レビュー
「毛先キャッチクリップ」が短い髪、少ない髪、サラサラ髪もしっかりキャッチしてくれる

ボブ以外にも便利!“ボブヘア向け”ヘアアイロンでいろいろアレンジしてみた

ここ数年、人気継続中のボブヘア。ロングヘアに比べてシャンプーやヘアドライが楽なため、手入れやアレンジも簡単そうに見えます。しかし、毛先を“くるん”とキレイにカールさせたり、表面をつややかな状態に保つのは意外と大変。そんなボブヘアの扱いに苦戦している人にぴったりなのが、パナソニックのクリップ付きブラシ状ヘアアイロン「ミタメアップ カールアイロン ブラシタイプ 32mm EH-HT40」(以下、EH-HT40)です。アイロン部がブラシ状になっているのでヘアブラシ感覚で扱えるだけでなく、クリップが短い髪の毛もしっかりキャッチするため、ボブヘアのアレンジも簡単にできるとのこと。今回は、そんなEH-HT40の実力をチェック。ボブヘアはもちろんセミロングヘアにも使用してみたほか、前髪などのアレンジも試してみました!

今回はボブヘア、セミロングヘアでEH-HT40を使用したヘアアレンジに挑戦! ボブヘアでなくても便利に使えるのか!?

まずは製品をチェック! “ボブヘア向け”ヘアアイロンを名乗る由縁とは?

“ボブヘア向け”をうたっているEH-HT40。その理由は大きく2つあります。1つは、アイロン板の周りにブラシ毛を搭載することで、髪に手を添えるなどヘアブラシを使っているような感覚でスタイリングが可能な点。もうひとつは、短い髪の毛も毛先までしっかり巻きつけてスタイリングできる「毛先キャッチクリップ」を搭載している点です。この2点によって、ヘアアイロンの扱いに慣れていない人でも、ふんわりとしたボブスタイルが作りやすいのだとか。

サイズは5.2(幅)×29.8(高さ)×6(奥行)cmで、重量は約310g。ブラシ径は32mmの1種類のみ。市販のヘアアイロンの径は26〜38mmくらいが一般的なので、32mmは細過ぎず太過ぎず、ボブヘアはもちろん、あらゆる長さの髪に対応しやすい太さだと言えます。コードの長さは1.7mで、コード付け根部分は360°回転式。使用中にコードがねじれません

アイロン部にブラシ毛が付いており一般的なアイロンのように高温にならないため、手を添えながらのスタイリングでもヤケドする心配が少ない。一時置き用のスタンドは付いていませんが、少しの時間であれば洗面台などにそのまま置けるのが便利

「毛先キャッチクリップ」を搭載。使用することで短い髪や少ない髪もしっかりキャッチします。「クリップなしでゆるめのカール」「クリップありでくっきりカール」といった使い分けが可能

「毛先キャッチクリップ」は内側部分も高温に。上下から髪に熱を加えることでしっかりカールを付けることができます

温度はLO(130℃)とHI(170℃)の2種類。高温のほうがよりしっかりくせ付けができます。スイッチを入れると通電ランプが赤く点灯。加熱完了後もランプの様子は変化しないため設定温度に達したのかが確認しづらいですが、通常1分ほどで設定温度に達するそうです。なお、自動電源オフ機能は搭載していないので、電源の切り忘れには注意しましょう

ボブヘアに使ってみた

さっそく、ボブヘアをスタイリングしてみました。

内巻きボブ

ボブヘアと言えば、毛先を内側にカールさせたスタイルが定番。本当に簡単かつキレイに作ることができるのでしょうか?

