選び方・特集
今、4Kテレビに買い替えるなら、お買い得な50インチクラスが狙い目!

10万円台で購入できる50インチクラスの4Kテレビ特集 【2016年夏版】

比較的手の出しやすい価格帯まで低価格化が進んだことで、ますます存在感を増している4Kテレビ。なかでも50インチクラスの大画面モデルは、4Kテレビの激戦区ということで各社が注力しており、最新モデルから高スペックの型落ちモデルまで、コストパフォーマンスにすぐれたモデルが非常に多い。今、4Kテレビに買い替えるなら、50インチクラスの大画面モデルが狙い目といえるだろう。そこで本特集では、この夏の4Kテレビのトピックや選び方などを解説した上で、画面サイズが50インチクラスの4Kテレビ中から、10万円台で購入できるピックアップして紹介する。4K液晶テレビの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。

※文中での価格.com最安価格は2016年6月10日時点のものになります。

4Kブルーレイ「Ultra HD Blu-ray」がついに発売! 映像がもつポテンシャルを最大限に引き出すならHDR対応は必須

Ultra HD Blu-rayとは、従来のフルHDを超える4K解像度や、映像の輝度情報を拡張し、輝度ピークを従来の100nitから最大1,000〜10,000nitまで大幅に引き上げた「HDR(ハイダイナミックレンジ)」規格、広色域規格「BT.2020」などに対応する次世代のブルーレイ規格のことだ。アメリカでは劇場作品を中心に対応するパッケージメディアがすでに発売されていたが、日本でも2016年6月以降、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「アメイジング・スパイダーマン2」といった劇場作品の販売が開始され、いよいよ本格的に始動する。2016年6月8日時点では、Ultra HD Blu-rayの再生に対応したデバイスがパナソニックのBDレコーダー「DMR-UBZ1」と、BDプレーヤー「DMP-UB900」の2つしかないものの、コンテンツの増加にともない、対応デバイスも今後増えていくことが予定される。

Ultra HD Blu-rayに現時点で対応しているのは、パナソニックの2製品のみ。写真はBDレコーダー「DMR-UBZ1」

Ultra HD Blu-rayに現時点で対応しているのは、パナソニックの2製品のみ。写真はBDレコーダー「DMR-UBZ1」

将来的に、このようなデバイスを接続してUltra HD Blu-rayを再生した際に、メディアに収められている映像のポテンシャルを最大限に引き出したいのであれば、テレビ側も対応している必要となる。なかでもHDR規格については、HDR信号に対応したテレビでなければ恩恵を得ることができない。ここ最近発売されたモデルはHDR信号にほぼ対応しているが、2年ほど前のエントリー向け製品などでは、HDR信号への対応が見送られている製品があるので、画質にこだわりがある人は、対応状況を必ずチェックしておこう。

ちなみに、Ultra HD Blu-rayで採用されているHDRとBT.2020だが、現時点で映像の規格が4Kテレビの性能を上回っており、規格のスペックをテレビが100%再現できるわけではない。規格に定められている数値にもっとも近いものとしては、UHDアライアンスが策定したロゴプログラム「Ultra HD Premium」に準拠するテレビが挙げられるが、こちらもUltra HD Premiumで定められた要件が非常に高く設定されているため、Ultra HD Premiumの認証を受けた製品は当面は一部のハイエンドテレビのみとなりそうだ。

1000nit以上の明るさを確保し、「Ultra HD Premium」の認証を国内で初めて取得したパナソニック「4KビエラDX950」シリーズ。フラッグシップモデルということで、58インチモデルでも価格.com最安価格で40万円近い価格となっている

HDRでさらに重要になったバックライト技術。画質重視なら直下型を選びたい

ご存じの通り、液晶テレビのバックライトには、パネルの裏にLEDが配置される「直下型」と、上下もしくは左右にのみ配置される「エッジ型」の2種類がある。直下型は、エッジ型よりも輝度が稼ぎやすく、シーンに応じたバックライトの制御において、エリアコントロールを細かく制御できるというメリットがあり、画質面では有利と言われている。いっぽうのエッジ型は、バックライトを液晶画面の前面に配置する必要がないため、本体を薄型化しやすいというメリットがある。高輝度の表現が可能となったHDRのことも考えると、ピーク輝度が高く、バックライトの部分制御にすぐれた直下型タイプの製品を選択したいところだ。

画質を求めるなら、バックライトは直下型が有利。写真は、東芝のREGZAシリーズで採用されている全面直下(直下型)LEDバックライト

液晶の駆動速度は2倍止まり。各社とも発光制御で残像感を低減

スポーツ番組などの動きが激しい映像を視聴する際に気になる残像感。この残像感を低減するために、フルハイビジョン液晶テレビでは、パネルの駆動速度の高速化と、バックライトスキャン(映像にあわせてバックライトを消灯して黒を挿入すること)の2つの方法があったが、4Kテレビでもそれは同じだ。ただし、パネルの駆動速度については、フルハイビジョンテレビのときのような4倍速駆動を謳う製品はまだなく、現時点では最高で倍速駆動止まりとなっている。残像感の低減に非常に効果的に働く技術なので、残像感が気になるのであれば、最低限でも倍速駆動のモデルを選びたいところだ。

バックライトスキャンについては、名称が各社で異なっているが、基本的に名称に数字が付いているものに関しては、数字が大きいほうが残像感の低減効果が高い。なお、一部モデルでは、画面サイズによって機能が異なることがあるので、購入の際は念入りにチェックしておこう。

ネット配信を中心に4Kコンテンツが充実。BS の4Kチューナーは今のところ対応モデルなし

4Kテレビの購入に際して、一番気になるのがコンテンツだろう。4Kコンテンツの提供形態としては、現時点で「放送」「VOD (Video On Demand)」「パッケージコンテンツ」の3つに分けられる。パッケージコンテンツについては、先述したUltra HD Blu-rayがあり、これについては今後充実してくるだろう。

放送については、2016年6月時点で、CSの「スカパー!4K 総合」「スカパー!4K 映画」、CATVの「ケーブル4K」のみとなっており、あまり充実しているとはいえない状況だ。ちなみに、CS放送については、「スカパー!プレミアムサービス」に対応する4Kチューナーとパラボナアンテナか「フレッツ・テレビ」の環境が、CATVについては専用のSTB(Set Top Box)が必要となる。なお、BS放送についても、2016年より試験放送が開始される予定だが、2016年6月10日時点ではまだ開始されていない。一部4Kテレビでは、「スカパー!プレミアムサービス」に対応する4Kチューナーを搭載しているモデルはあるが、スカパー!の4K放送にこだわりがなければ、4Kチューナー内蔵テレビの購入にそれほどこだわらなくてもいいだろう。

ネットワーク経由で視聴できるVODについては、NetflixやひかりTV 4K、4Kアクトビラといったサービスが開始されている。なかでもNetflixは、独自の4Kコンテンツを制作するなど、コンテンツラインアップ拡充に積極的で、コンテンツがかなり充実してきている。ひかりTV 4Kについては、ネットワーク回線の種類が限られるものの、そのほかの2つのサービスについてはネットワーク環境さえあれば利用できる。4Kテレビの多くでこのようなVODサービスをサポートしているので、4Kコンテンツを見るときは積極的に活用していきたいところだ。

4Kコンテンツの拡充に積極的なNetflix。4K対応コンテンツには、4Kマークが表示される

4Kコンテンツの拡充に積極的なNetflix。4K対応コンテンツには、4Kマークが表示される

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