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光学ドライブもUltraHD Blu-ray用の新ドライブを採用

Ultra HD Blu-ray対応! 4Kテレビの真価を引き出すAQUOSブルーレイの最新レコーダー

シャープはブルーレイレコーダー「AQUOSブルーレイ」の最新ラインアップとして、同社初となるUltra HD Blu-ray(UHD BD)の再生に対応したトリプルチューナーモデル「BD-UT3100」「BD-UT2100」「BD-UT1100」の3モデルを発表した。いずれも、3月24日より発売を開始する。3モデルの違いはHDD容量のみで、BD-UT3100は3TB、BD-UT2100は2TB、BD-UT1100は1TBのHDDを搭載。価格はいずれもオープンとなっている。

4K液晶テレビの普及が進むなか、家庭で4K映像を視聴できるソースとして、2016年から発売が開始された「Ultra HD Blu-ray」。ワーナー・ブラザース、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、20世紀フォックスといった大手から、ハリウッドの大作を中心に作品タイトルが徐々に増えてきているいっぽうで、現在国内ではプレイヤーは2社、レコーダーは1社が発売するのみ。シャープが今回Ultra HD Blu-ray対応のAQUOSブルーレイを投入することで、Ultra HD Blu-rayの普及がますます加速しそうだ。

シャープの発売する「AQUOSブルーレイ」の最新モデル「BD-UT3100」「BD-UT2100」「BD-UT1100」

シャープの発売する「AQUOSブルーレイ」の最新モデル「BD-UT3100」「BD-UT2100」「BD-UT1100」

狙いは「4テレビの真価を引き出す高画質レコーダー」

ターゲットは4K画質

ターゲットは4K画質

店頭向けの展示イメージでも「4K」をプッシュ

店頭向けの展示イメージでも「4K」をプッシュ

シャープ初となるUltra HD Blu-ray対応ブルーレイレコーダー。第一のポイントは、もちろんUltra HD Blu-rayへの対応だ。3840×2160ドットのリアル4K解像度、最大10000nitというHDR映像、BT.2020の色域という次世代ブルーレイのUltraHD Blu-rayならではの高画質を引き出すため、今回発売される新モデルでは、Ultra HD Blu-rayの再生用に新エンジン「4KマスターエンジンBD-PRO」を新たに採用し、高画質化と高速化を果たした。

現存する最高画質メディアであるUltraHD Blu-rayの再生に対応

現存する最高画質メディアであるUltraHD Blu-rayの再生に対応

新規開発の「4KマスターエンジンBD-PRO」を搭載

新規開発の「4KマスターエンジンBD-PRO」を搭載

また、Ultra HD Blu-rayの再生のために、光学ドライブも一新。パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリングによる新規ドライブの採用となった。なかでも特徴的なのが振動対策。Ultra HD Blu-rayではビットレートが最大100Mbpsに高められた事にともないディスクの最大回転数が従来の4000rpmから5000rpm引き上げられたため、防振スタビライザーを搭載し振動や軽減を低減している。

光学ドライブもUltra HD Blu-ray用の新ドライブを採用

光学ドライブもUltra HD Blu-ray用の新ドライブを採用

UltraHD Blu-rayのロゴ入りドライブ

UltraHD Blu-rayのロゴ入りドライブ

第二のポイントは既存のBDや放送の「4K/60pアップコンバート」の対応で、既存の4Kテレビに対して2Kの放送波を高画質化して出力するものだ。既存のAQUOSブルーレイを始めとした2K対応のレコーダーに搭載されている4K/30pのアップコンバートでは秒間30コマで映像にカク付きが残っていたが、4K/60pの60コマとなることで放送波もスムーズに表示できるようになった。

4K/60pアップコンバート機能。既存の録画番組も4K/60pの高画質な映像で楽しめる

4K/60pアップコンバート機能。既存の録画番組も4K/60pの高画質な映像で楽しめる

第三のポイントは業界初となるリアル4K解像度で作られた業界初の「4Kビジュアル番組表」だ。今回発売される新モデルでは、4Kテレビ用にデザインされた5/8/11/14/17ch切り替えのオリジナルの4K番組表を搭載。文字サイズ、フォントも4K解像度用にデザインが行われたことで、一画面の情報量を増している。特に17chの表示は地デジの他にBS/CS放送も一画面で収まるため、番組の一覧性も一気に高められることになる。

番組表も4K解像度にリニューアル

番組表も4K解像度にリニューアル

番組表は5/8/11/14/17ch表示の5種類から選択できる

番組表は5/8/11/14/17ch表示の5種類から選択できる

ほかにも録画番組のリスト内にある番組サムネイル画像も4K解像度に合わせて従来比4倍に拡大。4Kテレビでの使いやすさや見やすさに配慮したモデルに仕上がっている。なお、ブルーレイレコーダーとしての機能は、既存のAQUOSブルーレイの機能をすべて踏襲。連続ドラマやアニメをすべて録画できる「ドラ丸」の機能も引き続き搭載する。

録画リストは2K解像度のままだが、番組サムネイルは従来比4倍に

録画リストは2K解像度のままだが、番組サムネイルは従来比4倍に

地上デジタルとBSデジタルの新作連続ドラマを自動録画してくれる人気の「ドラ丸」の機能も搭載

地上デジタルとBSデジタルの新作連続ドラマを自動録画してくれる人気の「ドラ丸」の機能も搭載

製品説明会では、レコーダーの買い替えサイクルである6年に合わせて、6年前の液晶テレビAQUOSとAQUOSブルーレイを隣に置いて、映画「パシフィックリム」のUltra HD Blu-rayとBlu-ray版の映像比較デモが実施された。2017年版画質とも呼ぶべき「BD-UT3100」のセットは誰の目でも判るレベルで、映像の立体感とともに暗部からの階調、色彩の美しさまですべてで圧勝。6年間の映像技術の進展を実感させられた。

Ultra HD Blu-ray版「パシフィック・リム」でデモ

Ultra HD Blu-ray版「パシフィック・リム」でデモ

Ultra HD Blu-rayの映像(右)の画質は圧勝だ

Ultra HD Blu-rayの映像(右)の画質は圧勝だ

人気のAQUOSブルーレイの録画機能をそのままに、Ultra HD Blu-rayへの対応を果たし、さまざまな形で4Kテレビ対応を進めた「BD-UT3100」「BD-UT2100」「BD-UT1100」の3モデル。AQUOSブルーレイのラインアップとしては、今後はトリプルチューナーモデルは4K対応のハイエンドとしてリリースされていくとのこと。4Kテレビを既に購入した人、これから購入する人は要チェックの新モデルとなりそうだ。

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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