充電式、コットン不要、機能もボタンもひとつだけ

超シンプルな超音波美顔器 フィリップス「ビザブースト」を2週間試した

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涼しくなってくると、紫外線の猛威から解放されるいっぽうで、悩みの種となるのが肌の乾燥。肌を保湿してくれる美容器が気になってきます。今回は、フィリップスから9月に発売されたばかりの「超音波美顔機 ビザブースト SC2800」(以下、ビザブースト)を、2週間ほど使用してみました。その効果や使い勝手についてレポートします。

機能も使い方も超シンプル

「ビザブースト」は、化粧水や美容液などを塗布した肌にすべらせることで、超音波による500万回/秒の微細な振動で肌に心地よい刺激を与えてスキンケア成分の角質層への浸透をうながし、肌にハリと透明感をもたらす美顔器です。温感機能で肌を温めながらケアするので、リラックス効果も期待できるそう。充電式でコードがじゃまにならず、コットンもいらないので、本当にすべらせるだけ。かなり手軽に使えます。

本体サイズは46.7(幅)×157.8(高さ)×43.7(奥行)mm。重量は約161g

本体サイズは46.7(幅)×157.8(高さ)×43.7(奥行)mm。重量は約161g

肌に触れるプローブは、アルミニウム合金製

肌に触れるプローブは、アルミニウム合金製

充電は、専用のスタンドに立てるだけ。約2.5時間で満充電となり、約20分間使用できます

充電は、専用のスタンドに立てるだけ。約2.5時間で満充電となり、約20分間使用できます

クレンジングや毛穴の引き締めケアができる日立「ハダクリエホット&クール CM-N4000」や、EMS機能による表情筋のトレーニングができるヤーマン「プラチナホワイト RF HRF-1」など、最近の美顔器は保湿以外の機能があるものがほとんど。しかし、「ビザブースト」は、機能も操作もとてもシンプルです。機能は電源オン/オフのみで、強弱設定機能やタイマー機能はありません。必然的に、ボタンは電源ボタンのみとなるので、操作もとても簡単です。逆に言うと、多機能な美顔機に慣れている人には物足りないかも。その場合は、同社の電動洗顔ブラシ「ビザピュア」を一緒に使うことが推奨されています。それぞれ単品で使用するよりも、合わせて使用することで肌の保湿性やハリ感のアップに、より効果が出やすいそうです。

「ビザピュア」は、手では落とし切れない汚れを落とす電動洗顔ブラシ。写真は敏感肌でも使用しやすいモードを搭載した最新モデル「ビザピュア アドバンス センシティブキット SC5363/10」。アタッチメントを付け替えることで、肌をマッサージするようなタッピングと、目元のケアにも対応します

筆者は「ビザブースト」でのケアの前に、「ビザピュア」で洗顔と、タッピングを終わらせるようにしていました

<関連記事>フィリップスから敏感肌でも安心して使える電動洗顔ブラシと超音波美顔器が登場

<関連記事>検証! マッサージもできる電動洗顔ブラシ「ビザピュア アドバンス」

使用翌日の朝は、化粧ノリが違う

「ビザブースト」を2週間ほど使用して、使用前と2週間後の肌の水分量を比較してみました。2週間といっても、推奨されている使用頻度は週4回までなので、2日に1度のペースでのケアです。ちなみに使用できるのは、化粧水、ジェル、美容液、乳液などですが、肌に最初に塗布する化粧水が一番保湿効果が出そうだと思ったので、とろみのある化粧水でケアをしました。なお、クリーム、オイル、オイル状の美容液など油分の多く含まれている化粧品は使用できません。

使用開始前の肌湿度をチェック。20%前後で乾燥肌ということなので、28.3%という肌湿度はぎりぎりノーマル肌ということになりますが、自分では乾燥気味と感じていて、化粧のりが悪いのが悩み

使用時は顔にも少量の化粧品を乗せておくのですが、使用するのが垂れやすい化粧水なので、顔全体に軽く塗布しておきます

プローブに化粧水を1、2滴のせて指で伸ばします。とろみのある化粧水なので、したたり落ちてしまうことはありませんでしたが、とろみのない化粧水だと厳しいかも

準備ができたら、「ビザブースト」の電源を入れ、顔の下から上に肌を引き上げるようにゆっくりとすべらせるように動かします。あご、おでこ、ほおなど順番でケアする場所を移動しながらそれを繰り返していきます。プローブは、電源を入れて30秒ほどで温かくなってくるので、自然と表情筋がゆるんでくるような気持ちよさ。取扱説明書には3 分で気軽にほおと額の手入れができるプログラムと、じっくりケアが行える7 分間のプログラムが掲載されていて、肌の状態に合わせて選択可能です。筆者は毎回、7分間のプログラムでケアを行っていました。

プローブが肌に触れると、かすかに“じりじり”という感覚が伝わり、肌が活性化されるような感じ。1ストロークに5秒ほどかけて、ゆっくりとすべらせます

一部の美顔器のように、「ケア中は通電用のパネルに手を触れておかないといけない」ということはありません。小鼻など細かい部分をケアする際は、握り方を変えると操作しやすいです

10分以上の使用は推奨されていないので、連続10分使用すると自動で電源が切れるようになっていますが、ケアする場所を変えるタイミングを知らせるタイマー機能はありません。筆者は時間をあまり気にせず自分のペースでケアしていたのですが、テレビを見ながらボーっと使用していたら、うっかりほおだけを5分以上ケアしていたということもあります。ケアする時間を管理したい場合は、めんどうでもタイマーをかけておいたほうがよいかもしれませんね。

タイマー機能がないので、スマートフォンなどで別途タイマーの設定が必要です

タイマー機能がないので、スマートフォンなどで別途タイマーの設定が必要です

さて、気になる「ビザブースト」の効果ですが、使用した翌日の肌は化粧のりがまったく違いました。筆者は乾燥肌なので、塗ったそばからファンデーションが浮いていることもあるのですが、ケアの翌朝はぴたっと密着。上機嫌でメイクすることができました。ちなみに、肌湿度は3%ほど上がっていました。

使用を開始して2週間後、使用開始前に測定した時とほぼ同時刻の肌湿度を測ったところ、数値はちょっぴりアップ。体感ではもっと上がった気がしました

まとめ

「ビザブースト」を2週間使用してみたところ、肌のハリ感がアップするまではいきませんでしたが、うるおい感がアップしたことは、1回目のケア翌日にすぐ実感できました。使い方も、ボタンひとつの操作でコットン不要。充電さえしていればOKというのは、疲れて帰宅した夜でも無理なく使用できそうなので、これからも続けて使用していきたいです。ただ、ケアする時間の目安となるアラーム機能だけはついていたほうが使用しやすいかも、と思いました。

また、「ビザブースト」は、同社の「ビザピュア」と併用して使用することが推奨されていることもあってシンプルな仕様になっていると思うのですが、「ビザブースト」と「ビザピュア」(SC5363/10の場合)をセットで購入すると、合計は49,303円(20,800円+28,503円、それぞれ2016年10月6日時点の価格.comの最安価格)。それぞれが独立した製品なので致し方ないとは思うのですが、1台で多数の機能が使用できる製品と比べて、割高感は否めないかなというのが正直なところです。「ビザピュア」と合わせて購入しても3万円台で収まるくらいの価格であれば、ありがたいと思いました。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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2017.6.23 更新
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