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室内機内部を清潔に保つ新機能も搭載

加湿もできるダイキンのエアコン「うるるとさらら」に小さい部屋向けモデル「うるさらmini」登場


冷房、暖房、除湿だけでなく、“無給水”で加湿もできる唯一のエアコン「うるるとさらら」(ダイキン)が、誕生から20周年を迎える2019年を機に新ブランドラインとしてシリーズ化。シリーズ第1弾として、エアコン2モデル、除加湿空気清浄機「MCZ70W」、オフィス向けエアコン「ZEAS(ジアス)」が2019年11月1日より順次発売されることとなりました。今回は、「うるるとさらら」の起源であるエアコンの新モデル「うるさらX」と、新たにラインアップに加わった「うるさらmini」を紹介します。

従来モデルの後継機は「うるさらX」に! 快適性が向上

これまでの「うるさら7」の後継機に当たる最上位機「うるさらX」は、2015年モデルから採用している「垂直気流」や、2018年モデルで搭載されたAIを使って快適な空間を作る「AI快適自動」、除湿する際に温度が下がった空気と室内の空気を混ぜることで、室温に近い温度の送風ができる「新・ハイブリッド除湿」といった機能は引き続き搭載。無線LANも内蔵しているので、スマートフォンのアプリで遠隔操作したり、運転状況をチェックすることもできます。基本的な性能は従来モデルを踏襲していますが、新モデルはフラップを新形状に変更。手前側のフラップを少し反らせ、奥側のフラップを逆向きに湾曲させることで、前方に向かう風と壁側に流れる風の2つの気流が生まれ、暖房運転時の風を広範囲に分散させられるようになりました。検証によると、部屋を暖める速度は従来モデルと同じながら、体が感じる風速は70%低減されたといいます。

<関連記事>2018年モデル「うるさら7」の詳細はこちらをチェック!

適用畳数6畳の「AN22XRS」、8畳の「AN25XRS」、10畳の「AN28XRS」、12畳「AN36XRS」、14畳の「AN40XRS」(単相100V)と「AN40XRP」(単相200V)、18畳の「AN56XRP」、20畳の「AN63XRP」、23畳の「AN71XRP」、26畳の「AN80XRP」、29畳の「AN90WRP」がラインアップ。市場想定価格は6畳用モデルが24万円前後(税込)、14畳用モデルが31万円前後(税込)で、2019年11月1日発売予定

手前側のフラップに沿った風は前方に進み、少し山型に湾曲した奥側のフラップに沿うように放出された風は若干後方に流れていきます。この2つのコアンダ効果で包み込むようなやわらかい気流制御を実現

下向きに送風する暖房運転時、大風量で運転しても体に風が当たっている感じを受けにくくなるのだそう

下向きに送風する暖房運転時、大風量で運転しても体に風が当たっている感じを受けにくくなるのだそう

さらに、加湿と除湿を組み合わせて壁紙や家具に染み付いたニオイを脱臭する「水de脱臭」という機能を新搭載。加湿運転で湿度を上げることで付着したニオイ分子を浮き出させ、そのニオイ分子を湿気と一緒に除湿運転で回収するという仕組みとなっています。加湿運転と除湿運転がそれぞれ約2時間行われ、その間、冷暖房は作動しないため、不在時に使用するのがよいとのこと。

「ハウスキープ」ボタンを押すと「水de脱臭」がスタート。水分子とともに回収されたニオイ分子は、ドレン水となって排出されます

寝室や子ども部屋にうってつけな「うるさらmini」

「うるるとさらら」はダイキンのエアコンの中で最上位に当たるシリーズのため、適用畳数としては6〜29畳までのフルラインアップが用意されているものの、大型の12畳以上のクラスが売れ筋で、ユーザーの7割以上がリビングで使用している状況なのだそう。そんな状況を打破するため、室内機を薄型にした小さい部屋向きの「うるさらmini」が新たに投入されました。「うるさらX」に搭載されている、人のいる場所や部屋の壁の温度をセンシングできるセンサーや、「垂直気流」「サーキュレーション気流」は搭載されていませんが、「無給水加湿」や「新・ハイブリッド除湿」といったダイキンならではの除加湿機能はしっかり完備。しかも、加湿能力は「うるさらX」と同等レベルを保持しています。

適用畳数6畳の「AN22XMS」、8畳の「AN25XMS」、10畳の「AN28XMS」がラインアップ。市場想定価格は6畳用モデルが17万円前後(税込)で、2019年12月24日発売予定。無線LAN機能も搭載されているので、スマートフォンから遠隔操作もできます

真下から「うるさらX」と「うるさらmini」を見比べてみると、奥行の差は明らか。室内機のサイズは、「うるさらX」が798(幅)×295(高さ)×370(奥行)mmで、「うるさらmini」が798(幅)×295(高さ)×272(奥行)mm

フィルターの自動お掃除機能も装備されていますが、ブラシ部が稼働して掃除する「うるさらX」とは異なり、「うるさらmini」はフィルターが上下に動いて掃除する仕様となっています
※デモ機のため、「うるさらmini」には熱交換器などが入っていません

「うるさらX」と「うるさらmini」に搭載される新機能「水内部クリーン」

「うるさらX」と「うるさらmini」に共通して、今回新たに、熱交換器を洗浄する機能「水内部クリーン」が搭載されました。夏場に使用する冷房運転中は結露水で熱交換器を洗い流せますが、冬場の暖房運転時は水が発生しないため、汚れが蓄積し、菌やカビが繁殖する原因となっていました。そこで、室外から取り込んだ空気中に含まれる水分を利用して加湿する無給水加湿の技術を応用することに。まず、加湿暖房運転で部屋の水分量を上昇させてから、洗浄モードで加湿水を生成し、エアコンの内部を洗浄。その後、ストリーマ照射→送風→加熱乾燥を行うことで、室内機内部を清潔な状態に保つのだそう。なお、「水内部クリーン」時に発生させられる水の量は最大1Lで、約90分の加湿+約60分の冷却時間がかかります。これは、適用畳数14畳モデルにおける数値なので、もっと小さなクラスでは水の量は少なくなり、運転時間も短くなるとのこと。

熱交換器に詰まった汚れも、キレイに洗い流せるといいます。ちなみに、水内部クリーン1回にかかる電気代は約95円(適用畳数14畳モデルの場合)

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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