筆者の髪はセミロングなので、ボブヘアのスタッフSに使ってもらうことに。放っておくと毛先が外側に跳ねてしまうのが悩みなのだそう

まずは「毛先キャッチクリップ」なしでふんわりカールを作っていきます。水やスタイリング剤で少し湿らせた髪を幅5cmほどずつ取り、内側にブラシを当ててゆっくりカールさせたら、毛先で7秒ほど保持。きれいなカールが完成しました

スタッフSの感想:「一般的なヘアアイロンと違い、ブラシ部分に手を添えながら使用することができるので扱いやすいです。手を添えるのが難しい後ろの髪も、毛先キャッチクリップを使用すれば毛先までがちっとキャッチできるので、しっかりカールが付きますね。一般的なヘアアイロンで無理やり後ろの髪をセットしていてヤケドしそうになったこともあるのですが、EH-HT40ならその心配もなくサクサク巻き進められるのがうれしいです」

3分ほどで全体のアレンジが完了。内側にくるりとカールしたボブヘアスタイルができました! フェイスラインがやわらかく見えるほどよいカール具合です

無造作なエアリーアレンジも

内巻きのスタイルを作る時よりも上の位置から左右ランダムにカールを付れば、“くしゅくしゅ感”が可愛いエアリーアレンジも楽しむことができます。

スタッフSの感想:「内巻きに比べてコツをつかむまではちょっと難しいですが、後ろの髪は適当に巻いても無造作な感じでおしゃれに仕上がりました。一般的なアイロンに比べてかなりアレンジしやすかったです」

セミロングヘアにも使ってみた

ボブヘアのアレンジは簡単にできました。そこで、EH-HT40をセミロングヘアに使用した場合の使い勝手もチェックしてみました。毛先のカールと、髪の中間の位置からカールさせる巻き髪アレンジにチャレンジ。ちなみに髪の長さは違ってもカールを付ける際の手順は同じです。使用前は髪の毛を軽く湿らせておきましょう。

鎖骨にかかるくらいの長さの筆者の髪

鎖骨にかかるくらいの長さの筆者の髪

クリップなしでゆるいカール

まずは、「毛先キャッチクリップ」なしで毛先のワンカールにトライ。髪をブラシ部分に巻き付けようとしましたが、手を添えても髪がはらはらと落ちてきてしまいます。

ボブに比べて髪の長さがあるため、ブラシのカーブに毛先がぴったり巻き付きません。なんとかゆるいカールができましたが、アイロン部にしっかり当たっていなかった部分のカールが甘いような?

クリップありでしっかりカール

「毛先キャッチクリップ」なしのカールが納得の出来とはいかなかったので、クリップを使用して再度トライ。今度は髪の毛が1本も落ちてくることなく、くるりん♪ としたしっかりカールができました。長めの髪や湿らせてもまとまりの出にくい髪は、「毛先キャッチクリップ」を使用した方がいいかもしれません。

長い髪の場合は、「毛先キャッチクリップ」を使用した方がやりやすい気がしました。ゆるくカールさせたいという場合は設定温度を低くしたり、熱を加える時間を調節するといいでしょう

巻き髪

最後に、髪の中間辺りからのふんわり巻き髪にも挑戦。「毛先キャッチクリップ」を使用しなくてもできるようですが、筆者の髪の場合、使用しないと上手くアイロン部分に髪の毛を固定できなかったため、「毛先キャッチクリップ」を使用して行いました。

髪の中間で1回巻いて毛先方向にすべらせると、きれいな巻き髪が完成。ただ、外す際に髪の毛がブラシに絡まることがあります。巻き終わったら、本体を巻く時と逆の方向に回転させながらゆっくりと外しましょう

全体を巻いてみるとこんな感じ。巻き髪用のアイロンとしても十分使用できます

全体を巻いてみるとこんな感じ。巻き髪用のアイロンとしても十分使用できます

細い毛や少ない毛にも使いやすい! いろんなアレンジを試してみた

全体のアレンジにも使用しやすいEH-HT40ですが、ブラシ形状や「毛先キャッチクリップ」のおかげで、少ない髪や細い髪など一般的なヘアアイロンではやりづらい部分のアレンジも簡単なんです。ここでは、「ストレートの艶出し」「トップのボリューム出し」「前髪カール」「ウブバング」のアレンジをご紹介します。

