レビュー

背中の蒸れや寝汗が軽減! 熱帯夜に涼感寝具「ちょいマットSOYO」を使ったら、もう手放せない

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蒸し暑い夜が続く夏場は、なかなか眠りにつけない、途中で目覚める、ぐっすり眠れないなど、睡眠にまつわる悩みが増えがち。寝具や衣服を夏用に変え、エアコンの冷房運転を使っていても、寝具と接する部分の蒸れと暑さで寝苦しくなったり、汗で背中がびしょびしょになったりする人も多いのではないでしょうか。筆者は暑がりなので、まさにこのようなことが起こりがちなのですが、アテックスの快眠マット「ちょいマットSOYO」を導入したら、背中の蒸れや寝汗が軽減され、気持ちいい目覚めが体験できました。

マットにこもる熱や湿気を排出して背中の蒸れを軽減

「ちょいマットSOYO」は、マットに搭載されたファンを使って空気を取り込み、マット内にこもる熱や湿気を排出することで快適な就寝環境へと導きます。マットから風を出して体に当てて冷やすのかと想像していたのですが、あくまでもマット内に風を通し、体に当たらないところにある排気口から出す仕組み。運転をオンにしてマット表面に手を触れても風は感じませんし、ひんやりするわけでもないので、ファンが付いている以外は普通のマットと変わらない印象です。正直、これで暑さが緩和されるのか不安になりましたが、メーカーの調査によると、「ちょいマットSOYO」を使うと、普通の敷き布団で寝たときと比べ、背中やお尻と接する寝具の温度が最大1.2度、湿度が最大14.5%低い結果が出ているそう。

マットの両端に、空気を取り込む吸気部とマット内の空気を排出する排気部を装備。排気部には、最大回転数2,500rpmでマット内の空気を排出するファンを備えています

マットの両端に、空気を取り込む吸気部とマット内の空気を排出する排気部を装備。排気部には、最大回転数2,500rpmでマット内の空気を排出するファンを備えています

電源コードをコンセントに挿し、電源ボタンを押すと運転がスタート。排気パワーは一定で、電源ボタンを押すごとにオフタイマーの時間が切り替わります。オフタイマーはランプの色で確認でき、6時間は白色、7.5時間は青色、9時間は緑色に点灯

電源コードをコンセントに挿し、電源ボタンを押すと運転がスタート。排気パワーは一定で、電源ボタンを押すごとにオフタイマーの時間が切り替わります。オフタイマーはランプの色で確認でき、6時間は白色、7.5時間は青色、9時間は緑色に点灯

普段使っているマットレスや敷き布団の上に敷いて使用。サイズは1,200(幅)×500(長さ)mmで、設置する位置によって接する部分は変わりますが、写真の場合、背中の中央部からお尻が「ちょいマットSOYO」の上に載ります。常にマット内の空気を循環させることで、快適な温度と湿度をキープする仕組みなので、掛け布団などを使うときには、吸気口や排気口(ファン)をふさがないように注意しましょう

普段使っているマットレスや敷き布団の上に敷いて使用。サイズは1,200(幅)×500(長さ)mmで、設置する位置によって接する部分は変わりますが、写真の場合、背中の中央部からお尻が「ちょいマットSOYO」の上に載ります。常にマット内の空気を循環させることで、快適な温度と湿度をキープする仕組みなので、掛け布団などを使うときには、吸気口や排気口(ファン)をふさがないように注意しましょう

マットのクッション材には、樹脂繊維を立体的に絡ませて成形した「三次元ファイバー」を採用。繊維の隙間を風が通り、マット内の熱と湿気を排気口から逃がします

マットのクッション材には、樹脂繊維を立体的に絡ませて成形した「三次元ファイバー」を採用。繊維の隙間を風が通り、マット内の熱と湿気を排気口から逃がします

マットカバーは通気性が高いメッシュ生地。吸気部以外の部分には当て布を付け、マット内に取り込んだ空気が効率よく排気口まで流れるようにしています

マットカバーは通気性が高いメッシュ生地。吸気部以外の部分には当て布を付け、マット内に取り込んだ空気が効率よく排気口まで流れるようにしています

メーカーが行った試験によると、普通の敷き布団で寝たときよりも「ちょいマットSOYO」使用時のほうが、背中やお尻の温度と湿度が大幅にダウン。湿度は快眠に適したゾーンをキープできたそうです

