レビュー

BEAMSがウォーターサーバーをプロデュースしたらこうなった! 特別カラーの「every frecious mini」レビュー

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」特別カラーを実際に使ってみました

「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」特別カラーを実際に使ってみました

「ウォーターサーバーといえば真っ白で部屋になじみにくい」というイメージを覆すサーバーが登場! ハイセンスなデザインに定評のある浄水型ウォーターサーバーブランド、「every frecious(エブリィフレシャス)」から、新たなデザイン性をウリにしたモデルが仲間入りしました。

それが、2025年7月に発売された「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」。従来モデルの「every frecious mini」を、アパレルやライフスタイルブランドのBEAMS DESIGNがプロデュースした2種類の特別カラーで仕上げている点が最大の特徴です。

富士山GXホールディングス「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」(以下、「BEAMS DESIGN版」)。左が「ヴィンテージミックス オリーブ」で、右が「同 ベージュ」

富士山GXホールディングス「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」(以下、「BEAMS DESIGN版」)。左が「ヴィンテージミックス オリーブ」で、右が「同 ベージュ」

機能などは「every frecious mini」と同じ。月額料金は「every frecious mini」が3,300円(税込)で、「BEAMS DESIGN版」は3,630円(税込)。目安として、「BEAMS DESIGN版」のほうが毎月330円高くなります。

本稿では実際に「BEAMS DESIGN版」を借りて、機能的な特徴なども解説しながら、定番色の「マットホワイト」を加えた3種類のデザインを比較してみました。

左端が従来モデル「every frecious mini」の「マットホワイト」。同シリーズのカラーバリエーションは、ほかに「マットブラック」があります

左端が従来モデル「every frecious mini」の「マットホワイト」。同シリーズのカラーバリエーションは、ほかに「マットブラック」があります

関連記事
おすすめのウォーターサーバーを目的や用途別に紹介!
おすすめのウォーターサーバーを目的や用途別に紹介!
実は超便利な「ウォーターサーバー」の料金や機能を徹底比較したおすすめをご紹介。人気の浄水型や卓上型ってどうなの?40代主婦による実用レポートも
2025/10/02 13:10
水道水浄水型ウォーターサーバー6選! 愛用者が選び方を徹底解説
水道水浄水型ウォーターサーバー6選! 愛用者が選び方を徹底解説
水道水を浄水して使うタイプのウォーターサーバーが人気! 実際の愛用者が、浄水器、宅配型ウォーターサーバーとの比較から選び方、おすすめモデルまで徹底解説します。
2025/09/17 11:00

おしゃれかつ、コンパクト! 水道水を注ぐだけで使えて機能は十分

まずはブランドの概要から解説。「every frecious」は、天然水宅配型ウォーターサーバーの「フレシャス」から誕生した浄水型ウォーターサーバーブランド。ランニングコストの安さなどが魅力の、水道水を浄水して使うタイプで、そのうち卓上に置いて使うコンパクトなモデルが「every frecious mini」です。

元々「フレシャス」は、業界で初めてグッドデザイン賞に輝くなど、洗練されたクリエイティブが大きな魅力のメーカーで、今回のコラボにも納得です。

電源ケーブルの色は、本体に合わせて2種類。「BEAMS DESIGN版」は黒、定番の「マットホワイト」は白です

電源ケーブルの色は、本体に合わせて2種類。「BEAMS DESIGN版」は黒、定番の「マットホワイト」は白です

サイズは、250(幅)×295(奥行)×470(高さ)mm(フタを開けたときの高さは670mm)で、重量は8.3kg。本体裏面の底面に、持ち運びやすくするためのくぼみが入っていて、大人であればそこまで移動が大変ではないはずです。

運ぶ際は、裏面のくぼみと、出水口の天面をもう片方の手で持てばスムーズ

運ぶ際は、裏面のくぼみと、出水口の天面をもう片方の手で持てばスムーズ

「every frecious mini」は自分で水道水を補充するタイプで、上部にある給水タンクは容量3.3L。取り外しができるため、水の補充やお手入れも簡単です。

給水タンクは取り外し可能。取っ手付きで持ち運びしやすく、水道の蛇口からそのまま注ぐこともできます

給水タンクは取り外し可能。取っ手付きで持ち運びしやすく、水道の蛇口からそのまま注ぐこともできます

水道水を使うタイプとはいえ、浄水力や味をおいしくする工夫はしっかり。2025年の春には浄水カートリッジがより高性能に進化し、有機フッ素化合物PFASを99.9%除去するうえ、46種類もの物質除去力を持ちながら、水本来のミネラルを残して浄水します。

浄水カートリッジは、毎日3.3L飲む計算で12か月使用可能。1年に1度、無料で交換用のカートリッジが届くので、写真のように、工具不要でクルッと回して着脱し交換します

