新製品レポート
野菜室を冷蔵室に集約するレイアウトで“ムダ”を解消したシャープの冷蔵庫

買い物かご4つ分の冷凍食品が入る! 幅60cmでスリムな「メガフリーザー」誕生

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共働き世帯の増加や家事の時短ニーズの高まりから、冷凍食品の需要は年々拡大している。“常に冷凍室がぱんぱん”という状況に悩む世帯は多く、冷蔵庫の設置スペースが狭い場合はなおさらだろう。シャープはそんな問題を解決すべく、幅60cmで容量410Lのスリムタイプながら150Lの大容量冷凍室「メガフリーザー」を搭載したプラズマクラスター冷蔵庫「SJ-GT41B」を、11月19日に発売する。冷凍室の容量が大きいだけでなく、冷蔵室と野菜室を集約してスペースと作業導線の効率化をはかるなど使い勝手にもこだわっている。

サイズは600(幅)×1,820(高さ)×699(奥行)mmで、カラーは左から赤系、茶系、白系、青系、黒系。ドアには高級感のある強化ガラスを採用し、システムキッチンにマッチするカラーをそろえたという。市場想定価格は26万円前後(税別)

マンション世帯のニーズを叶えるスリムタイプが登場

2014年に発売された初代「メガフリーザー」搭載のプラズマクラスター冷蔵庫「GTシリーズ」の横幅は68.5cm。スペースに制限のあるマンションなどへ設置ができないことも多かったという。設置スペースの関係上スリムタイプの冷蔵庫を選ばざるを得ないユーザーの約60%が冷凍室の容量に不満を持っているということを確認した同社は、そんなユーザーのニーズに応えるべく、幅60cmで「メガフリーザー」を搭載する「SJ-GT41B」を開発した。

「GTシリーズ」購入者のアンケートでは「メガフリーザー」を搭載していることが購入動機の1位に。実際に使用したユーザーの満足度も高いという

庫内スペースの効率化で買い物かご4個分の冷凍食品がすっぽり!

「SJ-GT41B」は容量410Lクラスでは最高となる、容量150Lで買い物かご4つ分の冷凍食品が入る冷凍室「メガフリーザー」を実現。冷却器のコンパクト化や庫内スペースの効率化で無効スペースをなくし、同等クラス従来機より約20%の増量を叶えた。「メガフリーザー」は上段下段に分かれており、下段冷凍室はさらに3段構成でさまざまなサイズの冷凍食品を効率よくたっぷり収納できる。

下段冷凍室の深さは上から15cm、6cm、21cm。2段目には、熱いごはんや生肉を急速冷凍し、おいしさや栄養分を閉じ込めるステンレストレイも付属する

下部分をすべて冷凍室に当てるレイアウトで下段冷凍室に深さを出し、150Lの大容量化に成功

下部分をすべて冷凍室に当てるレイアウトで下段冷凍室に深さを出し、150Lの大容量化に成功

買い物かご4つ分の冷凍食品。同等クラスの従来機では買い物かご3つ分しか収まらなかったので、「SJ-GT41B」では黒い買い物かご分の容量が増えたことになる

上段冷凍室は製氷機(左)と浅型冷凍庫(右)になっている

上段冷凍室は製氷機(左)と浅型冷凍庫(右)になっている

最上段には2本のバーを動かして空間を4つに分ける「4切り(しきり)名人」を採用した。食品のサイズや形に合わせて庫内を仕切れば食品を立てて収納することができるので、積み重ねて入れる場合と比較して収納量が約20%もアップするという。また、食品をひと目で確認できるため、使い忘れや重ね買いを防ぐこともできる。

ハンドルを縦・横・斜めに自由に移動させて好みのスペースを作れる「4切り名人」

ハンドルを縦・横・斜めに自由に移動させて好みのスペースを作れる「4切り名人」

下段冷凍室は容量が大きいだけではなく、食品の鮮度を守る「新鮮冷凍」を搭載している。通常冷凍よりさらに低温で保存するほか、霜取り運転前やドア開閉後に室内を急速に冷やして温度上昇を抑えることで、安定した低温保存ができるという。霜が付くのを防げるため、冷凍やけの心配も少ない。

「新鮮冷凍」で保存したひき肉(下)は、従来の冷凍室で保存したもの(上)に比べて冷凍やけもなく鮮やかな赤色

野菜室が冷蔵室と合体し、調理中の動作もムダなし!

冷蔵室に野菜室を集約したレイアウトも「SJ-GT41B」の特長だ。このレイアウトは「メガフリーザー」の容量アップだけでなく、調理の作業効率向上にも寄与する。同社が調理中の主婦の動きを観察したところ、冷蔵室と野菜室を何度も行き来すると非効率な動作が多く見られた。冷蔵室と野菜室が一体化することで、そういったムダな動作が減らせるという。

野菜室の容量は35L。冷蔵庫の1番下に配置されている

野菜室の容量は35L。冷蔵庫の1番下に配置されている

冷蔵室のドアの高さは床下84cmと低めの設定。ボトルポケットや野菜室の位置が低くなるので、小柄な人や子どもでも重たいものが取り出しやすい。さらに、冷蔵庫の扉は左右どちらにも開けるシャープ独自の「どっちもドア」を採用。冷蔵庫をキッチンのどの場所に置いても最短の導線で食品を取り出せる。

写真の女性の身長は154cmで、冷蔵室のドアはウエストラインよりも少し下。大きな野菜や重たいペットボトルも負担なく取り出せていた

野菜の鮮度をキープする工夫がいっぱいの冷蔵庫

野菜室は、小さな野菜や使いかけの野菜を見やすく整理できる上段ケースと、キャベツや大根などの大物野菜を丸ごと収納できる下段ケースの2段構造。野菜に直接冷気を当てないことで鮮度の低下を防ぐ「高湿シールド構造」を採用している。ケースの密閉性を高めることでケース内が高湿度になり、野菜のみずみずしさを保つとともに、約2〜4℃で安定した低温制御されているため、野菜の呼吸作用を抑制して栄養素を保持する効果もあるという。

ケースは雑菌の繁殖を抑えるAg +イオン加工が施されている。上段にはLEDライト付きで奥まで見やすい

ケースは雑菌の繁殖を抑えるAg +イオン加工が施されている。上段にはLEDライト付きで奥まで見やすい

グレープフルーツの場合、従来野菜室では水分減少率が12.1%だったところ「SJ-GT41B」では5.5%に抑えられた。右のグレープフルーツのほうが皮の厚みがあり、みずみずしい

ほうれん草の場合従来野菜室では14.6%だった葉酸減少率が「SJ-GT41B」では6.7%に。葉のハリにも歴然とした差が表われている

調味料をすっきりまとめる「段々スパイスラック」

細かい部分の使い勝手にもこだわっている。ばらばらとまとまらない調味料を上手く収納したいというユーザーの要望に応え、調味料をすっきり収納できる「段々スパイスラック」を新たに搭載。冷蔵室のドアポケットに固定でき、調味料がどこにあるのかがひと目でわかる。忙しい調理中も目当ての調味料を取り出しやすく、重ね買いのリスクも抑えられるという。

小瓶やチューブなど多様なサイズの調味料を効率的に収納できるよう、ラックは4サイズに分かれている

小瓶やチューブなど多様なサイズの調味料を効率的に収納できるよう、ラックは4サイズに分かれている

ラックは取り外し可能。背が高めの調味料を収納している場合は取り外しの際に一旦中身を出す必要があるが、庫内に置いたり食卓に持っていくという使用法もあり。調理中にラックごとそばに置いておいても便利だ

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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