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耳元だけに音を閉じ込め! NTTソノリティから耳をふさがないイヤホン「nwm(ヌーム)」登場

2021年9月に設立されたNTTソノリティは、NTTグループの中でも音響関連事業を扱う会社として設立された異色の企業だ。そんな同社が、NTTグループ初のコンシューマー音響ブランド「nwm(ヌーム)」を立ち上げ、オーディオ製品をついに投入する。

NTTグループ初のコンシューマー音響ブランド「nwm(ヌーム)」。ブランド立ち上げ・新製品発表会に登壇したのは、日本電信電話代表取締役副社長の川添雄彦氏(写真左)とNTTソノリティ代表取締役社長の坂井博氏

NTTグループ初のコンシューマー音響ブランド「nwm(ヌーム)」。ブランド立ち上げ・新製品発表会に登壇したのは、日本電信電話代表取締役副社長の川添雄彦氏(写真左)とNTTソノリティ代表取締役社長の坂井博氏

第1弾製品として今回発表されたのが、“パーソナルイヤースピーカー”こと有線イヤホン「MWE001」と、完全ワイヤレスイヤホン「MBE001」の2モデル。有線イヤホン「MWE001」は本日より販売を開始、完全ワイヤレスイヤホン「MBE001」はクラウドファンディングで今冬より先行予約販売を実施し、一般販売は来春を予定している。各モデルのスぺックは以下のとおり。

パーソナルイヤースピーカー nwm MWE001

パーソナルイヤースピーカー nwm MWE001

パーソナルイヤースピーカー nwm MWE001

型式:オープンエア型
使用ユニット:Φ12mm
出力音圧レベル:84dB
再生周波数帯域:100Hz〜20000Hz
最大入力:40mW
インピーダンス:32Ω
コード長:1.2m
マイクロホン:ECM (無指向性)
入力プラグ:Φ3.5mm4極ステレオミニプラグ (金メッキ)
質量:9g (コード含まず)

パーソナルイヤースピーカー nwm MBE001

パーソナルイヤースピーカー nwm MBE001

パーソナルイヤースピーカー nwm MBE001

型式:オープンエア型
使用ユニット:Φ12mm
マイクロホン:ECM (無指向性)
電池持続時間:最大6時間
充電時間:約2.5時間
質量:9.5g (片側)
付属品:充電用USBケーブル、キャリングケース(バッテリー非搭載)

いずれも、NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した、「聴きたい音」のみを届け「聴かれたくない音、聴きたくない音」を届けないようにする、究極のプライベート音響空間を構築する独自の「パーソナライズドサウンドゾーン(以下、PSZ)技術」を搭載し、オープンイヤー型イヤホンなのに周囲に音が漏れにくいというのが最大の特徴だ。

PSZ技術では、アクティブノイズキャンセリング機能にも活用されている音波(正相)に対して逆相の音波を当てることで音波同士が打ち消し合い、音が聴こえなくなるという作用が用いられている。アクティブノイズキャンセリング機能では、取り込んだノイズ対して逆相を出してノイズを打ち消しているが、PSZ技術では特殊なハードウェア設計により、ドライバーユニットの正面から発せられる音の逆相をドライバーユニットの背面から放出することで、耳元の限られたエリアのみで聴こえる音を実現したという。

「聴きたい音」のみを届け「聴かれたくない音、聴きたくない音」を届けないようにする、究極のプライベート音響空間を構築することを目指して開発された独自の「パーソナライズドサウンドゾーン技術」

「聴きたい音」のみを届け「聴かれたくない音、聴きたくない音」を届けないようにする、究極のプライベート音響空間を構築することを目指して開発された独自の「パーソナライズドサウンドゾーン技術」

PSZ技術のデモンストレーションの様子。耳元を覆うように配置されたスピーカーユニットに対し、マイクを少し離れた場所に配置した場合はまったく音が入ってこないが、スピーカーユニット数センチの距離までマイクを近づけると音をしっかりと検知する

PSZ技術のデモンストレーションの様子。耳元を覆うように配置されたスピーカーユニットに対し、マイクを少し離れた場所に配置した場合はまったく音が入ってこないが、スピーカーユニット数センチの距離までマイクを近づけると音をしっかりと検知する

耳元に小さなカプセルのような音の空間に音を閉じ込めることができ、耳をふさがなくても音楽を楽しめ、長時間装着による耳への負担も少ないため“ながら聴き”にも適しているという。最近では、音楽や動画、オンライン会議など、日常生活のあらゆる場面でイヤホンが使われるようになってきたことで、音楽を楽しむデバイスとしてだけでなく、コミュニケーションデバイスとしてもとらえられるようになってきており、イヤホンを装着したままでも周囲とつながれる“ながら聴き”に対応したイヤホンへの注目度が高まっているが、「MWE001」と「MBE001」は、そういったニーズにもしっかりとフィットくれる製品と言えそうだ。

「MWE001」と「MBE001」は耳の裏側から引っかけるように装着する。耳をふさがないので、周囲の音はしっかりと聴こえる

「MWE001」と「MBE001」は耳の裏側から引っかけるように装着する。耳をふさがないので、周囲の音はしっかりと聴こえる

なお、第1弾製品はイヤホンタイプの製品だったが、既存のオーディオ製品の枠にとらわれない新しいプロダクトの開発・展開も検討しているそう。コンシューマー向けにはゲーミング用途での活用を想定したPSZ技術搭載チェア、ビジネスシーン向けでは飛行機の座席への導入など、今後もPSZ技術を活用したさまざまなプロダクト・サービスが増えていきそうだ。

PSZ技術を活用した今後の展開にも期待したい

PSZ技術を活用した今後の展開にも期待したい

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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