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「プロテインバー」を食べ比べ! おいしいのは? プロテイン含有率が高いのは?

かねての健康ブームに加え、昨今ではコミット系ジムやそのプロデュース商品、さらに「筋肉体操」や筋トレアニメなどの人気で、“筋肉”が一大トレンドになっています。それに関連して、注目されているフードがプロテインバーです。

特徴はズバリ、筋肉量のアップに期待されるプロテイン(たんぱく質の英語名)を効率よく摂取できること。とは言っても、おいしくなければ続きませんよね。そこで今回は、国内外のいろいろなメーカーから発売されている中から、定番であるチョコ系のプロテインバーに絞って食べ比べてみました。

今回比較するのはこちらの9商品。

国内・海外問わず、人気のプロテインバーをピックアップしました

国内・海外問わず、人気のプロテインバーをピックアップしました

・アサヒ 1本満足バー プロテインチョコ
・森永製菓 inバー プロテイン ベイクドチョコ
・森永製菓 inバー プロテイン ベイクドビター
・UHA味覚糖 SIXPACK プロテインバー チョコレート味
・DNS バーエックス チョコレート風味
・Oh Yeah! ONE チョコレートブラウニー風味
・matsukiyo LAB プロテインバーチョコレート
・マイプロテイン プロテイン ブラウニー チョコレート
・RIZAP 5Diet ダイエットサポートバー チョコレート

たんぱく質(プロテイン)の量をはじめ、カロリーや糖質といった気になる栄養素を比較しつつ、その味わいを中心とした商品特徴を紹介。プロテインバーにありがちな「ザラザラ感」や、「硬さ」「甘さ」「プロテイン含有量」「入手しやすさ」などの基準で評価していきます。

【1】アサヒ 1本満足バー プロテインチョコ

おいしさと食べごたえの“ダブルの満足”がポイントのシリアルチョコバー「1本満足バー」のプロテイン入りシリーズ。1本にプロテイン15g、さらに5種のビタミン、9種の必須アミノ酸を配合しています。味はカカオ香るミルクチョコのおいしさに、レーズンの爽やかな酸味がアクセント。

パッケージでは「1本満足バー」のブランド名よりも、「プロテイン」を訴求しています

パッケージでは「1本満足バー」のブランド名よりも、「プロテイン」を訴求しています

カロリー180kcal、糖質11g。1gあたりのプロテイン量は約0.38g。エネルギー源や疲労回復に効果的な必須アミノ酸を多く含む「ホエイ(乳清)たんぱく」を含有しています

それでは実際に食べてみましょう。甘い香りはしますが甘すぎず、チョコレート感もわざとらしくなく、パフのサクサク感がすばらしくて、総合的においしいと言えます。イヤな後味のない自然な味で、普通のお菓子として食べられるレベル

中身はチョコクランチのような感じ

中身はチョコクランチのような感じ

お菓子感覚で食べられるサクサク感と、絶妙な味付けでおいしい!

お菓子感覚で食べられるサクサク感と、絶妙な味付けでおいしい!


【2】森永製菓 inバー プロテイン ベイクドチョコ

たんぱく質が不足しがちな現代人のために、手軽にたんぱく質を補給できるよう作られたプロテインバー。バランスのとれた栄養成分と食べやすさを両立させた1本です。ちなみに森永はお菓子だけでなく、プロテインの「ウイダー」ブランドを展開していることでもおなじみですね。

森永「in」シリーズは“10秒チャージ”のゼリーも有名。シリーズで統一感のあるパッケージです

森永「in」シリーズは“10秒チャージ”のゼリーも有名。シリーズで統一感のあるパッケージです

カロリー166kcal、糖質11.1g。1gあたりのプロテイン量は約0.30g

カロリー166kcal、糖質11.1g。1gあたりのプロテイン量は約0.30g

凝縮されたペーストの中にパフが少しだけ入った、チョコブラウニー系のバー。甘さは控えめながら食感は絶妙な仕上がりで、なかなかいい味です。お菓子として特別おいしいわけではありませんが、このボリュームなら、そこまで気にせずに食べられそう。

表面はチョコレートでコーティングされています

表面はチョコレートでコーティングされています

しっとりした焼きチョコの風味を感じます

しっとりした焼きチョコの風味を感じます


【3】森永製菓 inバー プロテイン ベイクドビター

「in」シリーズからもう1商品。先ほどの「ベイクドチョコ」と比べて、糖質40%オフ、甘さをおさえた味わいで仕上げたプロテインバーです。

「in」の目立つロゴはそのままに、ビター感を感じさせるデザイン

「in」の目立つロゴはそのままに、ビター感を感じさせるデザイン

カロリー155kcal、糖質5.9g。1gあたりのプロテイン量は約0.30g

カロリー155kcal、糖質5.9g。1gあたりのプロテイン量は約0.30g

味のほうは何とも言えない仕上がり。やはり「ベイクドチョコ」よりもさらに甘さが控えめです。パフ入りなのが救いですが、ココアパウダーのかたまりを食べているような感じです。糖質はカットされているので、ガチの人はこっちのほうがいいかも。といっても、「in」の2商品は今回の中で最もプロテイン量が少なく、ガチな人はそもそも選ばないか……。

