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旗艦モデルに肉薄!? ゼンハイザーの高機能ワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM Plus Wireless」

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旗艦モデルに肉薄!? ゼンハイザーの高機能ワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM Plus Wireless」

Sonova Consumer Hearing Japanから、ゼンハイザーブランドのワイヤレスヘッドホンの新モデル「ACCENTUM Plus Wireless(アクセンタムプラスワイヤレス)」が発表されました。

ゼンハイザーといえば、1月9日に完全ワイヤレスイヤホンの最新フラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 4」を発表したばかりですが、今度はノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスヘッドホンの新モデルとなります。

カラーバリエーションはBlackとWhiteの2色展開。発売は2024年春を予定しており、価格はオープンプライス、市場想定価格は38,390円前後です。

ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 4」。2024年春発売予定で、市場想定価格は38,390円前後

ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 4」。2024年春発売予定で、市場想定価格は38,390円前後

今回発表された「ACCENTUM Plus Wireless」、製品名からピンときた方もいるかもしれませんが、2023年10月末に国内投入された「ACCENTUM Wireless」の兄貴分になります。同社のワイヤレスヘッドホンラインアップ全体でみると、フラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」に次ぐ上から2番目の位置づけになり、グレード的にはハイミドルクラスにあたります。

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以下に記載したのが「ACCENTUM Wireless」、「ACCENTUM Plus Wireless」、「MOMENTUM 4 Wireless」の主な仕様になります。

「ACCENTUM Wireless」、「ACCENTUM Plus Wireless」、「MOMENTUM 4 Wireless」の主な仕様

「ACCENTUM Wireless」、「ACCENTUM Plus Wireless」、「MOMENTUM 4 Wireless」の主な仕様

ドライバーユニットは「ACCENTUM Wireless」と同じ口径37mmのダイナミック型ドライバーですが、ブラッシュアップしたものに変更。「ACCENTUM Wireless」同様バックボリュームも設けており、「ACCENTUM Wireless」の音のよさと最大50時間というロングバッテリー性能の両方をしっかり受け継いだものに仕上がっているそうです。

ドイツでエンジニアリング・デザインされた自社開発の口径37mmダイナミック型ドライバーを搭載

ドイツでエンジニアリング・デザインされた自社開発の口径37mmダイナミック型ドライバーを搭載

ノイズキャンセリング機能も、「ACCENTUM Wireless」では周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの効果を自動で調整するアダプティブ機能や、アプリからのノイズキャンセリング調整機能などがコスパ重視の関係で省かれていましたが、「ACCENTUM Plus Wireless」では「MOMENTUM 4 Wireless」同様のグレードにまで引き上げられています。

「MOMENTUM 4 Wireless」と同じチップを搭載し、ハイブリッドアダプティブノイズキャンセリングを実現したそう

「MOMENTUM 4 Wireless」と同じチップを搭載し、ハイブリッドアダプティブノイズキャンセリングを実現したそう

また、対応コーデックにaptX Adaptive(48kHz/24bitまで)が加わったこと、専用のキャリングケースが付属した点も「ACCENTUM Wireless」との大きな違いです。ほかにも、ヘッドホン側の操作がタッチコントロール方式になったり、付属のケーブルを使用した有線接続に対応するなど、使い勝手に関する部分も「ACCENTUM Wireless」からかなり進化。だいぶ「MOMENTUM 4 Wireless」寄りな内容に仕上がっています。

対応コーデックにaptX Adaptive(48kHz/24bitまで)が加わったのも大きな特徴です

対応コーデックにaptX Adaptive(48kHz/24bitまで)が加わったのも大きな特徴です

「ACCENTUM Plus Wireless」には専用キャリーケースが付属。「ACCENTUM Wireless」はコストの関係で省かれていたので、地味にうれしいポイントです

「ACCENTUM Plus Wireless」には専用キャリーケースが付属。「ACCENTUM Wireless」はコストの関係で省かれていたので、地味にうれしいポイントです

なお、フラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」との違いは、ドライバーユニットや通話用マイクの数、オートオン/オフ機能、外音取り込み機能や対応コーデックの一部が異なる程度。ミドルクラスの「ACCENTUM Wireless」はコストを抑えるため、「MOMENTUM 4 Wireless」とはスペック的にかなり差がありましたが、新モデルの「ACCENTUM Plus Wireless」は「MOMENTUM 4 Wireless」にかなり肉薄するスペックになったと言えるのではないでしょうか。

専用アプリ「Smart Control App」にも対応。「MOMENTUM 4 Wireless」同様、「サウンドチェック」や「サウンドパーソナライズ」などもフルに利用できます

専用アプリ「Smart Control App」にも対応。「MOMENTUM 4 Wireless」同様、「サウンドチェック」や「サウンドパーソナライズ」などもフルに利用できます

価格は「ACCENTUM Wireless」に比べると1万円ほどアップしてしまいましたが、スペック的にはかなり期待できそうな「ACCENTUM Plus Wireless」。音質も機能も妥協したくないけど「MOMENTUM 4 Wireless」の価格はちょっと手が出せないという人は、「ACCENTUM Plus Wireless」を検討してみてもいいかもしれません。

■ACCENTUM Plus Wireless
型式:ダイナミック・密閉型
周波数特性:10〜22,000 Hz
感度:106 dB SPL(1kHz/0dBFS)
無線規格:Bluetooth 5.2 + Class 1
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive(48kHz/24bit)
バッテリー駆動時間:最大50時間(iPhoneボリュームmid、ANC ON)
充電時間:3.5時間(フルチャージ、約10分で5時間動作可能な急速充電にも対応)
付属品:USB-Cチャージングケーブル、キャリーケース、1.2mオーディオケーブル
本体重量:約227g
対応アプリ:Smart Control App

遠山俊介(編集部)
Writer / Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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