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サーキュレーション気流と垂直気流を組み合わせて温度ムラを素早く解消

冷房をもっと快適にする、ダイキン「うるさら7」の“気流のコンビネーション”って?

エアコンの真下に向けて暖気を放出する“垂直気流”で、床暖房のような暖房運転を実現したダイキン「うるさら7」の2017年モデルが発表されました。今度の「うるさら7」は、冷房時にも垂直気流を活用。従来より採用している体に冷気を当てない“サーキュレーション気流”と組み合わせることで、さらに快適を目指したそうです。発表会で見て&体感した、新モデル最大の進化点である“サーキュレーション気流×垂直気流”による冷房の効果を中心にお伝えしましょう。

「うるさら7(Rシリーズ)」は冷房能力2.2〜9.0kWの10機種がラインアップしており、適用畳数14畳の「AN40URP」の市場想定価格は29万円前後。2016年11月1日発売予定です

2つの気流のコンビネーションでできる冷房とは?

“サーキュレーション気流×垂直気流”の話をする前に、それぞれの気流のおさらいをしておきましょう。まず、サーキュレーション気流とは天井を沿わせるように冷気を放出し、部屋奥の壁から床上へと循環する気流で、2013年から採用されている冷房方法。いっぽうの垂直気流は、暖房時に足もとが暖まりにくいという課題を解決するために2016年に「うるさら7」に搭載された暖房方法で、エアコンを取り付けている壁伝いに真下へ風を送り、床上をはうように暖気を広げていきます。

天井に気流を沿わせることにより、体に直接風が当たりにくい冷房を提供するサーキュレーション気流。遠くまで風が届くのも特徴です

暖房時の垂直気流は、暖気が壁を伝い、床へと流れるように広がっていきます
※気流が見えるようにドライアイスで可視化したものです

<関連記事>垂直気流についてくわしく知りたい方は、2016年モデルの記事をチェック!

「うるさら7」の2017年モデルには、この2つの気流を必要に応じて切り替える冷房運転が搭載されました。運転スタート時はサーキュレーション気流から始まり、15分経過すると垂直気流にチェンジ。垂直気流を3分間行ったあと、再びサーキュレーション気流に戻ります。基本はサーキュレーション気流での運転となりますが、センサーが「手前側が熱くなってきた」と検知すると垂直気流に替えて部屋の温度ムラをなくします。これにより、一般的な上向きの冷房運転よりも約3倍の速さで温度差が解消されるそう。また、サーキュレーション気流が天井、部屋の奥や側面の壁の輻射熱をブロックし、垂直気流はエアコンが取り付けられている側の壁の輻射熱を抑制するので、室内を素早く設定温度にするためにも気流コンビネーションは有効だということです。

冷房運転にしてから「サーキュレーション」ボタンを押すと、サーキュレーション気流×垂直気流になります

冷房運転にしてから「サーキュレーション」ボタンを押すと、サーキュレーション気流×垂直気流になります

2つのフラップで空気の流れを制御して、2種類の気流を生み出します

冷房時の垂直運転の様子は、下の動画でチェックしてください。エアコンのある壁に装着されたテープがそよそよと揺らめいていますね。

サーキュレーション気流×垂直気流の冷房を筆者も体感してみました。垂直気流時は上半身に冷気は感じませんが、壁から伝わってきた冷気が床上を流れるため、足もとがほんのり冷たくて気持ちいい!

サーキュレーション気流を15分→垂直気流を3分→サーキュレーション気流を継続、というように冷房運転し、その後は64分割で床温度をセンシングするセンサーで温度ムラを検知した時のみ垂直気流に切り替えて空気をかくはんします

サーキュレーション気流だけだった場合、日射などにより部屋の奥と手前側に約2.3℃の温度差ができたのに対し、センサーを活用した気流コンビネーションの場合、その差は約0.9℃に抑えられたそう

このほか、エアコンを稼動するたびに学習する機能を搭載。温度センサーを利用して運転開始時の温度や設定温度到達までの時間をモニタリングし、さらに圧縮機の回転数をチェックすることでエアコンが取り付けられている部屋に適切な運転を導き出すことができるようになりました。たとえば、異なる住居で設定温度を同じにしてエアコンを稼動したとしても、これまで蓄積した運転状況(学習)から放出する風の温度は適切に調整され、異なる運転になります。これにより、エアコンの消費電力がもっとも大きくなる運転スタート時の消費電力量が最大約20%削減できるそう。

「快適エコ自動運転」時のみ学習機能が作動。このモードでの運転時も“サーキュレーション気流×垂直気流”を実行できます

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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