「ベイクドチョコ」と同じく、表面はチョコレートで覆われています

「ベイクドチョコ」と同じく、表面はチョコレートで覆われています

甘いものが得意じゃない人にはいいかもしれません。粉っぽさが気になりました

甘いものが得意じゃない人にはいいかもしれません。粉っぽさが気になりました


【4】UHA味覚糖 SIXPACK プロテインバー チョコレート味

ダイエットの大敵である糖質・脂質をおさえつつ、プロテインをしっかり摂取できる「SIXPACK」シリーズのチョコ味。6つに割れた腹筋をイメージさせる商品名からも、トレーニングしている人がメインターゲットであることを思わせます。

プロテイン含有量20gは、プロテインバーの中でもかなり多い部類

プロテイン含有量20gは、プロテインバーの中でもかなり多い部類

カロリー166kcal、糖質5.3g。1gあたりのプロテイン量は約0.52g

カロリー166kcal、糖質5.3g。1gあたりのプロテイン量は約0.52g

ネチャっとしたテクスチャーで、外国のお菓子であるファッジ、トフィー、ヌガーに近いような食感。歯にくっつきやすいので、苦手な人もいるかもしれません。チョコレート味で香りはやや強めです。

今回の中でプロテイン含有率が一番高く、外国産も凌駕しています。日本体育大学准教授で骨格筋評論家のバズーカ岡田さん監修という謳い文句はダテじゃありません。ナチュラルローソンで比較的入手しやすいそうですが、筆者は近所で買えず、ネットで購入しました。

6パックは、ただの腹筋デザインではなく、食べやすくひと口サイズに分けられるメリットも

6パックは、ただの腹筋デザインではなく、食べやすくひと口サイズに分けられるメリットも

香ばしいチョコレート風味と、独特のねっとり食感が特徴

香ばしいチョコレート風味と、独特のねっとり食感が特徴


【5】DNS バーエックス チョコレート風味

DNSは、本格的に体を鍛えている人も視野に入れたプロテインフードや食品など豊富なラインアップを誇るブランド。「バーエックス」シリーズのチョコ味は、たんぱく質はもちろん、エネルギーやビタミン、ミネラルなども摂取できる、総合的な栄養補給食品です。

DNSのブランドカラーである赤いパッケージ。右下の「レベル2」というのは、同ブランドの商品群の中で“さらにレベルアップしたい方”向けであることを表しています

カロリー214kcal、炭水化物17.1g(糖質の表記はなし)。1gあたりのプロテイン量は約0.35g。ホエイたんぱくを含有しています

パフが多めでサクっとした食感。ミルク感の豊かな甘みのあるチョコ味で、味の評価としてはお菓子の要素が強いです。糖質は比較的高そう。ガチな人向けのブランドであるDNSとしては、意外な設計と思いますが、食べやすくて想像以上にイイ!

パフとクッキーのサクッとした食感を楽しめます

パフとクッキーのサクッとした食感を楽しめます

意外にも(?)チョコレートの味もかなりおいしい!

意外にも(?)チョコレートの味もかなりおいしい!


【6】Oh Yeah! ONE チョコレートブラウニー風味

続いてはアメリカ発のプロテインバー。筋トレ好きの間では有名なブランドです。驚きの糖質1gと、20gのプロテインは、ダイエット中の人にもうれしい配合。

最近のアメリカらしいシンプルなパッケージデザインがオシャレ

最近のアメリカらしいシンプルなパッケージデザインがオシャレ

カロリー220kcal、糖質1g。1gあたりのプロテイン量は約0.33g。ホエイたんぱくを含有しています

カロリー220kcal、糖質1g。1gあたりのプロテイン量は約0.33g。ホエイたんぱくを含有しています

「まさに外国製」と言いたくなる、ネチャっとしたファッジ的なテクスチャーが特徴。チョコレート部分の味や食べごたえは、甘さとナッツ類を取り除いて厚みをなくしたスニッカーズといった感じです。どことなくリキュールを効かせているような香りがあって、味の強さは十分。

リアル店舗で入手するのは結構難しいようで、買うならネットがメインになりそうです。

チョコレートでコーティングされた、ねっとりやわらかい食感

チョコレートでコーティングされた、ねっとりやわらかい食感

日本のお菓子にはない独特の風味は、好みが分かれそう

日本のお菓子にはない独特の風味は、好みが分かれそう


【7】matsukiyo LAB プロテインバーチョコレート

「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」は、ドラッグストアのマツモトキヨシが展開するPB(プライベートブランド)。プロテイン含有量は15g。その栄養成分は管理栄養士も推奨しているそうで、スポーツが好きな人からアスリートレベルまで、幅広い層のトレーニングをサポートします。