メーカーが行った試験によると、普通の敷き布団で寝たときよりも「ちょいマットSOYO」使用時のほうが、背中やお尻の温度と湿度が大幅にダウン。湿度は快眠に適したゾーンをキープできたそうです

同じ環境下で、普通の敷き布団と「ちょいマットSOYO」でそれぞれ20分間横になって起き上がった背中の温度の変化をサーモグラフィーカメラで撮影した結果も、「ちょいマットSOYO」を使ったほうが温度が明らかに低い! 背中やお尻が接しているマット(布団)の面の温度も低いことがわかります

同じ環境下で、普通の敷き布団と「ちょいマットSOYO」でそれぞれ20分間横になって起き上がった背中の温度の変化をサーモグラフィーカメラで撮影した結果も、「ちょいマットSOYO」を使ったほうが温度が明らかに低い! 背中やお尻が接しているマット(布団)の面の温度も低いことがわかります

メーカーの調査結果を信じていないわけではありませんが、自分で試さないと納得できないたちなので、ベッドに横になって1時間後、「ちょいマットSOYO」の有無で背中から腰あたりの温度がどのくらい変わるのかを確かめてみました。

エアコンの冷房の温度は28度に設定し、普通の敷き布団と「ちょいマットSOYO」の上にそれぞれ1時間横になり、背中の温度を検証

エアコンの冷房の温度は28度に設定し、普通の敷き布団と「ちょいマットSOYO」の上にそれぞれ1時間横になり、背中の温度を検証

1時間横になった後に起きた背中をサーモグラフィーカメラで撮影してみると、普通の敷き布団のほうには人の形が布団の面にも残るほど熱々。メーカーが行った検証(20分)よりも5倍長く横になっていたため、温度の違いがより明白に現れたようです。温度を計測すると、背中と腰が3度、布団(マット)の表面が5度の温度差が出ました。「ちょいマットSOYO」のマット内から熱を逃がす仕組みは、かなり効果がありそう!

1時間横になった後に起きた背中をサーモグラフィーカメラで撮影してみると、普通の敷き布団のほうには人の形が布団の面にも残るほど熱々。メーカーが行った検証(20分)よりも5倍長く横になっていたため、温度の違いがより明白に現れたようです。温度を計測すると、背中と腰が3度、布団(マット)の表面が5度の温度差が出ました。「ちょいマットSOYO」のマット内から熱を逃がす仕組みは、かなり効果がありそう!

エアコン冷房を使っていても寝汗がすごい男性が使ってみた

「ちょいマットSOYO」を使えば、マットと接している部分に熱がこもりにくいことが確認できたので、家に持ち帰って使ってみました。筆者は、就寝時、エアコンの冷房をひと晩中、つけっぱなしにしています。個人的には26度設定にしたいところですが、家族と同じ部屋で就寝しているため、冷房の設定温度は28度。なので、いつも寝汗びっしょりです。寝ている途中も背中に暑さを感じますし、服が濡れるほど汗をかいた状態で目覚めるのは快適とは言えません。

筆者の寝る部分に「ちょいマットSOYO」をセット

筆者の寝る部分に「ちょいマットSOYO」をセット

上述のとおり、「ちょいマットSOYO」は体に向けて送風したり、冷房機能で冷やしたりするものではないので、運転をオンにしてその上に寝転んでもひんやりとはしません。横になった直後は、普通のマットや敷き布団と同じように、体から出る熱や湿気でモワッとした感じが伝わります。しかし、5分も経たないくらで、背中の蒸し暑さがいつもより少ないかも……と違いを感じるように。そのまま違いを確かめようと思っていたのですが、いつの間にか眠りについてしまいました。そして、目覚めてびっくり! いつもなら背中にびっしょり汗をかいているのに、サラサラなんです。途中で目覚めることなく寝ていたので、寝苦しさも感じていなかったのだと思いますが、なにより、寝汗をかいていないから目覚めた後も気持ちいい! 風が体に当たる仕組みではないので、体がだるくなる心配がないのもいいですね。

