IFA 2017でユニークさの方向で突き抜けた出展をしていたのがレノボだ。スター・ウォーズのジェダイになれる「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」というVR/ARデバイスとゲームをレノボが発表、プレイ可能な状態で出展していたのだ。
「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」は、レノボによるミラージュVRヘッドセットのゲームで、ライトセーバー・コントローラーとライトセーバーの青白い光を検知するトラッキング・ビーコンを使い、動きを検知してプレイする。「ライトセーバーバトル」、「戦略バトル」、「ホロチェス」の3つのゲームが提供される。
レノボが発表した「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」
ミラージュVRヘッドセット、ライトセーバー・コントローラー、トラッキング・ビーコンでプレイ
実際にレノボの発表会とブースでは「ライトセーバーバトル」を遊べる形で出展。249ドルで9月1日よりプレオーダーを開始している。VR/ARのキラーコンテンツとして「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」に注目だ。
実際に来場者が「ライトセーバーバトル」をプレイ
スマートスピーカー関連では、同社のタブレット「Tab 4」用のスピーカードック「Home Assistant Pack」を出展。AIアシスタントは、Amazonの「Alexa」に対応している。同社はスピーカー型の「Smart Assistant」をすでに海外で発売中だが、いずれも現時点ではAlexaが日本語非対応のため日本での発売予定はないとのことだ。
タブレットにドッキングさせて使う「Home Assistant Pack」
Alexa対応スマートスピーカーの「Smart Assistant」
通常製品の出展では、2 in 1型PCの「YOGA 920」が登場。スターウォーズコラボモデルも発売される予定だ。モトローラからはSnapdragon 630搭載のミッドレンジのスマートフォン「Moto X4」が発表された。こちらにも、AmazonのAIアシスタント「Alexa」が搭載されている。
インテルの第8世代Coreプロセッサーを搭載した「YOGA 920」
「YOGA 920」のスターウォーズコラボモデル
「Moto X」シリーズの最新モデルとして登場した「Moto X4」
IFA 2017の会場でも大きな注目を集めていた「スマートスピーカー」。なかでも、Google「Google Assistant」とAmazon「Alexa」の二台勢力が大きな盛り上がりを見せている。そんな中、日本のブランドとして早くもGoogle&Amazon両対応という立場を見せたのがオンキヨーだ。
オンキヨー&パイオニアはスマートスピーカー中心に出展
Google「Google Assistant」に対応したスピーカーには、オンキヨーブランドの「G3(VC-GX30)」を出展。欧米では10月発売予定で、価格は230ユーロ。オンキヨー製品とのワイヤレス製品との連携をアピールしていた。こちらは、日本での発売も検討しているモデルだそうだ。
「Google Assistant」に対応した「G3」
新設計のカスタムウーハーを搭載とバランスドーム型ツイーターを搭載
Amazon「Alexa」対応には、オンキヨーブランドの「P3」とEliteブランドの「F4」を出展。いずれも、Amazon「Alexa」だけでなく、「DTS Play-Fi」にも対応したのが特徴で、スピーカーとしての外見も「G3」とは大きく異なる。機能面では、「Alexa」のボイスコントロールを元にして、オンキヨー&パイオニアのオーディオと機器連携が可能となることが強みだ。なお、「Alexa」は日本語に未対応のため、日本への展開は未定とのこと。
「Alexa」と「DTS Play-Fi」に対応する「P3」。北米では、Eliteブランドから「F4」という型番で発売予定だ
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