デジカメ初心者ライターである私、大木亜希子がカメラについて勉強していく本連載!
前編では、六本木ミッドタウン「スターライトガーデン 2019」の芝生イルミネーションを使い、初心者が簡単にキレイなイルミネーションを撮れる方法をお届けしました。
撮った写真が幻想的になる「アートフィルター機能」や、「手持ち夜景機能」などを使うことで、初心者でも簡単に撮影できることを学びました。
後編も、同じくミッドタウンの美しい夜景を使ってライトアップ撮影のテクニックを探っていきます♪
今回の相棒カメラも、前回に引き続きオリンパス「PEN E-PL10」。
そして、今回もカメラマニア歴数十年のライターの先輩・ゴン川野さんが同行してくれています♪それでは、さっそく参りましょう!
一行は、芝生から少し離れた場所へ。すると、モミの木がライトアップによって黄金色に染まり、なんともクラシカルな雰囲気が広がっています。
しかし普通のレンズで撮影すると、暗くてちょっと淋しげな印象に。
そこで、川野さんからのアドバイスでオリンパスの交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」で撮影してみると…
おぉ…! 前面がぼんやりと良い感じにボケて、光源である木々に巻きつけられたLEDライトも幻想的になっています。
川野さんいわく、このような現象を“玉ボケ”って言うんだとか。レンズを思い切って交換しちゃうというのも、アリな選択肢なんですね。
同じ場所で、今度はホワイトバランスもアレンジしてみることに。
オートモードの状態でも、これだけ綺麗に撮影することができますが…
ほかにも、蛍光灯モードにするとちょっと情熱的な雰囲気が出てきます。
今度は電球モードにしてみると、光が全体的にやわらかい印象になりました。
そのほか、カメラ本体に付いているモードダイヤルで、晴天や曇天、日陰モードなどを簡単に切り替えることが可能。
液晶モニターを見ながら、ホワイトバランスを変えることで、自分好みの絵作りができそうです。
そのまま「シャンパン・イルミネーション」と呼ばれる、約2万個のLEDが
立ち並ぶ9本の木にシャンパングラスのように巻きつけられたゾーンへ。
カメラ本体に設けられたコントロールダイヤルで調整して、露出補正がゼロの状態にもっていくと、このような写真が撮影できました。
キ、キレイ…。
これを試しにマイナス5.0まで数値を下げてみると、かなり暗くなってしまい…
逆に、プラス5.0まで数値を上げてみると、同じアングルから撮影した写真とは思えないほど光が強くなってしまいました。
同じシチュエーションとは思えないくらい、3枚とも印象がガラリと変わって面白いです。
撮影時には、ホワイトバランスの調整も忘れないようにしてくださいね。
最後に、ワタシ的なオススメポイントをご紹介します!
こちらのカメラで特筆すべきは、自撮り撮影がしやすい「下開きモニター」が付いていることでしょう。
とくに事前設定も不要で、液晶モニターを下開きにすると自動的にタッチシャッターボタンが出てきてくれるので操作が楽々。このまま自撮りしてみると…
ご覧の通り、背景のイルミネーションの美しさが生きつつも、前面の人物(私)の顔もはっきりと表情までよくとらえられた写真が撮れました♪
イルミネーションを初心者が撮影するのって、もっと難しいと思っていました。
でも、このカメラを使用すれば、サクッとキレイな景色を撮影できそう!
「夜景とかイルミネーションの撮影って苦手だな」と先入観を持っている、私のようなカメラ初心者の皆さん。怖がらず、ぜひ一歩を踏み出してみましょう。
それでは、またお会いしましょう!
ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー数々のドラマに出演後、2010年SDN48として活動開始。2015年、しらべぇ編集部に入社しPR記事を担当する。2018年、独立。Twitterはコチラ。