浄水カートリッジは、毎日3.3L飲む計算で12か月使用可能。1年に1度、無料で交換用のカートリッジが届くので、写真のように、工具不要でクルッと回して着脱し交換します

水の味わいに関しては、のちほど浄水していない水道水との飲み比べで感想をお伝えします。

排水しやすいよう、水受けトレイは着脱可能。丸洗いできて衛生面もぬかりなし

排水しやすいよう、水受けトレイは着脱可能。丸洗いできて衛生面もぬかりなし

2色とも遊び心のあるカラーリングが特徴

「BEAMS DESIGN版」の特徴は、遊び心満載のクレイジーパターンを取り入れた、ポップでありながら暮らしに調和するカラーリング。ウォーターサーバーは白や黒などのモノトーンがほとんどなので、非常に珍しい色合いです。

「ヴィンテージミックス オリーブ」は、ヴィンテージなど、さまざまなファッションアイテムをアイデアソースに、オリーブ、ブルー、グレーホワイトとオレンジを組み合わせた、インテリアのアクセントとなる配色に仕上がっています。

「ヴィンテージミックス オリーブ」

「ヴィンテージミックス オリーブ」

いっぽうの「ヴィンテージミックス ベージュ」は、ベーシックな印象のベージュをワントーンの同系色でまとめ、ベージュ、カーキ、グレーホワイト、オレンジの組み合わせに。これらを、クレイジーパターンに仕上げた配色となっています。

こちらは「ヴィンテージミックス ベージュ」

こちらは「ヴィンテージミックス ベージュ」

「ヴィンテージミックス オリーブ」のほうはブルーが使われている分、よりアクセントが映えるカラーパターンと言えるでしょう。この辺は好みや、部屋のインテリアとの調和具合によると思います。

クレイジーパターンは、横にするとよりわかりやすく見えます

クレイジーパターンは、横にするとよりわかりやすく見えます

「BEAMS DESIGN版」(写真右)には、ロゴに「mini」の字がなく、「BEAMSDESIGN」と書かれている点も見逃せません

「BEAMS DESIGN版」(写真右)には、ロゴに「mini」の字がなく、「BEAMSDESIGN」と書かれている点も見逃せません

濃い色のインテリアに「BEAMS DESIGN版」がなじむ!

場所を変えて、より生活感がある場所に置いてみると、本体そのものがハイセンスなモノとして存在感を発揮しつつ、場になじんでいました。2色とも、床や棚などの家具が、濃い、または赤っぽい茶色系の部屋に合う気がします。

家具との相性は、明るいナチュラル木目調より、濃い色調のほうが「BEAMS DESIGN版」には合う印象

家具との相性は、明るいナチュラル木目調より、濃い色調のほうが「BEAMS DESIGN版」には合う印象

こちらは上記と同じレイアウトに、「BEAMS DESIGN版」の「ヴィンテージミックス ベージュ」を配置した写真。オリーブとベージュでは、やはり少々違った印象です

こちらは上記と同じレイアウトに、「BEAMS DESIGN版」の「ヴィンテージミックス ベージュ」を配置した写真。オリーブとベージュでは、やはり少々違った印象です

従来モデル「every frecious mini」の「マットホワイト」。これはこれでおしゃれですが、部屋の雰囲気によっては「BEAMS DESIGN版」のほうが合うかなと、個人的には思います

従来モデル「every frecious mini」の「マットホワイト」。これはこれでおしゃれですが、部屋の雰囲気によっては「BEAMS DESIGN版」のほうが合うかなと、個人的には思います

また、民族的なエスニック調の家具、ラグやカーペットなどを使っている部屋にも、「BEAMS DESIGN版」はよりマッチするはず。いっぽう、通常の「every frecious mini」(「マットホワイト」「マットブラック」)は、明るい木目調の家具やモノトーンのインテリアが多い部屋などになじむと思います。

水の味を水道水と比較、そのおいしさに驚かされた!

ここからは、「BEAMS DESIGN版」の「ヴィンテージミックス オリーブ」を使って、実際に水を注いで飲んでみます。なお、通常版、「BEAMS DESIGN版」にかかわらず、機能やスペックは「every frecious mini」シリーズで統一です。

「every frecious mini」シリーズの水の温度は、冷水:5〜10度、温水:80〜85度。常温の水は注げませんが、設定温度よりぬるくしたい場合は、冷温ともに「ECOモード」にしましょう(ECO冷水:約10〜15度、ECO温水:約70〜75度)。前面のパネルにそれぞれボタンがあり、設定できます。

