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「CADR」最高値の集じん性能! 大風量なのに静音性能だから吹き抜けリビングにもピッタリ

自動お掃除機能を搭載した“大空間向け”プラズマクラスター空気清浄機が誕生!

空気清浄機は室内の空気を浄化してくれるものだが、部屋の大きさとマッチしていなければ適切な効果は発揮されない。近年の住宅は吹き抜けにしたり、部屋ごとに仕切らない開放感な間取りが主流だ。そんな住環境にも対応できる大空間向けの空気清浄機「FP-140EX」がシャープから誕生。通常の空気清浄機とは異なる対となる構造にすることで、適用床面積〜65畳でありながら高い静音性を実現した。また、プレフィルターの自動お掃除機能も装備し、手入れの手間を軽減。発表会で見てきた仕組みを紹介しよう。

サイズは549(幅)×818(高さ)×327(奥行)mm。11月20日発売予定となっており、市場想定価格は16万5,000円

サイズは549(幅)×818(高さ)×327(奥行)mm。11月20日発売予定となっており、市場想定価格は16万5,000円

大風量でも静か、そして最高値の集じん性能を実現した構造とは?

空気を浄化するもっとも重要な手法は、ろ過。本体に空気を吸い込んでフィルターで汚れを取り除き、キレイになった空気を部屋に放出するというものだ。そのため、大きな空間をカバーするには大きな風量が必要となる。ここで問題となるのが運転音。ファンの回転数を上げれば風量は増幅できるが、同時に運転音も大きくなってしまう。この課題を解決するため「FP-140EX」には、ファンとモーターを2基ずつ搭載。“回転数を抑えながらも大風量=運転音の低減”ができるようになり、最大風量14m³/分でも運転音は55dB(強運転時)に抑えられたという。

左右に1つずつフィルター、ファン、モーター、プラズマクラスターイオン発生ユニットを搭載。本体背面から吸い込まれた空気がフィルターを通り、ファンによって部屋に拡散される

ファンには、トンボの羽根形状を応用した摩擦抵抗が少ない設計を採用。これも運転音低減につながっている

ファンには、トンボの羽根形状を応用した摩擦抵抗が少ない設計を採用。これも運転音低減につながっている

浄化された空気とプラズマクラスターイオンは、前面両サイド設置された吹き出し口から放出

浄化された空気とプラズマクラスターイオンは、前面両サイド設置された吹き出し口から放出

吹き出し口にはフラップが付いており、上下に気流やイオンを誘導できる

吹き出し口にはフラップが付いており、上下に気流やイオンを誘導できる

運転は「強」「中」「静音」「自動」が用意されている。「静音」の風量は3.2m³/分で、運転音が26dB。ささやき声が30dBということから、「静音」は夜間でも運転音が気にならないレベルと言えるだろう。ちなみに、操作部はタッチパネルとなっている

広い空間に対応する風量があっても、清浄力がともなっていなければ意味がない。上述のとおり、「FP-140EX」は2基のファンを搭載している。それにあわせて左右に0.3μmの粒子を99.97%以上集じんする静電HEPAフィルターを装備することで、米国家電製品協会が制定する集じん性能基準「CADR」においてタバコの煙、ホコリ、花粉の除去が最高値を獲得。さらに、プラズマクラスター25000を放出してフィルターでは取れない付着臭の除去や、カビ菌の増殖を抑制する。

2つのフィルターは、奥に向けて少し外側に向かうようにセットされる。ファンを2基装備する構造には、フィルターを斜めに設置するほうが送風効率がよくなるのだそう

フィルターは集じん・脱臭フィルターが一体となっている。HEPAフィルターで粒子をキャッチするとともに、脱臭フィルターでニオイを除去。HEPAフィルターは静電気を帯びているため捕らえた粒子が繊維に吸着しやすく、目詰まりもしにくいという

自動運転にしておけば、ホコリセンサー、ニオイセンサー、照度センサーが作動して状況にあわせた最適な運転を行ってくれる。たとえば、部屋が暗くなると60分間強めの運転で集じんや付着浄化を強化。また、汚れ度合いはランプで視覚化してくれる

「FP-140EX」の適用床面積〜65畳は、このぐらいの広さ(赤いテープで囲まれた部分)。リビングだけでなく、オフィスなどでの利用も想定されている

車輪が付いているので、本体サイズは大きくても移動にはそれほど苦労しない

車輪が付いているので、本体サイズは大きくても移動にはそれほど苦労しない

フィルターのお掃除はおまかせして高い集じん力を継続

このように高い集じん性能を有していても、フィルターが目詰まりすると能力はダウンする。集じんフィルターと脱臭フィルターは約2年間交換不要だが、その手前にあるプレフィルターは定期的な手入れが必要。手入れ自体は簡単なものだが、つい後回しになりがちだ。そんな状況を防ぐために、「FP-140EX」には自動お掃除機能が搭載された。

空気清浄機のフィルター自動お掃除というと日立「クリエア EP-LVG110」があるが、「FP-140EX」の手法はまったく異なる。「クリエア EP-LVG110」は掃除をするためのユニットが可動するのに対し、「FP-140EX」はフィルターを上下に動かして付着したホコリを取り除く。これは文章ではわかりづらいので、以下の写真とともに解説しよう。

背面パネルを外して最初に現れるのがプレフィルター。従来より約1/5という目の細かさにすることで、ホコリをたっぷりキャッチできるようになった

プレフィルターの上にあるのが、自動お掃除の鍵を握る部分

プレフィルターの上にあるのが、自動お掃除の鍵を握る部分

自動お掃除が始まると、プレフィルターが上っていく!

自動お掃除が始まると、プレフィルターが上っていく!

“自動お掃除の鍵を握る部分”と解説した所は、実はダストボックス。ダストボックスを外してみるとプレフィルターが現れる

ダストボックスの裏側には掃除機のヘッドにあるようなブラシが装備されており、プレフィルターを上下に動かすことでフィルター表面に付いたホコリが取り除かれる

プレフィルターのホコリはブラシに絡め取られ、そのままダストボックスに溜まっていく。ダストボックスに溜まったゴミは、約半年に1度程度廃棄すればOK

自動お掃除にかかる時間は約7分。48時間ごとに作動するようになっており、自動お掃除がスタートする時間は好みで設定できる。自動お掃除作動中は空気清浄運転がストップするので、夜中や早朝など空気の汚れが激しくないタイミングで行うとよいだろう。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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