「ちょいマットSOYO」を使った日は、背中に汗をかくことなく、サラサラでした

「ちょいマットSOYO」を使った日は、背中に汗をかくことなく、サラサラでした

就寝後の「ちょいマットSOYO」を触ってみましたが、こちらもしっとりした感じはなくサラサラです

就寝後の「ちょいマットSOYO」を触ってみましたが、こちらもしっとりした感じはなくサラサラです

家族と同じ部屋で寝ているので、ファンの音を心配していましたが、まったく気にならなかったとのこと。下の動画は、エアコンの冷房をつけた部屋で「ちょいマットSOYO」の運転をオンにした様子。枕元で聞こえる音を確かめたかったので、ファンから40〜50cmほど離して撮影しましたが、エアコンの運転音のほうが大きいくらいです。エアコンをつけていない状況でも、ファンの音は問題にならないレベルでしょう。

オフタイマーでエアコン冷房を切って寝ている女性が使ってみた

筆者は「ちょいマットSOYO」を使ったことで快適に眠れましたが、それは、エアコンの冷房運転をひと晩中オンにしているからかもしれない……と思い、エアコンの冷房はオフタイマーで切っているというAさんにも試してもらいました。

エアコンの冷房が停止すると部屋の温度と湿度はみるみる上昇し、かなり暑くなります。そのため、昨年の夏は途中で何度も目が覚め、再び、エアコンの冷房をオン(1時間で切れる設定で)にするという夜が続き、熟睡できていないからなのか、毎日体がだるかったとのこと。当然、朝起きると背中から首まで汗がびっしょりで、シャワーを浴びてからでないと出かけられなかったそうです。

起床時の部屋の温度は30度超え。かなり暑い中で寝ているようです……

起床時の部屋の温度は30度超え。かなり暑い中で寝ているようです……

正直、快眠には適さない環境ですが、電気代が心配なのでエアコンはつけっぱなしにしたくないとのこと。いろいろ心配になる状況ですが、とりあえず、エアコン冷房(オフタイマー設定)と扇風機という普段の就寝スタイルに「ちょいマットSOYO」をプラスしてもらいました。

就寝前にエアコンの冷房運転をオンにし、1時間タイマーで切れる設定にしているそう。併用している扇風機は朝までつけているといいます

就寝前にエアコンの冷房運転をオンにし、1時間タイマーで切れる設定にしているそう。併用している扇風機は朝までつけているといいます

室温が相当高くなるので、さすがに快眠はムリだろうと思っていたのですが、Aさんから「途中で目覚めることなく、朝までぐっすり眠れた! 寝汗で服がびしょびしょになることもなかった!」と喜びの連絡が届きました。たまたまその日だけ快眠できた可能性もあるので、そのまま2週間使い続けてもらいましたが、「ちょいマットSOYO」を使ってからずっと同じ調子だといいます。あまりにも暑すぎる日は、冷房のオフタイマーを少し長めの設定にするそうですが、途中から扇風機だけの状況になっても、背中にこもるような暑さが少ないからかエアコンを再度オンにするために起きることはなかったそう。そして、筆者の感想と同じように、起床時に体が汗でベトベトになっていないのが特にうれしいと話していました。

Aさんは快適に眠れたようですが、熱中症になる恐れがあるのでエアコンの冷房はオフタイマーを使わずに、室温が26〜28度になるように設定してつけっぱなしにしておくほうがいいと思います。エアコンは設定温度に到達するまでフルパワーで稼働するので、オンオフを繰り返すより、つけっぱなしのほうが電気代はかからないといいますし、外気温と設定温度の差が日中よりも小さくなる夜は消費電力量が少なくなるので、夜間は昼間よりも電気代が抑えられるそうなので、体のことを考えて我慢しないで過ごせる部屋の温度や湿度にして就寝しましょう。

