今回、Bluetoothイヤホン/ヘッドホンが数多く発表されたが、なかでも注目なのが、10月27日に発売を予定しているBluetoothイヤホン「ATH-CK200BT」と、Bluetoothヘッドホン「ATH-S200BT」だ。
「ATH-CK200BT」は、ケーブル一体型のBluetoothイヤホンで、ドライバーユニットには、9mm径のダイナミックドライバーを搭載。耳の小さな女性でもつけやすいようにハウジングもかなりコンパクトになっている。バッテリー駆動時間は最大約7時間だ。
Bluetoothイヤホン「ATH-S200BT」。ハウジング部にはスケルトン素材が使われており、かなりかっこいい
「ATH-S200BT」は、40mm径のドライバーユニットを採用したオンイヤータイプのBluetoothヘッドホン。同社ヘッドホンラインアップで最長となる最大40時間のバッテリー駆動を実現しているのがポイントだ。
オンイヤータイプのBluetoothヘッドホン「ATH-S200BT」。同社ヘッドホンラインアップで最長となる最大40時間のバッテリー駆動を実現
いずれも、対応BluetoothコーデックがSBCのみなど、スペック面で多少割り切った部分はあるものの、市場想定価格で、「ATH-CK200BT」が5,000円前後、「ATH-S200BT」が7,000円前後とその分価格がかなり低く抑えられている。カラーバリエーションも、「ATH-CK200BT」がベージュ、ブラック、ブルー、ピンク、レッド、ホワイトの全6色、「ATH-S200BT」がブラック、ブラックレッド。グレーブルー、ホワイトの全4色とかなり豊富で、Bluetoothイヤホン/ヘッドホンデビューにぴったりな製品といえそうだ。
「ATH-CK200BT」のカラーバリエーション
「ATH-S200BT」のカラーバリエーション
低域表現にこだわったオーディオテクニカの「SOLID BASS」シリーズにも、Bluetoothヘッドホン「ATH-WS990BT」と「ATH-WS660BT」が新たに加わった。いずれも、Bluetooth接続と有線接続の両方に対応。Bluetoothのコーデックは、SBCのほか、AAC、aptXをサポートしている。
Bluetoothヘッドホン「ATH-WS990BT」
Bluetoothヘッドホン「ATH-WS660BT」
ドライバーユニットは、両モデルとも53mm径のディープ・モーション"ドライバーを搭載。ドライバーユニットの名称こそ2モデルとも同じだが、モデルごとに細部が異なっており、上位モデルの「ATH-WS990BT」は、有線接続時にハイレゾにも対応する。
また、上位モデルの「ATH-WS990BT」は、アナログ回路を使ったアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。デジタルノイズキャンセリングが全盛のなか、音質を優先するため、あえてアナログ回路を使用したのだという。なお、ノイズキャンセリング機能ON時には、ハウジングに用意されたタッチセンサーに触れることで、ヘッドホンを耳から外すことなく周囲の音が確認できる「ヒアスルー機能」が利用できるようになっている。
「ATH-WS990BT」のハウジング部には、ノイズキャンセリング機能をコントロールするタッチセンサー式のボタンが用意されている
バッテリー駆動時間は、「ATH-WS990BT」が最大約25時間(ノイズキャンセリング機能利用時、ノイズキャンセリングOFF時は最大約30時間)、「ATH-WS660BT」が最大約40時間だ。本体カラーは、「ATH-WS990BT」がブラックとブラックレッドの2色、「ATH-WS660BT」がブラックゴールド、ブラックレッド、ガンメタリックブルーの3色となる。いずれも、11月10日発売で、市場想定価格は、「ATH-WS990BT」が25,000円前後、「ATH-WS660BT」が15,000円前後(いずれも税別)。