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全方位で進化! 密閉型のソニー完全ワイヤレス史上最小サイズ「WF-C510」がデビュー

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ソニーの完全ワイヤレスイヤホンラインアップの中でも、コンパクトなサイズ感とお手ごろな価格で人気の「WF-C500」。発売から約3年が経過しましたが、この秋ついにフルモデルチェンジされます。

新モデルの製品名は「WF-C510」。前モデルの「WF-C500」から、音質やデザイン、機能を大きくブラッシュアップした注目の最新モデルを詳しく解説していきましょう。

ソニー「WF-C510」。発売日は2024年9月13日、市場想定価格(税込)は10,000円前後

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2021/09/29 13:03

ソニーの密閉型完全ワイヤレス史上最小サイズを実現。新ドライバーで音質も強化

同社が実施した独自調査によると、1万円未満の完全ワイヤレスイヤホンの購入者は「音質」「デザイン・形状」「サイズ」を重視しており、前モデルの「WF-C500」はいずれの項目でもユーザーから高い評価を得ているそうです。

そんな「WF-C500」の後継モデルとして登場する「WF-C510」ですが、前モデル「WF-C500」で高評価を得ていた「音質」「デザイン・形状」「サイズ」をさらにブラッシュアップさせ、 “もっと小さく、もっといい音”を楽しめるモデルに仕上げたと言います。

まず「音質」に関しては、前モデル「WF-C500」よりも大きい口径6mmのドライバーユニットを新たに搭載。前モデルの「WF-C500」も圧縮された音源をCD音質相当まで補完する独自の「DSEE」により、エントリーモデルとは思えない高音質を楽しめるモデルでしたが、最新モデルの「WF-C510」では「DSEE」だけでなく、新ドライバーユニットに合わせたチューニングを実施することで、低音域から高音域まで、ジャンルを選ばないバランスのよい高音質を楽しめるようになったそうです。

「WF-C510」のイヤホン本体。イヤホン本体は前モデル「WF-C500」よりもコンパクトになりましたが、ドライバー口径は大きくなりました。ちなみに、イヤーピースはSS/M/LLの3サイズが付属します

「WF-C510」のイヤホン本体。イヤホン本体は前モデル「WF-C500」よりもコンパクトになりましたが、ドライバー口径は大きくなりました。ちなみに、イヤーピースはSS/M/LLの3サイズが付属します

また、「デザイン・形状」「サイズ」の進化も見逃せないポイントです。前モデルの「WF-C500」もコンパクトなサイズ感が好評でしたが、「WF-C510」はコンパクト化をさらに押し進め、同社の密閉型完全ワイヤレス史上最小サイズを実現。前モデル「WF-C500」との比較だと、イヤホン本体は体積を約21%、重さを約0.8g、充電ケースは体積を約23%、重さを約4g削減したそう。

新モデル「WF-C510」はイヤホン本体・充電ケースともにさらなるコンパクト化を実現しています

新モデル「WF-C510」はイヤホン本体・充電ケースともにさらなるコンパクト化を実現しています

イヤホンの形状も、独自の「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を受け継いでいますが、イヤホン自体がコンパクトになったことで、耳からのはみだしがより少なくなり、さまざまな大きさの耳でも快適な装着感が得られるようになったそうです。ほかにも、イヤホン本体のボタンがフラットになり、操作性も向上。充電ケースは半透明のフタをやめ、全体的にマットな質感に仕上げることで高級感がアップしたそうです。

充電ケースは全体的にマットな質感で統一。半透明のフタを採用した前モデル「WF-C500」に比べて高級感が増しています

充電ケースは全体的にマットな質感で統一。半透明のフタを採用した前モデル「WF-C500」に比べて高級感が増しています

機能面に関しては、「WF-C500」ユーザーから要望の多かった「外音取り込み機能」と「マルチポイント機能」を新たに追加。イヤホンや充電ケースがコンパクトになっていますが、バッテリー性能もイヤホン本体で最大11時間、充電ケース併用で最大22時間と、それぞれ1時間ほど伸びたほか、急速充電機能も前モデル「WF-C500」の10分で最大1時間再生から、最新モデルでは5分の充電で最大1時間再生とさらに短くなっています。

ほかにも、イヤホン本体操作のみで対応する音楽アプリの再生/楽曲の切り替えが行える「Quick Access(クイックアクセス)」機能や、本体ボタンの4タップ操作に機能を追加で割り当てられるボタンカスタマイズ機能も追加。「WF-C500」で好評だったイヤホンの片耳使用やIPX4相当の防滴性能(イヤホン本体のみ)、「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」対応、Fast Pair/Swift Pair対応などもしっかりと受け継がれています。

最新モデル「WF-C510」と前モデル「WF-C500」の主要機能を比較した図。マルチポイント対応や外音取り込み機能の追加はかなりうれしい進化点です

最新モデル「WF-C510」と前モデル「WF-C500」の主要機能を比較した図。マルチポイント対応や外音取り込み機能の追加はかなりうれしい進化点です

「WF-C500」も2021年の発売から約3年が経過し、スペック面でやや見劣りするケースが増えてきましたが、新モデルの「WF-C510」ならこれから先も安心して使用できそうです。カラーバリエーションもシンプルなブラック、ホワイトに、2024年のトレンドカラーを意識したブルー、イエローを加えた全4色と比較的豊富で、好みに合わせて選べるのもうれしいところ。

ノイズキャンセリング機能はありませんが、とにかく小さくて音のいい完全ワイヤレスイヤホンが欲しいという人、お手ごろな価格でソニーの完全ワイヤレスイヤホンを試してみたいという人には、「WF-C510」はうってつけのモデルと言えるでしょう。

遠山俊介(編集部)
Writer / Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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