レビュー

塊肉がクルクル回転! シュラスコみたいに焼けるキャンプギアは目新しさ抜群だ

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シュラスコみたいに焼けるロゴス「くるくるクッキングリル」は目新しさ抜群だ

ロゴス「くるくるクッキングリル」は、シュラスコのように棒に刺した肉が自動でクルクルと回転。炭でじっくり全体に火を通すことで肉をジューシーに焼き上げられる、見た目にも楽しいギアです。今回はキャンプで実際に塊肉を調理して、使い勝手や焼き具合などを検証しました。次のキャンプ飯はどうしようか悩んでいる方、そしてファミリーキャンプやグループキャンプで盛り上がるギアを探している方は必見です!

放っておくだけでジューシーに焼き上がる! 「くるくるクッキングリル」を使ってみた

さっそく本体を組み立てていきます。本製品は、炭が落ちても問題のない耐熱テーブルの上や焚き火シートの上で使用しましょう。まずは囲いを開き、両サイドに炭置き場「チャコラック」をセット。サイドから加熱することで、食材の油が落下しても燃料に落ちず、煙が立ちにくくなっています。

囲い、回転バー、モーターグリップ、受け皿、スキュア×2、チャコラック×2、収納バッグがセットになっています

囲い、回転バー、モーターグリップ、受け皿、スキュア×2、チャコラック×2、収納バッグがセットになっています

炭が落下して地面を傷めないよう、耐熱テーブルの上で使用します。使用時の本体の最大サイズは、約30(幅)×27(高さ)×32.5(奥行)cm

炭が落下して地面を傷めないよう、耐熱テーブルの上で使用します。使用時の本体の最大サイズは、約30(幅)×27(高さ)×32.5(奥行)cm

「チャコラック」は中央寄り〜外側寄りと自由にスライドできるので簡単に火力調節が可能。食材の焼け具合に合わせて、近火と遠火が使い分けられます

「チャコラック」は中央寄り〜外側寄りと自由にスライドできるので簡単に火力調節が可能。食材の焼け具合に合わせて、近火と遠火が使い分けられます

次に肉を刺す回転バーを組み立てます。まずは木製の持ち手にステンレス製のバーを差し込みます。そして肉を固定するスキュアを片方だけセット。もう1個のスキュアは、食材を刺してからセットします。

持ち手側に木製グリップを装着します

持ち手側に木製グリップを装着します

スキュアは動かないようにネジを締めて固定

スキュアは動かないようにネジを締めて固定

落ちてくる肉汁や油をキャッチする受け皿を本体の下に設置します。最後に「チャコラック」に炭をセットすれば準備完了。今回使用した炭は、ロゴス「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」。「チャコラック」にぴったり入るサイズ感で、煙も出にくい炭です。

本体下部から受け皿をセット

本体下部から受け皿をセット

ロゴス「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」なら炭置き場にぴったりはまります

ロゴス「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」なら炭置き場にぴったりはまります

「くるくるクッキングリル」は、塊肉が自動でクルクル回る姿が楽しい!

いよいよ肉を焼いていきます。今回焼くのは200gの国産サーロイン牛。上質な脂と赤みの旨みを楽しめる肉で、焼き上がったときの期待が高まります! 肉を回転バーに刺し、スキュアで固定。最後に、バーの先端にモーターグリップをはめ込み、バーを本体中央にセットします。

キャンプ場近くのスーパーで調達したサーロイン牛。結構分厚いです

キャンプ場近くのスーパーで調達したサーロイン牛。結構分厚いです

スキュアを肉の両端に刺して、動かないように固定します

スキュアを肉の両端に刺して、動かないように固定します

肉を固定したら、先端にモーターグリップをはめ込みます。モーターグリップ用の単一アルカリ乾電池のご用意もお忘れなく!

肉を固定したら、先端にモーターグリップをはめ込みます。モーターグリップ用の単一アルカリ乾電池のご用意もお忘れなく!

バーを本体中央に置きます

バーを本体中央に置きます

炭に着火し、焼き始めます。モーターグリップのスイッチを「ON」にすると、バーが回転するので、まずはスマホのタイマーで計りながら10分間焼いてみます。途中で調味料を振りつつ、焼き加減をチェック!

