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新たにハンディスチーマーを搭載! 時短ケアもできる衣類ケア家電「LG Styler」の最新モデル登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、衣類のシワやにおいを除去する衣類ケア家電「The All New LG Styler」を、クラウドファンディングサイトで2024年12月18日から先行発売することを発表。気になる特徴や発表会の様子をレポートします。

本体サイズは600(幅)×1965(高さ)×620(奥行)mm、重量は約94kg。運転音は35.5dB、付属ハンガー5本。一般販売は2025年2月下旬予定で、市場想定価格は385,000円(税込)

本体サイズは600(幅)×1965(高さ)×620(奥行)mm、重量は約94kg。運転音は35.5dB、付属ハンガー5本。一般販売は2025年2月下旬予定で、市場想定価格は385,000円(税込)

スチーム機能もハンガーの振動機能も大幅パワーアップ

「LG Styler」は、2017年から日本で発売され、衣類や小物に付いたシワやにおい、花粉、などを自宅で手軽にリフレッシュし、スーツやコートなど、洗濯しにくい衣類を洗い立てのようにする衣類ケア家電として人気を集めています。

左が従来モデルで、右が新製品の「The All New LG Styler」

左が従来モデルで、右が新製品の「The All New LG Styler」

「The All New LG Styler」は、人気シリーズの特徴でもある“手軽さや使いやすさ”は、しっかり引き継がれているのでしょうか。本機の気になるポイントを、3つにまとめたのでチェックしていきます。

「The All New LG Styler」の特徴とは

スチームがパワーアップしてハンディスチーマーも搭載
・衣類の花粉やほこりをさらにスピーディーに落とす
・衣類はもちろん部屋の空気もからっと除湿

いちばんのポイントは、やはりパワーアップしたスチーム機能でしょう。本体内部のヒーターでお湯を沸かし、2つのスチーム噴射口からスチームを噴射します。普段着はもちろん、シルクやカシミヤなどのデリケートな素材の衣類も、スチームを調節してケアするのがポイントです。

また本機は、ハンガー5着、ズボン1着が同時にケアできる大容量モデルで、本体下部のスペースにハンディスチーマーを搭載しているのも特徴のひとつ。ボタンを押すだけで強力なスチームが発生し、がんこなシワやデリケートな衣類も簡単にケアできます。

内蔵ヒーターの「Inverter HeatPump」が1つから2つになったことで、リフレッシュコース(標準)の稼働時間が約48分から約38分へと、乾燥時間が大幅に短縮

内蔵ヒーターの「Inverter HeatPump」が1つから2つになったことで、リフレッシュコース(標準)の稼働時間が約48分から約38分へと、乾燥時間が大幅に短縮

続いてのポイントは、スピーディーな衣類のほこり落とし。従来モデルはハンガーを左右に振動させることで、衣類に付いたほこりや花粉を落としていましたが、本機では新たにひねり振動のツイストモーションが追加。

振動数は1分間に最大350回と、従来モデル(最大180回)よりも素早く効果的にスイングすることで、衣類に付いた花粉やほこりなどをスピーディーに落とし、しっかりとシワを伸ばします。

製品の運転中にハンガーから衣類が落ちてしまうなど、異常を感知した際に、操作パネルや「LG ThinQ」アプリでスマートフォンに通知します

製品の運転中にハンガーから衣類が落ちてしまうなど、異常を感知した際に、操作パネルや「LG ThinQ」アプリでスマートフォンに通知します

ドアの内側に搭載した「ズボン折り目ケア」もデザインを一新。ハンガーに掛けず、付属のクリップにはさんで折りたたむ構造で、細かなシワを取り除きます

ドアの内側に搭載した「ズボン折り目ケア」もデザインを一新。ハンガーに掛けず、付属のクリップにはさんで折りたたむ構造で、細かなシワを取り除きます

3つ目のポイントは、衣類も部屋も除湿するところ。本機は除湿機能も備えており、衣類ケアが終わった後、ドアを開けずに最大10Lの除湿が可能です。衣類も長時間保管が可能で、さらりとした状態を保てるのが大きな特徴ですが、同時に部屋の空気も除湿してくれるのもポイント。

部屋の空気は、ドアの下部から庫内に吸い込まれ、熱交換器で乾燥した空気となりドア上部から排出される仕組み

部屋の空気は、ドアの下部から庫内に吸い込まれ、熱交換器で乾燥した空気となりドア上部から排出される仕組み

搭載コースは41種類と多彩で、本体横のタッチモニターで操作。コースを選択し、説明や現在の状態、エラーメッセージをパネルで確認できる使い勝手のよさも大きな魅力です

搭載コースは41種類と多彩で、本体横のタッチモニターで操作。コースを選択し、説明や現在の状態、エラーメッセージをパネルで確認できる使い勝手のよさも大きな魅力です

パワフルさはもちろん使い勝手の面でも大きく進化

「The All New LG Styler」をチェックしてきましたが、衣類の日常的な汚れ落とし、アイロンがけや乾燥、保管という衣類ケアの流れを1台でこなす「LG Styler」シリーズのよさを、さらにパワーアップさせたモデルと言えそうです。

しかも、1つ、2つのパワーアップではありません。スチームひとつ取っても、ヒーターの増加や、ハンディスチーマーの追加搭載。ハンガーの振動、ズボン収納や操作パネルの刷新など、本機のパワフルさはもちろん、使い勝手の面でも大きく進化している印象です。

また、一般販売は2025年の2月下旬予定ですが、クラウドファンディングサイトでの先行販売は、最大約38%オフ価格となっているので、気になっている人はクラウドファンディングサイトをチェックしてみてください。

北島圭介(編集部)
Writer / Editor
北島圭介(編集部)
出版社で10数年、編集者として経験を積み、2022年にカカクコム入社。家電製品から文房具など、さまざまな商品を検証するモノ雑誌の編集経験を生かし、価格.comマガジンで生活家電を中心に気になる製品をレビューしている。
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