シロカから、冷たいスムージーはもちろん、熱々のスープなども調理できるヒーター機能付きのブレンダー「おうちシェフBLENDER」が2024年11月2日に登場します。新製品の気になる特徴や機能を発表会で見てきました。
本体サイズは180(幅)×360(高さ)×150(奥行)mm、重量は約2.5kg、定格容量は800mL。市場想定価格は17,820円(税込)
シロカは、2021年に「おうちシェフPRO」という電気圧力鍋を発売。材料を入れてボタン1つで絶品料理ができる手軽さとおいしさが魅力の製品で、発売から3年が経っていますが、現在も多くのユーザーに支持されています。
その「おうちシェフ」シリーズに、新たに加わるのが、この「おうちシェフBLENDER」です。人気シリーズの特徴でもある“手軽さやおいしさ”は、しっかり引き継がれているのでしょうか。本機の気になるポイントを、3つにまとめたのでチェックしていきます。
・ヒーター内蔵で約90度まで加熱調理が可能
・独自形状の8枚刃でパワフルに粉砕し口当たりも滑らか
・スープやヨーグルトなど12種類のオートメニューを搭載
いちばんの特徴は、ヒーター機能を搭載していることでしょう。独自の断熱構造を採用し、耐熱性の高い素材を本体に使用することで、スープなど温かいものはヒーターで温かく仕上げて楽しめるのがポイントです。
もちろんスムージーなどの冷たい調理にも対応しており、調理の際はヒーターだけでなく、モーターの熱も伝えないように冷たいものは冷たいまま仕上げることが可能。
本体は食材をカットする上部と、調理モードなどの操作を行う下部にセパレートできます
ヒーターは本体上部の底面に搭載されており、温かいメニューの場合はヒーターで約90度の熱々に仕上げます
続いての特徴は、パワフルな粉砕力です。1枚1枚に角度がついた独自形状の8枚刃を搭載しており、食材をざく切りで容器に入れるだけで、滑らかな口当たりに仕上げます。
冷凍フルーツや冷凍野菜も解凍せずにそのまま調理できるパワフルさで、野菜の葉や皮もしっかり細かくしてくれるので、栄養をまるごと摂取できるのも魅力です。
大きな4枚刃と小さな4枚刃を組み合わせ、ブレードの長さや角度にこだわった独自形状の8枚刃を搭載。回転数を制御することで食材をムラなく粉砕します
発表会では、かぼちゃのポタージュを実際に調理しましたが、かぼちゃは角切りの皮付きのままでも、滑らかなおいしいポタージュに仕上がりました
そして最後にポイントとなるのが、12種類のオートメニューを搭載しているところです。スムージーやスープ、ヨーグルトなど、季節や体調に合わせて、ヘルシーなメニューが楽しめます。
会場ではオートメニューに搭載されている薬膳スープをいただきました。トッピング次第で幅広く楽しめるので健康志向の人にもよさそうです
管理栄養士が監修した、全67レシピが収録されているオリジナルレシピブックが付いているので、幅広い使い方ができるのもポイントです
「おうちシェフBLENDER」を紹介してきましたが、スープやスムージーなど、毎日の食事に手軽に野菜メニューを取り入れられるのが、大きな魅力ではないかと思います。
薬膳などのオートメニューも搭載されているので、健康志向の人はもちろんですが、野菜ペーストやおかゆなども作れるので、離乳食などにも十分使えそうです。
筆者は40歳を超えてから、健康診断で毎年「野菜を摂取しましょう」と管理栄養士に指導されているので、栄養のある健康的な食事がしたいけど、準備が億劫で……という人にもよいかもしれません。
今回、紹介しきれていない豊富なメニューや、こだわりの機能などが気になった人は、価格.comのクチコミや家電量販店でぜひチェックしてみてください。