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高画質・高音質化をさらに推し進めたLGの有機EL/4K液晶テレビ最新モデルをレポート

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ハイエンドの4K液晶テレビはIPSパネルと「TruNano Display」に注目

4K液晶テレビの新製品についても紹介しておこう。2018年の4K液晶テレビには、ハイエンドモデル「LG PRIME UHD TV」として「SK8500P」「SK8000P」シリーズを、スタンダードとして「UK7500P」「UK6300P」シリーズの計4シリーズ11機種がラインアップされた。

4K液晶テレビも4シリーズ11機種が発表

4K液晶テレビも4シリーズ11機種が発表

4K液晶テレビの2018年モデルで特徴となるのがIPSパネル、そして「TruNano Display」技術による視野角の拡大だ。「TruNano Display」はカラーフィルター上に1nmの微小粒子を塗布する技術で、視野角とともに色再現の特性も改善。上位シリーズの「SK8500P」シリーズは直下型バックライトの「Full Array Dimming」も採用する。

4K液晶テレビ最上位モデルの「SK8500P」シリーズ。65/55/49インチで展開

4K液晶テレビ最上位モデルの「SK8500P」シリーズ。65/55/49インチで展開

4K液晶テレビの高画質エンジンも刷新され、最新の「α7インテリジェントプロッサー」となった。“luminance Optimizer for Local Dimming for LED”という階調制御技術、“Enhanced Dynamic Tone Mapping”による階調改善も行われる。

サウンドについても4K液晶の上位モデル「SK8500P」「SK8000P」シリーズは「DolbyAtmos」に対応。「UK7500P」「UK6300P」は「DTS Virtual:X」が採用される。なお、Ai対応の「ThinQ AI」も4K液晶でもサポートするが、現時点では日本語非対応となるのは有機ELと同じだ。

ハイエンドモデルの「SK8000P」は75インチのワンサイズ展開

ハイエンドモデルの「SK8000P」は75インチのワンサイズ展開

ミドルクラスとなる「UK7500P」シリーズは65/55/49インチが用意される

ミドルクラスとなる「UK7500P」シリーズは65/55/49インチが用意される

入門モデルの「UK6300」シリーズは65/55/49/43インチで展開。なお本機は「TruNano Display」非搭載となっている

IPSパネルや「TruNano Display」の搭載、オブジェクトオーディオ対応など、高画質や高音質に妥協しないLGの4K液晶テレビ。ジェネリック家電メーカーの格安4Kテレビに注目が集まっているが、こちらも要注目だ。

折原一也
Writer
折原一也
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家。「オリチャンネル」主催。IT系出版の編集者出身で、2004年に独立後はモノ雑誌やオーディオ・ビジュアル専門誌で活動。2009年より音元出版主催のVGP審査員。画質・音質にこだわるAV評論家ではあるが、ライフスタイルになじむ製品、コスパにすぐれた製品を評価する庶民派。2022年に立ち上げたYouTubeチャンネル「オリチャンネル」では、取材メディアの人間として一次情報の発信、検証と測定データに基づくレビューなど独自の発信も行っている。最近のマイブームはAI全般。
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遠山俊介(編集部)
Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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