ロゴス「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」は着火しやすく、難敵な火つけ作業も簡単です

ロゴス「エコココロゴス・ラウンドストーブ2」は着火しやすく、難敵な火つけ作業も簡単です

モーターグリップのスイッチを「ON」にすると回転スタート

モーターグリップのスイッチを「ON」にすると回転スタート

モーターグリップは「OFF」にしないと回り続ける仕組みなので、スマホなどで時間を計っておくのがよさそう。今回は10分焼いてみることに

モーターグリップは「OFF」にしないと回り続ける仕組みなので、スマホなどで時間を計っておくのがよさそう。今回は10分焼いてみることに

ある程度焼き目がついてきたら、調味料をふりかけて肉の味を調えます

ある程度焼き目がついてきたら、調味料をふりかけて肉の味を調えます

外はカリッと中はジューシー! 「くるくるクッキングリル」で焼いた肉は感動レベルのおいしさだった

しばらくすると、おいしそうな香りも漂ってきて、焼き目もちょうどいい感じに。10分経ったので、バーから肉を外してみます。

今回は遠火で10分間焼いてみました。はたして焼き具合は……?

今回は遠火で10分間焼いてみました。はたして焼き具合は……?

バーから外した肉をナイフでカットしてみると、おいしそうな肉汁がジュワッと溢れ出てきました。10分間焼いた感じはミディアム寄りな印象。食材の大きさや種類、好みの焼き加減など、さまざまな条件があるので、ベストな焼き具合を求める人は、「焼いてチェックして焼いて…」を何回か繰り返す必要がありそう。筆者はミディアム好きなので、焼き直しはせず、こちらで食べてみることに。

外側はカリッとしていますが、ナイフはとおりやすいです

外側はカリッとしていますが、ナイフはとおりやすいです

おいしそうな肉汁が溢れてきます

おいしそうな肉汁が溢れてきます

一口食べてみると、感動レベルのおいしさ! 外側はカリッとしているのに、中はジューシーで噛むほどに旨みが溢れ出てきます。また、余分な脂も落ちているおかげで、肉を食べているのにスッキリとした後味が印象的です。焚き火で肉を焼くのとは、またひと味違うおいしさが楽しめました。「お手軽な肉でもこれを使えば3倍くらいおいしくなるのでは?」と思うほど、すごい調理ギアだと思います。

一口で食べるのがもったいないほどのおいしさ

一口で食べるのがもったいないほどのおいしさ

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「くるくるクッキングリル」は塊肉以外も調理できる!

実は、ロゴス「くるくるクッキングリル」は肉以外の食材も調理できちゃうんです。たとえば焼き魚やバームクーヘン。ほかにもアイデア次第でいろんな活用法がありそう。1台あれば、いろんな料理が楽しめるので、キャンプ飯の幅が広がること間違いありません。

ロゴス「炭焼きサンマ焼き器」(別売)と組み合わせると、サンマなどの魚も焼けます

ロゴス「炭焼きサンマ焼き器」(別売)と組み合わせると、サンマなどの魚も焼けます

ロゴスによると、バームクーヘンも作れるそう。少し上級かもしれませんが、チャレンジしてみたい!

ロゴスによると、バームクーヘンも作れるそう。少し上級かもしれませんが、チャレンジしてみたい!

【まとめ】「くるくるクッキングリル」はおいしく仕上がって、見た目も楽しい!

ロゴスの「くるくるクッキングリル」は、一度セットしてしまえば自動で焼いてくれるという点が大変よかったです。また、作っている過程を見ているだけで楽しいですし、写真映えするフォトジェニックさもあります。ファミリーやグループでのキャンプの際に取り入れると盛り上がりそう。何よりこれで焼いた肉がおいしすぎるので、ぜひ導入を検討してみてほしいです!

普通のBBQと違って、焼いている間も眺めているだけで楽しい。「くるくるクッキングリル」は目新しさ抜群です

普通のBBQと違って、焼いている間も眺めているだけで楽しい。「くるくるクッキングリル」は目新しさ抜群です

専用バッグがあるので持ち運びもしやすいです

専用バッグがあるので持ち運びもしやすいです

写真/坂下丈洋(BYTHEWAY)

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2024/12/13 09:00
小林知典
Writer
小林知典
雑誌やWEBマガジン、カタログを中心に活動するスタイリスト。ファッション以外にもアウトドアやカルチャーなど守備範囲は広く、本業と並行して執筆も行う。機能美を追求したモノ作りに興味が止まず、気になるモノはとことん試す性分。
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金原望弥(編集部)
Editor
金原望弥(編集部)
大学卒業後、出版社にて月刊誌の編集に従事。その後、カカクコムに入社し、ファッションメディア「TASCLAP」を経て、「価格.comマガジン」へ。腕時計やアウトドアを担当するZ世代エディターです。
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