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価格帯別の売れ筋モデル全9機種を実際にテストしました!

飛行機に持ち込んでガチ比較! ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホン本当の実力

1万円クラスのノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホン

ノイズキャンセリング入門と呼べる「1万円クラス」の3機種

ノイズキャンセリング入門と呼べる「1万円クラス」の3機種

“ノイズキャンセリング”対応モデルを購入する際に、入門クラスの目安となるのが予算1万円台半ばのクラスだ。

今回ピックアップした3機種のうち、パイオニア「RAYZ Plus SE-LTC5R」は唯一の有線接続となるLightningイヤホンだが、ノイズキャンセリングを含む多機能モデルであり、iPhone 8で利用する前提として選択した。JVCの「HA-S88BN」も地味ながらノイズキャンセリング対応の機種として順当に選んだ。ソニーのこのクラスの製品は、現時点では「MDR-ZX770BN」が売れ筋となっているが、3月に新モデルの「WH-CH700N」に置き換わると情報が入ったため、今回はこちらをチョイスしている。さっそく各機種をチェックしていこう。

パイオニア「RAYZ Plus SE-LTC5R」

パイオニア「RAYZ Plus SE-LTC5R」

まずチェックしたのがパイオニア「RAYZ Plus SE-LTC5R」だ。唯一のLightningイヤホンでもある本機は、専用アプリ「Pioneer Rayz」に耳の形に応じたノイズキャンセリング機能の最適化機能が用意されており、今回の検証でも同機能で最適化を行ってから試聴を行った。

実際のノイズキャンセリング効果も予想以上で、“ゴー”という重低音のノイズはほぼ消えて、“ブーン”という中域はそれなりに聞こえるレベル。“カー”という高域のノイズも一段押さえられるが、若干ホワイトノイズがのる傾向があるようだ。ちなみに、外音を取り込む「HearThru」機能は、機内では高域の騒音がうるさくやや不向きだった。1万円クラスと考えるとイヤホン型ながら巧みな音圧感と精細感で、バランスも上々だ。

なお、飛行機内というシチェーションを考えるとBluetotohのペアリング不要なのは楽だが、一般的な3.5mm接続ができないため、機内のエンタメコンテンツに接続できないことには留意してほしい。

JVC「HA-S88BN」

JVC「HA-S88BN」

続いて紹介するのは、JVC「HA-S88BN」。価格.comで予想以上に売上で健闘していたため、今回チョイスさせていただいた。

実際のノイズキャンセリングの効果は“ゴー”という重低音はキャンセルするが、中高域の騒音はそのまま残るといった形。聴こえ方のイメージとしては重低音の騒音の帯域を上にシフトしていいて、特に“カー”と響く高域は余計に気になるかもと思えてしまった。音楽を流し、ボリュームを上げれば“ブーン”と鳴る中域は目立たないが、“カー”と聞こえる高域は同じ。飛行機というシチェーションとして考えると、あまり効果的とは呼べない。オフィスなど比較的静かな環境向けのモデルといえそうだ。

ソニー「WH-CH700N」

ソニー「WH-CH700N」

3月10日発売と検証ギリギリのタイミングの登場だが、ヒットを予想し今回検証に入れたモデルがソニー「WH-CH700N」だ。ソニーのノイズキャンセリング対応機種のエントリーモデルで、専用アプリ「Headphones Connect」にも対応しているが、ノイズキャンセリング機能はON/OFFの切り替えのみとスタンダードな仕様だ。

「WH-CH700N」を装着してノイズキャンセリングをONにすると低域から高域まで全体のノイズレベルを一段、二段抑えるといったイメージで、“ゴー”という低域はOK、“ブーン”という中域はある程度残り、“カー”という高域も軽減しつつも残る。確かに効果はあるのだが……2万円以上クラスのソニー製ノイズキャンセリング製品群と比較すると“値段なり”なのは仕方のないところ。音質も含めると低音の余裕やリズム感は、ヘッドホンとしての完成度が高く上々だ。

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