パッケージには「管理栄養士推奨」「プロテイン15g」と書かれています

パッケージには「管理栄養士推奨」「プロテイン15g」と書かれています

カロリー186kcal、炭水化物7.6g(糖質の表記はなし)。1gあたりのプロテイン量は約0.42g。ホエイたんぱくを含有しています

チョコレートのコクはチープながら、適度な甘さとパフのサクサク感が相まっておいしい。ロッテのクランキーに近い味わいです。

これまでの人気商品の特徴をうまく研究したなという感じで、すばらしい完成度。安い割(?)にプロテイン含有量も多く、ドラッグストアとしての矜持も垣間見えます。売り切れ続出になるほど人気のようですが、これならうなずけますね。

プロテイン量は多いですが、パフで軽さをプラスしています

プロテイン量は多いですが、パフで軽さをプラスしています

甘さは控えめで食べやすいです

甘さは控えめで食べやすいです


【8】マイプロテイン プロテイン ブラウニー チョコレート

プロテイン、サプリ、ジムウェアなどを手がけるヨーロッパで人気のブランド「マイプロテイン」のチョコ味のブラウニー。プロテイン含有量は23gで、ココアパウダーやチョコチップがふんだんに使われています。

表も裏もすべて英語表記。持っただけでズッシリとした重さを感じます

表も裏もすべて英語表記。持っただけでズッシリとした重さを感じます

カロリー287kcal、糖質4g。1gあたりのプロテイン量は約0.31g

カロリー287kcal、糖質4g。1gあたりのプロテイン量は約0.31g

「Oh Yeah! ONE」がファッジなら、こちらはアメリカのホームメイドチョコブラウニーといった食感。サイズがかなり大きく、食べごたえに関してはかなりのものです。その分、テイストも大味。シャープかつ余韻のある甘さながらチョコ感は控えめで、パサっとした食感も気になりました。おいしさはもう一歩かもしれません。

「Oh Yeah! ONE」と同じく、購入するならネットが中心になりそうです。

スターバックスの「チョコレートチャンククッキー」を思わせる形と存在感

スターバックスの「チョコレートチャンククッキー」を思わせる形と存在感

味や食感は淡泊ですが、厚みと重さがすごい

味や食感は淡泊ですが、厚みと重さがすごい


【9】RIZAP 5Diet ダイエットサポートバー チョコレート

「5Diet」シリーズは、“結果にコミット”でおなじみの「RIZAP(ライザップ)」がプロデュースした食品ブランド。低糖質ながらも、甘さと食べごたえは十分で、ダイエット中の人の強い味方です。

パッケージにはライザップのロゴが輝きます。ダイエット気分も高まりそう

パッケージにはライザップのロゴが輝きます。ダイエット気分も高まりそう

カロリー144kcal、糖質8.3g。1gあたりのプロテイン量は約0.33g

カロリー144kcal、糖質8.3g。1gあたりのプロテイン量は約0.33g

甘さは控えめで、パフを多めに入れたサクサク系。今回のラインアップの中で言うと「1本満足バー」や「マツキヨ」に近い方向性で、お菓子感覚で食べられます。

ちなみに今回は、ライザップコラボのPBを多く展開しているファミリーマートで購入しました。ただ、このプロテインバーはファミマPBではありません。

パフが多めでサクッとした食感を楽しめます

パフが多めでサクッとした食感を楽しめます

チョコの甘さは控えめです

チョコの甘さは控えめです


まとめ

ひととおり食べ終えた結果、筆者の独断で4部門のNo.1を発表します。

◆プロテイン含有率No.1

UHA味覚糖 SIXPACK プロテインバー チョコレート味


◆おいしさNo.1

アサヒ 1本満足バー プロテインチョコ


◆食べごたえNo.1/甘さNo.1

マイプロテイン プロテイン ブラウニー チョコレート


マイプロテインは量が多いので、食べごたえがあるのは、ある意味で当然ですね。おいしさはもう一歩なので飽きるかもしれません。筆者は個人的にはパフが入っているタイプが好みでした。ランクインはしていませんが、「matsukiyo LAB プロテインバーチョコレート」は味よし、機能もよしで価格も安くてバランスがよく、品切れになるのは納得のコスパのよさでした。

どの商品もボリュームがしっかりあって、間食や軽食にピッタリ

どの商品もボリュームがしっかりあって、間食や軽食にピッタリ

入手のしやすさでいうと、大手食品メーカーの「1本満足バー」と「inバー」は、ドラッグストアやコンビニでも入手しやすいですね。実はプロテインバーは女性からの支持も強いこともあり、女性がターゲットのナチュラルローソンは品揃えが豊富です。外国産のものを置いている店舗もあるとか。

機能優先か、おいしさ優先か。健康系フードの永遠のテーマですが、プロテインバーに興味のある方は、ぜひ本稿を参考に、自分に合った1本を探してみてください!

中山秀明

中山秀明

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TVや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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