ニュース

BoseからノイキャンTWSのセカンドライン「QuietComfort Earbuds」が登場!

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Boseからノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「QuietComfort Earbuds」が発表された。予約開始は2024年9月19日、発売は10月10日となっている。

2024年10月10日発売の最新モデル「QuietComfort Earbuds」

2024年10月10日発売の最新モデル「QuietComfort Earbuds」

ちなみに、“QuietComfort Earbuds”という名称の完全ワイヤレスイヤホンは2020年にも発売されているが、今回登場する「QuietComfort Earbuds」はまったくの別もの。同社の最上位完全ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds」に次ぐ、ミドルクラスの位置づけとなる。

最新の「QuietComfort Earbuds」の直販販売価格は26,400円(税込)。新製品体験イベントに参加してきたので、新製品の特徴を詳しくレポートする。

イベントでは人気マンガ『東京リベンジャーズ』との販促コラボも同時に発表された

イベントでは人気マンガ『東京リベンジャーズ』との販促コラボも同時に発表された

関連記事
Bose QuietComfort Ultra EarbudsとUltra Headphonesを速攻レポート!
Bose QuietComfort Ultra EarbudsとUltra Headphonesを速攻レポート!
海外で先行発表され大きな話題を呼んだBoseのQuietComfort Ultraシリーズがついに日本でも発売決定! Ultra EarbudsとUltra Headphonesの2モデルを速攻レポートします。
2023/10/05 00:00
どれを買うべき? Bose最新QuietComfortノイキャンTWS・ヘッドホンを徹底比較
どれを買うべき? Bose最新QuietComfortノイキャンTWS・ヘッドホンを徹底比較
Bose「QuietComfort」シリーズから発売される最新のノイキャンTWS&ヘッドホン3モデルのノイキャン性能や音質を徹底比較。どれが買いなのか、詳しくレポートします。
2023/10/19 11:30
Bose「QuietComfort Earbuds」と「Sport Earbuds」、どちらを選ぶべきか?
Bose「QuietComfort Earbuds」と「Sport Earbuds」、どちらを選ぶべきか?
Boseから久々に完全ワイヤレスイヤホンが登場! ノイキャン対応の「QuietComfort Earbuds」とスポーツ仕様の「Sport Earbuds」、両モデルの特徴を詳しくレビューします。
2020/10/12 20:40

最新仕様を多数盛り込んだ「QuietComfort Earbuds」

2024年10月10日に発売される最新の「QuietComfort Earbuds」。製品コンセプトは「ミュージックラバー」「デイリーユース」「サウンドの力をライフスタイルの一環に」で、Boseのワイヤレスイヤホンの中でもライフスタイル面を強く意識しているようだ。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイトスモーク、チルドライラックの全3色をラインアップ。

最新の「QuietComfort Earbuds」

最新の「QuietComfort Earbuds」

ブラック、ホワイトスモーク、チルドライラックの全3色のカラーバリエーションを用意

ブラック、ホワイトスモーク、チルドライラックの全3色のカラーバリエーションを用意

イヤホン本体のデザインは、ステム(アンテナ)が下に伸びた「QuietComfort Ultra Earbuds」に対して、最新の「QuietComfort Earbuds」は全体的にコンパクト化。装着時に外から見えるフォルムがアンテナのない円形となり、耳元がスッキリとした。ただし、耳の中に収まるイヤホンの装着感に関しては大きな変更はないようだ。

「QuietComfort Earbuds」を装着したところ

「QuietComfort Earbuds」を装着したところ

新製品の「QuietComfort Earbuds」と、既発売のフラッグシップモデル「QuietComfort Ultra Earbuds」の機能の違いは次のとおりだ。

「QuietComfort Earbuds」と「QuietComfort Ultra Earbuds」の仕様比較表

「QuietComfort Earbuds」と「QuietComfort Ultra Earbuds」の仕様比較表

こうして見比べてみると、ノイズキャンセリング機能や音質に関してはフラッグシップモデル「QuietComfort Ultra Earbuds」のほうがやはり上だ。いっぽう、「QuietComfort Earbuds」では対応アプリが最新の「QCEアプリ」に変更されており、イコライザーのバンド数がアップ。音声コントロール機能も追加され、充電ケースが標準でワイヤレス充電に対応するなど、機能性という面では「QuietComfort Earbuds」のほうがひとつ世代が進んでいる。

