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2019年12月にはテレビ事業へ本格参入

Ag+除菌システム搭載! 部屋干しのニオイを抑えるアイリスオーヤマのドラム式洗濯機

近年、ユニークな家電製品の開発で独自の存在感を高めているアイリスオーヤマ。このたび同社が、洗濯機事業への本格参入を発表しました。第一弾製品として、部屋干し時の洗濯物のニオイを抑えられる「Ag+除菌システム」を搭載したドラム式洗濯機「HD81AR」を、2019年10月10日から発売します。メーカー希望小売価格は128,000円(税別)。製品発表会で見てきたその特徴をご紹介しましょう。

2018年よりテスト販売された洗濯機が正式に製品化!

HD81ARは、アイリスオーヤマが家電事業のさらなる拡充へ向けて2018年12月よりテスト販売を行っていたドラム式洗濯機を製品化したもの。テスト販売時にユーザーから寄せられたフィードバックを元に仕様をブラッシュアップし、正式販売される形になりました。パッと見は「洗濯容量8kgのドラム式洗濯専用機」といったシンプルなものですが、あえて乾燥機能を非搭載とし価格を抑えつつ、アイリスオーヤマのこだわりを投入しています。

洗濯容量8kgのドラム式洗濯専用機(乾燥機能は非搭載)。標準使用水量は77Lで、標準コースでの稼働目安時間は約55分です。ドアは左開き

洗濯コースは一般的な「標準」「すすぎ」「お急ぎ」など合計14メニューを揃えています。なかでも注目したいのは「部屋干し」「温水」の2コース。詳細はのちほど

フロント部の洗濯コース操作ノブの隣には、視認性の高いパネルを搭載

フロント部の洗濯コース操作ノブの隣には、視認性の高いパネルを搭載

ドアを開けて洗濯槽をのぞいたところ

ドアを開けて洗濯槽をのぞいたところ

「Ag+除菌システム」で部屋干しのニオイを解消

近年、花粉や黄砂といった環境的要因や、共働き家庭の増加といった社会背景により、洗濯物は部屋干しがメインになっている家庭も増えていますよね。HD81ARの大きな特徴は、そんなイマドキの部屋干しニーズを考慮した「Ag+除菌システム」を搭載することです。

これは、抗菌効果のあるAg+(銀イオン)を含んだ洗濯水とすすぎ水で衣類を洗うことで、洗濯物の生乾き臭を抑えられるというもの。仕組みとしては、銀タブレットが入った専用の「銀イオンカートリッジ」を洗剤投入ケースの中に取り付ければOK。このAg+除菌システムで衣類を洗うことによって、部屋干し時に気になるニオイの原因菌を抑えることができるのです。

こちらが、Ag+除菌システム用の「銀イオンカートリッジ」。写真右にある銀タブレットが、左のカートリッジ内に入っています

銀イオンカートリッジは、洗濯機本体の洗剤投入ケースの中に設置する仕組み

銀イオンカートリッジは、洗濯機本体の洗剤投入ケースの中に設置する仕組み

洗濯機の運転時は、水が銀イオンカートリッジを通ることで、中にあるAg+(銀イオン)も一緒に流れ出してきます。イメージは以下の動画をご覧ください。ちなみに、HD81ARは洗濯時の水が必ず銀イオンカートリッジを通って洗濯槽に入ってくる設計なので、どの洗濯コースを使ってもAg+除菌システムで洗うことになります。

同社の実験によれば、Ag+除菌システムによる衣類の洗浄前と洗浄後でニオイの原因菌の減少が確認されたそう

同社の実験によれば、Ag+除菌システムによる衣類の洗浄前と洗浄後でニオイの原因菌の減少が確認されたそう

カートリッジ内のAg+は使っているうちにだんだん薄くなってくるので、「これ以上使うともう効果がなくなる」というところまで来たら、交換が必要です。その交換時期は約2年間(※水温20℃、洗濯容量8kg、標準コースで2日に3回運転する場合)とのことですが、交換時期が来たら洗濯機本体の操作パネルに水色の「Ag+」マークが点灯するのですぐにわかります。交換用の銀イオンカートリッジは1個3,000円(税別)にて販売される予定。