指差しているのが「COLD ECOボタン」。逆側にはHOT版があります

指差しているのが「COLD ECOボタン」。逆側にはHOT版があります

「ECOモード」に設定すると電力消費も抑えられます。なお、「every frecious mini」シリーズの電気代は、目安として約453円/月〜。

本体はコンパクトながら、出水口は高さがあります。写真は562mLサイズのグラスですが、これだけ大きくても難なく注げます

本体はコンパクトながら、出水口は高さがあります。写真は562mLサイズのグラスですが、これだけ大きくても難なく注げます

まずは冷水から飲んでみましょう。「COLD」を押し続けると水が注がれ、ボタンを離して1秒ほどで止まります。勢いは強すぎず、弱すぎず。ちょうどいい水量です。

ちなみに、出水口の上(ロゴの下のほう)にある小さな窓は、SLEEPセンサー。部屋が暗くなると作動する光センサー型の節電機能SLEEPモードのON/OFFを司るもので、光ったりはしません

ちなみに、出水口の上(ロゴの下のほう)にある小さな窓は、SLEEPセンサー。部屋が暗くなると作動する光センサー型の節電機能SLEEPモードのON/OFFを司るもので、光ったりはしません

飲んでみると、ほんのり甘みを感じるような印象で、テクスチャーもスムース。全体的にまろやかなテイストで、リッチとも言えるおいしさです。

家の蛇口から注いだ水道水と比較。冷たいため、やや曇っている右側が「every frecious mini」のお水です

家の蛇口から注いだ水道水と比較。冷たいため、やや曇っている右側が「every frecious mini」のお水です

こうして普通の水道水と飲み比べると、違いはより明らか。水道水はどこか角があり、ひっかかる要素やシャープな雑味を感じますが、「every frecious mini」のお水にはそれらがなく、クリアな味わいです。

次はHOT。温水を出すには、ロックボタンを2秒押して解除が必須。すぐ上にある赤いUNLOCKランプが点灯し、その間にHOTを押すと温水が出ます

次はHOT。温水を出すには、ロックボタンを2秒押して解除が必須。すぐ上にある赤いUNLOCKランプが点灯し、その間にHOTを押すと温水が出ます

温水は通常80〜85℃なので、なかなかの熱さ。コーヒーやお茶を淹れるにはよさそうですが、そのまま白湯として飲みたい人は、ECOモードにするのがおすすめです。なお、このECO温水は調乳に最適な温度帯とのことで、子育て中のユーザーにも好評とか。

通常のHOTでインスタントコーヒーに注いでいるところ。混ぜなくても簡単に溶かせる熱い湯温で便利です

通常のHOTでインスタントコーヒーに注いでいるところ。混ぜなくても簡単に溶かせる熱い湯温で便利です

なお、冷水にはロック解除不要ですが、いたずら防止などを目的にロックしたい人のために、「冷水チャイルドロック」も用意されています。こちらは、ロックボタンとCOLDボタンを同時に押すなどで、設定や解除ができます。

まとめ:モノトーンの従来機より個性的なセンスあり

本稿では、デザインを中心に「every frecious mini Produced by BEAMS DESIGN」をレビューしましたが、モノトーンの従来モデル「every frecious mini」よりも、個性的なセンスを感じさせる意匠であると感じました。

本稿のほか、公式サイトなどもぜひ参考に!

本稿のほか、公式サイトなどもぜひ参考に!

各人の好みや部屋の雰囲気などによって、合う/合わないはそれぞれでしょう。ただ、理想のインテリアには「BEAMS DESIGN版」が合いそうと思った人は、360度ビューやBEAMSスタッフの実例集なども見られる、公式サイトなどもぜひ参考にしてみてください。

関連記事
おすすめのウォーターサーバーを目的や用途別に紹介!
おすすめのウォーターサーバーを目的や用途別に紹介!
実は超便利な「ウォーターサーバー」の料金や機能を徹底比較したおすすめをご紹介。人気の浄水型や卓上型ってどうなの?40代主婦による実用レポートも
2025/10/02 13:10
水道水浄水型ウォーターサーバー6選! 愛用者が選び方を徹底解説
水道水浄水型ウォーターサーバー6選! 愛用者が選び方を徹底解説
水道水を浄水して使うタイプのウォーターサーバーが人気! 実際の愛用者が、浄水器、宅配型ウォーターサーバーとの比較から選び方、おすすめモデルまで徹底解説します。
2025/09/17 11:00
中山秀明
Writer
中山秀明
グルメ、ファッション、カルチャー、ライフスタイルを得意とする編集プロダクションを経て独立し、フードアナリストの資格を取得。内食・外食のトレンドやカルチャーに詳しく、深掘りレビューやインタビューなどを得意とし、さまざまな雑誌やウェブメディアをメインに、編集と撮影を伴う取材執筆を行っている。酒類や調理家電、タバコ関連にも強い。時折、テレビ番組や大手企業サイトに食の有識者として企画協力することも。
記事一覧へ
しえる(編集部)
Editor
しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
記事一覧へ
記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
SPECIAL
ページトップへ戻る
×