新製品レポート
手ごろな価格で購入できるカジュアルユーザー向けの新ライン

同社初のBluetooth対応モデルも! Fenderの最新イヤホン「PURESONIC」を聴いてきた

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2018年2月28日、楽器メーカーのFender(フェンダー)は、今年1月に米国アナハイムで行なわれた世界最大規模の楽器見本市「NAMM Show 2018」で発表した新製品をメディア向けに国内初披露した。会場では、ギターやベース、エフェクターといった楽器関連の新製品のほか、同社が近年力を入れているコンシューマーユーザー向けのオーディオ機器の新製品もいくつか展示されていた。楽器関連の新製品については別記事で紹介する予定なので、ここではオーディオ機器の新製品を紹介しよう。

スマホでカジュアルに音楽を楽しむ人に向けたイヤホン新シリーズ「PURESONIC」

カスタムIEMメーカーのAurisonics社を買収し、イヤホン市場への参入を果たした同社。Aurisonics社のイヤホン開発技術にFenderがこれまで培ってきた楽器製作のノウハウを組み合わせ、これまでミュージシャンなどのプロ向けに「FX」シリーズというイヤホンを展開してきたが、「NAMM Show 2018」では新たにイヤホンの新シリーズ「PURESONIC」を発表。スマートフォンなどで音楽をカジュアルに楽しむユーザーに向けに開発したという製品で、同社イヤホンラインアップで初となるBluetooth対応の「Wireless Earbuds」「Premium Wireless Earbuds」、有線接続タイプの「Wired Earbuds」の3モデルが展開される。カジュアルラインということで、市場想定価格も「Wireless Earbuds」が9,180円前後、「Wired Earbuds」が11,480円前後、「Premium Wireless Earbuds」が14,980円前後と、「FX」シリーズに比べて手ごろなのも特徴となっている。

「Wireless Earbuds」。市場想定価格は9,180円前後

「Wireless Earbuds」。市場想定価格は9,180円前後

「Premium Wireless Earbuds」。市場想定価格は14,980円前後

「Premium Wireless Earbuds」。市場想定価格は14,980円前後

「Wired Earbuds」。市場想定価格は11,480円前後

「Wired Earbuds」。市場想定価格は11,480円前後

「Wired Earbuds」と「Premium Wireless Earbuds」は、9.25mmのダイナミック型ドライバーを1基搭載したモデル。これまで同社は、同価格帯に「FX」シリーズとは異なる筐体やドライバーユニットを採用した「DXA1」「CXA1」というイヤホンを展開していたが、今回の2モデルは、「FX」シリーズと共通の筐体デザインとなり、ドライバーユニットも「DXA1」「CXA1」の8.5mm径タイプから大型化されている。ちなみに、「FX」シリーズはプロ向けの製品のため、メンテナンス製の観点からケーブルが着脱式となっていたが、今回の2モデルは非対応となっており、代わりにスマートフォン用のインラインコントローラーが搭載されている。

Wired Earbuds Premium Wireless Earbuds

「Wired Earbuds」と「Premium Wireless Earbuds」。ドライバー構成は、ダイナミック型ドライバー1基というオーソドックスな形。「FX」シリーズと共通のデザインとなったことで、Aurisonics時代から続く低域最適化用の空気孔「Groove-tuned ベースポート」も搭載された

「Wireless Earbuds」は、6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載したエントリー向けのBluetoothイヤホン。Aurisonics社が過去に展開していた「ROCKETS」をベースにした細身の筐体デザインとなっており、耳穴の小さな人でも耳奥にすっぽりと収めることができる。なお、先に紹介した「Premium Wireless Earbuds」は、BluetoothコーデックとしてSBC、aptX、AACをサポートしていたが、こちらはSBCとaptXのみのサポートとなっている。

「Wireless Earbuds」は、6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載したエントリー向けのBluetoothイヤホン

「Wireless Earbuds」は、6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載したエントリー向けのBluetoothイヤホン

イヤホン本体部分には金属筐体が用いられている

イヤホン本体部分には金属筐体が用いられている

今回、特別に本国から届いたばかりというこれら新製品を試聴させていただいた。「Wireless Earbuds」と「Premium Wireless Earbuds」は、バランスの整った広がりのある自然なサウンドというのが第一印象だ。同価格帯の「DXA1」が手元にあったので比べてみたが、口径の大きい9.25mmのダイナミック型ドライバーを搭載したこともあり、全体的に余裕のある鳴りっぷりで、低域の情報量が増したことで、全体的に非常に気持ちよく音楽を聴かせてくれる。いずれも箱出しに近い状態だったので、エージングによって多少音の変化はありそうだが、1万円台のイヤホンとしてはかなり高レベルにまとまっており、発売されたらかなり注目を集めそうだ。

「Wired Earbuds」については、6mm径という小口径のドライバーのためか、「Wireless Earbuds」や「Premium Wireless Earbuds」に比べると低域が多少控えめだが、金属製の筐体もあってか、中高域の響きはかなり伸びる印象。ボーカルは一歩前に出てくるような感じで、女性ボーカルものなどとの相性がよさそうだ。こちらも箱出しに近い状態だったので、高域が多少鋭い印象を受ける部分もあったが、エージングによってはもう少しマイルドになりそうだ。

なお、今回取り上げた「PURESONIC」シリーズ3モデルは、いずれも4月ごろの発売を予定しているという。新生活のスタートに合わせ、スマートフォンと一緒に手軽に買えるFenderの新イヤホンにもぜひ注目してほしい。

ギターアンプルックスのBluetoothスピーカー「NEWPORT」に春向けの新色が登場!

イヤホン以外のコンシューマーユーザー向けのオーディオ機器の新製品としては、Bluetoothスピーカー「NEWPORT」の新色が登場した。

Bluetoothスピーカー「NEWPORT」に新色が登場!

Bluetoothスピーカー「NEWPORT」に新色が登場!

「NEWPORT」は、Fenderのギターアンプを彷彿とさせるルックスが印象的なBluetoothスピーカー。FenderのBluetoothスピーカーは、音楽フェスから名前をとった「MONTEREY」と「NEWPORT」の2種類がラインアップされているが、こちらの「NEWPORT」はバッテリーを内蔵したポータブル仕様のモデルとなっている。今回、この「NEWPORT」に、これからのシーズンにぴったりな「DAKOTA RED」と「SONIC BLUE」というポップなカラーリング2色が新色として追加された。

なお、カラーリング以外の仕様はこれまでの「NEWPORT」とまったく同じ。電源のON/OFFやBluetoothのペアリングON/OFF時にギターの音色が流れるギミックなどもしっかりと継承されている。市場想定価格は24,800円前後(税別)だ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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