代わりに吸引力がより強力な「ルンバ Max 705 Vac」がおすすめです。
ダイソン「Dyson Spot+Scrub Ai」 ●本体サイズ:37.3(幅)×37(奥行)×11(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ44(幅)×50.8(奥行)×45.5(高さ)cm
ダイソンのロボット掃除機としては初となる吸引・水拭きのW清掃に対応。と言っても性能的に周回遅れ感は感じられず、60度の温水で常時洗浄を行うローラーモップは、非常に高い拭き取り性能を発揮します。
清掃時は前方からグリーンLEDライトを照射し、目に見えない細かなホコリや汚れをくっきりと浮き上がらせてカメラで認識。それを元にAIが状況を認識し、汚れが除去されたと判断されるまでは、清掃→振り返って確認→再度の清掃を最大15回まで繰り返すことで、徹底的なクリーニング力を発揮します。
AIは家中の200種類以上の汚れや物体を認識するため、「LiDAR」(レーザー照射によるマッピング)と組み合わせて効率の高い障害物回避が行えるのもポイント。
スティック掃除機などでおなじみのグリーンLEDを使い、微細なホコリもカメラでしっかり認識。確実にとらえます
メンテナンスを担当する全自動ドックには、紙パック不要のサイクロン式ゴミ収集ビンを搭載。ダイソンの代名詞ともいえるサイクロンテクノロジーによって本体内タンクのゴミと空気を分離して回収し、高い吸引力を維持する仕組みです。
最大100日分のゴミを溜めておけるダストビンは、ワンタッチで中に溜まったゴミ捨てが可能。汚れたら簡単に分解して水洗いできるのもうれしいところでしょう。
Narwal「Flow」 ●本体サイズ:36.35(幅)×35.12(奥行)×9.5(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ43(幅)×40.2(奥行)×46.1(高さ)cm
ローラーモップの弱点である「床面に触れる面積の狭さ」を解消した、非常にユニークなクローラー(履帯)タイプの水拭きモップを搭載。広くフラットなモップ面で拭き上げることで、床に広がった液体の汚れなども残さず一気に除去してくれます。
吸引も、隅々まで届く非対称型のデュアルサイドブラシがかき出したゴミを最大22,000Paのパワーで吸引。カーペット上では可動式のメインブラシカバーを押し付けることで密閉性を高め、「標準的なロボット掃除機と比較して最大2倍の吸引性能」を実現したとしています。
Narwalの「第4世代」水拭き技術とされるクローラータイプのローラーモップは、広い面と1.2kgの圧力で強力に汚れを拭き取る構造です
特筆すべきは、家具や床に落ちている小物などをスムーズに避ける回避性能です。2台のカメラとAIチップで物体を瞬時に認識し、それぞれに合わせて最適な回避距離を自動調整することで、狭い隙間もすり抜けて効率的に移動することが可能となっています。
掃除完了後はベースステーションでモップの汚れを判断して洗浄温度を最適化。最後に80度の高温水でモップ繊維の奥までしっかり殺菌して清潔さを保ちます。
また、ゴミ回収用のダストパックは一般的なサイズながら、独自のゴミ圧縮技術によりゴミ捨てサイクルは120日以上まで伸びています。つまり人の手によるゴミ捨ては年3回程度で、手間がかからないうえに消耗品のコストも減らせるというわけです。
Dreame「Aqua10 Ultra Roller」 ●本体サイズ:35(幅)×35(奥行)×12(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ42(幅)×44(奥行)×50.5(高さ)cm
最大30,000Paの吸引力や常時洗浄式ローラーモップ、デュアルAIカメラによる障害物回避など、最新ハイエンドモデルにふさわしい性能を備えているのは当然として、さらに随所に画期的な機構を搭載し、まさに最上位のロボット掃除機といった印象です。
吸引清掃に関しては、フローリングなどに効果を発揮するハードフロアブラシ+カーペットの繊維を傷めないゴム製カーペットブラシを組み合わせたデュアルメインブラシが、高効率でゴミをピックアップ。
水拭きのローラーモップも、内蔵の逆回転ローラーでモップのふんわり感を保つユニークな機構でより高い拭き取り性能を発揮します。
強力な伸縮脚でボディを持ち上げることで、最大8cm(1段の場合の最大値は4.2cm)の段差をクリアします