充電ケースのデザインも変更になり、ワイヤレス充電にも標準で対応

充電ケースのデザインも変更になり、ワイヤレス充電にも標準で対応

2万円台でもきわめて優秀なノイキャン性能。新アプリも使いやすい

「QuietComfort Earbuds」のノイズキャンセリング性能や音質はどれほどのものなのか。イベント参加者で賑わう体験会の会場でさっそく「QuietComfort Earbuds」の実力を試してみた。

「QuietComfort Earbuds」を装着した瞬間に気づいたのが、ノイズキャンセリング性能の優秀さ。会場内のざわめき程度であれば無音に近いレベルにまで抑え込んでくれる。

「QuietComfort Earbuds」のノイズキャンセリング性能は装着してすぐわかるほど強力

「QuietComfort Earbuds」のノイズキャンセリング性能は装着してすぐわかるほど強力

フラッグシップモデル「QuietComfort Ultra Earbuds」とじっくり聴き比べると、ノイズキャンセリング性能は「QuietComfort Earbuds」のほうがわずかに劣っているのがわかるが、「QuietComfort Earbuds」でも他社のハイエンドモデルに匹敵するどころか、さらにその中でもトップクラスに強力だった。「QuietComfort Ultra Earbuds」と「QuietComfort Earbuds」で性能に若干の差があるのは、外音取り込みの強度調整機能の差分が影響しているのだろう。

続いて「QuietComfort Earbuds」の音質をチェックしてみたが、本モデルもここ最近のBoseサウンドの流れを汲んでいるようで、中高域をブリリアントにして臨場感を重視しつつ、重低音もリッチに仕上がっていた。フラッグシップモデルの「QuietComfort Ultra Earbuds」にも似ているが、「QuietComfort Ultra Earbuds」は対応デバイスが限られるものの、aptX adaptiveコーデックによる音質の伸び代があり、「Bose Immersive」の空間オーディオも利用できるため、サウンド面では順当に「QuietComfort Ultra Earbuds」の次という扱いになる。

いっぽう、機能面では「QuietComfort Earbuds」が優秀だった。新しい「QCEアプリ」は見た目もカラフルで、デザインがわかりやすく機能も豊富。イコライザーの設定項目も3バンドから5バンドへと増加したほか、低遅延接続が可能な「Low Latency Audio」、音声アシスタントを呼び出せる「Voice Control」、イヤホンがカメラリモコンになる「Remote Selfie」などが新たに利用できるようになった。

デザインも機能も一新された新しい「QCE アプリ」

デザインも機能も一新された新しい「QCE アプリ」

イコライザー調整も5バンドに増加

イコライザー調整も5バンドに増加

【まとめ】Boseらしさを手軽に楽しめる高コスパなセカンドライン

2024年の10月10日発売の新しい「QuietComfort Earbuds」の直販価格は26,400円(税込)。完全ワイヤレスイヤホンはハイエンドモデルを中心にかなり値上がっており、なかには4万円以上するモデルも登場してきている。そういった時世の中、2万円台という価格のインパクトは大きいし、なにより価格以上にノイズキャンセリング機能が強力だった。2万円台で買える高コスパなノイキャン完全ワイヤレスイヤホンとして、大いに注目を集めそうだ。

折原一也
Writer
折原一也
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家。「オリチャンネル」主催。IT系出版の編集者出身で、2004年に独立後はモノ雑誌やオーディオ・ビジュアル専門誌で活動。2009年より音元出版主催のVGP審査員。画質・音質にこだわるAV評論家ではあるが、ライフスタイルになじむ製品、コスパにすぐれた製品を評価する庶民派。2022年に立ち上げたYouTubeチャンネル「オリチャンネル」では、取材メディアの人間として一次情報の発信、検証と測定データに基づくレビューなど独自の発信も行っている。最近のマイブームはAI全般。
記事一覧へ
遠山俊介(編集部)
Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
記事一覧へ
記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
本ページはAmazonアソシエイトプログラムによる収益を得ています
関連記事
SPECIAL
ページトップへ戻る
×