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ゼンハイザーの人気セカンドライン「ACCENTUM」シリーズから初の完全ワイヤレスイヤホン

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ゼンハイザーの人気セカンドライン「ACCENTUM」シリーズから初の完全ワイヤレスイヤホン

ゼンハイザーが2023年から展開している「ACCENTUM(アクセンタム)」シリーズは、ゼンハイザーのこだわりのサウンドはそのままに、より日常使いにフォーカスしたスペックに絞り込むことで、フラッグシップライン「MOMENTUM」よりも手ごろな価格を実現。ゼンハイザーサウンドをより身近に楽しめるセカンドラインとして大きな注目を集めています。

すでに「ACCENTUM Wireless」と「ACCENTUM Plus Wireless」というワイヤレスヘッドホン2モデルがシリーズ展開されていますが、今回、シリーズ初の完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM True Wireless」が新たに加わることが発表されました。発売日は2024年5月21日で、市場想定価格は32,890円前後(税込)となります。

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を用意

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新デザインで高いフィット感と快適な装着感を狙った「ACCENTUM True Wireless」

「ACCENTUM True Wireless」は、これまで展開されてきたほかの「ACCENTUM」シリーズ同様、“ゼンハイザーサウンドをより身近に楽しめるセカンドライン”というコンセプトをしっかりと踏襲しつつ、シリーズ初となる完全ワイヤレスイヤホンタイプの製品として、高いフィット感と快適な装着感を生み出すイヤホン本体のデザインにこだわったのが特徴となっています。

ドライバーユニットは、完全ワイヤレスイヤホンの最新フラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 4」と同等の自社開発の口径 7 mm「TrueResponse(トゥルーレスポンス)トランスデューサー」を採用。バックボリュームはハウジングと一体化することでよりフィット感を高めるように工夫したとのことです。

また、イヤホン本体は、Sonovaグループが持つ耳の形のデータにゼンハイザーがこれまで完全ワイヤレスイヤホン開発で培ってきたノウハウを掛け合わせてサンプルを作成し、ユーザーからの装着テストのフィードバックなどを反映させるという工程を経たそうで、これまでの「MOMENTUM True Wireless 4」や「CX」シリーズとはまったく異なるイヤホンシェイプに生まれ変わったそうです。

「ACCENTUM True Wireless」ではまったく新しいイヤホンシェイプを採用

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Sonovaグループの持つ耳のデータベースにゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン開発のノウハウを掛け合わせてサンプルを作成したそうです

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長時間装着しても疲れず、耳からも外れにくく落ちにくいのはもちろん、耳からの飛び出しも最小限になるようにこだわったそう。これまでセカンドラインを担ってきた「CX」シリーズは多少無骨さがありましたが、「ACCENTUM True Wireless」では無骨さがグッとそぎ落とされている印象です。

高いフィット感と快適な装着感だけでなく、装着時に自然に溶け込むミニマルなデザインにもこだわったそう

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さらに、チャージングケースもかなり薄くなり、ポケットにスッと入れて持ち運びしやすくなったのも大きなポイントと言えるでしょう。ちなみに、イヤホン本体やチャージングケースのデザインが大きく変わっていますが、バッテリー性能については、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で28時間と、1世代前のフラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 3」と同等のスペックが確保されています。ワイヤレス充電にも対応しており、バッテリー周りのスペックも申し分ない性能と言えます。

チャージングケースはかなり薄型のデザインになりました

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ほかにも、ハイブリッドノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能、マルチポイント対応、ファームウェアアップデートによるLC 3 と Auracastのサポート、IP54相当の防滴・防塵仕様など、機能性もなかなか充実しています。なお、マイクは左右合計4マイク仕様となっており、ノイズキャンセリング用マイクと通話用マイクは兼用となっていますが、片耳使用は可能。出荷時点の対応コーデックは、SBC、AAC、aptXとなります。

SBC、AACのほか、aptXやLC3もサポート。なお、LC3は後日ファームウェアアップデートにて対応するそうです

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最新の「ACCENTUM True Wireless」と「MOMENTUM True Wireless 4」「MOMENTUM Sports」のスペック比較表

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ハイブリッドノイズキャンセリング機能が周囲の騒音レベルに合わせて自動で効果を調整してくれるアダプティブ仕様ではないことや、外音取り込み機能が無段階調整ではなく3段階調整であること、専用アプリによる「サウンドパーソナライズ」ができないことなど、フラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 4」と比べると多少劣る部分はありますが、「MOMENTUM True Wireless 4」と比べるとお求めやすい価格なのはやはり魅力的です。

スペックだけを見ると「CX Plus True Wireless」や「MOMENTUM True Wireless 3」あたりが自社競合となりそうですが、いずれも在庫が少なくなってきていますし、LC 3 と Auracastへのアップデート対応予定などの将来性も含めると、「ACCENTUM True Wireless」は悪くない選択肢と言えます。「MOMENTUM True Wireless 4」の価格には手が出せないけど、ゼンハイザーのノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンを試してみたいという人は、ぜひ「ACCENTUM True Wireless」に注目してみてください。

遠山俊介(編集部)
Writer / Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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