何より特徴的なのは、圧倒的な走破性能でしょう。
高い段差を検知すると伸縮式の脚を伸ばして、最大8cm(1段の場合の最大値は4.2cm)を乗り越えられます。
また、毛足の長いカーペットに対しては前輪を踏ん張るように持ち上げてスムーズに乗り上げる機構も。同時にローラーモップをリフトアップしつつカバーで密閉するため、カーペットを濡らす心配もありません。
もちろん全自動ステーションも100度のモップ洗浄など圧倒的な清潔機能を備えています。価格はハイエンドなりにお高めですが、性能の高さからするとむしろコスパがよいのでは? と感じるほど。
エコバックス「DEEBOT X11 OmniCyclone」 ●本体サイズ:35.1(幅)×35.3(奥行)×9.8(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ33.8(幅)×45.9(奥行)×50(高さ)cm
高トルクモーターと大型・低抵抗ファンの組み合わせによって、強力な19,500Paの吸引力を実現。カーペットの細かいホコリの除去率は従来比140%、毛髪除去率は262%という、とにかく「すごく吸う」強パワーモデルです。
常時洗浄式のローラーモップは、強力に圧をかけつつ1分で200回のスクラブとすすぎを繰り返すことで、汚れのこびりつきや拭き跡を許さないパワフルな仕様に。モップの伸縮機構も新設計により前モデルより1.0cm長く伸びて、より確実に壁際を攻めてくれます。
吸引力をさらに高めるために、「気流の質」と「吸引構造の効率性」に着目した「BLASTソリューション」を搭載。とにかく吸引が強力です
強いパワーを支えるバッテリーの性能も高く、最大400平米を1度に清掃可能。しかも、ステーションに戻ってモップ洗浄をするわずか3分の間に6%の急速充電を行うため、とにかく息切れしません。広い面積の掃除を任せたいなら、このタフさはとてもありがたいはず。
「PureCyclone 2.0」を搭載したステーションは、消耗品であるダストパック不要で最大48日分のゴミを収集。ランニングコストの面でも非常に優秀と言えるでしょう。
ロボロック「Saros 10R」 ●本体サイズ:35.3(幅)×35.3(奥行)×7.98(高さ)cm●「充電ステーション」のサイズ38.1(幅)×47.5(奥行)×48.8(高さ)cm
まず気づくのが、本体の圧倒的なスリムさ。高さ7.98cmで、ほかの機種では入り込めなかったような場所にまで掃除の手が届くのは大きなメリットでしょう。
さらにユニークなのが、独立可動する前後3輪のタイヤ。それぞれが高さや傾斜を自由にコントロールできるので、4cm(1段の場合の最大値は3cm)までの段差やカーペットへの乗り上げだけでなく、家具の足や敷居もスルッとスムーズに越えて掃除を継続できるのは非常に優秀です。
複雑な部屋の状況に対応できる能力の高さは、日常の掃除を任せていると、ありがたみを感じるシーンが多いはず。
極薄ボディと独立可動三輪によって、もはや家の中に障害なし!? どこまでも入り込んで掃除し続けます
もうひとつ、回避性能の高さもポイントです。側面にまでセンサーを搭載したことで横方向の障害物回避を可能にし、床に落ちたケーブル類のうねりに沿うようにシームレスに回避運動する様子は、実際に目の当たりにすると驚きのひと言。
高さ2cm×幅2cmという小さな障害物も認識できるので、お子さんの小さなブロック玩具などを間違って吸い込む可能性も低いでしょう。
もちろん清掃能力は言うまでもなく高く、20,000Paの吸引清掃と壁際0cmまで伸縮する回転モップの組み合わせで掃き残しもありません。
最後に、「3-in-1」のロボット掃除機を紹介。名前に含まれることからもわかるとおり、ロボット掃除機に、コードレス掃除機(スティック掃除機やハンディ掃除機)が付属した1台3役のコンボタイプです。とはいえ、下記で紹介するモデルは、それぞれの機能や仕組みが微妙に異なるので選ぶ際は注意しましょう。
ANKER「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」●本体サイズ:35(幅)×35(奥行)×11.9(高さ)cm●「ステーション」のサイズ:25(幅)×18.7(奥行)×38.7(高さ)cm●スティック掃除機のサイズ:約25.9(幅)×22(奥行)×103(高さ)cm