ストレートのツヤ出し

まずはストレートのツヤ出し。ブラシ替わりにささっと通すだけなので簡単です。

髪に手を添えながら、表裏ともに根元からゆっくりと髪をとかす要領でブラシをすべらせていきます

髪に手を添えながら、表裏ともに根元からゆっくりと髪をとかす要領でブラシをすべらせていきます

直前まで髪をまとめていたため、「使用前」の髪には結んでいた跡が。「使用前」の髪はその跡が消えてきれいなストレートになっただけでなく、ツヤも出ました。ブラシを通すことで通常のヘアアイロンでストレートにするよりもさらさらに仕上がります。毎朝のブラッシング代わりに使用すれば、毎日サラツヤのストレートヘアがキープできそう

トップのボリューム出し

次に、トップのボリューム出し。頭頂部の髪をふんわりさせることでヘアスタイルに立体感を持たせます。

ボリュームを出したい部分の毛束を取って根元の内側にブラシを当て、ゆっくりとブラシを回転させながら毛先に向かって10cmほどすべらせます

頭頂部がふんわりとボリュームアップ。ちょっとした差ですが、トップにボリュームを出すだけで若々しい印象になります。頭頂部が平らな人や、髪質のせいで全体がぺたりとしがちな人にも◎

前髪カール

前髪のような短い髪のアレンジもお手のもの!

毛先から根元まで内巻きに巻き込みます。ブラシ部分が高温にならないので、額をヤケドする心配もなし

毛先から根元まで内巻きに巻き込みます。ブラシ部分が高温にならないので、額をヤケドする心配もなし

「使用前」と「使用後」を比べると、前髪がふんわりとすることで顔が明るく見えるような気がします。前髪が伸びて目に入りそうな時も、くるんと巻いておけばキュートな印象&視界も良好で一石二鳥。長い前髪の場合は、同じ要領で斜めに流してキープさせることもできます

ウブバング

ウブバングとは、髪を結んだり耳にかけたりした時にしか見えない産毛のようなやわらかい後れ毛のこと。最近は、アップスタイルの時もこの髪をあえて残すのがトレンドです。

細くやわらかい、かつ顔に近い部分にあるウブバングも「毛先キャッチクリップ」が残さずキャッチ!

細くやわらかい、かつ顔に近い部分にあるウブバングも「毛先キャッチクリップ」が残さずキャッチ!

アレンジをしないと「ちょっと疲れてる?」と言われそうな後れ毛も、くるりと巻けばトレンドのウブバングに。時間がなくてまとめ髪という日も、後れ毛だけアレンジしておけば「手抜き」だなんて言われないはず

まとめ

実は筆者、ボブヘアだった頃にブラシ形状のヘアアイロンを購入したのですが、使いこなせず「たんすの肥やし」に。「結局、私には一般的なヘアアイロンが使いやすいんだな」と思っていたものの、今回EH-HT40の使い勝手のよさにびっくり。ありそうでなかったクリップ付きブラシ状ヘアアイロンですが、クリップが付くだけでこんなに用途の幅が広がるものなのですね。ボブヘアに使用しやすいのはもちろんですが、髪の毛がさらさらだったり、ハリがあったりで一般的なアイロンだとしゅるりと抜けてしまいやすい人、前髪やサイドの髪だけちょこっとアレンジを楽しみたいという人にもぴったりだと思います。

ただし、温度は最高で170℃とやや低め。カールの持ちはそこまでいいとは言えない印象です。また、強いクセ毛をまっすぐに伸ばすといった効果はあまり期待できないので“クセ毛をとにかくまっすぐにしたい!”という方には不向きかもしれません。とはいえ、アイロン部がブラシ形状になっていることで、一般的なヘアアイロンよりも安全性が高いのもポイント。ヘアアイロンを使用するのが初めてという方でも安心して使えるのではないでしょうか。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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