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また、「ちょいマットSOYO」は部屋の空気を取り込んで循環させ、マット内を除湿しているので部屋の温度や湿度が高い状況では効果が発揮しにくくなるため、熱帯夜はエアコンの冷房はひと晩中つけっぱなしにしておくほうがよさそう。エアコンの冷房運転は1度上げると約13%の節電(環境省「家庭でできる節電アクション」より抜粋)になると言われていますし、「ちょいマットSOYO」の消費電力は1.5Wなので、1日7.5時間使用しても1か月の電気代は約11円(1kWhあたりの電力量料金を31円で算出)。「ちょいマットSOYO」が背中の蒸れや暑さを軽減してくれるのは明らかなので、就寝前に部屋の温度が快適な温度になるまでエアコンの冷房でしっかり下げ、寝るときにエアコンの設定温度を1度上げて朝までつけておくという使い方をすると節電しながら快適な睡眠ができるでしょう。

「ちょいマットSOYO」を使って気になったこと

寝心地や目覚めたときのすっきり感などはよくなりましたが、ちょっと気になる点もありました。「ちょいマットSOYO」は背中の蒸れを軽減することを目的としているので長さが短く、身長によって異なりますが、肩下に合わせると腰までしか届かず、お尻を載せると背中の中央くらいまでしかマットが届きません。どの位置に合わせるかは個人の好みで調整すればいいのですが、厚みがあるため、マットが途切れたところの段差が最初は気になるかも。また、腰が持ち上がる状態になるので、反り腰を気にしている人には適さないような気がしました。

使っていれば慣れますが、段差が少々気になります

使っていれば慣れますが、段差が少々気になります

でも、ご安心を! 「ちょいマットSOYO」が属する「SOYO」シリーズには、1,100(幅)×1,000(長さ)mmの「快眠マットSOYO ハーフ AX-BSA608」(19,800円)、1,100(幅)×1,400(長さ)mmの「快眠マットSOYO ミドル AX-BSA628」(26,800円)、910(幅)×1,900(長さ)mmの「快眠マットSOYO シングル AX-BSA629」(49,800円)と複数のサイズが用意されているので、自分に合うものを選択できます。
※価格は公式オンラインストア価格(税込)です

背中から足まで全身をカバーできるのはシングルサイズです

背中から足まで全身をカバーできるのはシングルサイズです

個人的には、背中からお尻までカバーしてくれるハーフサイズがしっくりきました。価格も「ちょいマットSOYO」(12,800円)より7,000円高いくらいなので、背中の蒸れを軽減したいなら「ちょいマットSOYO」と「快眠マットSOYO ハーフ」の2つで悩みそう

個人的には、背中からお尻までカバーしてくれるハーフサイズがしっくりきました。価格も「ちょいマットSOYO」(12,800円)より7,000円高いくらいなので、背中の蒸れを軽減したいなら「ちょいマットSOYO」と「快眠マットSOYO ハーフ」の2つで悩みそう

どのサイズを選ぶかを検討する際には、使わないときのことも考慮しましょう。カバーできる範囲が増えるほど、当然、収納サイズは大きくなるので、夏場にしか使わない人は収納スペースについてのチェックを忘れずに。また、クッション材のお手入れの労力も大きいほどかかるので、その点についても確かめておいたほうがいいと思います。

折りたたんだ状態。左から「ちょいマットSOYO」、ハーフサイズ、ミドルサイズ、シングルサイズです。収納サイズは公表されていませんが、「ちょいマットSOYO」は実測値で約370(幅)×500(長さ)×140(高さ)mmでした。ハーフサイズとは近いサイズ感ですが、ハーフサイズのほうが厚みがあります

折りたたんだ状態。左から「ちょいマットSOYO」、ハーフサイズ、ミドルサイズ、シングルサイズです。収納サイズは公表されていませんが、「ちょいマットSOYO」は実測値で約370(幅)×500(長さ)×140(高さ)mmでした。ハーフサイズとは近いサイズ感ですが、ハーフサイズのほうが厚みがあります

