気温がぐっと上がって、BBQが楽しい季節になりましたね! 筆者はアウトドアが好きなので、天気がいい週末にはよく仲間と集まってお肉を焼いています。そんなBBQに欠かせないサイドメニューといえば…焼きそばです。締めには必ず焼きそばを作るのが筆者宅のルールです。
しかし焼きそばを作るには鉄板が必要になり、持ち運びも洗うのもひと苦労という難点が…今回は、そんなBBQでの焼きそば作りがラクになるアイテムを発見しました!
アウトドア用品で有名な「LOGOS」が発売している「焼きそばシート」です。簡単にいえばアルミホイルの分厚い版なのですが、その厚さは0.04mm。ピンとこないかもしれませんが、通常のアルミホイルは約12µmなので、その3〜4倍ほどの厚さです。
手に触れてみると、その硬さ、厚さを実感することができました。
いつも使っているアルミホイルとは全然違う厚さ!
これを焼き網の上に載せれば、鉄板の代わりとなって焼きそばを作れるんだとか。アルミホイルのように丸まった状態で持ち運べるので、鉄板を持って行くよりずっとラク…というわけです。
確かに触ってみると分厚いのですが、本当にこのシートで鉄板代わりになるのか、実際に試してみました。
何を隠そう筆者の実家は富士宮。富士宮といえばそうです、「富士宮焼きそば」! なので、焼きそばには人一倍情熱を持っております。普通の鉄板で作るようにできるのか、しっかりチェックしていきますよ。
今回はマルモの富士宮焼きそばを使います
BBQコンロを覆うほどの幅です
今回用意したのは幅が45cmのワイドサイズ。焼き網に敷いた場合でも余裕のある大きさです。
焼きそばシートを載せたら、フチを焼き網の端に巻くように折り返せばずれることはありません。逆に、フチを立たせれば混ぜてもこぼれにくくなります。今回はフチを立てて使ってみました。厚みがあるので、折り曲げたりフチを立てたりするのは想像以上に力を要しましたが、なんとか完成。
フチを立てて、網の上にON!
さっそく油を敷いて焼きそばを作ってみます。
鉄板を使うときと同じ安心感!
菜箸を使って、焼きそばを作ってみました。さすがに意図的に突き刺したら貫通してしまいそうですが、鉄板のように問題なく炒めることができましたよ。
というわけで、あっという間に焼きそば完成! とくにいつもより時間がかかるということもなく、普通に作れました。
おいしくいただきました
使い終わった焼きそばシートをしばらくコンロの上に置いていたところ、想像どおり焦げました。これが鉄板や鍋だったら、洗うのが大変ですね…
でも溶けたり穴があいてしまったりということはありませんでした
しかし焼きそばシートなら、このまま丸めてポイっと処分することができます。鉄板を洗うのはひと苦労なので、これは便利ですね。
丸めてゴミとして処理可能です
これ1本で約10枚分の焼き網に敷くことができるとのこと。焼き網をすべて覆わなくても、たとえば半分だけにシートを敷いて、BBQと鉄板料理を半分ずつ楽しむ…なんてこともできちゃいます。もし鉄板がある場合でも、鉄板の上に敷くことで汚れを防げるので、洗う手間をはぶくのにも使えると思いますよ。
さきほどの焼きそば作りの際に思い浮かんだのですが、形を工夫すれば鉄板としてだけでなく鍋としても使うことができそうです。帰宅後、シートを鍋にして試しにアヒージョを作ってみました。
アルミシートが厚いだけあって、カタチを作るのにも力がいりましたが(今回はお皿を型にして成形しました)、なんとか即席の鍋が完成!
手作り感100%の即席鍋
高さを意識してみました
さっそくオリーブオイルにニンニク、マッシュルームとエビを投入してアヒージョを作ってみましたが、破れて油が漏れるなんてこともなく、難なく完成しました。
火の通り具合も問題なし
念のためお皿の上にのせました
鍋として使えることも判明したので、BBQでアヒージョを作る…なんていうおしゃれなアウトドアもできそうです。
いつものBBQがもっとラクに、そして楽しくなる焼きそばシート。もう重い鉄板を使うのはやめませんか? 個人的にはかなりオススメできるアイテムです!
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