最大吸引力30,000Paのバキュームユニットのコア部分を、ロボット掃除機、スティック掃除機、ハンディ掃除機に装着することで、それぞれ使用できるマルチ掃除機。
ロボット掃除機としては、水拭き機能を搭載していないのが残念ですが、同社独自の高性能な「iPath レーザー・ナビゲーション」を採用しており、室内マップの生成が高速かつ障害物回避も効率的と、日常的な掃除機がけをある程度任せておける信頼性はあります。
すべてのコアとなるバキュームユニット。吸引力は30,000Paと非常に強力! なお、ロボット掃除機装着時は最大8,000Pa
とはいえ、わずかな掃き残しや気になるゴミを見つけたときは、改めてロボット掃除機を再起動するよりも、人の手で掃除してしまったほうが手っ取り早いと感じることもあるでしょう。そんなときは、先ほどのバキュームユニットをロボット掃除機から取り出し、スティック掃除機のノズルを接続すればOK。後は、目についたゴミをサッと吸引するだけです。
バキュームユニットの入れ替えにはやや手間がかかりますが、これひとつで掃除機3台分と考えれば、コスパは優秀と言えるかも。
SWITCHBOT「Switchbot ロボット掃除機 K10+ Pro Combo」●本体サイズ:24.8(幅)×24.8(奥行)×9.2(高さ)cm●「ステーション」のサイズ:19.5(幅)×29.7(奥行)×41(高さ)cm●スティック掃除機(床用ノズル装着時)のサイズ:約24(幅)×13.5(奥行)×117(高さ)cm
ロボット掃除機とコードレス掃除機(スティック/ハンディ)が全自動ステーションを共有するタイプの3-in-1クリーナー。
ロボット掃除機と全自動ステーションはともにコンパクトで、設置面積はわずかA4用紙1枚分です。ロボット掃除機はその小ささを生かし、部屋の四隅ギリギリまで近づけるため、角のゴミまでしっかりと掃き取れるというメリットがあります。
水拭き掃除は、使い捨ての床掃除用ウェットシートを装着することで、モップがけを行うという割り切った設計。ほかと比べると、チープに感じますが、モップメンテナンスの手間まで考えると、意外とアリなのかも。
全体的にコンパクトさが光る設計。コードレス掃除機ユニットも約1.17kgとそこそこ軽量なタイプです
コードレス掃除機を使用する際は、ステーションからコードレス掃除機ユニットを取り上げ、スティックタイプかハンディタイプのブラシにつなぐだけ。必要なときに手早く使えるのはなかなかに便利です。
使用後は、コードレス掃除機ユニットをステーションに接続すると、充電と同時に吸い込んだゴミをそのまま回収してくれるため、吸引力は常に高く保たれるのもうれしいポイント。また、どのモードも静音性にこだわっており、夜間でも割と気軽に掃除機がけできるのはありがたいところでしょう。
エコバックス「DEEBOT X2 COMBO」●本体サイズ:32(幅)×35.3(奥行)×9.5(高さ)cm●「ステーション」のサイズ:55.4(幅)×44.3(奥行)×52.3(高さ)cm
ロボット掃除機とハンディ掃除機が全自動ステーションを共有するタイプ。最大の魅力は、ロボット掃除機が8,700Paの吸引掃除と、デュアル回転モップの水拭き掃除を同時に行えるほか、レーザーセンサーとカメラまで搭載した高機能モデルだという点です。スクエア型のボディで、部屋の四隅までしっかりと掃き取ってくれます。
ステーションにはモップの自動温水洗浄・乾燥機能まで備えた全部盛りで、これはロボット掃除機単体として考えても、十分に満足できるレベルです。
自走式のパワーヘッドは、掃除機がけが軽くスムーズです
ただ、ロボット掃除機だけだと、どうしても家具の上や幅の狭い隙間に手が行き届かないため、ハンディ掃除機と組み合わせて掃除したいところ。そのため、3-in-1タイプのクリーナーはハンディ掃除機が優秀なほど使い勝手がよいと言えます。
その点、「DEEBOT X2 COMBO」のハンディ掃除機は、ステーションから引き上げてヘッドを接続すれば、すぐに掃除が始められるのに加え、自走式パワーヘッド仕様を採用。軽い力でぐいぐい進むのは、3-in-1タイプの中のコードレス掃除機としてはトップクラスの使いやすさでしょう。ちなみに、スティック掃除機に変えられるヘッド「ゼロタングル パワーブラシ」と「延長ホース」のセットは別売りで用意されています。
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