だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!

テントや飛行機内の室内履きにはこれ! ザ・ノース・フェイスの「快適ルームソックス」

本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第53回は、「Portable Solipper(ポータブル ソリッパー)」をピックアップした。

このプロダクトは、旅行やキャンプなどの多様なシーンで活躍するルームソックスで、買いやすい価格設定なのもうれしいポイントだ。

ザ・ノース・フェイスの「ポータブル ソリッパー」(品番:NN82370)の「ニュートープグリーン×TNFブラック」。公式サイト価格は3,960円(税込)

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2023/12/01 09:00

素足でもソックスを履いた状態でも快適に履けるルームソックス

「ポータブル ソリッパー」は、スリッパとソックスを融合したような立体的フォルムが特徴で、素足でもソックスを履いた状態でも、ゆとりを持って快適に履けるルームソックス。足裏には滑り止めのシリコンプリントを配しており、必要最低限のグリップ性と耐摩耗性を確保している。コンパクトに折りたたんで付属の携行スタッフサックに収納でき、テントや山小屋、飛行機内での室内履きとして活用できる。携行スタッフサックはランドリーバッグとしても使用でき、自宅で簡単に洗濯できるので清潔さを保てるのも魅力だ。

アッパーはポリエステルのニット調。伸縮性はないが、ルーズフィットなのでリラックスできる履き心地だ

アッパーはポリエステルのニット調。伸縮性はないが、ルーズフィットなのでリラックスできる履き心地だ

履き口部分には伸縮性にすぐれた素材を使用することで、イージーな着脱を実現

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アウトソール部分には、必要最低限の場所にのみシリコンプリントを配置。あくまで屋内での使用を想定して設計されている

アウトソール部分には、必要最低限の場所にのみシリコンプリントを配置。あくまで屋内での使用を想定して設計されている

付属の携行スタッフサックに折りたたんで収納可能。このスタッフサックはランドリーバッグとしても利用できる

付属の携行スタッフサックに折りたたんで収納可能。このスタッフサックはランドリーバッグとしても利用できる

スポーツジム用フットウェアとしての用途もアリ!

「ポータブル ソリッパー」を実際に履いてみた!

「ポータブル ソリッパー」を実際に履いてみた!

コロナ禍になる前は、月に1〜2度海外渡航することが常であった。機内での過ごし方には一家言あり、フライト中、いかにリラックスするかを工夫してきた。それだけに、機内用フットウェアをいくつも購入。天然皮革製アトリエサンダルや、ソフトレザーのルームシューズなどをトライしたが、いちばん快適だったのは某航空会社のビジネスクラスで配布されるパイル素材のスリッパだった。どちらかいうとチープな作りだが、柔軟な生地は肌触りがよく、本当に快適だったのだが、繰り返し使用したことでさすがにくたびれが目立つようになってきた。

そんなときに見つけたのが、ザ・ノース・フェイスの「ポータブル ソリッパー」。ひと昔前に流行したアクアシューズっぽいフォルムをポリエステルニットで仕立てており、シックなカラーリングもあいまって、店頭で見たときにまさにひと目ぼれ。価格も税抜3,600円だったこともあり、即購入した。

さっそく自宅で履いてみると、ルーズフィットなのでソックスを履いた状態でもすっぽりと履けた。「ソリッパー」というネーミングはソックスとスリッパからの造語であることは明らかだが、アッパーの締め付けはほとんどないので、その履き心地は限りなくスリッパに近く、リラックスできる履き心地だ。つま先やかかと部分がすべて覆われているので、足が冷たくなるようなこと(飛行機内でスリッパを履いていると時々感じた)も防いでくれそうだ。

もうひとつ、この「ポータブル ソリッパー」が活躍してくれそうなシーンを思いついた。それは、スポーツジム用フットウェアとしての用途。激しく着地するアクティビティーは無理だが、エアロバイクやエリプティカル(関節に過度の圧力をかけずに階段を上ったり、歩いたり、走ったりするために使用される固定エクササイズマシン)、ストレッチマットでのスクワットなどには対応するだろうと思い、早速ジムで試してみた。思ったとおり、足が固定されるエアロバイクとエリプティカルはまったく問題なし。スクワットも足がしっかりと固定されるので、ソックスだけを履いた状態よりも行いやすかった。普段、革靴やハイヒール、パンプスを履いているビジネスパーソンも、これがあれば自宅でもちょっとしたエクササイズを行えるだろう。

もう1色買っておきたいぐらいお気に入りに!

以上のように、「ポータブル ソリッパー」は、ルームシューズとして優秀なだけでなく、機内履き、過度な負荷をかけなければスポーツジムでの室内履きとしても使用可能だ。アッパーのサポート性はなく、しっかりとしたアウトソールも装備していないので、トレッドミルでのウォーキングやランニングは無理だ。

今回購入して何度か履いているうちに、「廃番になる前にもう1色買っておこうかな」と思うくらいに気に入った。今回買ったのは「ニュートープグリーン×TNFブラック」というシックなカラーリングだったので、次はインパクトのある「TNFレッド×TNFブラック」をセレクトしてみようと思う。このように複数色買いたくなるのは、3,960円(税込)というリーズナブルプライスだからであり、実際、店頭での売れ行きもかなりいいようである。

「ポータブル ソリッパー」のカラバリ。上が「TNFレッド×TNFブラック」で、下が「TNFブラック×TNFブラック」

「ポータブル ソリッパー」のカラバリ。上が「TNFレッド×TNFブラック」で、下が「TNFブラック×TNFブラック」

南井正弘
Writer
南井正弘
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年間勤務後、ライターに転身。スポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆しており、ランニングギアマガジンやランニング全般のポータルサイト「Runners Pulse」の編集長も務めている。
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牧野裕幸(編集部)
Editor
牧野裕幸(編集部)
アイテム情報誌「GetNavi」や映像エンタメ情報誌「DVD&Blu-rayでーた」(当時)の編集者を経て「価格.comマガジン」へ。スティック&ロボット掃除機、コーヒーメーカー、扇風機、電動歯ブラシ、電気ケトルなどの白物家電のほか、AV機器や加熱式タバコを担当しています。LOVE, LINKIN PARK.
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