26cmの投影距離で120型サイズの大画面投写が可能

ソニー、超短焦点4K HDRプロジェクター「VPL-VZ1000」を4月下旬に発売決定!

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ソニーは2017年3月15日、4K HDR対応の超短焦点プロジェクター「VPL-VZ1000」を、4月下旬に発売すると発表した。超短焦点レンズを採用し、26cmの距離から120型の映像を投影できる。価格は220万円(税別)。
※発売日が2017年4月22日から2017年5月20日に変更になりました(2017年4月7日追加)。

ソニーの4K HDR対応の超短焦点プロジェクター「VPL-VZ1000」

ソニーの4K HDR対応の超短焦点プロジェクター「VPL-VZ1000」

スクリーンから26cmの近距離設置を実現

「VPL-VZ1000」は、本体上部に搭載された超短焦点レンズから、斜めにハイパワーなレーザー光源をスクリーンに向けて投射するため、スクリーン面から26cm(120型の映像を投射した場合)という近い場所に設置が可能。つまり、「投射距離が足りなくて大画面にできない」「吹き抜け天井で天吊りができない」などの理由でプロジェクター導入を断念していた人でも、好きな部屋の好きな場所で大画面による4K HDR画質映像が楽しめるのだ。

同モデルは、10%オフになるソニーストアでは198万円(税別)で発売される予定だが、やはり家電としてはかなり高額。とはいえ、4Kの大画面テレビを検討するにしても100型となると相場で700万円ほどするため、80〜120型の4K映像が投影できる製品としては、妥当な価格だろう。

120型のスクリーンサイズでは壁から26cm、100型であれば15.5cmの隙間を空ければよい

120型のスクリーンサイズでは壁から26cm、100型であれば15.5cmの隙間を空ければよい

本体上部からスクリーンに向けて投射。使用しない時にホコリを防ぐためのスライドドア(手動)を搭載する

本体上部からスクリーンに向けて投射。使用しない時にホコリを防ぐためのスライドドア(手動)を搭載する

従来機だと、このような窓際には投影が難しかったが……

従来機だと、このような窓際には投影が難しかったが……

同機と天吊りタイプのスクリーンを備え付ければ、写真のような家具のレイアウトでも映写が可能。使用していないときはスクリーンを収納すれば、部屋の景観を壊さない

ちなみに、本体サイズは925(幅)×494(奥行)×219(高さ)mmで、重量は約35kg。特に奥行が約50cmと長いため、一般的なテレビボードには入りきらない。設置には、小さめのセンターテーブルやリビングテーブルなどがちょうどよいだろう。なお、前面に排気口、背面に吸気口があるため、前面には300mm、後方には50mmの空きスペースが必要だ。

ソニー独自の最高映像技術をフル装備

本機に採用されている液晶パネルは、ネイティブ4K解像度(4096×2160ドット)に対応する0.74型「4K SXRD」。RGB各色の光源を持つ3原色液晶投写方式に加え、ハイパワーなレーザー光源の搭載により、2500lmの高輝度を実現している。ただし、本機は近距離での投射が行えるため、同社のプロジェクターの最上位モデル「VPL-VW5000」と同じ5000lmに匹敵する明るさが体験できるという。また、「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」を搭載し、フルHD解像度の映像信号をより高精細な4K映像信号に変換が可能。3Dコンテンツも2Dコンテンツと同様に、4K解像度で臨場感豊かに楽しめる。

さらには、Ultra HD Blu-rayで使われている「HDR10」と、NHKとBBCが共同で開発したHDRテレビ方式「ハイブリッド・ログ・ガンマ」両方のHDR規格に初めから対応。全体の明暗の差が大きい映像でも細部まできれいな表現が可能で、立体感、奥行き感、精細感が増したリアルなHDR映像が楽しめる。

部屋が明るい状態でも、高輝度のため映像の色彩は鮮やか

部屋が明るい状態でも、高輝度のため映像の色彩は鮮やか

参考として、部屋の電灯の光から影響を受けにくい業務用スクリーンに、映像の一部が映し出された。寿司ネタの光沢感や粒々感がリアルだ

インテリアにマッチしやすいスタイリッシュなブラックボディ

家の中のさまざまな部屋に置けるということを考慮して、ボディカラーはブラック。フロントのスリットデザインや上部に施された光の反射を抑えるマット仕上げがシックで、インテリアにマッチしそうだ。端子類は、本体側面のカバーを外すと現れる。この部分は内部に向かって一段奥まっているうえ、端子に繋いだケーブルは背面から出せるようになっているため、カバーを閉じると基本的にケーブルは外から見えず、すっきりと収まる。

写真のようなベッドルームに設置しても、うるさくならないデザインだ

写真のようなベッドルームに設置しても、うるさくならないデザインだ

側面のインターフェイス部分(カバーを外した状態)。側面に2系統、背面に2系統あるHDMI入力端子はどれも、4K放送に必要なHDCP2.2に対応する

背面には主に吸気口が備わる。排気/吸気音含め、駆動音は約24dB。映画鑑賞の妨げにまったくならない静かさだ

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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2017.8.9 更新
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