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上位機種と同じ「Wフィルター構造」を採用! 静か&大風量を両立したコンパクトな空気清浄機

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室内の空気に含まれる粒子数を表示することで集じん効果を見える化し、食品工場レベルのきれいな空気を目指す自動運転を搭載した加湿空気清浄機「KI-TX100/TX75」と同時に、ハイパワーながら静かな運転音を実現した空気清浄機「FU-T40」も発表されました。発売日は「KI-TX100/TX75」と同じ2024年9月12日。寝室や子ども部屋にも置きやすい、幅と奧行きがわずか235mmのコンパクトなモデルです。

シャープの2024年度の空気清浄機は、加湿機能を搭載したモデル6機種(KI-TX100、KI-TX75、KI-TX70、KI-TS50、KI-SD50、KC-T50)と、加湿機能を搭載しないモデル3機種(FP-T120、FU-T40、FU-TC01)というラインアップになります

シャープの2024年度の空気清浄機は、加湿機能を搭載したモデル6機種(KI-TX100KI-TX75、KI-TX70、KI-TS50、KI-SD50、KC-T50)と、加湿機能を搭載しないモデル3機種(FP-T120、FU-T40、FU-TC01)というラインアップになります

2面から吸い込む「Wフィルター構造」を採用

シャープの空気清浄機は背面に吸込口を備えているのが特徴ですが、「FU-T40」は、2023年に搭載したプレミアムモデル「FP-S120」(2024年モデル「FP-T120」)と同じ、左右に吸込口を設けた「Wフィルター構造」を採用。本体サイズを抑えながら吸い込み面積が拡大できるため、コンパクトなボディながら4.0㎥/分という大風量を実現しました。

サイズは235(幅)×235(奧行)×372(高さ)mm。空気清浄適用床面積(目安)は〜18畳で、8畳の部屋を15分で清浄する性能を備えています。市場想定価格は43,000円前後(税込)

サイズは235(幅)×235(奧行)×372(高さ)mm。空気清浄適用床面積(目安)は〜18畳で、8畳の部屋を15分で清浄する性能を備えています。市場想定価格は43,000円前後(税込)

背面吸い込み構造の従来モデル「FU-S50」(2023年モデル)よりも大きな吸い込み面積を確保しながら、本体サイズはコンパクト化

背面吸い込み構造の従来モデル「FU-S50」(2023年モデル)よりも大きな吸い込み面積を確保しながら、本体サイズはコンパクト化

本体の左右にプレフィルターと集じん・脱臭一体型フィルターを配置。0.3μmの微粒子を99.97%捕集する「静電HEPAフィルター」を採用しているので、集じん性能は安心できるでしょう

本体の左右にプレフィルターと集じん・脱臭一体型フィルターを配置。0.3μmの微粒子を99.97%捕集する「静電HEPAフィルター」を採用しているので、集じん性能は安心できるでしょう

中央に搭載したシロッコファンで、両面から同時に空気を吸い込みます

中央に搭載したシロッコファンで、両面から同時に空気を吸い込みます

このほか、浮遊アレル物質の作用の抑制や静電気除去に効果のある「プラズマクラスター7000」も搭載しています。

大風量ながら静かな運転音

大きな吸い込み面積を確保することでフィルター通過時の空気抵抗が減り、少ないファンの回転数で効率よく空気を送り出せるため、運転音が抑えられるのも「Wフィルター構造」の特徴です。

最大風量4.0㎥/分時の運転音は約44dBと静か

最大風量4.0㎥/分時の運転音は約44dBと静か

新モデル「FU-T40」は、風量を上げつつ本体と運転音を抑えたのがポイント。その実力を確かめるため、コンパクトモデル「FU-TC01」と、最大風量が近い従来モデル「FU-S50」とで風量と運転音を比較してみました。

最大風量で運転したときの風量と運転音を比較(下の動画参照)

最大風量で運転したときの風量と運転音を比較(下の動画参照)

上の動画の結果をまとめると以下のようになります。

・本体サイズが最も小さい「FU-TC01」(風量1.5㎥/分)は下3つの風車しか回転せず、運転音は約52dB
・本体サイズが最も大きい「FU-S50」(風量5.1㎥/分)は4つの風車だけでなく、隣のラインの風車も回転するほど大風量ですが、運転音は約60dB
・新モデル「FU-T40」は運転音約52dBながら、「FU-S50」と同じく、隣のラインの風車まで風が届いている

環境音が入ってしまうためカタログ値の運転音とは異なりますが、新モデル「FU-T40」は運転音を抑えつつ、大風量が出せるのは間違いないようです。普段は風量を下げて使うので運転音はもっと小さくなりますし、寝室など静かさが求められる場所で使う空気清浄機として最適でしょう。

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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