いつか自転車で日本一周をしたいな〜と何年も前から妄想している筆者の趣味は、来るべきときに備えてアウトドアグッズを調べては買って試すこと。今回ご紹介するBBQコンロは、実際に使ってみて筆者が持って行きたいと思ったアイテムの1つです!
世界最小BBQコンロ!
これはCAMPINGMOONというメーカーのミニBBQコンロ兼焚(た)き火台で、世界最小とうたわれています。高さが最大で約20cm。横幅、奥行きは共に約19cmです。世界最小と聞くと、イメージ的には焼き肉の肉ひと切れが乗るか乗らないかくらいの大きさを想像してしまうかもしれませんが、そういったミニチュアレベルの鑑賞用の世界最小ではなく、しっかりと肉や魚を焼くことができる実用レベルの世界最小といった感じです。
材質は鉄とステンレス鋼で、重さは1.6kgです
1.6kgという数字だけ見るとめちゃくちゃ軽いというわけではありませんが、BBQコンロとしてはありえないくらい軽量ですし、とてもしっかりとした丈夫な作りになっていると感じます。
折りたたんで付属の収納袋に入れればこんなに小さくなります!
たたんだときのサイズは縦横20cmで、厚み6cmと超コンパクト。収納バッグが付いているので、持ち運びも楽チン。
ではこの状態から実際に組み立ててみましょう。
部品は全部で5つ
焼き網(ロストル)、焚き火台、炭火受け床、ベースプレート、グリルブリッジに分かれています。
グリルブリッジ
まずはグリルブリッジ(土台)を広げます。
炭火受け床
土台に炭火受け床をぶら下げるようにとり付けます。これは燃えた炭のカスをキャッチしてくれる部品です。炭受け床のおかげで、直火禁止の場所でも焚き火台として使うことができます。
焚き火台
焚き火台を乗せます。これは燃料のタンクと風よけの役割をはたしています。
ベースプレート
ベースプレートを載せます。この上に炭などの燃料を置いて使います。
焼き網を載せて完成です!
焼き網は3段階の高さ調整ができます。丈夫な作りなので、鍋などをこの上に置いて湯沸かしや料理に使うこともできます。
後ほど動画でも流れをご紹介しますが、ものの30秒ほどで組み立てが完了しました。
バーナーとヤシガラ炭の固形燃料を用意
今回は、このBBQコンロに一番フィットしそうなヤシガラ炭の固形燃料を選んでみました。
予想どおり、ピッタリフィットしました〜
若干隙間がありますがちょうどいい感じです。
バーナーで燃やします!
手っ取り早くバーナーで着火させました。これ1つでステーキ4枚分、約1時間は使えるそうです。すぐに着火したので、お肉を焼いてみましょう。
焼き肉開始!!
焼き肉の肉は一度に6枚くらい載せられました。
大きさが伝わるでしょうか?
続いて網を変えて貝を焼いてみました。豆炭も足してみます。
網は100円で買った直径28cmの商品です
付属の網は頑丈なので簡単に壊れることはないと思いますが、専用の交換品が販売されているわけではないので、交換したいときは市販のものを使いましょう。直径28cm程度のものがおすすめです。
組み立てから肉を焼くところまで、一連の流れを動画でもご確認ください!
実に簡単に使えることがわかると思います
実際に使ってみた感想ですが、小さいながらも火力は申し分なく、1人はもちろん、2人でも十分使える大きさだと思いました。今日は近所のBBQ広場でのお試しでしたが、早く全国のいろいろな山中などで使ってみたいです!
撮影後もいろいろと試してみた結果、このミニBBQコンロには、着火剤にブルーの固形燃料、メインの炭に豆炭を使うと一番簡単で荷物も少なく済むことを発見しました。
着火剤の固形燃料とメインの豆炭
着火剤として使うブルーの固形燃料とは、旅館に出てくる1人用の鍋などで使われる画像左の燃料のことです。これを炭受け床の上に置きます。
豆炭はBBQ用の炭を成形した燃料で、普通の炭よりも着火しやすくなっています。大きさもその名のとおり、3〜6cmくらいの豆粒状の物で、この小型のコンロにピッタリです。豆炭は10kg2,000円前後で売られています。
筆者的にはこの組み合わせが最強! 着火方法がとても簡単なんです。着火剤の固形燃料にマッチかライターで火を付けるだけ! 放っておくだけであっという間に着火する様子を動画でご覧ください。
※撮影のために室内で行いましたが、豆炭は室内での使用には向きません
このミニBBQコンロ、ツーリングやソロキャンプなどでかなり活躍しそうですよね。筆者も、いつか自転車で日本一周するときはもちろん、今も一人BBQがしたくなったときに使っていきますよ!