今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、Amazonのストリーミングメディア端末「Fire TV Stick 4K」や、ワイモバイルのAndroid Oneスマートフォン「X5」(LGエレクトロニクス製)、アイリスオーヤマのドラム式洗濯機「HD71」を紹介する。
2018年12月12日(水)発売
Amazon.co.jpから、ストリーミングメディア端末「Fire TV Stick 4K」が発売。価格は6,980円。
主な特徴として、1.7GHzで動作する新新たなプロセッサーを装備し、従来の「Fire TV Stick(第2世代)」と比較して、パフォーマンスが80%以上向上。これにより、より快適な映像ストリーミング体験、迅速なローディング、あざやかな画質を実現するという。
また、4K Ultra HD対応に加えて、ストリーミングメディア端末として初めてという、Dolby VisionとHDR10+をサポート。Fire TV Stick 4Kに対応しているホームオーディオ機器と接続することで、Dolby Atmos対応コンテンツによる、3Dサラウンド・サウンドを楽しめる。
さらに、「Alexa」対応の音声認識リモコンを付属する点も特徴。Bluetooth、マルチダイレクショナル赤外線技術、さらにAmazonのクラウドサービスをエンジンとし、リモコンに対応したテレビやオーディオ機器の電源や音量、消音のボタン操作、加えて、音声によるコンテンツの検索や操作に対応する。
たとえば、ユーザーは「Prime Video」で好きな作品の検索、再生、早送り、巻き戻しを音声から行えたり、「アレクサ、4Kのテレビ番組を見せて」「アレクサ、アニメを見せて」と「Alexa」に話しかけるだけで、簡単にコンテンツを楽しめる。
加えて、音楽やニュース、天気予報など、Alexaスキルも利用できるという(一部を除く)。また、Echoデバイスの組み合わせにより、Alexa遠隔音声認識機能を利用でき、一部のコンテンツをハンズフリーで操作できるとのことだ。
2018年12月13日(木)発売
ソフトバンクの「ワイモバイル」ブランドから、Android Oneスマートフォン「X5」(LGエレクトロニクス製)が発売される。
Android Oneスマートフォンは、最新のAndroidを常に利用できる(発売から24か月間に最低1回以上のアップデートを実施)ほか、最新のセキュリティ機能を自動アップデートで毎月提供し(発売から3年間のアップデートを実施)、「Googleアシスタント」「Googleフォト」「Googleマップ」や「YouTube」といった利用頻度の高いアプリをプリインストールしたモデル。
今回発売する「X5」は、「Googleアシスタント」をワンタッチで起動できる「Googleアシスタントボタン」を搭載した点が特徴。カメラを向けた対象について調べられる「Google レンズ」にも対応する(「Googleアシスタントボタン」を2回押すだけで起動)。さらに、「Googleアシスタントボタン」を長押ししている間は、音声入力の利用が可能だ。
主な仕様は、ディスプレイが19.5:9の約6.1型クアッドHD+液晶(3120×1440ドット)、プロセッサーが「MSM8998」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが32GB。外部記録媒体は、別売りのmicroSDXCメモリーカード(最大512GB)に対応する。カメラ機能は、メインが有効約1600万画素、サブが有効約800万画素。OSは「Android 9.0」をプリインストールした。
このほか、IPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能に加えて、耐衝撃性能も装備。連続通話時間は約1100分(FDD-LTE網)、連続待受時間は約420時間(FDD-LTE網)。本体サイズは72(幅)×153(高さ)×7.9(奥行)mm、重量は約158g。ボディカラーは、ニューモロッカンブルー、ミスティックホワイト。
2018年12月10日(月)発売
アイリスオーヤマから、同社初となるドラム式洗濯機として、洗濯容量7kgモデル「HD71」が発売される。市場想定価格は148,000円(税別)。
温水洗浄で衣類の原因菌や皮脂汚れを落とす「温水コース」と、部屋干し時間を約3分の2に短縮できる「部屋干しコース」を搭載したのが特徴。「温水コース」では、洗剤の酵素が活性化する40度前後の温水で洗剤の洗浄効果を最大限に引き出し、ニオイの原因菌や皮脂汚れを洗い流すことが可能だ。
また、「部屋干しコース」では、最後のすすぎを温水で行うことで生地がほぐれて表面積が広がり、乾燥時間を短縮できる。
さらに、合計14の洗浄コースを搭載し、おしゃれ着やダウン、布団など、衣類や目的に合わせたコースを選ぶことができる。使いやすいシンプルなダイヤル操作と、省スペースで設置できるコンパクト設計により、幅広い層が手軽に使えるという。
主な仕様は、ドア開閉が左開き、消費電力が200W(電動機)/800W(湯沸かし用電熱装置)、標準使用水量が72L、目安時間(標準コース)が約50分。
このほか、本体サイズは595(幅)×860(高さ)×672(奥行)mm。重量は約66kg。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。