特集
2018-2019年発売の最新8機種を機内に持ち込んでテストしました!

【2019年1月】ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンを飛行機内で2度目のガチ比較!

2万円前後のノイズキャンセリングヘッドホン

2万円前後のノイズキャンセリングヘッドホン3機種を比較

2万円前後のノイズキャンセリングヘッドホン3機種を比較

ここからは、ノイズキャンセリングヘッドホンの検証結果をレポートしよう。まずは1万円台半ばから2万円台半ばの中価格帯モデル3機種を検証してみた。Ankerのノイズキャンセリングヘッドホン「Soundcore Space NC」(実売16,000円前後)、パナソニック初のノイズキャンセリングヘッドホン「RP-HD600N」(実売2万円台半ば)、Skullcandyの「Venue」(実売2万円前後)と、今回登場した3機種はいずれも、各メーカー初めてのノイズキャンセリング対応のワイヤレスヘッドホン。今後、ノイズキャンセリングヘッドホンの激戦価格帯になると見られるクラスだ。

Anker初のノイズキャンセリングヘッドホン「Soundcore Space NC」

Anker初のノイズキャンセリングヘッドホン「Soundcore Space NC」

Ankerはノイズキャンセリングヘッドホンのイメージがあまりないブランドだが、2018年5月にSoundcoreシリーズで登場した「Soundcore Space NC」(実売16,000円前後)がノイズキャンセリング対応だ。製品紹介によるとハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング機能により、低周波音を最大93%、高周波音を最大96%除去とある。

実際に「Soundcore Space NC」を機内に持ち込みヘッドホンにあるANCのスイッチON/OFFを切り替えてみる。ノイズキャンセリングの効果は、もっとも騒音として大きい“ゴー”という重低音重視を一段抑える。ただし、他機種では総じて対処できていた“ブーン”という中域の騒音が大きく残る。いっぽう、高域の“シー”という騒音は気にならないレベルだ。音楽を聴きながらノイズキャンセリングをONにしてみても、低域の“ゴー”と中域の“ブーン”という騒音がハッキリ聴こえる。航空機内の騒音対策としては低域、中域の騒音が大きく残るため、フライトのお供には力不足だ。

ワイヤレス・ノイズキャンセリング・ハイレゾ対応のパナソニック「RP-HD600N」

ワイヤレス・ノイズキャンセリング・ハイレゾ対応のパナソニック「RP-HD600N」

パナソニックの「RP-HD600N」は、パナソニックが2018年2月に発売したワイヤレス・ノイズキャンセリング・ハイレゾにまで対応したオールイワンのヘッドホン。合計4つのマイクを用いた独自設計の「広帯域ハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載している。

実際に機内で「RP-HD600N」を装着してみると、“ブーン”という中域の騒音はそれなりに抑えられるが、低域の“ゴー”という低域は多少軽減される程度で、相当分がそのまま聴こえる。また、高域の“シー”という騒音は、ノイズキャンセリングONの状態でも実体を持って耳につく。音楽を流してみるとソリッドなサウンドは良好だが、音楽を聴きながらでも“ゴー”という低音が聴こえてしまう。2万円以上のノイズキャンセリングヘッドホンの航空機用向けノイズキャンセリング効果としてはあと一歩。カフェや電車などの騒音レベルの低い環境向けだろう。

なお、「RP-HD600N」にはノイズキャンセリング強度としてモードA/モードB/モードCと切り替えられるが、フライト用としてはもっとも強度の高いモードA以外の出番はナシだ。

Skullcandy初のノイズキャンセリングヘッドホン「Venue」

Skullcandy初のノイズキャンセリングヘッドホン「Venue」

米国のライフスタイルオーディオブランドであるSkullcandyが2018年11月2日に発売したノイズキャンセリングヘッドホンが「Venue」だ。4つのマイクを内蔵したノイズキンセル機能のみならず、トラッカー技術Tile技術を内蔵していて旅行中の忘れ物対策もできる点がユニーク。

実際に機内で「Venue」を装着してANCのボタンでオンにしてみると、“ゴー”という重低音の騒音がほとんど気にならなくなり、“ブーン”という中域もほぼ聴こえないレベルに抑えられ非常に優秀。高域の“シー”という音は少し残るものの、高域の騒音も一定レベルで抑え込まれていることを感じ取れるレベル。音楽流すと、情報量と空間表現も十分。騒音もわずかに聴こえる程度にまで落ち着く。

ノイズキャンセリングヘッドホンとして新顔のSkullCandyの「Venue」だが、航空機内での騒音軽減の効果は今回検証した2万円前後のヘッドホン3機種のなかでは、ハッキリ頭一つ抜けてていた。3万円クラスの機種に含んでも通用する実力だ。それでいて「Venue」の実売価格2万円を割り込むのだから、ノイズキャンセリング性能に対するコスパ評価はベストに推薦したい。

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