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Siri/Google Now/Alexaの3つに対応した完全ワイヤレスイヤホンがJabraから登場!

2018年4月24日、GNオーディオジャパンは東京・代官山にあるデンマーク大使館でJabraブランドの新製品発表会を開催。「Elite」シリーズの最新Bluetoothイヤホンを一挙発表した。

Jabraブランド新製品発表会

今回発表されたのは、完全ワイヤレスタイプの「Elite 65t」「Elite Active 65t」、ネックバンドタイプの「Elite 45e」「Elite 25e」の全4モデル。発売日は、「Elite 65t」と「Elite 25e」が5月14日、「Elite Active 65t」と「Elite 45e」が6月上旬を予定している。

Jabraブランドではコンシューマー向けとプロフェッショナル向けの両方の製品を展開しており、近年は目的別にシリーズを用意することで、ユーザーによりわかりやすいブランド展開をするという方針をとっている。今回発表された製品はいずれも、音楽と会話の両方をいつでもどこでも楽しめる「Elite」シリーズの製品として展開される。ちなにみに、製品名の数字は価格帯をあらわしており、数字が大きくなるにつれて機能や価格が高くなる。完全ワイヤレスタイプの製品は、型番末尾にトゥルーワイヤレス(完全ワイヤレス)を示す“t”が付くのが特徴だ。

Jabraブランドの製品展開

Jabraブランドの製品展開

4モデル共通で大きな特徴となっているのが、「ヒアラブル」への対応。スマートスピーカーをはじめとしたボイスコントロール機能の拡大に合わせ、ボイスコントロールできるウェアラブルデバイス「ヒアラブル」の注目が高まっており、ここ最近のBluetoothイヤホンで大きなトレンドとなっているが、今回登場した4モデルも、アップル「Siri」とAndroid「Google Now」にしっかりと対応を果たしている。

また、「Elite 25e」を除く上位3モデルは、前述した2種類のボイスコントロール機能に加え、5月末からAmazon「Alexa」に対応する予定となっているのも見逃せない。国内で発売されるBluetoothイヤホンでAmazon「Alexa」への対応を表明したのは、これらの製品が初となる。なお、使用するボイスコントロール機能は、専用アプリ「Jabra Sound+」から選択する形となり、呼び出しはウェイクアップワードではなく、製品に搭載されているボタンから呼び出す形となっている。

Amazon Alexaとの技術パートナーシップを結び、完全ワイヤレスイヤホンでいち早くAlexa対応を果たした

Amazon Alexaとの技術パートナーシップを結び、完全ワイヤレスイヤホンでいち早くAlexa対応を果たした

使用するボイスコントロール機能は、あらかじめ専用アプリで設定しておくことで、イヤホン本体のボタンからワンクリックで呼び出せるようになる

「Elite 65t」「Elite Active 65t」は、スポーツ向け完全ワイヤレスイヤホン「Elite Sport」に続く完全ワイヤレスイヤホンの第3世代モデル。同じ“65t”という名称が付いていることからも分かるとおり、本体デザインや専用ケースで充電することで最大約15時間の連続通話が行えるバッテリー性能など、ベース部分はほぼ同じ。両モデル違いは装着感の部分と防水性能、内蔵センサーの有無で、「Elite Active 65t」はアクティブな環境でも使えるようにズレ落ちにくい本体コーティングを施し、汗に濡れても大丈夫なように防水性能が「Elite 65t」のIP56よりも一段高いIP67となり、トラッキング用の加速度センサーが追加で搭載されている。

ゴールドベージュカラーの「Elite 65t」

ゴールドベージュカラーの「Elite 65t」

専用ケースは手のひらサイズで非常にコンパクトだ

専用ケースは手のひらサイズで非常にコンパクトだ

専用ケースに収めるとこんな感じになる

専用ケースに収めるとこんな感じになる

アクティブ用途にも適した「Elite Active 65t」

アクティブ用途にも適した「Elite Active 65t」

写真だとわかりにくいが、本体外装のコーティングが異なる

写真だとわかりにくいが、本体外装のコーティングが異なる

ちなみに、同じスポーツ用途の完全ワイヤレスイヤホンとしてはすでに「Elite Sport」が発売されているが、こちらは激しい運動中でも左右イヤホン間で安定した通信が行えるように「NFMI(Near-Field Magnetic Induction)」を採用し、運動中の心拍計測をモニタリングするための心拍センサーや、一時的な水没にも耐えられるIP67相当の防水・防塵性能を備えるなど、より激しいアクティビティ用途にも耐えられるモデルとして継続販売される予定。今回発売された2モデルは、従来のBluetoothよりも通信距離が拡大した最新のBluetooth 5対応となり、心拍センサーが省かれたよりコストパフォーマンスが高まったモデルとして展開される予定だ。価格は、「Elite 65t」が24,980円、「Elite Active 65t」が26,870円(いずれも税込)。

「Elite Active 65t」と「Elite Sport」は併売される

「Elite Active 65t」と「Elite Sport」は併売される

「Elite 45e」と「Elite 25e」は、いずれもネックバンドスタイルのモデルだ。「Elite 45e」は首元部分に形状記憶ワイヤーを採用し、バッテリーボックスを小型に抑えることで軽快な付け心地が特徴。Bluetoothは最新の5.0で、Amazon「Alexa」にも対応する。バッテリー駆動時間は最大約8時間だ。「Elite 25e」は、ネックバンド部に大型バッテリーを搭載。価格を抑えたモデルながら、最大約18時間のバッテリー駆動を実現している。価格は、「Elite 45e」が14,990円、「Elite 25e」が10,778円(税込)だ。

形状記憶ワイヤーを採用した「Elite 45e」

形状記憶ワイヤーを採用した「Elite 45e」

「Elite 45e」は軽快な装着感がウリ

「Elite 45e」は軽快な装着感がウリ

最大約18時間駆動できる大容量バッテリーを備えた「Elite 25e」

最大約18時間駆動できる大容量バッテリーを備えた「Elite 25e」

【関連リンク】
《2019年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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