レビュー
マイクロフォーサーズのタフで高性能なプロ仕様モデル

オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」と600mmで総火演を撮った!

高速連写18コマ/秒でAF追従を実現

ミラーレスの弱点として動体撮影に弱いことが挙げられてきたが、本機は像面位相差AFとコントラストAFを使ったハイブリッド方式を採用。最高18コマ/秒のAF/AE追従連写、最高60コマ/秒のAF/AE固定連写に対応している。高速連写と言えばLUMIXの4K PHOTO、6K PHOTOが有名だが、「OM-D E-M1 Mark II」にも4K動画を撮影後に静止画に切り出す機能がある。使い勝手はLUMIXに負けているがカメラ内で動画を確認、選択して3840×2160サイズの静止画を保存できる。今回は動画性能については触れないが、この機能を使って総火演で最大のシャッターチャンス、戦車の砲撃で炎が上がるシーンを逃がさず撮れた。

このほか、最新のファームウエアアップデートにより、スモールAFターゲットが使えるようになり、さらに厳密なAFが可能になったのも見逃せない。EVFは高速撮影に対応するためフレームレート120fpsを採用、従来の「E-M1」では60fpsだったのでなめらかさ抜群である。ミラーレスのメリットはEVFを見ながらリアルタイムで理想の画像を追求できることで、「OM-D E-M1 Mark II」はインターフェイスも含めてかなり快適にEVFをのぞいたまま撮影できる。

4K/30Pで動画撮影した場合に静止画切り出し機能が使える。長時間撮影では連写より実用的だ

4K/30Pで動画撮影した場合に静止画切り出し機能が使える。長時間撮影では連写より実用的だ

16式機動戦闘車、通称MCVの105mm砲で炎が上がった瞬間を動画から切り出した

16式機動戦闘車、通称MCVの105mm砲で炎が上がった瞬間を動画から切り出した
撮影写真(2127×1200、380KB)

炎が消えてから砲身から白煙が上がっている。砲撃のタイミングが分からないと連写で撮るのは難しい

炎が消えてから砲身から白煙が上がっている。砲撃のタイミングが分からないと連写で撮るのは難しい
撮影写真(2127×1200、325KB)

最強の超広角ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」

開放絞り値F2.8固定で14〜24mmの超広角ズーム。PROレンズなので防塵防滴、耐低温で金属パーツを多用している。ニコンの大三元レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」が重さ970gに対して、こちらは534gしかない。最短撮影距離はレンズ先端から約7.5cmとフードに当たるまでピントが合う。よく開放からシャープといううたい文句があるが、このレンズは本当に開放から使えるので、無意味に絞り込む必要はない。さらに周辺画質も安定している。「E-M1Mark II」のローパスフィルターレスのLive MOSセンサーの高性能を生かすに最適なPROレンズと言える。

最新鋭の10型戦車は人気がありなかなか近寄れなかった。長い砲身を収めるため広角端で撮影
OLYMPUS OM-D E-M1MK2、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO、7mm、F5.6、1/640秒、ISO200、+0.7EV、ホワイトバランス:オート
撮影写真(3216×2144、2.8MB)

UH-60JA ブラックホーク、通称ロクマル。黄色いロープ内に人が入れないのでゆったり撮れた
OLYMPUS OM-D E-M1MK2、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO、7mm相当、F5.6、1/640秒、ISO200、+0.3EV、ホワイトバランス:オート
撮影写真(3216×2144、2.92MB)

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