新製品レポート
奥行き10cm以下の小型サウンドバー。Bluetoothスピーカーとしても使用可能

ソニーから、2万円台の省スペースサウンドバーが2モデル登場!

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ソニーからサウンドバーの新モデルとなる「HT-S200F」と「HT-S100F」の2製品が発表された。いずれも2万円台の価格帯に投入されるソニー製サウンドバーのベーシックモデル。高さ64mmかつ奥行き100mmを切るコンパクト筐体を採用し、設置性を高めたのが特徴だ。

「HT-S200F」の設置イメージ

「HT-S200F」の設置イメージ

「HT-S100F」の設置イメージ

「HT-S100F」の設置イメージ

奥行き10cm以下を実現したコンパクトボディ

「HT-S200F」「HT-S100F」の2モデルは、テレビの前に置いて使う細長いサウンドバー。すべてのスピーカーユニットを内蔵したワンボディタイプで、ソニー製サウンドバーのラインアップの中では、サブウーハーを外付けにしたスタンダードモデル「HT-MT300」「HT-CT380」の下位に位置づけられる。同社によれば、大画面テレビの音質改善を目的に始めてホームシアターの購入を検討している方の中には、「価格」や「サイズ」「配線」などを理由にあきらめてしまうケースがあるとのこと。今回登場した2製品はそうしたユーザーの声に耳を傾けて改良を行った製品だ。

最大の特徴は、前述の通り2万円台の低価格でかつコンパクトな筐体を採用していること。最近のワンボディ型は本体の高さを抑えた設計が主流だが、いっぽうで奥行きについては10cm以上あるものがほとんど。本機はいずれも奥行き10cm以下と短くしており、スペースの少ないテレビラックでも置きやすくした。奥行は、上位モデルの「HT-S200F」が95mmとはがきの短辺より短く、下位モデル「HT-S100F」にいたっては88mmとパスポートの短辺と同等だ。

右の「HT-S100F」のほうがやや奥行きが短くなっている

右の「HT-S100F」のほうがやや奥行きが短くなっている

またわずらわしいテレビとの接続もシンプルになっている。テレビとはHDMIケーブル1本で接続できる(ケーブルは別売)ほか、光角型デジタル音声入力にも対応(音声の対応フォーマットはドルビーデジタルとリニアPCM)。HDMIポートはTV連動可能なARCに対応しており、電源オン/オフや音量調整といった操作も、テレビのリモコンから行える。さらに、3万円以下の価格帯のサウンドバーでは珍しいIRリピーター機能も備えることで、サウンドバーによってテレビの受光部が隠れても、リモコンからの操作は可能だ。

テレビの前に置くタイプのサウンドバーだが、IRレシーバーを搭載するためテレビの受光部が隠れてもリモコン操作が行える

そのほか、Bluetooth(対応音声コーデックはSBCのみ)に対応しており、スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーからワイヤレスで音楽再生が可能。また、本体にはUSBポートを備え、USBメモリー内に保存した楽曲(WAV/AAC/MP3/WMA)を再生することもできる。WAVの場合は最大48kHz/24bitまでサポートしている。

「HT-S200F」
サブウーハー搭載で迫力ある低音。臨場感の高いサラウンドも

「HT-S200F」

「HT-S200F」

上位モデルの「HT-S200F」は、サブウーハーを内蔵した2.1chモデルで、サラウンドにもこだわった製品。本体サイズは580(幅)×64(高さ)×95(奥行)mmで重量2.3kg。市場想定価格は28,000円前後(税別)。発売日は1月27日。

本体には、出力25W+25Wのフロントスピーカー(46mm径)に加えて、出力30Wのサブウーハー(70mm径)も搭載。さらに両端にバスレフポートも設けることで、小型ながら迫力もある低音を実現した。本体底面には、筐体のビビリを抑える振動対策用のゴム脚も装備する。

搭載するスピーカーは、フロント側に46mm径のフルレンジ×2基(25W+25W)と、ボトム側に70mm径のサブウーハー(30W)

本体の両端にバスレフポートを設けることで、低音の音圧の迫力を増している

本体の両端にバスレフポートを設けることで、低音の音圧の迫力を増している

また、ソニー独自のデジタル音場処理技術「S-Force PRO フロントサラウンド」により、サラウンド感も向上。後述する下位モデルに比べて特に映画鑑賞時において、臨場感の高い音を楽しめるという。アンプには、ソニー独自の「S-MASTER」を搭載する。

デザイン面では、従来のMTシリーズ同様にインテリアになじむ雰囲気。両端のバスレフポート部はアクセントとして色を変えている。カラーはチャコールブラックとクリームホワイトの2色。特にクリームホワイトは淡いベージュ色でリビングでマッチしやすいカラーだ。

カラーバリエーションは、チャコールブラックとクリームホワイトの2色

カラーバリエーションは、チャコールブラックとクリームホワイトの2色

端子類は、HDMI、光角型デジタル音声入力、USBポート(USBメモリー接続用)

端子類は、HDMI、光角型デジタル音声入力、USBポート(USBメモリー接続用)

「HT-S100F」
人の声を聴きやすくするボイスモードを搭載

「HT-100F」

「HT-100F」

下位モデルの「HT-100F」は、サブウーハーなしの2.0chモデル。本体サイズは900(幅)×64(高さ)×88(奥行)mmで重量は2.3kg。市場想定価格は23,000円前後(税別)。発売日は2月17日。

搭載するスピーカーは、25mm径のバスドーム型ツイーター×2基と、コーン型ウーハー×2基(48mm径と90mm径)。出力は各25Wで計100W。地デジの番組をベースに音声出力をチューニングしており、特に音楽やニュース、バラエティ番組などの人の声を、よりクリアに聴かせてくれるという。また、人の声をさらに聴きやすくするボイスモードも搭載した。サラウンド機能には「S-Force フロントサラウンド」を、アンプにはS-MASTERデジタルアンプを搭載する。

スピーカーは2Wayでフロント側に計4基搭載している

スピーカーは2Wayでフロント側に計4基搭載している

端子類は、HDMI、光角型デジタル音声入力、USBポート(USBメモリー接続用)

端子類は、HDMI、光角型デジタル音声入力、USBポート(USBメモリー接続用)

まとめ リーズナブルで設置性にすぐれたバースピーカー

今回登場した2モデルは、サウンド面が弱いテレビの音を簡単に改善できるサウンドバーだ。リーズナブルであるのはもちろん、コンパクトで設置性にもすぐれており、これまで価格やサイズの点でバースピーカーの購入をあきらめていた人には受けいれられそうだ。

サウンド面だが、上位モデル「HT-S200F」では、サブウーハーを内蔵することで、コンパクトな外見からは思いもしない迫力のある低音を体験できる。加えてサラウンド面においても、音場補正技術「S-Force PRO フロントサラウンド」がしっかり効き、アクション映画などを視聴してみた際も臨場感のある音が楽しめた。いっぽう、下位モデル「HT-S100F」は、上位モデルに比べて低音の迫力もサラウンド感も劣るが、全体的にクリアなサウンド傾向。特に地デジ番組をベースにチューニングしたというだけあってか、ニュースやバラエティ番組などの人の声はテレビ内蔵のスピーカーより明瞭に聴こえた。

コンパクトかつリーズナブルな製品のため、性能面で多少割り切っている面はあるが、十分に迫力のあるサウンドを響かせてくれるので、ご使用のテレビのサウンドに不満があるなら試してみる価値はありそうだ。

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

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