洗濯機本体のパネルに「Ag+」マークが点灯して、銀イオンカートリッジの交換時期を知らせてくれます

洗濯機本体のパネルに「Ag+」マークが点灯して、銀イオンカートリッジの交換時期を知らせてくれます

温水ヒーター搭載! 最終すすぎを温水で行う「部屋干し」コース

また、HD81ARは洗濯コースの中にも「部屋干し」というメニューを搭載しています。こちらは、洗濯工程のうち「最終のすすぎ」だけを温水で行うコース。そう、HD81ARは温水ヒーターを搭載しているのです。

アイリスオーヤマによれば、最終すすぎを温水で行うことにより、衣類の生地がほぐれて表面積が広がって乾燥しやすくなり、常温でのすすぎ時と比較して洗濯後の乾燥時間を約3分の2に短縮できるのだそう(同社発表資料による)。乾燥時間を短縮させる=部屋干しの時間を短縮させるということで、上述のAg+除菌システムと組み合わせて部屋干し時のニオイが気になりにくい洗濯スタイルを実現できるというわけです。

最終すすぎだけを温水で行う「部屋干し」コース。衣類に合わせて、温水の温度を「約40℃」または「約50℃」から選ぶことができます

写真左が「標準」コース、右が「部屋干し」コースで洗濯したタオルです。「部屋干し」コースでよりふんわり仕上がる効果も

約60℃・40℃の温度でお湯洗濯できる「温水」コース

もうひとつ、洗濯コースの中で注目したいのが「温水」コースです。上述の「部屋干し」コースでは最終すすぎだけを温水で行いますが、この「温水」コースでは洗濯の全工程を温水で行います。テスト販売時には、128,000円(税別)という価格帯の製品で温水が使えることを喜ぶユーザーの声も実際あったそう。

衣類に合わせて「約60℃」と「約40℃」の温度を選択可能で、約60℃の温水は肌着や白物衣類の除菌に適しており、約40℃の温水はニオイの原因菌や皮脂汚れを洗い流せるとされています。

約40℃の温水は、洗剤の酵素が活性化する温度だそう。温水での洗濯は、水洗浄では落ちにくい汚れに最適です

2019年12月にテレビ事業へも本格参入

また、アイリスオーヤマからは、2019年12月にテレビ事業へ本格参入するとの発表も行われました。最後に、こちらについてもざっとご紹介しましょう。

同社では低価格帯の4K液晶テレビ「LUCA」シリーズを開発し、ドラム式洗濯機と同じくテスト販売を行ってきましたが、現在までに当初の予想を超える台数(数字は非公開)を売り上げているそうです。

そこで10月には、「LUCA」シリーズのテスト販売ラインアップを拡充。狭フレームデザインが特徴的な「ベゼルレスモデル LT-B625K」シリーズ4サイズと、ディスプレイ下部にスピーカーユニットを配置した「フロントスピーカーモデル UB20K」シリーズ3サイズを10月10日から発売します。いずれも4K/HDR対応。なお、12月の本格参入時にはまた新たな4Kテレビの発表が控えているそう。アイリスオーヤマの精力的な家電製品展開にますます注目したいですね。

「ベゼルレスモデル LT-B625K」シリーズ。65型(158,000円・税別)、55型(108,000円・税別)、50型(99,800円・税別)、43型(79,800円・税別)をラインアップ。写真は65型「LT-65B625K」

前列にあるのが「フロントスピーカーモデル UB20K」シリーズ。55型(108,000円・税別)、49型(99,800円・税別)、43型(79,800円・税別)をラインアップします

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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