選び方・特集

10万円台で購入できる50インチクラスの4Kテレビ特集

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コストパフォーマンスにすぐれる50インチクラスの4Kテレビ6機種

続いて、この年末、10万円台で手に入る50インチクラスの4Kテレビを6機種紹介しよう。いずれもコストパフォーマンスが高く、価格.comでも人気の高いモデルだ。

なお、「50インチなんて大きすぎて置けない……」と考える方もいるかもしれないが、最新の4Kテレビは、古い薄型テレビと比べて本体が薄くなっているうえ、フレームも非常に狭くなっている。従来よりも狭いスペースに設置できるようになっているので、今使っているテレビよりも画面がワンサイズからツーサイズくらい大きくなっても設置できる可能性がある。選ぶ際には、設置スペースとテレビ本体のサイズを確認してみてほしい。

パナソニック「VIERA TH-50CX700」
部分駆動&倍速駆動に対応する人気モデル

VIERA TH-50CX700

VIERA TH-50CX700

LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:○
倍速駆動:○
バックライトスキャン:○
HDR:―
HDMI入力:3系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:―
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ
サイズ(W×H×D)/重量:112.6×70.1×23.5 cm /19kg

「4K VIERA」のエントリーライン「CX700」シリーズの50インチモデル。ハードウェアのスペック的には上位モデルの「CX800」シリーズに見劣りするものの、価格.com最安価格で14万円程度という低価格ながら、部分駆動とバックライトスキャンに対応。HDRには非対応だがコストパフォーマンスの高さから人気を集めているモデルだ。また、Firefox OSを採用し、インターフェイスは従来から一新されている。なお、メーカーの製品ページを確認すると生産終了品になっており、家電量販店の店頭からは姿を消しつつある。

【参考】ワンサイズ大きい55インチモデル「VIERA TH-55CX700」の価格.com最安価格は16万5,000円程度。

東芝「REGZA 49G20X」
HDR対応の高コストパフォーマンスモデル

REGZA 49G20X

REGZA 49G20X

LEDバックライト:直下型
バックライトの部分駆動:―
倍速駆動:―
バックライトスキャン:○
HDR:○(2016年2月に対応予定)
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:―
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ
サイズ(W×H×D)/重量:110.5×65.0×24.7cm/15.5kg

直下型LEDバックライトを積極的に採用する東芝「REGZA」。そのエントリーラインとなる「G20X」シリーズの49V型モデルだ。バックライトの部分駆動や、パネルの倍速駆動には対応しないものの、直下型バックライトと上位モデルと同じ画像処理エンジン「4KレグザエンジンHDR」を生かし、BT.2020とHDRに対応するのがポイントだ。パネルは広視野角のIPSパネル。スペックを考慮すると、価格.com最安価格で14万円程度はコストパフォーマンスが高い。

【参考】ワンサイズ大きい55インチモデル「REGZA 55G20X」の価格.com最安価格は17万5,000円程度

東芝「REGZA 49J20X」
外付けHDDを追加することで全録機能の利用が可能

REGZA 49J20X

REGZA 49J20X

LEDバックライト:直下型
バックライトの部分駆動:―
倍速:―
バックライトスキャン:○
HDR:○(2016年2月に対応予定)
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3(※タイムシフトマシン用の地上×6)
4Kチューナー:―
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ
サイズ(W×H×D):110.5×65.0×24.7cm/16.0kg

上で紹介した「REGZA G20X」シリーズの上位モデル。直下型LEDを採用し、BT.2020やHDRに対応するなどG20Xとスペックで共通する部分が多いが、G20Xとの大きな違いは録画機能。別売の対応USB HDDを用意することで、地デジ放送を最大6チャンネル分まるごと録画しておける「タイムシフトマシン」の利用が可能になる。いわゆる“全録機能”であるが、価格.com最安価格で15万円程度という価格でこの機能に対応するのはポイントが高い。

ソニー「BRAVIA KJ-49X8500C」
上位モデルと同じ画質機能を搭載するスタンダードモデル。HDR対応

BRAVIA KJ-49X8500C

BRAVIA KJ-49X8500C

LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:―
倍速駆動:○
バックライトスキャン:○
HDR:○(対応予定)
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×2
4Kチューナー:スカパー!プレミアムサービスチューナー×1
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ
サイズ(W×H×D)/重量:109.3×67.9×20.1cm/16.1kg

ソニー「BRAVIA」のスタンダードモデル「X8500C」シリーズの49インチモデル。上位モデルと同じように、新開発の高画質プロセッサー「X1」や超解像エンジン「4K X-Reality PRO」、広色域の「トリルミナスディスプレイ」を採用しているのが特徴だ。バックライトの部分駆動には対応しないものの、倍速駆動とバックライトスキャンには対応する。さらに、リリース時は対応しない予定だったが、HDR入力にもソフトウェアアップデートで対応する予定。このほか、Android TVを採用するほか、4Kチューナーも内蔵する。

シャープ「AQUOS LC-52US30」
BT.2020に対応する高画質システム採用モデル

AQUOS LC-52US30

AQUOS LC-52US30

LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:―
倍速駆動:○
バックライトスキャン:―
HDR:―
HDMI入力:4系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:―
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K
サイズ(W×H×D)/重量:118.1×76.4×30.2cm/26.5kg

「AQUOS」の4Kテレビの中でも高い人気を誇る「US30」ラインの52インチモデル。画質に特徴のある製品で、低反射の新素材を採用した「N-Blackパネル」や、LEDバックライトと色復元回路で色再現範囲を拡大する「リッチカラーテクノロジー」を搭載し、広色域を実現。BT.2020への対応もうたっている。画像処理エンジンは、新開発の「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」だ。テレビを左右に角度調整できるスイーベルスタンドを採用するのも特徴だ。

パナソニック「VIERA TH-49CX800」
HDR&BT.2020に対応する高画質仕様の上位モデル

VIERA TH-49CX800

VIERA TH-49CX800

LEDバックライト:エッジ型
バックライトの部分駆動:○
倍速駆動:○
バックライトスキャン:―
HDR:○
HDMI入力:3系統(HDCP2.2、4K/60p対応)
2Kチューナー:地上・BS・110度CS×3
4Kチューナー:―
4K配信:Netflix、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ
サイズ(W×H×D):110×69×23.5cm/19kg

上に紹介した「VIERA CX700」の上位モデルとなる「CX800」シリーズの49インチモデル。CX700と比べて、広色域なパネル(パネルの仕様はIPS)と高性能な画像処理エンジン「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、HDRやBT.2020に対応する高画質モデルとなっている。通常のスタンドを採用する「フラットデザインモデル」と、画面を上方向に3度傾斜させた「スラントデザインモデル」を選べるが、価格はスラントデザインモデル(※型番の最後にNが付く)のほうが1万円〜1万3,000円程度高くなっている。

真柄利行(編集部)
Writer
真柄利行(編集部)
フィルム一眼レフから始まったカメラ歴は、はや約30年。価格.comのスタッフとして300製品以上のカメラ・レンズをレビューしてきたカメラ専門家で、特にデジタル一眼カメラに深い造詣とこだわりを持っています。フォトグラファーとしても活動中。パソコンに関する経験も豊富で、パソコン本体だけでなく、Wi-Fiルーターやマウス、キーボードなど周辺機器の記事も手掛けています。
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