レビュー
ドライフルーツのような弾力と、甘酸っぱいおいしさ

スーパーフード「黒にんにく」が自宅で手軽に作れる「黒にんにくメーカー」にハマりそう!

エムケー精工から2018年9月、約12日間で黒にんにくが作れる「黒にんにくメーカー BG-05T」(黒にんにくメーカー)が発売された……。おいおい、ちょっと待ってくれ。黒にんにくって一体何だ? そして、12日間って、これは短いのか、長いのか? おまけに説明書には、こう書いてある。「室内ににんにくのニオイがこもりますので、風通しのよい場所でお使いださい」。マンションの窓辺か、ベランダか?かと思いきや、「ニオイで迷惑がかからない場所で使用してください」。ベランダは却下! 何やら突っ込みどころが満載だが、気になって仕方ないのは間違いない。早速試してみよう。

驚くほど手軽に黒にんにくが作れる

調べてみたところ、黒にんにくは近年、高齢化社会で人気を集めている健康食品のひとつであるようだ。一般の白いにんにくを一定の温度と湿度のもとで熟成させたもので、にんにくに含まれている糖分とアミノ酸が加熱され、メイラード反応によって褐色に変化。家庭で黒にんにくを作る場合は炊飯器を用いるのが一般的だそうだが、加熱のムラや、毎日かき混ぜる手間といった難点があるうえ、熟成期間は3〜4週間必要になるという。なるほど、どうやら「12日間」というのはかなり短いようだ。

エムケー精工の「黒にんにくメーカー」は、家庭用の黒にんにく専用メーカーとしては日本初(同社調べ)の製品となる。作り方は極めて簡単で、にんにくを並べた専用トレイを本体にセットして、スタートキーを押すだけ。温度と時間が自動で管理されるので、ほったらかしにしておくだけで、しっとりとしてほどよい弾力のある、おいしい黒にんにくができあがるという。

本体サイズは約280(幅)×290(奥行)×280(高さ)mm、重量は約2.7kg。カラーはブラウン1色で、ひと世代前の炊飯機に似たルックスだ。電源コードは1.2m。価格.com最安価格は19,800円(2018年11月2日時点)

使い方は説明不要の簡単さ。まずは、にんにくを専用トレイに並べる。Mサイズのにんにくを一度に約16〜18玉までセットできる

にんにくを並べ終わったら、専用トレイを本体にセット

にんにくを並べ終わったら、専用トレイを本体にセット

あとはスタートボタンを押すだけでOKだ

あとはスタートボタンを押すだけでOKだ

操作画面には、完成までの残り時間と庫内温度が交互に表示される

操作画面には、完成までの残り時間と庫内温度が交互に表示される

想像以上にウマいぞ黒にんにく!

「黒にんにくメーカー」のフタ裏と側面にはダブルヒーターが搭載されており、これによって、庫内を上と横から効率よく暖め、庫内全体に熱を均一に行き渡らせることができる。黒にんにく作りに適した時間と温度をマイコン制御し、じっくり熟成させることで、にんにく特有の成分であるS-アリルシステインや、アミノ酸の一種であるガンマ-アミノ酪酸(GABA)が約2倍に、老化防止などに期待できるポリフェールは約24倍に増加するとのこと。にんにくパワーをアップさせた黒にんにくはその実、最近流行りのスーパーフードのひとつと言ってもいいのかもしれない。

回しっぱなしにした換気扇の真下に「黒にんにくメーカー」を置き、熟成を開始してから約12時間。早くもにんにくのニオイが漂ってきた。しかし換気扇をつけているためか、予想していたほど強いニオイではなく、「これくらいなら」と胸をなで下ろす。そして、12日後。完成を知らせるブザーが鳴り、専用トレイを引き上げてみると……。

お〜! 白かったにんにくがキレイな褐色に! 色合いはどれもほぼ均一で、ムラなく加熱できていたことがわかる

中身は真っ黒。何しろ初体験だっただけに、ここまで真っ黒になるのは素直に驚いた。指先に力を込めると、ドライフルーツのような、グニュ、グニュという感触がある。これまた想像以上の弾力だ

念のため包丁で1片を半分に切り、断面も見てみたが、中までしっかり黒くなっている。早速口にしてみると、ほどよい弾力としっとり甘酸っぱい味わいが口の中に広がり、「う、うまい!」。生にんにく特有の臭みや刺激はまるでなく、熟成された濃厚な旨みだけが残っている印象だ

結論、試してみる価値大アリ!

健康にいい黒にんにくが手軽に楽しめて、味はかなりの本格派。市販の黒にんにくを買うより低コストなのも魅力的だし、1度にたくさん作れるので、家族全員で楽しむのもよさそうである。ちなみに、できあがった黒にんにくを新聞紙の上に並べて1〜3日間自然乾燥し、密閉容器に入れて冷蔵庫で2週間ほど保管すると、追熟が進んで苦みや酸味がやわらぎ、甘みが増すのだとか。いやはや、これは奥が深いなあ、と、すでに黒にんにくにハマっている自分に気づいた次第である。

自然乾燥させ、ジップ付き袋などに入れて冷蔵庫で保安するだけでさらにおいしく!

自然乾燥させ、ジップ付き袋などに入れて冷蔵庫で保安するだけでさらにおいしく!

毛利真大

毛利真大

編プロでの広告制作、雑誌編集を経てフリーライター/エディターに。家電をはじめ、自動車、ファッション、ビジネス関連など幅広い分野で活動。86年、秋田県出身。「大曲の花火」とグミをこよなく愛する。

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