「SOYO」シリーズはファンを取り外し、カバーとクッション材(三次元ファイバー)に分けて、それぞれを洗濯できます。「快眠マットSOYO シングル」はファンの固定にネジが使われているので、回すだけで取り外せるその他モデルと比べると少々手間がかかるかも

「SOYO」シリーズはファンを取り外し、カバーとクッション材(三次元ファイバー)に分けて、それぞれを洗濯できます。「快眠マットSOYO シングル」はファンの固定にネジが使われているので、回すだけで取り外せるその他モデルと比べると少々手間がかかるかも

クッション材(三次元ファイバー)のお手入れは、水洗いし、陰干しで乾かすという方法なので、洗う場所や干す場所についても考えてサイズを選びましょう

クッション材(三次元ファイバー)のお手入れは、水洗いし、陰干しで乾かすという方法なので、洗う場所や干す場所についても考えてサイズを選びましょう

まとめ

「ちょいマットSOYO」は、2014年に誕生し、累計販売台数30万台を超える「SOYO」シリーズに新しく追加されたコンパクトモデルです。これまでの「SOYO」シリーズは寝具として使うものでしたが、「ちょいマットSOYO」は手軽に持ち運びできるのが特徴。就寝時に使うだけでなく、リビングに持って行き、ソファに敷いたり、小さな子どものお昼寝に使ったりすることができます。

重量は約1.7kgなので、それほど負担には感じません。なお、ハーフサイズは約2.5kg、ミドルサイズは約3.2kg、シングルサイズは約5kgです。「ちょいマットSOYO」は軽量なだけでなく、操作部がマットと一体化しているので、そういう点も持ち運びやすいポイント(その他のモデルは、コントローラーで操作する仕様)

重量は約1.7kgなので、それほど負担には感じません。なお、ハーフサイズは約2.5kg、ミドルサイズは約3.2kg、シングルサイズは約5kgです。「ちょいマットSOYO」は軽量なだけでなく、操作部がマットと一体化しているので、そういう点も持ち運びやすいポイント(その他のモデルは、コントローラーで操作する仕様)

ソファに敷いて使えば、もも裏の蒸れが軽減されるので、座っていても快適!

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寝具から「ちょいマットSOYO」をちょっとどかせたいときは、三つ折りにしてベッドの端に立て掛けてもいいでしょう。コンパクトで軽量だから、気軽に動かせます

寝具から「ちょいマットSOYO」をちょっとどかせたいときは、三つ折りにしてベッドの端に立て掛けてもいいでしょう。コンパクトで軽量だから、気軽に動かせます

正直、使用する前はこれほど寝心地が変わると思っていませんでした。運転をオンにしても涼しさは感じられず、さらに寝転んでも普通の敷き布団に寝たときと同じように熱がこもってくる感じがあったので、企画倒れかもしれない……と戦々恐々としていたのですが、気づくと、そのこもっている熱がなくなっていきます。体に風が当たることもないので、感覚としては普通のマットに横になっている感じと変わりません。直接的な変化を感じないまま、いつもと背中の暑さが変わるだけなので、違和感なく使えると思います。

「ちょいマットSOYO」を数日間使用し、“これが普通”になってきたころに、試しに、普通の敷き布団で寝てみました。なんとなく、「ちょいマットSOYO」がなくても快適に眠れるような気がしたのですが、寝つくまでに背中の暑さに耐えられなくなり、早々にリタイア。これまではその状態で寝ていたはずなのに、「ちょいマットSOYO」を使ったときの熱がこもらないサラサラとした感じを体験してしまうと、もう「ちょいマットSOYO」がない状態には戻れなくなってしまいました。背中の蒸れや暑さが軽減されるだけで、かなり寝やすく、気持ちよく目覚められたので、寝苦しさを感じている人に、ぜひ試してもらいたい! 「SOYO」シリーズの基本的な仕組みは同じなので、「ちょいマットSOYO」以外のサイズを選ぶのもありです。

(※本記事は個人の感想に基づくものです)

雪か企画
Writer
雪か企画
カルチャー、旅、家電、グルメ、ビジネスなどが大好物の制作会社。代官山にて、少数精鋭で営業中。
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中村真由美(編集部)
Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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